ch12.その他: 2013年2月アーカイブ

  今、古地図をはじめ、いろいろ調べものをしていると、昔の人は今の街の様子、人々の生活の様子など想像も出来なかっただろうと思う。だから、今、目の前で見えていることなどずんずん過去のものとなっていくのだろうと思っている。3月5日の「記憶の遺産事業」の映像80本もほぼ完了に。なんとか間に合った。その人々の記憶・思い出もあと数年、数十年と時間が経過していったら本当に価値というのだろうか?その掛け替えのない貴重なものであることに気付くであろう。
  さてさて、アメリカのアップルが腕時計のように腕に巻いて使う端末の特許を申請しているようだ。腕にまいてなんだかんだ・・・昔、アニメで見た気がする、『iWatch』と呼ばれているようだが、本当に未来はどうなっていくのだろうか。

ch12.その他 : 三寒四温

今の時期は三寒四温では?と思うのだが、もうすぐ三月というのに本当に寒い。早朝の寒さは・・・且つ、夕方は栃木・日光市で震度5強を記録する強い地震があった。これまた、東日本大震災の余震ともいうが。早く、ぽかぽかの春よ来いであるが、また花粉症の季節でもある。

ch12.その他 : 梅の香

寒くても春の光を感じる。梅がほころんでいる。本当にいいものだ。梅の花を見るとやはり思い出してしまう菅原道真の「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春ぞ忘るな」。しかし、申し開き一つさせられないまま大宰府に左遷させられてしまう、もう帰ってはこない、どんな気持ちだったのか?そう、考えると花の香もまたちがったものに思えてくる。

編集の仕事は読んで字の如しとでも言おうか、兎に角、コツコツコツとした作業を繰り返すものだ。新聞社で駆け出しの頃、当時はパソコンだなんだかんだとない時代であったから、必死にメモをとり、録音し、そして無駄を省いた文章を構築していた。派手でなく、兎に角、そぎ落としていく。「何で?」と何度も思ったものだが、こうして数十年も経過してみると、実にその時の作業が身について役立っていることが分かる。その時「何で?」と思うこともきちんとやってみるのもいい。

  以前、ある人が言った。「お金がないから、社会貢献活動をしたいけど出来ない」と。ああ、先ずそこからの発想を払拭してほしいと思った。もし、それに近い気持ちで何か、踏みとどまっていることがあったら是非参加してほしいイベントのご紹介です。
  今年で7回目を迎える「社会貢献活動見本市」。2月23日(土)~24日(日)、東京芸術劇場を会場に開催される。地域の課題を市民の力で解決することを目指して、さまざまなNPO 法人、ボランティア団体、民間企業(CSR活動)が参加する。従来の「見る」、「聞く」ことに加えて、「体験」することで、社会貢献活動に対する理解をさらに深めていく。以下は内容の一部です。お時間があったら是非、いらっしゃってください。「としまの記憶をつなぐ会」もブース出展いたします♪


分科会ワークショップ
【日時】2月23日(土)10:00~17:30
【テーマ】多文化共生/子どもサポート/まちづくり/としまの歴史
【会場】東京芸術劇場、池袋周辺

活動団体見本市
【日時】2月24日(日)11:00~17:00
 約50団体の活動をパネル展示により紹介。ミニセミナー等も同時開催。
【会場】東京芸術劇場
<第一部>11:00~17:00
 展示発表・パネルディスカッシヨン・パーフォマンス
<第二部> 17:30~19:00
 ネットワーク交流会、展示優秀団体表彰式)
【問い合わせ】
NPO法人 としまNPO 推進協議会 事務局
豊島区池袋2-31-3 岸野ビル102 (CB-BOX 内)
TEL:03-5985-4881 FAX:03-5985-4890 
E-Mail:en@toshima-npo.org
詳細はこちら

ch12.その他 : 隕石ブーム

  2月15日、ロシア南部チェリャビンスク州周辺に落下した隕石がNASAの発表によると、大気圏突入前の大きさは直径17メートル、重さは1万トンだったそうですよ。ややや・・・空から1万トンの物体が降ってくるなんて・・・。目の前を隕石が落下しているのを見た?パイロットの証言など聞くと、本当に映画の世界のようだ。しかし、私は暫くはUFOではないか?と真剣に考えていたのであるが・・・チェバルクリ湖で見つかった約1センチほどの鉱石は科学鑑定の結果、隕石の一部だったことが判明した。なんでも湖面には直径8メートルの穴があるらしい。既に、インターネット上のサイトで「隕石の破片」と称した石が、1万ルーブルから50万ルーブルで販売されているという。日本円だと約154万円ですって!そういえば・・・昔、ベルリンの壁の一部を買ったことがあるな・・・しかし、どこにも商魂たくましい人々がいるものである。ただ、今後は隕石詐欺も出てくるのではと心配してしまう。暫く隕石ブームが続くのであろう。

ch12.その他 : 若い命

  昼前に知人の息子さんの訃報をきく。言葉が見つからない。まだ働き盛りの30代。家族をもち、さあ!これからという世代だ。昔から知っているからこそ、ふっと小学生の頃の顔が浮かぶ。
  彼が大人になって本当に久しぶりに会った時はその頃のイメージが強くて「大きくなったわねぇ!」「はぁ」という会話をして、お互いに大笑いしてしまうこともあった。お母さんもそんな様子を見て「月日が経ったのですよねぇ」としみじみ、そしてにっこりと笑った。
  この世の理不尽とはこういうことかと。かける言葉もみつからないまま、一日が経ってしまう。まだまだ若い命というのに。残念で無念である。安らかにという言葉しか見つからず。

ch12.その他 : 「MEDIA AMBITION TOKYO」

CG-ARTS協会が主催する新しいアートライブイベント「MEDIA AMBITION TOKYO」が、六本木ヒルズ52階(東京シティビュー)を中心に2月17日(日)まで開催されている。日本発の新しいテクノロジーカルチャーを世界へ向けて発信していくこのイベント。ジャンルも世代も超えて!ということだそうだ。

ch12.その他 : 隕石が!

