社会問題: 2009年9月アーカイブ


  日本中が?「鳩山総理」「ファーストレディ幸さん」にうかれているようではある・・・・・。
  政権交代した今、いろいろな山積した問題を兎に角、ひとつひとつぶつかっていかなくてはならないでしょ。
  その大切さをもっとPRしましょうよ。

   
   しかし・・・・日本だけでなく米国だって問題は山積だろう。先般「回復してきてよね~」など軽く言っていた方がいたが・・・青くなる。
  『ドル暴落から、世界不況が始まる』の著者であるリチャード・ダンカンは米国の財政赤字が次の10年も拡大し続けた結果、経済の崩壊を想定している。米国の未来を「ローマ帝国没落」になぞらえている。思わず、ローマ帝国が如何に崩壊していったか読んでみる。米国の高インフレはもはや修復不可能な打撃を与えるところに至るかもしれないという事。 勤労者の賃金減少、失業率の10%超の状態が続けば国民も保護主義を支持するようになっていく。しかしこの保護主義そのものが世界の繁栄を損なっていくのだ。米国の崩壊は世界的なリセッションにつながる・・・・この的確な予言は予言ではない気がする。


   覚せい剤取締法違反で起訴された女優の酒井法子があの真夏の逮捕から40日ぶりに、保釈された。記者会見と同時にテレビを見ることができなかったが、夜中のニュースでその様子を見て、すっきり小奇麗にまとめた彼女の姿は意外であった。
  「自分の弱さゆえ負けた」ことで迷惑をかけた、罪を悔い改め、一生の約束として心に誓うとし謝罪しているが、そのそつなさと流す涙には少しだけ疑念というかすっきりしないものが残る。「優等生の答辞のようだ」とか「出来過ぎている。女優ならではの演技力だ」といろいろ批判する人もいるが、言葉に嘘はなかったと思っている。まあ、そつなさというか、世の中の目は、もっとやせ衰え、ポロポロになった姿をどこか予想していたのかも知れない。涙にしても、所属していた事務所の社長が「元~」と言った時に彼女の表情がピッと変わったのが、きっと本心なのだろうと思えた。
  しかし、世の中の魑魅魍魎。相変わらず、暴露本の出版だ、映画出演だという動きが出てきている。よく考えて欲しい。どんなルートで彼女がこうなったのか?それこそ蠢く「闇」の世界をなくしていかないとならないというのにだ。薬物依存の人間が「二度と!」と誓いながらも再逮捕されるという話しを聞くと、本当に彼女には悔い改め、悪い人間関係は断ち切って汗を流して仕事をして、子どもを育てて行って欲しいと思うだけだ。自分の弱さに気付く・・・そんな時は貴女だけの問題ではないからだ。


  久しぶりに地球儀を衝動買いしてしまった。いつも平面の世界地図を見ているのだが、何故か急に立体のものが欲しくなった。それほど必需品ではないものの、欲しいものは欲しい!というわけである。
  ・・・・・というわけで、ちらちら見ていると、カザフスタンって意外と大きいんだ!と新たな発見をする。しかし、ロシア、中国と実に大きい・・・・そしてインドもまた。


  そのインドの事だが、シン首相の安全保障アドバイザーが今後のインドの将来のキーワードが「水」であると指摘。つまり政府は水が反映や社会福祉において重大な要素になるという。それほどに危機的状況に陥っているのだ。
  例えば、今年のモンスーンの雨量は例年よりも少ない。国内626地区のうち、最大278地区が干魃被害を受けている状況である。この干魃被害により、雨水の回収・再利用の必要性も明らかになった。
  インドはまた電力も不足している。これによって何とも4億人以上が十分な電力を得ていないのだ。


  エコ~エコ~と口先だけで何となく「ムード」で日本人は騒ぐ・・・そんな気がする。そういいながら、電気も水も「なくなる」事など考えていない。十分すぎるほどに日々使っている。一部の人々を除いてインドは日々2ドル未満で生活をしている人々だという。日本人には、この感覚さえ麻痺しているのではないか。
  「食料」「水」「エネルギー」の不足はインドの将来に危機的影響を及ぼす。これらがインドの課題であるように、日本もまた優先課題は何か?を熟慮して政策をすすめてほしい。満たされすぎた国の不安さえ感じる今日この頃だ。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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