社会問題: 2006年5月アーカイブ


   五月といえば[「五月晴れ」というのに、今年はゴールデンウイーク明けごろから日照時間が少ない状態が続いている。毎日、毎日、何となくすっきりしない天気が続いている。バッグの中にはいつも小型で軽量の傘を入れているほど。こんな天気がこのまま続くと、5月の日照時間としては1946年以来2~4位の少なさになるとか。ニュースで騒いでいるように、やはり店頭で野菜の高騰は実感する。大好きなブロッコリーも250円、旬で最高に美味しいグリーンアスパラも300円近い。嗚呼!気象庁は麦の収穫などに影響が出る可能性があるという。

なんとも、地球がおかしい。変だ。


  ここ数年、北大西洋の海面温度が異常に上がり、米北東部周辺で大型のハリケーンが発生しやすくなったらしい。米国では6月1日から11月30日までの6カ月間がハリケーンシーズンだ。今夏のハリケーンが、米南西部だけでなく、東海岸にある米国の金融・証券市場の心臓部、ニューヨークを直撃する可能性があるという。
  ハリケーンの権威であるコロンビア大学の気象学者、ウィリアム・グレイ教授らの予測によると、今年、ニューヨーク-ボストン間のどこかにハリケーンが上陸する可能性はなんと7%あるという。ニューヨークには世界最大の証券取引所や商品取引所の拠点が集中している。。昨年「カトリーナ」がルイジアナ州に上陸した時の強さ、そして最大級になったときの自然の驚異を忘れないように、備えに十分ということは無いのだから。

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  阪神の星野仙一SDが今日、6月の阪神電鉄の株主総会で村上ファンドが推す取締役が取締役会の過半数を占めた場合には「村上ファンドに阪神電鉄の経営権を握られれば、辞めざるを得ない」と語った。星野さんの不快感あらわな表情。本当に嫌なんだっ!ということが分かる。今、ファンはどう思っているのだろう。
 村上さんはシンガポールに住空間を移し、これも広さが200坪?ほどある11億ほどの物件らしいが、指示系統はそちらで出来るという。タイガースブランドを生かしたビジネス展開は、より付加価値がつく。村上ファンドの「本気さ」が分かるようだ。
  通産省の官僚だった頃は「日本の将来」や「国家論」をも語る人だと聞いた。しかしマネーは人を変えてしまうものなのなのだろうか?最近の村上さんを見ていると、単なる、グリーンメーラーにしか思えない。
  「明日の試合」に夢中になると何もかも忘れ熱くなる星野さんと村上さんはどう見たって「水と油」。村上さんが「考え方が星野さんに近い」と何万回言ったとしても無理だと思う。兎に角、熱い思いをかけ続けるファンの気持ちも蔑ろにして欲しくない。それだけ。
 
 

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   例の耐震強度偽装事件で、警視庁と千葉、神奈川県警の捜査本部は17日、強度不足と知りながらマンションを販売したとする詐欺容疑で、ヒューザーの小嶋進容疑者を逮捕した。なんとも気分の悪い事件だ。
  同様の事情を認識しながら建設したホテルの工事代金を受け取った木村建設木村社長も再逮捕。欠陥建築物に対する刑事責任追及の核心に入ったとはいえ、何かトカゲの尻尾切りのように思えて仕方ない。
  小嶋社長にしても木村社長にしてもいずれも「強度不足を事前に知っていたと捜査本部は見ている」という話?最初から分かりきったというかかなり確信に近い想像は出来た筈のこと。イーホームズから、姉歯元建築士の構造計算書偽造を告げられたヒューザー幹部。報告を受けた小嶋社長は2日後、グランドステージ藤沢などの計算書偽造を前提にイーホームズと善後策を話し合う場を持ち、その後、木村建設幹部にも強度不足は知らされている。そんなこんなで、あーだこーだでもう半年が経っているのだ!
   
    この半年間、住民の方々はどんな不安な時間を過ごしたか。「死ぬほど辛い日々でした」などという小嶋氏の言葉も、もうどうでもいい。地震という天災はいつ起こるかなど誰も想像出来ないない魔物なのだ。もう一度、この事件の根幹を考えて欲しい。責任は誰に?、いやどこにあるのか?「逮捕」ではまだまだ終わらないことを国は考えなくてはいけない。
   

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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