ch01.政治: 2009年7月アーカイブ


  しかし、着実にくる総選挙に向かって、想像を絶する日々の連続なんだろうなあと勝手に思っている。政治の世界とは無縁でいるからこそ、こんな適当なことが言えるのだが・・・・。
  元行政改革担当相の渡辺喜美さんが、「もう終わりだ。タイタニック号に乗っている自民党の国会議員のために救命ボートを回しているが、なかなか降りてこない。」と述べたらしく、面白いたとえだなと笑ってしまった。「覚悟を持って自民党を出てくる方々はウエルカムだ」と強調しているというが、巨大組織やグループなどに生きていると、自然にわけ分からぬ、しがらみというものにどうしようもなくなるものだ。いよいよ今月中か来月上旬には新党旗揚げのようだが、豪華客船タイタニックからはなかなか人はおりられないだろうなあ・・・・。

ch01.政治 : 何もない・・・幸せ感

   
  今月のプログの検索ワードのトップをちょっと見て驚いた。「死生観」だった。別段、哲学者でもないので、日々いろいろ考えているわけではないが、やはり若い時代と違い、少しでもいろいろ体験してくると自分の人生について考えることが多くなった。ちょっと前までは、残されたもののためになどと思っていたが、美田というほどでもないが、あまり残すこともないと思うようになった。西郷隆盛も「児孫に美田を残さずとも語ったといわれているが、財産を前にして、思想も、節操も何もかも吹き飛んでしまっては生きていた意味もなかろう。とどまる事を知らない争いなど。残すべき、財産や何もないことが、幸福なのかも知れない。

  先ごろ、漸く決着した京都の老舗のかばんメーカー「一澤帆布」の相続問題。偽造、書き換えと、まるだ推理小説並みの泥沼な展開を見せていた。長男と三男が何故にここまで醜く争わないといけないのかって。2枚の遺言書は骨肉の争いとなったのだ。遺言書をめぐるトラブルは土地や現金でも多い。仲良し兄弟であっても骨肉の争いが引き起こされるのだ。決着したといっても兄弟間のしこりは一生消えることはないだろう。


  泥沼化といえば政治の世界も然り。都議選で完全な敗北をした自民党。中川秀直元幹事長ら反麻生勢力が求めていた両院議員総会を見送る方針を固めた。21日に麻生首相を含む全議員出席の緊急集会が開かれ、これにより、21日の衆院解散そして8月30日の衆院選投開票がほぼ確定。しかし、この60余年の膿みといったら失礼か・・・・しかし、やはり日本が大きくうねりながら変わり、政治の新しいスタートなのだと思う。



  昨夜は梅雨の晴れ間というか、七夕は雨降りの思い出が多い。こんなに美しい夜は久しぶりではないか?と思えた。各地で、多くの星を観測することが出来たようだ。
  夜は友人の吉岡しげ美ちゃんの「七夕コンサート」が浜離宮ホールで行われた。コンサートの企画の中で、しげ美ちゃんが「素適な彦星いないかなあ~」と言うので、京劇俳優の張紹成さんをご紹介した。しげ実ちゃんの真面目で明るいキャラクターそして実力。そして張さんのやはり実力と何とも言えぬ華やかさ。充実したコンサートとだった。
  コンサートが終わり、携帯をオンすると友人たちから「織姫と彦星は出会えたのでしょうか」なんてメールが沢山入っていた。みんなが仰ぎ見る夜空にはそれぞれの思いがキラキラと輝いていたに違いない。

  みんなが幸せになること。そして全人々の幸せ!。その一歩がやはり「政治」と「経済」なんじゃないかな・・・と思っている。特に「経済」は社会の血流でもあるから。
  まさに七夕に、楽天が政治情報配信サイト「LOVE JAPAN」を開設したと発表した。クレジットカード決済を利用した政治献金サービスの提供だ。ネットを通じた個人献金サービスだから、まさに「故人」の献金はない?ということだろう。まさに国内初のサービスだ。政治家へのメッセージを入力してクレジットカードで決済することで、サイトを通じて政治家の資金管理団体に献金する仕組み。よく考えたとつくづく感心する。政治への関心が低いとされる若年層に訴えとしてネットを重視する動き。まさにポイントを絞ったものだが、やはりターゲットとしている若者の政治無関心ぶりがちょっと気にはなる。だが、何事も前向きにトライ!トライ!して行くこと「時流」というものだろう。一歩を踏み出さないと何事も進まない。


  「知恵を絞れ」「知恵を出せ」と毎日毎日言われ続けてきた20代のころを思い出す。何も構築されていない"世界"で生きていくにはやはり知恵を搾り出すことが一番なのだ。それしかない。レールは新たにしいていくものだ。完璧などないからだ。そのためにも兎に角、あーだこーだ言わずに何事にも関心を持ってかかわって生きて行く事。「出来ないし、無駄だよ」と思っても「そんな考え方もあるな」と余裕を持つことが大切だ。何しろ、不幸が楽しい人はいないだろう。疑問だらけの現代だけれど、みんなが幸せになるための事を考えて生きようよ。

 


  毎日毎日、梅雨空のはっきりしない空模様だが、昨夜の満月はまるで、空に向かって吼えたくなるような美しさであった! どんな気持ちで吼えるか吼えないかはそれぞれ違うだろうが・・・・・

  しかし、静岡県知事選挙の開票。その結果は民主・社民・国民新党の推薦する川勝平太氏が見事当選した。これをどう見るか?だ。今は選挙戦真っ只中。投票日当日は仕事の関係で会場へ行けないため、昨日、期日前投票をしてきた。さて、都議会議員選挙の結果は?迂闊な事は言えないが、麻生政権の行方が注目される。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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