
年末の大掃除しは素晴らしきかな! お宝というほどではないが、家の中には「見なかったことにしよう」「いつか整理整頓を」と思っているものの山から「あれれぇ」と発見するものがある。これまでに随分と整理整頓?はしたものの、それほど気にしなかった「あれれぇ」のものが急に気になりはじめる。赤いポロポロの崩れ落ちそうな箱。いや見事に崩れている・・・・その中に灰皿か?なんだろう?マキシムのオープニングレセプションに参加した時のお土産だったのだろうか?詳しい話しを聞きたくてももう、招かれた父はいない。皆目、分からない。でも記念にカシャッと携帯で撮影してみる。ネットで調べてみることにした。1966年銀座の数寄屋橋交差点に、隆盛を極めた伝説のレストラン「マキシム」が現れたとある。1966年といえば、確か東京オリンピックが終わってすこし後のことか?。日本はいよいよこれから!と活気に満ちていたのだろう。"ニューズウィーク』に、「ペリーが日本を開国して西洋文明を紹介して以来の大事件」と書かれた 銀座「マキシム・ド・パリ」のオープン。アールヌーヴォーの豪華絢爛な内装に始まり、料理、サービス、雰囲気すべてがパリそのままに、そこにありました。「東京に『パリ マキシム』のすべてを再現し、大人の社交場をつくる」それは、ソニー(株)ファウンダー 盛田昭夫氏(当時 同社代表取締役副社長)のアイディアでした"とある。家の片隅に置かれ、時間が流れていったんだなあ・・・と思う。手にしてみる。発見されたのだから、日々の生活の中で使うことにしよう。生憎、タバコは吸わないから、酒のつまみのナッツかチョコでもおいてみるか。