ch01.政治: 2010年3月アーカイブ

ch01.政治 : 再び・・・迷走

  ここまでくると失笑?となる。ゆうちょ銀行の預け入れ限度額が2,000万円に引き上げることはつい先日携帯のニュースで知った。しかしこの郵政改革に「限度額聞いていない」と菅直人副総理兼財務相。「電話で話した。あなたの耳が悪い」と金融・郵政担当相亀井さん。双方の口げんかは本当に信じられない光景だ。亀井さんの回答に「了解はしていません」と相変わらずの無表情の鳩山さん。今回もまた、迷走。振り回される鳩山政権の弱点が丸見えになった感だ。だが、記者の質問に対しても「あんたはどこの人」など、亀井さんは言い方も実に品がない方だ。
  先般、友人が「あああ、つくづく日本は酷い状態だよなぁ~日本脱出したい気分だよ」と冗談めかしに言っていたが、冗談にも考えられない現在の国家運営だ。

ch01.政治 : 迷走内閣


   この内閣はどこまで迷走していくのだろうか?笑い事ではない。
  
   政治とカネ問題など、まだ解決もせぬままの鳩山政権。あの呆気なく終わった「生方の乱」のあとはホステスとの路上キス写真が週刊誌に掲載された中井洽国家公安委員長。お相手の女性には、議員宿舎のお掃除をしてもらっている?とカードキーを貸与していたらしい。「法的に何の問題も無い」と言うが本当にそうか?たとえ民間の会社組織であっても、始末書ならぬ大問題ではないのか?ましてや、この人は公人である。色恋のどうしたこうしたの問題だけではない。女性とは6年間のお付き合いといえば、随分と長いじゃないか?。大臣になるためには「身体検査」があっただろうに?。組織でいえば警察庁長官の上の立場の人である。このようにわきが甘すぎる人間がこの立場でよいわけがないだろう?記者会見の席で、まあよくわかったな~位の発言をしてペロッと舌まて出す。ふざけるな。飲み屋のホステスばかりじゃないだろう。立場を利用して手練手管でどんなことが仕組まれる場合だって予想される。そんな時、国としてどうするのだ?
  そしてまた、郵政改革法案のニュースが流れたあと、亀井静香郵政改革担当相がまた暴走?の発覚。鳩山さんは閣議決定の前は大いに議論すればいいとはいうが、民主党らしい?などて言っている場合ではない。議論以前の問題であろうに。


 

ch01.政治 : 混乱が混乱をよぶ


  しかし、ややこしい人である。新進党やら旧民主党などの入・離党を繰り返すのはこの人の癖なのだろうか?
  元総務相の鳩山邦夫さんが自民党を離党した。与謝野馨さんが谷垣総裁の辞任を求めてからというもの、党内は改革を求める意見が噴き出しているのは確かであろうが、「坂本龍馬の役を果たしたい」と言いきるところもこの人のすごいところ。ふつう、言えないだろう。それに「兄にも入ってもらって」とか、風呂でもあるまいし、と噴出してしまう。抜群の記憶能力はこれまで学力には生かされたのだうが、どうも社会では?と思ってしまう。新党結成結成と騒いで、何をどうするのか?全く不明。まあ、この人の癖はおいといても、この自民党の混乱ぶり。どう収集つくのか?谷垣さんは辞めるわけないし、変な内輪もめで長引くことは国民の信頼を確実に失う。支持を失っていくだけだ。国民に訴えるものがなければ、結局「道楽?」とまで言われて終わりだ。

   申告シーズン真っ盛りの今、本当に税金についてしみじみと考えてしまう。日々の忙殺の中では、税金の問題を何となく曖昧にしてしまうことが多いのだが、こうした時期になると、不思議なもので本気になってしまう。
 

  しかし、民主党政権のトップの胡散臭い話しが続出する中。思い出せば鳩山さんは母親からの12億円以上の資金を当時は貸付金だと抗弁を検討していたものの、昨年末には贈与である事を認め6億の贈与税を納めた。要は何事も判明しなかった場合、巨額の相続税を逃れたことにもなりかねない。幹事長の小沢さんも不動産購入原資をめぐって個人資産を家族名義にし、あくまで個人資産である事で贈与税のかかるものではないといいきった。政治資金規正法上では何もかもを"すべて決着済み"とはできないことをご承知なのだろうか。

  共同通信社が鳩山政権に対して全国電話世論調査を実施した結果、内閣支持率は36.3%に。昨年9月の内閣発足以来最低であり、支持率が40%を割り込んだのも初めだという。要は発足時の72%が半減したということだ。理由のトップが「首相に指導力がない」というものらしいが、それだけではない。やはり政治資金問題をめぐっての強い不信感が国民の根底にあるのは間違いないのだと思っている。北海道教職員組合の不正資金提供事件もあったが「必ずがんばるから」という、関係者の何とも薄っぺらい弁明。呆れてしまう。
  鳩山式の税逃れはきちんと国税は調査してほしいと思う。一国の首相ですから。また鳩山首相は小沢さんの続投の意向を表明しているけれど、何となく時間は過ぎない。やはり小沢さんは国会で説明すべきでしょう。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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