ch01.政治: 2011年7月アーカイブ
ch01.政治 : 忍の一字の手あとに・・・ |
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掌の「忍」の一字。あの光景も印象的であったが、衆院経済産業委員会で野党から早期辞任を求められた海江田さんは「私はいいんです。自分の価値は」と答弁した後に号泣した。よほどのことである。尋常でははないのだ。ご自分の辞任のタイミングに苦慮している。いや理性ではもう舵取りできないほとの感情の爆発だ。うまくは言えないが、民主の議員はみんなバラバラで、その上、唐突表明の多い力なしのリーダー。気持ちさえひとつにしてこの国難に当たることができないのであろう。
ch01.政治 : 何もかもが後手後手 |
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松本復興大臣の後任に、平野副大臣が昇格。就任後の記者会見では復興に向けた環境作りに力を注ぐ考えを強調しているが、松本前大臣の発言がもとで失ったものは大きい。全く後手後手としか言えない。所謂「上から目線」とかマスコミは言うが、そもそも地元を助けて、復興の軌道に乗せる本来の仕事の基本もわかっていなかった、他人事であったのだろう。第3次補正予算案のもととなる復興基本方針について兎に角迅速にまとめないとならないでしょうに。でも、結局は菅内閣の姿勢そのものが今回も露呈しただけだと思う。新任大臣に、何をどう進めていくか示すのも総理大臣の役目。言い方は悪いが「自分たちで何とかしろ、金がいるなら、言ってこい、出せる範囲で出してやる」が基本方針でしかないのでは?