ch01.政治: 2007年11月アーカイブ
ch01.政治 : 夜が明けて |
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このところ、びっくりは続く。民主党代表を辞任する意向を表明していた小沢一郎の続投が明らかになった。菅直人代表代行や鳩山幹事長らが小沢一郎に対して、辞意撤回を必死に求め、その結果「本当に恥をさらすようだが、皆さんの意向を受け、もう一度頑張りたい」なんて結末となった。
東京都知事の石原慎太郎はこんな小沢一郎をドイツの作家ギュンター・グラスが1959年に発表した長篇小説「ブリキの太鼓」の主人公のオスカルに譬えた。成長が止まった主人公は3歳の誕生日に貰ったブリキの太鼓を叩き続け、嫌なことがあると奇声をあげてものを破壊していく。周囲の人を辟易させるだけのことだと。まあ作家らしいコメントだが、本当に政治の混乱が国民の生活をもじわりじわりと蝕んでいくのが分かる。
派閥はないものの、いくつものグループの寄り合いののような、何かバラバラな党をまとめていくのは大変なとであるものの、意味合いはちょっと違うのだろうが、組織での人事異動などでは兎角思い込みや冷静に判断しているようでも偏見にも似た尺度で判断することがあるようだ。鳩山さんを見ていて感じるのは自民党での栄光の日々を胸に秘めて、何か小沢さんへの依頼心だけのような気もしてならないのだ。
ch01.政治 : ちょっと!小澤さん |
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「友人の友人がアルカイダ」そして「日本にテロリストがいるのを知っている」なんて!。日本の法務大臣が言い出すことかい!?次は何を言い出すこの人?どうかしているよ!!。
大昔の事だが、音羽の鳩山薫子先生のところへ行った時、「邦夫、邦夫、こちらへ」という前に現れた青年はとても素適だった。小学生の私は本当に素適なお兄さんがこの世にいるものだぁ~と思った。しかし、まあ、そんなことはもういい。日本の将来が本当に不安に思っていた矢先、これだ!!。
昨晩、ニュースを聞いた国民もびっくりだが、選挙区で集会や遊説に走り回っていた民主党議員たちにとっても突然の「代表辞任」の報は、まさに寝耳に水状態。
「政治的混乱が生じたけじめをつけたい」と苦虫噛み潰した顔で淡々と語る小沢代表。いつも通りに顔色一つ変えない会見様子を私はただ唖然として見ていた。会見時間は25分。質問をしようとした記者を残し持論を展開して完全に打ち切ったのだ。これも昔と変わらぬ姿勢。個人の意固地としか思えぬ。政治家に個人があるか?「民主党代表として選任した役員から不信任を受けたに等しい」といいまたも一平卒になって何を語るんだ?