社会問題: 2007年5月アーカイブ
社会問題 : 地球温暖化対策こそが最優先 |
||||
来年の洞爺湖サミットでの、主要議題は地球温暖化になる見通しだ。温室効果ガス主要排出国である米中印。温暖化の恐怖は影響が急激に現れないということ。何となく、サイエンスフィクションても読んでいる感覚にとらわれるだけの人々が多いこと。しかし温暖化のリスクは緩やかに進行していく。その中で人々は実に無防備に生きている。
経済財政諮問会議で「骨太の方針」骨子案が明らかになり、この地球温暖化問題への対応を筆頭の政策課題として掲げ、この洞爺湖サミット向けて環境対策を重視する姿勢を鮮明にすることとなった。少子化対策、社会保障制度の構築と問題は山積みではあるが、なにはともあれこの、地球温暖化問題への対応が最初に取り扱われる。
温暖化被害はますます進むだろう。京都議定書後の枠組みにアメリカはもとより、中国、インドをどう巻き込むかだ。人類の目の前に出された、本当に深刻な問題なのだ。「持続的で安心できる社会」は安心できる「地球」にかかっているのだから。