社会問題: 2009年11月アーカイブ

社会問題 : セクハラ

女性だけでなく、勿論、男性にも降りかかることもあろう問題であるのだが・・・・・

  第二弁護士会によるセクハラ電話相談「女性弁護士によるセクハラ被害110番」が21日にスタートするという。担当する9人の弁護士はすべて女性ということだ。
  セクシュアルハラスメントつまり略して"セクハラ"という言葉が広まっていているが、ちょっと前まではなかった?のではないかと思う。被害を受けても、じっと我慢する女性も多かったし、大体が仕方なく職場を去る・・・いや、去らざるを得ない状態、つまりそんな環境が多かったと思う。
  からだに触られたりするなどの嫌がらせは勿論だが、他にも「言葉」による嫌がらせも多い。「言葉」は目に見えないものだけに本当にその被害を受けた女性の辛さは表現も出来ないほどだ。特に、何気ない職場の生活の中で繰り広げられたらたまったものではない。
  「冗談も分らないのか?!」などと言う男性諸氏の言い分も聞いたことがあるが、冗談ではないのだということを理解する必要があるだろう。しかし、この世に男と女がいる限り、実に難しい問題である事は確かだ。

  なんとなく年末に近づくと独特の空気がある。「そろそろ忘年会の調整を・・・」などの連絡が゜飛び交ったり。お歳暮の案内がきて、さて準備を!とかいろいろ。また、百貨店では、どうだ!この福袋!という企画が発表されたりするから、「えっ、もう新年?」となる。
  それに金融機関も混雑する。11月は21日・22日・23日と休みが続いたりすると尚更だ。長蛇の列に嫌気もさす。しかし、この何とも慌しい空気の中、冷静に冷静に過ごしたいもの。忙しくてとセワセワした感じに溺れるのだけは気をつけて。いよいよ注意が必要なシーズンです。
  
  ところで、平成20年の10月に警察庁が「この一ヶ月は振り込め詐欺のための取締活動及び予防活動の強化推進月間」と指定したが、偶数月の15日は警察官が配置されて、何ともものものしい雰囲気となる。初めて、このものものしいシーンに出くわした時は、「えっ!何か事件でもあったのですか?」と思ったほどだった。偶数月の15日は、年金支給絵日ということだ。年金受取の方々が多い日だ。しかし警察官も、ATM前の人々の作業をジロリと覗き込むわけにもいかないだろうし。

  ところで、意外と歴史が古いようで新しいのが振り込め詐欺。この犯罪は登場して5~6年になる。これほとにみんなが注意をしたり警察官が配置されても被害額は一向に減らず、増大する傾向さえあるらしい。数人単位の離合集散のグループが、ゲリラ的詐欺を巧妙に繰り返している。なかなか捕まらないらしい。最近ではATMの防犯カメラに映らないようにする特殊なライトもあるというから、本当にいたちごっことでもいうのだろう。
  "ハハハ、まさか、自分のところには・・・・"という考えは捨てないとならない。5年ほど前の事。「おや?ちょっと待てよ」と一瞬、かんづいたから未遂には終わったものの、何の予想もなく、実際に自分の身にも降りかかると忽ち人は慌てる。それも家族の事になると尚更慌てるものだ。その時も、実に良くできた話だった。ひとつの小説のプロットを読んでいるようだった。頭の中で「次はこうくるか?」「その次はこうか?」と考えながら聞いていたから未遂に終わったものの、本当に「知恵」を使った悪者は悠々と"仕事"をこなす。そして闊歩している。
  年末に向かって、ご注意ください。

社会問題 : 時間の痛み


   横田めぐみさんが新潟市内で北朝鮮に拉致されてなんとも32年の月日が経った。ニュースを見ながらいろいろ、いろいろ考える。当時は13歳の中学生だっためぐみさん。被害者の早期救出を訴えるご両親の滋さん、早紀江さんの姿を見ると言葉が見つからない・・・・。
  街はクリスマスの飾りつけで賑やか。一年一年と月日は過ぎる。しかしあまりにも痛い。

社会問題 : 一刻も早く!

   痛ましい事件があとをたたない。キノコ狩りをしていた人が山でご遺体を見つけるとは・・・・。言葉も出ない。   
   島根県立大学1年生の平岡都さんのご遺体の一部が発見された事件。それも頭部だ胴体部だとの報道を見ていると本当に張り裂けそうな気持ちになる。はたちを前に命を奪われるとは・・・・・。都さんの友人が出したという「都?」「どこにいるの?」との携帯メールの文面は辛い。友人も必死に捜している時には・・・・・
  学生寮の周囲で目撃されたという不審者の話しや、寮までの暗い山道の様子など聞くと、何とか対策はなかったものか?と思ってしまう。その不審者=犯人ではないかもしれないものの、このような残虐な犯行をした、且つ多分、土地鑑があるであろあ者による犯行の可能性は高いだろう。しかし、我々が想像出来ぬほどの異常性を持ちながらも、意外にも、市井では何食わぬ顔で生活をしているのかも知れない。その恐怖を思うと身の毛も弥立つ。徹底的に捜査をして一刻も早く犯人を逮捕してほしいと思うはかりだ。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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