社会問題: 2011年5月アーカイブ
社会問題 : 原子力 |
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昔、湯川秀樹先生の原子力に関する本を読んだ時に、未来を支えるのは原子力そのものだと思っていた。思い込んでいた。つい、この間までずっと思っていた。しかし、今回の天災により、180度思いが変わった。いや徐々にではあったが。それほどに原子力神話が私の頭の中を占めていたということだ。
参議院行政監視委員会で原発、将来のエネルギー政策の審議会が開かれた。メンバーは下記。
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏
芝浦工業大学非常勤講師 後藤政志氏
神戸大学名誉教授 石橋克彦氏
ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫正義氏
原発事故と行政監視システムの在り方に関する件
USTREAM動画放映中
社会問題 : 日本列島 |
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日本列島のことを考えると決して地震とは切り離せない。天変地異は誰も予想も出来ない。しかし菅首相が、中部電力に対して浜岡原子力発電所の全原子炉について「運転停止」を要請したが、この方は一国のリーダーである。それも政治のトップであるわけだ。いきなりすぎないか?勿論、東海地震の想定震源域に立地するということは周知のことであってもであるが。今後の日本のエネルギー政策に及ぼす影響について余りにも唐突ではないか?
仮に浜岡が危険だと本気で考えているのなら、その津波の大きさもはかり知れない。東海、東南海 南海地震の同時発生の津波は、今回の津波に引けを取らないとも聞いた。津波の浸入域の人口は、途方もない。政府は津波浸入域に、どれだけの学校、病院、自治体の役場が有るかを本当に把握しているのだろうか?
安政の津波は、大阪で2千人の死者を出し、下田は全滅という記録がある。沼津、清水、名古屋、四日市、尾鷲、新宮、田辺、徳島、高知、等端・・・・。東名も新幹線・・・とふっと考えるだけで声も出なくなる。東海地震の津波の高さは、何mと予測され、浜岡が果たして何mの津波には耐えられるか?もうラフな計算や素人判断や、もしや一時の人気とり?であるのなら言語道断である。
社会問題 : 集団食中毒 |
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「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件。ユッケやレバ刺しなどが好物な自分としても今回、肉の流通のことを少し知って驚いたことが多い。今回の原因となった大腸菌O111がなんと店舗外で付着した可能性が高いと指摘され、富山県は仕入れ先の東京都内の食肉卸業者への調査も進めているという。同じ牛の肉か?もしくは同一施設で処理された肉である可能性が高く、店に肉が届く前にその菌が付着していたののではないか?ということだ。菌は肉の表面に付着しているので、ほんの少量でも感染するという。また食中毒の症状が直ぐにでるのではなく2~3日あとに出るということだ。亡くなった男の子のひとりも父親が大半を食べ、ほんの一口ユッケを口にしたという。本当になんということか!と。