ch12.その他: 2010年3月アーカイブ

ch12.その他 : 金魚がたくさん・・・


  昨日は 風は冷たいけれど晴れ渡って気持ちの良い日だった。開花が発表されて、夜は花見客で賑わったと聞いた。しかし、寒かっただろうに・・・。いよいよ花見は今週末から来週が楽しみとなる。

  ちょっと何かがある時に墓参をするのが習慣となっているが、やはり春のお彼岸の墓参は欠かさない。無事に「今」いることがやはり有難いことに思えてくるからだ。特に晴れて青空のもとでは尚、その気持ちが晴れやかになるものだ。清々しい週がまたやってくる。

  しかし、明け方に不思議な夢を見た。
  何か神々しい会場の設営がされていて、そこに招待をされている。手元にあるチケットの番号もしっかりと覚えている。それが面白い。それよりも「うわぁ~うわぁ~」と思ったのが会場の中に綺麗な川が流れていて、そこに沢山の金魚がス~イス~イと泳いでいるのだ。本当に驚いた。たまたま私の席の前に川が流れているのでその驚きが強かった。少しだけその金魚をいただいき、なんと私は新緑の綺麗な山にある別の川に流しているのだ。そして目が覚めた。何とも不思議な朝だった。

  夢占いが分る方なら、もしかしたら、クククっと笑える内容なのかも知れない。時間を見つけて、ちょっと調べてみようかな・・・・

ch12.その他 : 花の季節には・・・

   ある女性が言う。辞めたくても辞められない事情があって会社に長年勤務してきた。漸く、退職して、思い切って船に乗り三ヶ月が過ぎた時、今までの気持ちは一体何だったのかと思うようになったと。その時に一番自分がしてみたいことは何かと思った時、「ああ!日本の桜が見たい!桜が見たい!」と心の底から思ったという。日本に戻り、満開の桜の下で、暫く涙がとまらなかったと言う。


   思えば、人間一人の生き様はどんなに辛苦辛酸を嘗めたとしても、今のこの時点のでの長い長い歴史の中で実に儚いものだ。しかし、そんな儚い中であってもそれなりに人生の中で齢を重ねてみると垣間見るものがあるのかも知れない。たとえ、本質がしかと理解出来なくともよいだろあ。しみじみと良さを味わうことが出来るのならば良いと思える。

  暫く、廣澤隆之先生の「唯識論」を学んでいるうちに、急に仏像のことをもっと知りたいと思うようになっている。仏像の魅力とは何だろうと思う。修学旅行の時や、若い時代には決して感じなかったものだろう。こんなにも惹かれる気持ちは。
  昨年、東京国立博物館で「国宝 阿修羅展」が開催されたが、来場者はのべで94万人を突破したという。最多の約150万人を動員した1974年「モナ・リザ展」、同じく約129万人の「ツタンカーメン展」(1965年)に次ぐ歴代3位だったというが、こうした時代にあって何か時代の風雪を乗り越えてきた仏像には、圧倒的な歴史の重みが"そこ"にあるのだろう。幾多の修行僧が見届けてきた仏像、そして寺社仏閣を桜の美しい季節に訪れてみるのも日本人ならではのものだと思える。

ch12.その他 : 何かがおかしい

   嫌な事件が報道されるたびに本当に悲しい気持ちになる。福岡でおきた女性の殺人事件にしても、また、未解決の事件にしても、何故か最近はバラバラ殺人が多いような気がする。どんな恨みがあったにしても、猟奇的であるというほか、言葉が見つからない。福岡の事件もまだ犯人も動機も何もかもが不明。自宅から数キロ離れた島にうちあけられたのだろうか。両親の捜索願いから直ぐにご遺体が見つかったわけだが、何とも悲しく胸が痛むだけだ。最近は何かがおかしい。

ch12.その他 : 宝物

100312_1029~0001.jpg2月22日に自己破産を申請した手芸用品販売のキンカ堂。その日は、既にシャッターが閉められ、告示書が貼られていただけであった。たまたまその前を通り過ぎようとすると、何枚ものメッセージを書いた紙がはられているではないか。風に吹かれてパタパタといっている。変なことが書いてあったらいやだなあ・・・と咄嗟に思い、その前に立ち止まった。「長い間、有難う!」「ありがとうございました」という感謝の言葉が並んでいる。そして「母に連れられて布地を買いにきた思い出があります」と、そこにはお母さんに連れられて布地や刺繍糸やボタンを買いに来たという娘達の声や思い出がいっぱいの声だった。この一枚一枚はたとえ倒れたとしても大切な宝物ではないか。そう思った。風の冷たい日だったが心の中があたたかくなった。

ch12.その他 : 大銀杏


  暖かくなったり寒さがぶりかえしたりと、本当に目まぐるしい天気が続いている。昨夜の雪には驚かされるし・・・

  ところで、鎌倉市の鶴岡八幡宮の大銀杏が早朝に倒れたという。もうビックリだった。昨日の夕方以来の雪を含んだ強い北西の風が原因だというけれど、これまでも台風も大雪もあっただろうに・・・と思ってしまう。樹齢1000年である。いわば鶴岡八幡宮のシンボルだった。根の状態から回復は不可能だといううニュースも聞くと、本当に本当に残念でならない。
  ゆったりと時間のあるある日の日曜日。鶴岡八幡宮を訪れたことを思い出す。実朝暗殺の話しなど聞きながら、大銀杏を思いっきり見上げてみた。本当に日本の歴史のひとこまに触れた日であった。思い出すと、何か哀しい。

ch12.その他 : MOON!


  科学雑誌『Newton』の4月号の特集の中に天体に関する記事があった。となりにあるアンドロメダ銀河までの距離は230万光年、最も速く進む光でさえ230万年かかる・・・・そんな文章を読みながら、途方もない天体の距離について考えてみる。人間は途方もない事を考え、途方もない世界にロマンさえ感じてしまう。

  心ときめくニュースを読んだ。NASAが無人探査機エルクロスによる観測で、月の南極に近いクレーターに凍った水が存在することがわかったとの発表があった。なんか興奮してしまう。これまでにインドの周回探査機などの観測で、月面の広い範囲の砂の表面に水が結合して存在していることが確認されいるそうであるが、まとまった量の水が確かめられたのは今回が初めてだという。これまで、月は完全に乾燥していると考えられてきた。そんな月に大量の水が存在しているとは!デスクの上に置いてある月カレンダーを見ながら、気持ちはまさに"ウオー!ター"です。
 

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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