ch12.その他: 2013年1月アーカイブ

ch12.その他 : 悪縁


所謂、犯罪であるが、スイス在住の投資ファンドマネジャーがスイスから一時帰国で行方不明になったと報道された時に、資産運用を任せて。多額の損失をだした、その怨恨かなとふと思った。食品関連会社の役員が潜伏先の沖縄・宮古島で自殺未遂をおこし、この事件は決着をみたようだが・・・。
  土地を購入してまで、その土地に死体遺棄をした、被害者のクレジットカードを使用、財布などを質店に入れるなどその杜撰さから、表面で動いたのは数人で、主犯格・謎の大物「X」が海外にいるのでは?とも推理したが、何とも主犯の供述からやはりその食品会社役員の犯行のようだ。
  
  しかし、その会社役員と知り合ったのは鮨店で隣り合わせになったのが、付き合いの始まり?と聞いた。そして一年後にトラブルから殺され、遺棄されるなど、想像も出来ない。人と人との悪い「縁」とはこんなことかと思った。大金にからむことなど、自分には全く無関係の世界ではあるが、どんな大金を投資マネジャーに預けてもハイリスクハイリターンだとはらをくくらなければならないのだと思っている。たとえ損失をこうむったとしてもだ。しかし、マネジャーは淡々と手数料をとる。そんないわばゲームをしているうちに、「何故だ!?」と、ただならぬ感情が生まれてしまったのだろう。土地を購入してまで、用意周到に見えても、結局はあしはついてしまう。完全犯罪など無いのだ。
  しかし、人間の感情とは本当にセーブできないものなのだと思う。感情とは日々体内を駆け巡る血液のようなものなのだろう。発露し、初めて気付く。慌てる。そんなものだ。

ch12.その他 : 15歳のお遍路

51H90KRCM2L__SL500_AA300_.jpg廣済堂さんから「15歳の「お遍路」」という本(文庫判、本体648円)が送られてきた。3年間、不登校だった岡田 光永さんが歩いた四国八十八ヵ所。たった一人の挑戦。「四国八十八ヵ所という場所は、自分を強く成長させ、力を身につけることで、願いを現実のものとする場所ではないだろうか」と57日間、頭の中で強く強く祈り続けたという「自分探しの1400キロの旅である。15歳といえば、身も心もグラングランと揺れ動く時である。いろいろなことがあってもその思春期のパワーで何とでもなる。岡田さんは、お遍路歩きの後、復学し、高校を卒業。そして大学に入学。今は教職に就くことに夢をもっているという。お遍路ブームではあるが、やはり何かを見つけるために第一歩を踏み出したいものである。15歳のお遍路


ch12.その他 : 拘束事件

  北アフリカ・アルジェリアの武装集団による外国人拘束事件。情報は錯綜した。日揮の本社に18日未明には安全確認された日本人3人からの無事という電話が入ったものの、昨夜はまだまだ安堵には遠かった。各国のメディアの情報から何を得るか?作戦の様子をひとつひとつ聞いていくしかなかった。18日夜、新たに日本人4人の無事を確認したことが伝わる。無事が確認された日本人は計7人になった。しかし、まだ安否が確認されていない方々がいる。

ch12.その他 : 18年という年月

月日とは本当に早く経ってしまうものです。阪神・淡路大震災から今日で18年になる。神戸市などでは、一昨年の東日本大震災で被災された東北地方の関係者も参列しての追悼するさまざまな行事が行われたという。思い出すこともあまりにも多く、今宵は追悼の気持ちで過ごす。当時、会社でお世話になった方々の顔が浮かぶ。


  夜のニュースで映画監督の大島渚さんが肺炎の為、亡くなったという速報を見た。享年80歳であった。「愛のコリーダ」では本当に話題をふりまいた。ハッとさせられるひとつの社会現象でもあった。そして「表現の自由」とは一体なんたるものか?考えさせられた。「戦場のメリークリスマス」は二度ほど見た。何か衝撃を感じた映画だった。
  脳内出血で倒れてからは、奥様であり、女優の小山明子さんの看病についてのご苦労をいろいろな情報番組で知った。仕事をしながらの家族の介護問題、そして特に女優しいう職業ならではの「美」への管理とでもいうのだろうか?本当に女優という仕事も大変な世界なのだなあとつくづく思ったものだ。しかし、奥様ももう80近い。月日とは本当に早く経つものである。凛とした美しさがとても好きな女優さんである。
しかし、随分前の話ではあるが、作家の野坂昭如さんが、自分のスピーチまでかなり待たされたと怒りをこめて舞台で大島渚監督にパンチをくらわせたことがある。お互いに殴り合う2人の姿は印象に残った。そんなあまり普通の生活ではない、エピソードもまた、天才監督の人脈のなせるわざなのだろうな。

