ch12.その他: 2011年5月アーカイブ

ch12.その他 : ご縁


  先般、「男の料理教室」の取材をした。参加者のみなさんは、いわばリタイアされた方々で60代が多いということだったが聞けば、「78歳だよ」など80に近い方もいらっしゃって、その元気で明るい調子に嬉しくなった。考えてみれば健康で心身ともに元気であれば要は年齢など関係ないことが分かる。年齢などいわば「記号」の一つでしかないね。

  ところで、以前もあったことなのだが、取材したものが記事となってメディアに掲載された時、例えばメンバーの集合写真などがあるとあちこちから思わぬ反響があるのだ。今回の料理教室では、自分自身もこんなにもびっくりするような奇跡?ともいえるような再会があった。「先生、お久しぶりです!」とまあドラマのようであった。こんな偶然って面白いな。不思議なことが人生にはあるんだね。そう思っていると、それを見た方から、某大学の元教授のだれそれがうつっていてびっくりしたんです!なんて連絡をいただいた。あらあら、そんなことがあるんだ・・・とつくづく。
  不思議なご縁からまた不思議な展開となって、その人間関係で仕事が始まったりするものだ。最近は、時間を見つけては、大好きなクラッシック音楽を聴きながら、時々頭の中で人や仕事を整理することが多い。あの仕事はどこから始まったんだっけ?あれは誰の関係者だったっけ?など考えていくとやはり「人」と「人」の輪で繋がっていくことが分かる。特に「なるほど!おお!」と思わず嬉しくなる時はモーツアルトがいいね。

ch12.その他 : どうするんだ?


  そんなに目くじらたてないで~と言われそうだが、のんきなふざけたことを言っている場合じゃないでしょ!とあえて言いたい気持ちになることがある。勿論、3.11以降にテレビなどの広告が自粛され、ACの金子みすゞ「こだまでしょうか」という詩が、今いろいろ一部パロディ化されて、いろいろなところで披露されているのは十分知っている。そんな話に触れたときにくすくすと笑い。私はただただ不愉快な気持ちになる。笑うな!と。原発のことはまだまだ他人事なのだろうかか。枝野がどうだこうだという問題ではないだろ?日本全体を揺るがしていることなのだよ?日本に住んでいるのなら、どこで起こっても不思議のないこと、それが地震だ。
  
  さて、東京電力は23日に地震発生直後の原子炉のデータをまとめた結果、炉福島第一原子力発電所2、3号機についても1号機と同様に核燃料がメルトダウンしていたとする報告書をまとめた。経済産業省原子力安全・保安院に提出するというが、勿論手続きを云々しているのではない。本当に今、この時期に分かったことなのか?が信じられない気持ちだ。
  どこかの総理とは違って、いや今更、皮肉を言っても仕方ないが、原子力の専門家でもない全く素人の自分でも炉心にあったと思われる放射性物質がタービン建屋の地下やトレンチに多量に出てきたり、あの海水の汚染が通常の3000倍だなど信じられないことが起こるはずがないと思っていた。
  福島では長袖を着てマスクをして、校庭で遊べない子供たちもいると思えば、手足を出したまま外で遊んでいる子供もいると聞く。情報が正確に伝わっていないということでしかないだろう。地元の野菜も食べす、ペットボトルの水を飲んでいるという生活がいつまで続くのか?福島の人々は本当に不安に声を枯らして泣いているのだよ。放射能に関して政府の出した「数値」はなんなんだ?と改めて思う。「現在」は勿論だが、今後、誰がどう責任を持つのか。乳飲み子や妊婦、小さな子供たち。未来の日本を担っていく国民である。原発で直接作業にかかわる人間がうれるほどの数値を与えているのではないか?未だ「核燃料全体が溶融して、崩壊しているとした」などと言っている国そのものが崩壊している。

、。

ch12.その他 : 美しい財布


   日頃、あまりベストセラーを買って読んだりはしないが、税理士の亀田潤一郎さん著の『稼ぐ人はなぜ、長長財布を使うのか?』を読んだ。というのも男女を問わず、いろいろ気になる小物に実は「財布」がある。例えば、いざ、会計の段階で「あれれ」という財布を見ることもある。レシートおカードなどでパンパンに膨れ上がった財布は整理整頓の出来ないひとなのかなと思う。ちょっと草臥れた感じの財布から小さく折り畳んだ紙幣を出されるのも嫌な気分になる。

  著者の税理士さんも経歴を見ると意外や、人生で辛酸をなめていらっしゃる。税理士の仕事をするようになってから人生も変わられたようである。
  長年順調に稼ぎ続けている経営者はすべて美しい財布を使っているということを発見した。それも「長財布」である。もし人生を変えたかったら財布をかえなさいとまでも言う。そして面白いのは財布を見れば収入が分かるという法則。つまり「年収200倍の法則」というもの。あくまでも概ねの数字とはいうが、これが大体当たる。

