ch01.政治: 2010年1月アーカイブ

   ちょっと前から不謹慎?なことを考えていた。民主党の小沢一郎幹事長の所有する都心のマンションを見学するツアーでも企画したら、「行きたい!」という参加者が結構、多いのではないかって・・・。実に不謹慎!

  しかし、自民党の政治資金規正法違反事件を追及する「小沢幹事長・不正資産追及チーム」が21日にバス2台を連ねて視察したらしい。4億円で購入したという世田谷の土地、小沢さんのご自宅、そして千代田区と港区を中心とした都心のマンションなど計11カ所の不動産を視察である。報道関係者も50人以上集まったそうである。
  しかし政治資金で不動産を購入することはないという小沢氏ではあるが、不動産業者と思われるほどの「量」ではないか?たまたま友人の経営する会社の事務所がその都心のマンションのひとつにあるが、日々、近隣のなんの関係もない方々には実に迷惑な話であると思う。21日も自民党のチームと報道の連中が揉みあったなどと聞くと、「ちょっと!ちょっと!」と言いたくもなる。そんなバタバタの中、小沢氏は23日に東京都内で行われる参考人聴取のために、弁護士といろいろ詰めているようであるが、さて成り行きはどうなるかだ。

ch01.政治 : 笑い事ではない


  いちいちカリカリ尖がって、言った言葉にグチグチと文句?言うのもなんだが、本当にこの方の思考回路はどーなつちゃっているのかと思っているうちに、不快感が極まり、変に笑い出してしまった。
  オバマ大統領に「私を信じて下さい」、そして小沢氏に信じています。どうぞ戦って下さい」だと。戦うって?あの小沢氏が訪ねた15分間で何を小沢氏は伝えたのだろうか。邪推だがいろんな言葉は頭には浮かんでる。そうそう、献金問題発覚の時も「みんな秘書のやったこと。私は知らない」「何故、母が一言も話しをしなかったのか」とみんな人のせい。
  たまたまノンフィクション作家の佐野眞一さんの『鳩山一族 その金脈と血脈』(文春新書)を読んでしまった。『文藝春秋』の原稿に加筆されたものらしい。一気に読み終えた後、佐野眞一さんの凄い取材力に改めて感動し、そして最後に"なーるほど"と思うと妙な疲労感が溢れた。

  昨日のことだが、地下鉄に乗り込んできた男性が「内閣なんてぶっつぶしてやる!」とずーっと車内で連呼していた。そのあとの言葉を聞く限り、どうも仕事がうまくいっていないようであったが・・・。男性のあまりの形相に少し怖くもなり、その人とは距離を置いたが、その気持ちも分らぬことでもないと思い聞いていた。
  富豪それも大がつくほどになると「(派遣村について)憲法で保障された最低限の"お暮らし"・・・」云々という言葉さえ嫌味に聞こえてくる。この方にとって「労働」とか「雇用問題」などピンとこないのだろうと思う。
  政権発足からまだ4ヵ月である。天皇の政治利用、日米同盟の弱体化など諸々。笑い事でなく宇宙人宰相の誕生で、日本は危ないんじゃないか。

ch01.政治 : 内弁慶


   政治だけの世界ではなく、人はその"渦中"にいるとやはり周りの事が見えなくなってくるものだと思う。要はそのいわば狭い世界がすべてであると勘違いしてしまうのではないかと。特に日頃から感じるのは"為政者"。権力を持つと、本当に不遜なんてものじゃない。横暴にもなるものだ。


  民主党幹事長の小沢氏が漸く東京地検特捜部から要請されていた任意の事情聴取に応じる方針を固めたという。本当に漸くである。「忙しい」という理由があったのだが。それに東京地検特捜部がカチンときた・・・なんて報道もあり思わず「えっ?」と俄かには信じられなかったが。衆院議員の石川知裕氏、既に容疑者となっているけれど、逮捕前というのか、いろいろ周囲にしゃべりすぎだ。本当に辛かった?のだろう。「忘れた」という一言もまずい。虚偽記載が故意であったことなどその場で言い逃れても、何れ判明することだ。半落ちだとかいう。小沢氏が捜査に協力的でないという批判を受けて動き出した・・・とはいうものの、何故今なのか?。いよいよ時間の問題なのだろうか。支持率の低下が言われるが、こんな事?でやはり?政党に歪が出てきた。時の"為政者"の目だけを気にして、保身して、いわば虎視眈々。息を潜めている。鋭い目で己の野望だけでなく、政治を考えて欲しい。そうでなければ内弁慶というものでしょ。やるべきことは山積しているだろうに、それを政治家がしなくなったら日本の国はそして、国民生活はどうなるのか?