  大島渚監督のご冥福を祈ります。

ch12.その他 : 初雪

ずーっと空気の乾燥が続いて、本当に辛い日々でしたが、今日は何とも低気圧が急速に発達しながら本州の南海上を東北東へ進んだ影響で、雪が降りました。初雪!「多分、積もらないでしょう?」と朝方は思っていたら、なんととっとっととスゴイ!本日の予定は全てキャンセル。交通も大混乱のようだった。雪化粧も美しいなあと思いながら、日ごろ「積読」の本を読み漁る。書かなくてはならない原稿もあるが、しかし、雨や雪の日って読書に耽りたくなるものだね。空気がひんやりしているけれど、今日のちょっと湿った雪で、喉も少し楽になった。しかし問題は明日。朝の雪道を歩くのは本当に注意しないとね。

ch12.その他 : ポーが聞こえる・・・


   サンケイリビング新聞社勤務時代、一緒に仕事をした佐藤光子さんから一冊の本が届いた。『ボーが聞こえる』という本。「いち子様 いつもなつかしく思い出しています。宿を始めて6年目。早くその様子を書いておかないとあぶないと思い、本を作りました。光子」と手紙が添えられていた。帯にはこの小さな一冊から私の愛する小樽を赤く味わっていただきたい・・・とある。小樽出身の佐藤光子さんは小樽北運河そばの建物を改築し、旅館兼喫茶店「かもめや」を開業している。なんでもレトロな家具を友人とともにそろえてあり、宿泊者には市内を案内するサービスで好評を得ているそうだ。 夫の死を機に四十三歳の時、小樽に戻った・・・。そうか、あの時、43歳だったのかと。ただただ懐かしい。当時の編集部の忙しさといったら尋常ではなかったかも知れない。「あああ~道端で寝ている人がうらやましい~」と朝から言っていた光子さんに原稿締切間際の私は「何言っているのよぉ」と語気を荒げたこともあったな。しかし、今は何もかもが本当に懐かしいかぎり。あの忙しさの中で、まるで青春真っ只中のような楽しさが満ち溢れていた。未だ、当時のスタッフとは深いご縁で、思い出してはいろいろな話が弾む。不思議なくらいドラマチックな日々だったね。

 ポーとは、北海製缶小樽工場のサイレン「ポー」の響きのことか。1ページ1ページに光子さんのあのほんわりした雰囲気が詰まっている。そして笑い上戸の光子さん。私が何か言った時「もうやめてやめて」と涙を流していた。あの笑顔が懐かしい。読み進めていけば、あまりの懐かしさで、一気に読み終わってしまうな。
小樽北運河 かもめや

ch12.その他 : 女難

正月にひいた御神籤。なんか気になる。気になって再度ひいてみたがやはり内容がほぼ同じ。「まさか」と思ってまたひいた。ややや・・・女難か。先般、音楽家の吉岡しげ美ちゃんが「どーしたのよ?」と聞くので、かくかくしかじかと話したところ「私じゃないからね!私といち子の関係は饅頭食べたとか食べないとかそんなことばかりだからね!」と。信頼している女性から難を受けやすいとは?仕事では女性も多い。だからこそ、このところ「見る目つき」がちと違ってしまう・・・

ch12.その他 : 賀詞交換会で

本日はメトロポリタンホテルで午前10時30分から新年の賀詞交換会。毎年1000人ほどらしいが、何とも今年は1000人はかるく?突破。まあ、すごい人・人・人である。美しき和服姿の自民党の小池ゆりこ先生も来賓祝辞を。昨年夏にはNPO法人「としまの記憶をつなぐ会」も設立。区制施行80周年の「記憶の遺産事業」もかかわらせていただき、ますます「豊島区」にご縁をもっても仕事も増えている。元人世横丁の商店会長の中村規久代さんともビールで乾杯しながら、昔話に盛り上がる。兎に角、健康第一でいることだ。何をするのも健康第一。年末から風邪とひきつづきのお付き合いをしている仲間に病院へ行くことをすすめ、次の会場へ急ぐ。まあ、今年も忙しくなりそうだ。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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