社会問題: 2010年5月アーカイブ
社会問題 : 「 低炭素社会実現に向けた工学の挑戦」 |
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今、低炭素社会の構築というのが人類が直面している重要課題の一つでもある。東京大学工学部広報室主催の講演会のご紹介を。東大の小宮山前総長の基調講演とともに工学部の同分野のエキスパ ートが様々な「工学の挑戦」についてのセミナーが開かれる。関心がある方は是非ご参加ください。事前登録が不要というのもいいですね♪
タイトルは 「 低炭素社会実現に向けた工学の挑戦」 です。
1.日時 2010年6月1日(火) 18:00~20:00
2.会場 東京大学教養学部 1323講義室
(アクセス&地図)http://www.c.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
3.参加費 無料(事前登録必要なし)
4.プログラム
プログラム詳細はこちら
< 基調講演 >
テーマ 「低炭素社会実現のための戦略とシナリオ」
講師 小宮山 宏(東京大学・前総長、三菱総合研究所・理事長)
< 講演 >
テーマ1 「太陽・化学エネルギー」
講師 堂免 一成(化学システム工学科・教授)
テーマ2 「都市とエネルギー」
講師 花木 啓祐(都市工学科・教授)
テーマ3 「原子力エネルギー」
講師 関村 直人(システム創成学科・教授)
テーマ4 「熱エネルギー」
講師 鹿園 直毅(生産技術研究所・教授)
テーマ5 「電気エネルギー」
講師 谷口 治人(ユビキタスパワーネットワーク寄附講座・特任教授)
社会問題 : 報告ミスの怖さ |
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しかし、大変な事になっている。今まで明るい話題が多かった宮崎県ということだけに家畜伝染病「口蹄疫問題は重大だ。
農林水産省は18日に口蹄疫の蔓延地域の牛や豚にワクチンを投与するべきだと結論づけ政府は近く投与に踏み切るが、何とも初動捜査ではないが、何もかもが知らぬ存ぜぬをした結果ということに気がつかないといけない。
いつも明るいキャラクターの東国原知事も記者会見ではさすがに苛立ちをおさえることが出来ず、「寝ていない」などて昔どこかの企業の釈明で聞いたことのある言葉が飛び出す始末。どんなに頑張っていてもマスコミの前での苛立ちは結局食い物にされるばかり。しかし農水大臣の自分は悪くない~という発言はもってのほかである。こういう方が一国の大臣である事に唖然とするしかないのか。例えば企業内で何か事故が起こったらと考えたらトップは全ての責任をとるものだ。
まあぶつぶつと呟いていてもしようがないが、殺処分後に埋める土地が見つからないという緊急事態。事実上の全頭処分となるわけで、最初に動物の体調がおかしいと思った時の報告ミスがこんな事態を招いていることがどれだけ後々になってから取り返しがつかないことに進んでしまった責任が重大ななのだ。とは言え、早急に被害を食い止めることが何よりも先であるが・・・初動態勢が遅すぎたのだ。他人事ではない。
社会問題 : 政権断末魔 |
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しかし騒がしい。12日の衆院内閣委員会で転倒して負傷したという民主党の三宅雪子衆院議員。「負傷した上にパフォーマンスだなどと、いわれなき批判も受け、本当に驚き、かつ悲しく思っています」などとプログで吐露したりまた、その三宅さんの転倒の原因を自民党の甘利明前行革担当相だとして甘利氏の懲罰動議を衆院に提出したりと。その後もツイッターだプログだなどで「が「自民党の議員が私とエレベーターで同乗した際、自分で転んだと語ったとホームページにあるが・・・」云々。もう!いいよ!という感じである。辟易である。
『正論』6月号で東京大学大学院の教授である佐伯啓思さんが『「保守」が「戦後」を超克するすべはあるのか』という論文を載せられている。保守という立場がいかに困難であるかについて分る。政権をとったものの一国の総理のファッションセンスのことなどが取りざたされる日々。不安定で支持率は下がる一報である。本当に国民に、いや世界にも見限られているとしか思えず。もう茶番としかいえないようなことは取り上げず真っ直ぐ進路を見誤らずに進むしかないでしょうに。
社会問題 : 北朝鮮 |
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1日に開幕した上海万博。日本館は勿論であるが人気パビリオンの紹介ではやはり中国館、スイス館に興味津々というところ。
今回、北朝鮮も「人民の楽園」をテーマに初めての出展。首都の平壌の紹介をはじめ、強く繁栄する国を建設しようとする北朝鮮市民の意気込みを示しているらしいが、意外と並ばずに入れるらしい。しかし、パビリオンの外観に飾られる北朝鮮国旗。そして館内にはチュチェ思想の塔のレプリカが設置されているらしい。「えっ!そんな圧迫感を感じる展示館って?」「この国って何なのか?」と思う。
ところで、既に上映は開始されているが、キム・テギュン監督の『クロッシング』。上映開始された頃からいろいろな意見、考えはあった作品であるが・・・。生きるために北朝鮮から中国へ渡った父子の悲劇を描いた作品と一言で言ってしまえば、それまでであるが、日々の生活の中で果たして命懸けということがあるだろうか?そんな原点に引き戻される。常に当たり前の事と思っていることさえない世界があるという現実。作品は100人近い脱北者への取材をしていて、北朝鮮の現実に根ざした実に骨太な作品である。
中国やモンゴルで撮影された雄大な映像、特にゴビ砂漠の映像には声を失うほど。映画という作品だと分かっていても、人間の原点を考えてしまう。自分が生まれてくる親も家も、そして国も何も選べない。それでも人が人として生きていく為に必要なことが一体何なのか?って。そんな事を考える。
映画「クロッシング」ホームページ