   政治と金。やはり切れない関係があるのかと。
  民主党・小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題を巡って小沢氏の秘書だった石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反で東京地検特捜部に逮捕された。「政治と金」をまつに直撃した事件だ。通常国会はもとより、夏の参院選にも多大なる影響が出るのは間違いないだろう。この時こそ!鳩山さんのジャジが必要たというのに。「法に触れるようなことをしたつもりはない」と明言する小沢氏は幹事長を辞任しない考えを漏らし、鳩山さんも幹事長の続投させる意向を示しているとは、何とも。は記者団に「推移を見守るしかない」と述べる平野官房長官も何も考えていないな。
  

  高校時代に小沢氏に心酔したという石川知裕衆院議員。逮捕前に父親に電話で「政治生命も終わりだ」と漏らし、父親は一言「死ぬなよ」と言ったという。そんな情報を耳にした。純粋に政治をしようと思い、小沢氏の私邸で生活をするうちに何を学んでしまったのだろうか。

  
  高校時代にかじったがその時は分からなかった事。人生を生きていくと、「ああ」とほんの少しばかり分り始めることもある。 カミュ「シーシュポスの神話」を思い出した。ひとが何故に生きて、その中で何が大切かという事。単なるきれいごとをいう心算は毛頭ないのだが。

ch01.政治 : 4億円

  年末ジャンボの宝くじ。今年も300円が当りました・・・。しかし、山口県の宇部で一等2億円が2本でたそうな。前後賞5000万円がなんと4本だって・・・。宇部には昔、結婚式に招待されて行ったことがあるが、人口18万人くらいのところです。一等が2本だなんて、やはり奇跡ってあるんだなぁ・・・

  新年早々、お金の話しというのもなんですが・・・。

  民主党幹事長の小沢一郎さんの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題。連日、報道されているが、2004年10月の世田谷の土地購入になんと4億円の現金が小沢さんから手渡されたそうで。それも紙袋で。ある友人が言うには、例えばデパートの袋に新券を詰め込むと1億円になるらしい。4億といえば4袋か。1人で2袋運べるか・・・しかし、かなり重いだろう・・・なんてどうでもいいことを想像だけしてみる。億の単位のお金など、財務省の工場見学をした時に見たくらいで、日常の生活にはカケラすらない。
  しかし、土地購入の資金がないと相談して、紙袋で億単位のお金を受け取るなど、本当にテレビドラマのような事が政治の世界にはあるようですね。特捜部が任意に小沢さんに事情聴取に応じるよう要請しているが、一体どうしたら億という単位の資金が生み出せるのか、ただただ不思議ですが・・・

ch01.政治 : 扁桃核ピリピリ

   新しい"春"を迎え、生活も変化する人も多い。それは「新たな一歩」であるのだが・・・。
   
  友人からメールがきた。「もしかしたら、かみさんの両親と同居するかも知れない」と。しかし、文面だけでは分らないものがあるものだ。普通に考えれば、老親の心配は同居で解決する場合が多いのだが、どうも、言いたいことが言えてないような・・・そんな内容だったので、ズバリ聞いたところ要はかみさんの親は好きにはなれないものだというホンネが現れた。メールだけでなく人の会話に潜むホンネというものなのだろう。「もう割り切るしかないよ」と簡単なアドバイスをしたものの、やはり、平成時代とは実に平和な世の中なのだとつくづく思う。

  
  人の脳の機関に大脳辺縁系に属している扁桃核という部位があってここは人間の負の感情、つまり恐怖、不安、不快に関わっているという内容の本を読んだことがある。こうした原始的ではあるが情動が人間の社会を実に象徴してしまうところがあるのだ。つまり「あの人嫌い!」というような感情も関わっているのだろう。だから、時々女性などのクループで見られる、何とも不可解な状態にはこの扁桃核がピリピリ反応しているのだと思うようにしている。


  しかし、この扁桃核ピリピリ!はまさかではあるが、政治の世界にもあるのだろうか?
健康上の理由で辞表を提出した藤井財務相の辞任を鳩山総理が認め、そして後任には菅副総理となった。国家戦略相を仙谷行政刷新相が兼務する。「実績のある菅氏を横滑りさせて早期の決着を」とはいうものの鳩山政権発足からまだ100日あまり。やはり藤井さんの辞意には単なる健康上の事由だけなのか・・・と。「政治のいろはも知らぬ奴に言われたくない」といわれそうだが、やはり予算案の編成作業の中で小澤さんとのいろいろな問題もあったのではないかとも感じてしまう。「全くそういう話ではない。すべて体調の問題だ。100%信じている」と鳩山さんが言えば言うほどに何か別のものが見えてきてしまうのだが。
  まあ、下衆の勘繰りはさておいて。兎に角、18日召集の通常国会での2010年度予算案の審議などを控えているし、忙殺される中、仲がいいとか悪いとか、虫がすくとかすかないとかいろんな確執はおいて、即戦力を発揮して頂きたい。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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