社会問題: 2007年7月アーカイブ
社会問題 : 不祥事 |
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ちょっと前に耳に入ってきた。本当に気分が悪くなる悪い話。哀しくなる。しようがない・・・と思ってみても一番嫌な類の話だ。
フジテレビの前報道局長が年間にわたって会合費を不正に請求し、913万円を私的に流用し、懲戒解雇処分された。流用したものは私的な物品購入や飲食費に使っていたという。白紙の領収書・・・えっ!?まだそんな世界があったのか!と驚きもする。しかし「ああ、またかぁ・・・」という感じだ。54歳といえばまだまだこれからという年齢じゃないか。それも報道局長という立場にありながら。誰も彼もがが組織の中でその立場までのぼれるものではない。全く!何とも後味が悪い。
しかし、朝鮮総連中央本部をめぐる詐欺事件で、元不動産会社社長満井忠男容疑者から元公安調査庁長官緒方重威容疑者への約一億円の資金提供は、緒方容疑者が出資する医療機器開発会社への融資名目で行われた。いみじくも緒方さんは公安調査庁長官であった人間だ。いろいろ比較するのもおかしな話だが、公安調査庁の長官が起こしてしまったまさかの?不祥事。結局は、社会のため、人々のため、視聴者のため、読者のため、そして国民のためにと言いながらも“自分の欲”のために人は堕落していく。