社会問題: 2009年8月アーカイブ

社会問題 : 歴史的瞬間

  麻生総理も民主党の鳩山代表も25日、26日と30日開票の衆院選と最高裁裁判官国民審査の不在者投票を行ったそうである。感触がいつもよりいいのだろう、鳩山さんは「民意によって政治を動かす瞬間を味わっていただきたいという思いで投票した」と言った。まあ、いずれにしても泣いても笑っても怒っても悲しんでも結果は結果。30日にでてしまう。


  まあ、政治家はとんでもなくお忙しいのだろうと思うが、たまには頭をまっさらにして記録映画でも見てほしいかなと思う。小池征人監督作品の「いのちの作法」は小さな一地域の話ではあるが、忘れ去れそうな人と地域とのかかわりに気付くものだ。地域問題は国に通じる事だ。迷ったら原点にかえって考えることだ。政治に本来、何が大切なのか、このまさに"歴史的瞬間"にこそ、考えてほしいと思う。
「いのちの作法」

社会問題 : いよいよジャッジか


  朝目覚めて、"いつもと同じ朝"であるから幸せでいられるのだろう。カフカの変身でも起こったら?・・・・・誰ひとりとしてそんなことは考えないだろう。なんだかんだ言って幸せな日本。しかし、"いつもの朝"がなくなる危険だってある。


  ひとつのニュースを読んで、しばし考えていた。国民1人当たりの牛肉消費が世界最大であるといわれているアルゼンチンに数年内に初めて牛肉の輸入国に転じる可能性が出てきているという。原因は政府による輸出制限だけではない。原因その2・・・・というより一番であると思うが、草原地帯の干魃被害なのだ。降雨不足で牧草地が干上がり、飼料価格も高騰し、多くの家畜が餌を与えられないまま死に追いやられているという現実。繁殖用の家畜も例年以上に処分され、かなり危機的状況なのだ。「エル・ニーニョ型の天候による降雨に期待」という人もいるだろうが、その効果は東部海岸沿いの一部地域に限られているらしい。

   しかし、怖さに気付かぬ怖さ。考えれば考えるほど危機は予想される。この記事は恐怖のワンオブゼムである。
  「既に私たちは温暖化地獄の1丁目にいる。このままでは2050年までに5丁目に達する」と東大教授の山本良一さんは言う。要は気候変化による悪影響は戦争の原因にもなりうるのだ。つまり"気候戦争"。最初の気候戦争はあの「ダルフールの紛争」であると言われる。紛争が乾季に発生したことは偶然ではないということだ。
  要は「自然にやさしい伝統文化と優れた環境技術を有する日本が低炭素社会を築けなくて世界のどの国ができるのか」と山本教授は言う。
  しかし、島国日本に住む日本人は海に囲まれ、何となく危機意識の薄いいわばノーテンキな人々である感もする。今、一国の代表者がまともな知識もなく何となく?「国民のため」と言う言葉だけに酔って、国そのものをどうするのかを全く考えていない結果が数多くありすぎる。 まあ、いよいよ今月末にはある結論がでるだろう。目の前の危機意識に翻弄されることなく、結論を出さないとならない。今後、我々の子ども、孫、ひ孫そして人類の未来にまで及ぶのだから。

社会問題 : 闇の出来事


  しかし、有名俳優・六本木ヒルズ・薬物・全裸の女性の死体とは・・・・・・ひとつのミステリー作品でも書けそうだ。押尾学が合成麻薬MDMA使用の疑いで逮捕のニュース。「全く何を考えているんだ?」というしかない。知人に渡された固形物?子どもじゃないのだから、一体何なのか?考えるでしょうに。知らなかったなんて嘘は通じない。しかし、この固形物を渡したという人から芋づる式にあれこれとでてくるだろう。それに、彼自身やいろいろな人が出入りしているという高級マンションだって?怪しい・・・・。

  
  今日も街中を歩けばあちこちでホームレスの人々がいる。こんなに蒸し暑いと着ているものも汚れと汗か、本当に汚れている。何か呟いている。駅の階段でひっくりかえってケータイをしている若い男性もいる。「やってられねーよ」と言っている。相手は友達か?銀行のATМでの作業を途中でやめ、かかってきたケータイに怒鳴りちぎっている中年の男性。資金繰りの話しか?周囲構わず声高になっている。
  そりゃ、世の中、いやなことばかり?。いいことばかりじゃない。でもコツコツやるしかない。憂さ晴らしに酒でも呑むならいいけれど、自分の明日、未来、そして家族がいれば家族の事を考えずに勝手気ままなことをすれば・・・・報いはあると私は思っている。
  「これ一粒で疲れがとれて、すごいハッピーになりますよ」と言われても、どんなに疲労困憊でも何でも確認するでしょう?逃げたい時に逃げてはだめということだ。刹那の快楽はあるかも知れない。しかし決して、その一粒で人は幸せになれない。余りにも余りにも!!この「薬物」が巷に流通しており、人が簡単に取り入れる。そんな現実は壊れているのだ。気付いて欲しい。

 

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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