ch01.政治: 2010年6月アーカイブ

ch01.政治 : あらあら・・・消費税

   多くの会社は3月決算ということが多いのだが、わが吉田事務所は5月に会社を設立したものだから、6月末ごろに漸く、なんとかかんとかかたちが出来てほっとするのだが・・・。
  昨日は朝一から公認会計士の先生と数字を見ながら、今後の経営方針についていろいろ話す。話すというよりしゃべり続けるという感じではあるが・・・毎年、先生との話し合いのちょっとした緊張感はいつも学生時代の個人面接を思い出す・・・。


  ところで、菅首相が昨日、国会閉幕を受けての記者会見で消費税を含む税制抜本改革の進め方について「参院選が終わった中で本格的な議論をスタートさせたい」と述べた。税率引き上げの時期については早くても2年、3年・・・あるいはもう少しかかるのではないかと見通しだ。
  現在の日本の財政、それに年金だ福祉だといろいろな問題を客観的に考えていけば消費税はあげなければもたないのはよく分る。「え~っ!やだぁ」んなんていう場合ではない。あくまでも冷静に客観的に鑑みてだ。しかしそんな中で、「参院選が終わったらすぐに引き上げるのかも知れない」・・・そんなイメージが国民に伝わっているかどうかなどいちいちぐちゃぐちゃ言わず、政治とは客観的にすすめるべき世界だと思っている。「それは誤解だ」「きっと間違いなのだ」「そんなつもりじゃない」なんて言葉は要らない筈だ。
  

  ・・・・とはいうものの、またここからは独り言だが、消費税の5%と10%の違いは小さな会社を経営する身にとってはやはり大きい。まあ、とやかく文句を言っている時間はない。ありったけの知恵をつかっていい仕事をして、人々の役にたって、そして会社としては売り上げアップする!これしかないのだ。

 



  昨日は、自分自身も仕事でテッペンまわっても、いろいろ迷惑な?確認の電話などしていたのだが・・・・日付が既に11日となって、「まあ、政治家も体力勝負のお仕事!」だと思った。あっちにもこっちにも予測不可能ともいえる世界で体力勝負で揺れ動かなくてはならない世界。
  国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相が11日の未明に辞任する意向を固めた。菅直人首相が郵政改革法案の今国会成立を断念、廃案にする意向を示したことが理由だ。未明記者会見では「約束を破られた」と亀井氏は苦渋?の表情であったが、なかなかの役者であるなあ。好きとか嫌いでなく、政治家とは一癖二癖、いや∞!無限大ともいえる癖がでなければなあと思えるね。
  あれこれあって、国会日程は会期を1日延長して17日まで、衆参両院の予算委員会を開催で与野党が合意。参院選は24日公示、7月11日投開票で実施が確実となった。
   
   しかし「日本国」の現況。民間企業であったらとうに倒産、一般家庭だったら家族離散・・・そんな状況である。支持率は決して人気投票でないの。マスコミも「他人事」のように揶揄しないほうがいい。日本国は、本当に今そこにある危機・・・なのだからね。何事にも真剣に考えていこう。

ch01.政治 : 菅さんで新スタート


  今日は昼ごろ、打ち合わせ先で「まだかなまだかな」と連続。両院議員総会で、菅直人副総理・財務相が民主党の新代表に選出された。菅氏は第94代、61人目の首相に選出されたわけだ。新内閣の官房長官には仙谷由人国家戦略担当相、幹事長には枝野幸男行政刷新担当相を起用する方針を固まった。
  打ち合わせ先の社長が呟いた。「イラ菅・・・鳩山さんより長くがんばってほしいものだけどなあ・・・・」

ch01.政治 : 思惑


  急に暑くなってきた。こう暑くなると、ついカレーが一番!という気分になる。
  昔、足繁く通ったことのあるネパール料理の店があった。店内には王家の写真が飾られていてママさんはいつも誇らしげに説明してくれた。ママさんは日本人であったが、ネパールの方と結婚をして新婚時代は現地で生活していたという。初めて「鯉カレー」というものを食べたのもその店だった。仕事が忙しくなって、店に行かなくなり、ぼやぼやしているうちに閉店してしまった・・・。
 