  テレビニュースを見てビックリ!青空にまぶしい閃光が!。2月15日の朝にロシア西部の都市チェリャビンスクに隕石が落下した映像が映し出された。落下場所に近いロシア中部地域では、建物のガラスが割れるなどの被害も出たそうだ。チェリャビンスクとは余り聞きなれないものだから、思わず地図で調べてしまう。
  しかし、あの強烈な光と爆音。人々の悲鳴にも似た声が聞こえた。しかし、隕石も上空ではバラバラになり、一部は燃え尽きたようだというものの、何とも自然の現象にはただただ茫然である。テレビのアナウンサーが天文関係の専門家に緊急で電話。「落ちることは分かっていたのか?」などわけのわからんことを聞いていたが・・・。分かるものではなかろう。

ch12.その他 : 朱鷺

時々、こうした情報を頭の中に整理しておくとよいと思いました。国の特別天然記念物トキのことですが正式には「コウノトリ目トキ科」でした。しかし、近年のDNA解析で、コウノトリよりもペリカンに近いことが判明したそうです。ということで、日本鳥学会は「ペリカン目トキ科」に変更しました。勿論、分類が変わったとしてもも保護の位置づけには全く影響はありません。じっくり鳥と会話でもしたものです。ペリカンにも似ているように思えてきました。

ch12.その他 : 言わぬが花

  日々、いろいろなシーンにぶつかる度、実に、古人は素晴らしい言葉をのこしてくれたものだと思う。本日は「言わぬが花」とでも言おうか・・・。用例としては「どんな結末になるのか誰もが容易く想像できるが、それは言わぬが花だよ」などあるが、まさにねぇ~。「言わぬがわぬは言うにまさる」「沈黙は金」とか、いろいろ考えてみる。それにしても、わりと?日本人は言わなく、もの静かにしている、謙虚であることが美徳でもある、そんなところがあるものだ。
  現在、発売中である『文藝春秋』2013年3月号の188ページからの「勝海舟、織田信長からチャーチルまで 100の名言 時代のかがり火」という特集記事が掲載されている。いやあ、「人は理性によって説得されるが感情によって動く」とはリチャード・ニクソン。思わず、仰せの通り!と。実に、すっきりする、名言の数々の清涼剤効果。この記事は大切にしておこう!

ch12.その他 : 2013年の立春

2013年の立春は2月4日の1時~。漸く、2013年を迎えました。そう考えると2012年は断末魔の叫びの如く、インフルに罹ったかと思うと月末のとんでもない、喩えるならば息をいつ吸っているのか?と思うほどの忙殺さ。慌てん坊の何とやらである。何となく抜けない倦怠感の中で走り回っていましたねぇ・・・。今年は、少し、のんびり、ゆっくり、まっいいか・・・でいこうかと思います。そうでなくてもせっかち。超がふたつ、みっつつくほどのせっかちですから。そういえば、今年の叔母からの年賀状に「あなたの動きを見ているとお父さんを思い出す」とありました。そのあとに「あはははは・・・」と思い出し笑いのような声が聞こえますね。叔母にとってのお父さん。そうそう、私はやはり、喜一おじいちゃんに似ているのでしょうね。時々、ふっと思い出します。丸の内『常盤家』の創業者である渡邉喜一。明治生まれの祖父に教えられたことは本当に多い。ずっーと祖父も一緒に暮らしていた時代が長いからかな・・・。しかし、余りにもいろいろなことが起こって、今では記憶がまばらではあるが、やはり、血筋というものなのだろう。これはどんなことが起こっても変えられないね。いわば「気質」のようなものは完全に?受け継いでいるのかも知れないな。改めて、先祖の大切さを知る。ありがとうございます。

  2月3日21時59分、十二代目市川団十郎さんが肺炎のため逝去された。享年が66歳。勘三郎さんの死とともに、何か日本の輝く財産がはらり・・・と失った感である。
  2004年には「急性前骨髄球性白血病」と診断されたが2008年には骨髄移植を受けられて闘病しながらの舞台を続けられた。闘病後の年末だったか、吉岡しげ美ちゃんから「団十郎さんと出演するからラジオ聞いてね」と言われ、血液型が変わったなど興味深いトークもあった。えっ?そんなことがあるのか?!とクルマの中でラジオを楽しく聞いたことを思い出した。
  片岡孝夫さん(現・仁左衛門)と玉三郎との華やかなる時代は本当に歌舞伎を鑑賞する為に、足繁く通ったものだ。とくに海老蔵、玉三郎の顔合わせは「海老玉コンビ」とも言われて、本当に人気の舞台であった。あの華やかさは・・・もう無いのか?と、ただただ頭の中のほのかな記憶である。勘三郎さんにしても団十郎さんにしても余りにも若すぎる死である。実に悲しいことである。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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