ch04.カルチャー: 2012年10月アーカイブ
ch04.カルチャー : 「界」に立っていろいろ考えてみる |
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ch04.カルチャー : 雄勝法印神楽の復興 |
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ch04.カルチャー : ある映画監督の突然の死 |
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なんでも12日の夜に新宿区内で交通事故に遭っていた映画監督の若松孝二さんが17日に亡くなったニュースをみた。タクシーにはねられ、頭や腰を強く打つ重傷を負ったという事故の一報は16日に伝えられ「命に別条はない」とされていたらしい。 海外の映画祭でも活躍されていた。ベルリン国際映画祭では、2008に「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が最優秀アジア映画賞を受賞した。本当に長い映画であったが一つの時代を細かく描写していた。2012には「キャタピラー」。主演した寺島しのぶさんが最優秀女優賞に輝いた。この映画も映画館を出た後は興奮で言葉を失うほどの作品だった。今年のベネチア国際映画祭に出品した「千年の愉楽」が最後の作品になったという。享年76歳。それも交通事故でなんて・・・と思うと本当に辛い。
ch04.カルチャー : 思い出を手繰り寄せて・・・ |
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10月4日に日野原重明先生が101歳の誕生日を迎えられたそうだが、人の生命力の差とは一体何なのだろうと思う日々。食事についても食材に徹底的に拘っている方が40代で亡くなったり、タバコ吸い放題、食事もいいかげんというのに妙に元気でいる人もいる。一日一食が長寿の秘訣という人もいれば、決して一食は命を縮めるという人もいる。日野原先生はかなり小食でいるとも聞くが、要は食べ過ぎはいけないということだと思う。
さてさて、今月から豊島区記憶の遺産事業として「としまの記憶をつなぐ会」の、大学生との取材が本格スタートした。語り部の方々は皆、人生の大先輩。元気で素晴らしい方々ばかりである。本日は朝一から立教大学生とインタビュー、撮影開始。語り部の皆さんは学生たちをみて「本当に若いエネルギーはいいわね」と満面の笑みである。大学2年生が中心ともなれば本当に"空気""会話"などが全て若い。あとはその進行の調整役としての役を十分に発揮せざるを得ない。最近は人生においてのアクセルとブレーキが分かってきた。そんな意味で年月を過ごしていくということはいいものだね~♪♪
ch04.カルチャー : 読書 |
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いよいよ・・・というのもおかしな表現だがやはり秋になると本を読みたくなる。ハウツー本(今はこんな言い方するのかしらん?)というよりも。ぐっと深く読み込めるものに魅力を感じる。なんでも電子書籍の魅力は『旅行の時の読まないかもしれないけど、読むかもしれない本』『データなので在庫切れがない』『書店に行って探す必要もなく、書店の営業時間に左右されることもない』などなどらしい。さてさて、宮尾登美子さんの『湿地帯』をもう一度読んでみることにしよう。電子書籍ではなく、重たーい単行本を。秋風にふかれて、悲劇的な恋と人の心の闇・・・トシとると味わい方も変わるものだろう。なんだかほんのり甘く切ない「素敵な毒」書になるかも知れないな。