ch01.政治: 2009年8月アーカイブ

ch01.政治 : 政権交代

   歴史的瞬間だった。衆院選の圧倒的勝利。以前、小泉さんが言っていた「まさか」という坂がやはりあった。政権交代。民主党の鳩山代表は31日に新政権の閣僚・党役員人事の本格的な検討を始めている。どんな世界もそうだが・・・・・人事とは本当に難しい。サプライズとかそんなものはいらないから、「今後の日本」を見据えてほしいだけだ。


たたかいすんで夜が明けて・・・・・ということだろう。
 
  第45回の衆院選が今日、8月30日に全国で投票が始まる。深夜には大勢が判明するらしい。期日前投票は前回2005年の同時期の1.6倍。過去3回の国政選挙で最も多かった2007年参院選の約1080万人を超えて、過去最多ということだ。眠れぬ夜となりそうである。また、たたかいすんで夜が明けるのだろう。
  しかし、人相学的にはいろいろ説はあるらしいが、麻生さんと福島さんの眉間の縦皺が気になった。以前より目立つ?気がした。まあ、どうでもいいことかも知れぬが。


ch01.政治 : 歴史的瞬間

  麻生総理も民主党の鳩山代表も25日、26日と30日開票の衆院選と最高裁裁判官国民審査の不在者投票を行ったそうである。感触がいつもよりいいのだろう、鳩山さんは「民意によって政治を動かす瞬間を味わっていただきたいという思いで投票した」と言った。まあ、いずれにしても泣いても笑っても怒っても悲しんでも結果は結果。30日にでてしまう。


  まあ、政治家はとんでもなくお忙しいのだろうと思うが、たまには頭をまっさらにして記録映画でも見てほしいかなと思う。小池征人監督作品の「いのちの作法」は小さな一地域の話ではあるが、忘れ去れそうな人と地域とのかかわりに気付くものだ。地域問題は国に通じる事だ。迷ったら原点にかえって考えることだ。政治に本来、何が大切なのか、このまさに"歴史的瞬間"にこそ、考えてほしいと思う。
「いのちの作法」

ch01.政治 : いよいよジャッジか


  朝目覚めて、"いつもと同じ朝"であるから幸せでいられるのだろう。カフカの変身でも起こったら?・・・・・誰ひとりとしてそんなことは考えないだろう。なんだかんだ言って幸せな日本。しかし、"いつもの朝"がなくなる危険だってある。


  ひとつのニュースを読んで、しばし考えていた。国民1人当たりの牛肉消費が世界最大であるといわれているアルゼンチンに数年内に初めて牛肉の輸入国に転じる可能性が出てきているという。原因は政府による輸出制限だけではない。原因その2・・・・というより一番であると思うが、草原地帯の干魃被害なのだ。降雨不足で牧草地が干上がり、飼料価格も高騰し、多くの家畜が餌を与えられないまま死に追いやられているという現実。繁殖用の家畜も例年以上に処分され、かなり危機的状況なのだ。「エル・ニーニョ型の天候による降雨に期待」という人もいるだろうが、その効果は東部海岸沿いの一部地域に限られているらしい。

   しかし、怖さに気付かぬ怖さ。考えれば考えるほど危機は予想される。この記事は恐怖のワンオブゼムである。
  「既に私たちは温暖化地獄の1丁目にいる。このままでは2050年までに5丁目に達する」と東大教授の山本良一さんは言う。要は気候変化による悪影響は戦争の原因にもなりうるのだ。つまり"気候戦争"。最初の気候戦争はあの「ダルフールの紛争」であると言われる。紛争が乾季に発生したことは偶然ではないということだ。
  要は「自然にやさしい伝統文化と優れた環境技術を有する日本が低炭素社会を築けなくて世界のどの国ができるのか」と山本教授は言う。
  しかし、島国日本に住む日本人は海に囲まれ、何となく危機意識の薄いいわばノーテンキな人々である感もする。今、一国の代表者がまともな知識もなく何となく?「国民のため」と言う言葉だけに酔って、国そのものをどうするのかを全く考えていない結果が数多くありすぎる。 まあ、いよいよ今月末にはある結論がでるだろう。目の前の危機意識に翻弄されることなく、結論を出さないとならない。今後、我々の子ども、孫、ひ孫そして人類の未来にまで及ぶのだから。

ch01.政治 : 終戦記念日


   麻生首相は終戦の日にあたる15日に靖国神社を参拝しない意向を示した。「靖国は静かに祈る場所。政治やマスコミの騒ぎから遠くに置かれてしかるべきものだ」と語っているが、首相就任以前には、参拝したこともある。まあ、いい。
  何れにしても今日、8月15日は64回目の終戦記念日である。64年前のこの日の正午、昭和天皇は日本の降伏を発表するラジオの玉音放送を行った。未だ多くの問題も孕む。消えることのない反日感情。しかし、降伏を決断し、第2次世界大戦が終結したのだ。今年も暑い夏だ。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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