社会問題: 2010年6月アーカイブ
社会問題 : 逆縁 |
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世の中には、いろいろな不幸があると思うが、何よりも「逆縁」は悲し過ぎることだと思っている。子であれば、親を見送りたい、そう思っている。どんな国であろうと社会であろうと親子でこの世に生まれたからには逆縁ほど辛いことはないのだ。
ネットのニュースで26日午後4時すぎに大阪市住之江区西加賀屋のマンションで、中学校3年の少女が゜飛び降り自殺したとあり、本当に胸が痛くなった。女子生徒は両親と3人暮らしだという。当時両親は外出中であったという。リビングのテーブルの上に6枚の遺書らしきものが残され、そこには「お母さん、パパありがとう。大好き」などと書かれていたという。原因は書かれていない・・・しかし、その行動を起こすのには原因があった筈だろう。ものを書くということはとても冷静且つ、客観的な行動であると思っている。「お母さん、パパありがとう。大好き」なんて言葉。残されたものにとってどれだけの悲しいことであるかと思うと辛い。
社会問題 : 40年の封印が・・・ |
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お世話になっている映画監督の伊藤俊也先生の『ロストクライム 閃光』がいよいよ7月3日から封切られる。あの三億円強奪事件のタブーに挑んだ衝撃の問題作である。1968年12月19日、あの日に一体何が起こったのだろうか・・・
徹底的に調べ上げる俊也先生の作品はいつも楽しみにしている。宮澤賢治がお好きで、ご自宅の書庫には宮澤賢治に関するご本、資料が膨大に整理整頓されている。溜息が出るほどに徹底的な視点から作品を映像化されていったのだと思っている。本当に楽しみである。音楽が大島ミチルさんというのも!楽しみである。
社会問題 : CO2削減のポイントについて考えませんか |
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今後、CO2排出規制にどう取り組むべきか?且つ儲かる省エネ・CO2削減のポイントについてのセミナーが開催される。関心のある方は是非とも参加してみてはいかがだろうか。独立行政法人 中小企業基盤整備機構が主催。参加費は無料。
1.日時 2010年7月9日(金) 14:00~16:40
2.場所 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 2階 2A、2B会議室
会場アクセス
3.定員60名
4.セミナー内容
< 第一部 >
テーマ 「わが国の環境エネルギー政策の潮流と最新動向」
講師 株式会社ヴェリア・ラボラトリーズ 代表取締役社長 筒見 憲三氏
< 第二部 >
テーマ 「儲かる省エネ・CO2削減の手法とプロセス」
講師 同上
5.申し込み方法
申し込みはこちら
6.問い合わせ先 経営基盤支援部 人材支援業務課
電話:03-5470-1645 FAX:03-5470-1561
社会問題 : 原因と結果 |
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古人の言葉にはいつの世にも変わらぬのがあると思う。まさに、喉元過ぎれば熱さ忘れる・・・というものなのだろう。昔も今も人間とは、それほどに変わらぬものなのかも知れない。
日本人にありがちな「まあまあ」「そこのところはさらっといきませんか」と、何となく曖昧にしてしまう傾向。困ったものだ。日本相撲協会が15日に両国国技館で緊急理事会を開き、野球賭博への関与を認めた大関の琴光喜について、師匠の佐渡ケ嶽親方から申し出のあった名古屋場所への出場辞退と当面の謹慎を受理したが、本当にこの傾向が如実だと思える。出場辞退と当面の謹慎?おかしくないか?とは言っても多分「まあまあ」で終結してしまうのだろう。
私たちの生活の中に「賭博」という言葉はそうは出で来ないものだ。もしかしたら「この字なんて読むの?」なんていう人もいるのではないかと。そんな「闇の世界」との関与を認めるまで約1ヵ月。多分、その時点では、何となく過ぎてしまえば終わる・・・そう思っていたのではないだろうか。琴光喜はそれほど社会的に自分が重大なことの最中にいるということを微塵にも思わなかったのだろう。そしてこの問題はあくまでも角界全体の重要な問題であるとということ。見つからなければいいということではないのだ。その重大さが全く分らず、ただ曖昧に全てを「まあまあ」「今回は・・・」にしてしまう。
まさに因果性。こうした事が起こるのはこの悪事を引き起こしすことがあったということ。基本の「き」である。根深いものを断ち切らずしてどうするんだ?