ch01.政治: 2006年5月アーカイブ
ch01.政治 : また一人政治家が逝った |
||||
「政界の策士」として知られた松野頼三氏が心不全のために10日に急死された。
先週の日曜日に友人たちとたまたま、松野頼三のことで話はもちきりになっていた。
今朝「最後の賢人が去ったね」とメールが入った。享年89歳。
「同期が去った。哀しい」と中曽根さんの落胆した姿がテレビに映し出されていた。
参院議長を務めた松野鶴平氏の三男として生まれ、吉田茂元首相の秘書官を経て1947年に衆院選に初当選。歴史を感じる。
印象的なのは、1979年のダグラス・グラマン事件。日商岩井から約5億円の政治献金を受領したとされた事件は時効となったものの、道義的責任を取って議員辞職した。
89歳とう高齢にもかかわらず、最後の最後まで、政治家としての発言の出来る「政治家」であったと思う。ポスト小泉で世の中(マスコミ界)がばたばたとしていても「決めるのは国民の声と改革」と毅然と言い切った。また、ひとり政治家が逝った。
ch01.政治 : ワインに次いで水紛争へ 国の信頼感とは? |
||||
今、ロシアでワイン価格の上昇とまらず。4月上旬、グルジア、モルドバへの経済制裁。来月末までに30%の上昇が見込まれているらしい。ロシア市民にとって、健康ブームでニーズが高まってきているという中、これじゃあ高嶺の花。手が届かない。
モスクワなどでは健康志向からワインなどの人気が高まっており、市民らの被害はまた、、そして、ワインに次いで水紛争へ。ソ連時代から長寿の国グルジアの健康の秘訣の一つとして有名なミネラルウオーター「ボルジョミ」がなんと有害物質を含有、飲用には適さないとの烙印をおされ、輸入全面禁止措置がとられた。ダブル経済制裁。ロシアではこの「ボルジョミ」は6割強のマーケットを築いている。ロシアの衛生基準をクリアしているにも拘わらずの措置は、経済制裁以外考えられないことだ。