  その、ネパールでは、「ヴィクラム暦」という、太陽暦と太陰暦を組み合わせた独自のカレンダーが使われている。勿論、世界標準である太陽暦も使われているが、国の公式な暦はこのヴィクラム暦を使う。
  ある事件を思い出す。国王の一族は毎月一回、ヴィクラム暦の第3金曜日に、家族が集まって食事をともにする会合を開く。
  そして2001年6月1日が、第2の月の第3金曜日にあたっていた。国王そして王妃ら24人の王族がカトマンズの王宮に集まり、歓談が始まったいたのだが、宴酣とい時に機関銃が乱射され、ビレンドラ国王やアイスワルジェ王妃を含む王族が殺害されてしまったという事件があった。この事件は国民の間で人気の高い国王と王妃が亡くなったということで国民に多大なる衝撃を与えた。
  機関銃を乱射したのが誰なのか?国民に対して納得のいく説明のないまま時間は過ぎていく。政府が公式な説明となる報告書を発表したのは、事件から2週間たった6月15日のことだった。政府の許可を受けずに行われた記者会見では国王の息子であるディペンドラ皇太子が機関銃を乱射したと発表された。 皇太子の恋人が政治家の娘であり、その一族は、王妃の家系の一族とライバル関係にあるため政治対立が、こうした事件になったなど様々な筋書きが出てくるのである。生き残った王族や王宮関係者が、何種類かの食い違う説明をして、混乱に拍車をかけたるのである。
  国王が亡くなった後、皇太子は意識不明のまま即位し、何と2日間だけ王位にあった。しかしその後は、ビレンドラ国王の弟であるギャネンドラが国王となる。ギャネンドラは事件当日は地方に出かけていたため、事件に巻き込まれなかった。「何故?」とそんな疑惑がまた混乱を生むのである。また右利きの皇太子が何故左手で銃を持ったのか?また背中に銃弾を受けての自殺?など事件は全く闇の中なのであるが・・・。

  さて、日本。
  民主党は本日、国会内で両院議員総会を開き、党所属国会議員の投票により、鳩山首相の後継代表を選出となる。午後に首相指名選挙を行う。菅直人副総理・財務相とと樽床伸二衆院環境委員長の一騎打ちとなる見通しだが、「民主党の信頼回復!」とばかり内弁慶発言だけはもう結構だ。まあ、出来レースにだけはならないでほしいとせつにせつに思うのだが。

 

ch01.政治 : 辞任報告の裏で


  鳩山さんがツイッターで辞任報告か・・・現代はそういう時代なんですねぇ。
  今日、午前中は号外が飛び回っていた。号外を手にした人々は口々に「えーっ!」という声を出していた。学生が携帯ニュースを見て「うっそだろー!」と叫んでいた。その「えーっ」「うっそだろー」は日本だけの話ではない。八ヶ月間で日本はこの混乱。日本をちょっと離れた「目」で見たら・・・何とも言えないほどの不信感。日本では確か、この4年間毎年総理誕生では?

  まあ、今回の辞任。これまでに何度か想像も出来た話。普天間基地移設問題をめぐる社民党の政権離脱。しかして何よりも「政治とカネ」の黒い問題が底にはあるのてす。そんなこんなをめぐっての退陣だ。
  しかし鳩山さんは、政権維持に強い意志を持っていたようだったから周囲、とくに永田町はかなり驚いただろう。だが、このまでは選挙が戦えない・・・そして鳩山おろし。しかし大きな問題は小澤さんか・・・。大変失礼な言い方だが、担ぐなら軽いほうがいいなんて発想が、結局、自分で落とし穴を掘ったんじゃないのか?。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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