ch12.その他: 2007年2月アーカイブ
ch12.その他 : 別れの季節 |
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今年もまた2月が逃げるように去っていく!
先日、友人からランチの誘いを受けた。「3月17日の土曜日の都合は如何?個室とるから」というものだったが、私の頭の中では、即座に2月17日の土曜日と勘違いをしていた。当日の朝に、緊急の打ち合わせが入った。慌てて時間の調整を友人に頼んだところ「いっちゃん、多分間違えると思ったぁ」というメールが友人からきた。多分という文字に“やっぱりねっ!”というニュアンスさえ伝わってくる。もう、自分のおっちょこちょいぶりに呆れるやら、腹の皮がよじれるほど、可笑しくて大笑いするやら・・・・。そうか、2月も3月も17日は土曜日なんだ!と感動してみたり。
なんとも毎年、たいがい2月は慌てて過ぎていくことが多い。仕事の内容もあってか、手帳はいつも1~2ヶ月先ばかりみている。
そんな2月ももう直ぐ過ぎる。そしていよいよ3月に。ある大学生を対象にした調査で3月が別れの季節だという結果がでたそうだ。卒業や就職で物理的な距離が二人をおいやることは分かりやすい結果だ。3月ら次いで女性の場合、6月が多いという。別れの理由は「新しい出会いが4月にくるから」だそうだ。一方、男性は8月。理由は帰省だなんだかんだで離れ離れにいて、やはり「物理的距離」によるもの・・・・というところはなんとも納得。男は距離に左右されやすいのだね。
ch12.その他 : 神田という街 |
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今、「神田」という街に関わりながら仕事をしている。昨夜の懇親を兼ねた打ち合わせでも、ボトルキープのの名前の漢字を間違っただけで「あら、いやだぁ~昨日今日のお付き合いじゃないのにぃねぇ・・・・」とその店のママさんが「昨日今日の付き合いじゃないのにぃ」を繰り返し、ニューボトルを用意している姿をみて、今は、ななかお目にかからないというか希薄になりつつある人情の残る街を感じていた。
以前の勤務先が大手町であったため、「ちょっと軽く飲みに行こうか」というと、「神田」という街が候補に挙がった。いつもJRのどの改札口も混雑していて、駅前では企業PRのティッシュを配る女性がいて、なにやら、いろいろなチラシを渡す男性の姿もあり、昔ほどではないが、何とも秘密めいた消費者金融の入るビルも多い。
夜になると、全く姿を変える街。路地裏が大好きな私としては、かっこうの街でもある。ふっと降りて、ガード下にある飲み屋やカウンターバーに入ったりすると、例えば店主も含め、波のように打ち寄せては消えていくその日その日の客人。そこには様々な人間模様があり、しばし、酔いの中でいくつもの小ドラマを見ることができる、そんな街だ。心地良い春の宵、暑い夏の夜も、しびれるほど寒い年末も・・・・いろんな人々の小さなドラマがあった。