ch01.政治: 2010年10月アーカイブ
ch01.政治 : 身を挺して |
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先般の参院予算委員会に、経済産業省の現役キャリア官僚の古賀茂明さんが政府参考人として出席した。古賀さんは昨年末まで国家公務員制度改革推進本部事務局に出向。政府の公務員改革への取り組みを雑誌などで批判した。現在は経産省大臣官房付である。「民主党の改革姿勢が不十分である」と現役ながら批判をしていることに対して仙谷官房長官の「こういうやり方は甚だ彼の将来を傷つける。」とは?耳を疑う。古賀さんは、本当に「日本の未来の危機」を真剣に語っているというのに。身を挺してまでである。古賀さんは癌の手術で命の危険さえ感じた時があるという。それから、こわいものはなくなった・・・そんなことを言う姿をテレビで拝見した。感動で胸が詰まった。
兎に角いいとこ取り、自分の利益優先、やりたい放題、そんな事をしながらある年齢まで生きてこられた人間はそれでいいではないか?今考えなければならないのは、未来を生きていかなければならない子どもたち、若者たちが「ああ日本に生まれてよかった」と思える国にしなければならないのだ。
ch01.政治 : この国もあの国もどこも彼処も |
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地球に棲む人間とはね・・・つい感情的になってというのは誰でもあるものだが今回のロシアのメドベージェフ大統領のモスクワのルシコフ市長を解任劇は実にすごい。理由が「信頼の失墜」?。ちょっとばかり批判してしまったら癇に障っのかも知れない。モスクワを国際的な商業都市へと変貌させたルシコフ市長の手腕は国内外から高く評価されている。それも18年間という長い年月だ。だがルシコフ氏の背後に感じるやはりプーチンさんの影か?ルシコフ氏は、自らの罷免に逆襲する構えを見せているという、まあ政争の激化は見えている。どの国にもある旧勢力。やはり亡霊のようなものなのだ。ロシアもここが潮時というものかも知れない。