  税理士として会社の税務を担当すればそれこそ経営者の状態は丸裸であろう。なるほどね!と思った。つまりその人の年収は今使ってる財布の購入価格の200倍に匹敵するいうもの。まあ、3万の財布なら600万、10万の財布なら2000万となる。まあ、本当に概ねの数字ではあろうが、改めて面白い!と納得。美しい財布というのはスリムな財布。お金を大切に思い、管理が行き届いていれば確かに財布は美しくスリムになるだろう。紙幣も折りたたんだり、逆さに入っていたりはしないな。

ch12.その他 : 困った・・・・


   一種の職業病?ともいえるものが社会生活の中でとしをおうごとに身についてしまった。所謂「締切日」というもの。これに対してもう少しゆったりと落ち着いてむかえればいいのだが、この長年の習性のようなものは取れないものだ。その「締切日」に対してはかなり融通が利かない性格になっている。それと「時間厳守」というものか。かたいな・・・と思いつつ、時間が守れない人や事がどうも苦手だ。
  しかし、あの3.11以降は思い知ったのだ。その時、焦る気持ちを抑えて締切のものはパソコンで送った。締切日だからだ。しかし、あの状況下。そんなことはもう関係ないほどのものだった。まず、どうにもこうにも電話が通じない。相手側といつになっても連絡が取れない。交通機関は全く麻痺。現地へも行けない。しかし時間は過ぎる・・・。目の前のテレビに映し出される悲惨な映像。これが現実か?とまだ半信半疑の中で、その時以来、きちきち神経質に締切だ時間厳守だということもなかろう・・・そう思った。元気でいるのか?無事なのか?「その時」に一番大切なことを人は思うのだ。

  そんな気持ちの変化もあったのてすが、来週のスケジュール表に「14時~」とだけ書いているものがある。「14時から何?どこ?誰?」全く忘却の彼方・・・。一昨日からずっと、これが何であるのかを考えたり、「もしや?」とい方々には恥ずかしながら問い合わせのメールなどをしてみた。しかし不明。メールも丹念にリサーチと確認作業。郵便物もすべてチェックした。しかし、未だ不明。ああ!本当に困った。
  多分・・・外出先で携帯を受けて、「ああ~いいですよ~」的に軽く受け答えをして、落ち着いたところでスケジュール表に「14時~」と書いたところで、また別の電話を受けたに違いないな。それを受けて、別のところへ電話、そして電話の連続か。そして見事に忘却したということか。自分の行動パタンから推察すると、こんな感じかな。
  いやはや、その日はどうしよう・・・という気分だ。小さな心の中のパニック!ああ!いつも「時間厳守でね!」と言っている自分が実にいやになるねぇ~困った。相手側も忘却してくれることを只管祈ってしまう?いや、それはやはりまずいだろう・・・。

ch12.その他 : 黄色のアザミ?!

アルジェリア花便り。「アザミかな」といはいうものの、黄色いアザミは初めてみました。多分、世界にはいろいろな植物が「私を見て!」と咲いているんでしょうね。個性的で実に素敵です!2011_0514_151008-P1060655.JPG

ch12.その他 : エネルギイ


  若い頃から"元気"という言葉がピッタリの女性のことが気になって、親しい方に近況を聞いた。それこそ、「血が滴るようなステーキ」が大好きという方だったが、最近は全く食が細くなり、げっそり痩せられたと聞いた。病気ということではない。背も高いし、しっかりした体躯。エネルギイそのものという感じだったのにと思うと、加齢というか「老い」というものについて深く考えた。
  やはり「食」は生きる為のエネルギイそのものである。あれも食いたい、これも食いたいと思う、それこそが「生命」なのかも知れない。
  親しい方が「今度、彼女の好物のちらし寿司を持っていこうと思っているのよ」と仰った。一口でも食べて「あら!美味しい美味しい」と言って、また「血の滴るようなステーキが食べたいわ!」と言えるほどのエネルギイを取り戻してほしいと思った。

ch12.その他 : 津波

なぜ今頃になって?というのが゜率直な気持ちてあったが、福島原発に押し寄せる津波の状況写真が公開された。今回のこの地震まで、ややもすると高波と津波を勘違いしているところもあった。それほどに脅威。

津波の瞬間

ch12.その他 : 底知れぬ不安


   しかし、14日に東京電力福島第1原発で、集中廃棄物処理施設で作業をされていた男性が亡くなられたというニュースを見て、不安に駆られた。診断結果で心筋梗塞の可能性があり、放射能は関係は見られないなどとは言っているが体調不良を訴えてから病院到着までに2時間以上もかかっていたらしい。つまり救急車に乗せるには警戒区域外まで出る必要があるからだ。勿論、常駐医師による心臓マッサージもあったものの、その作業の過酷さは我々の想像を絶するものだ。その防護服内はまさにサウナ状態だという。人間は生身。疲労もたまる。果てして、作業する方々への健康管理状態はどうだったのか?今、日本全体で抱えているこの問題は来週には終わりますではない。今後、長く続くのだ。 ・・・・何となく終わった・・・ではないのだ。
   
  不安は続く。1号機の原子炉建屋地下1階では行方が分からなくなっていた冷却水が大量に見つかったという。燃料が炉心溶融して、圧力容器、格納容器とも穴が開いていると見られいる・・・「漏れたのでは?」ではない。推測ではないだろう?素人ではない、プロであろう?「1号機では格納容器から水が漏れている可能性がある」。その為に水位の確認作業も急いでいるというが、もう、回りくどい解説はもう結構だ。なくなったものはどこへ行ったのか?どこかへいったからなくなったのだ。考えられることは究明へ。そして早め早めの対策を。情報開示の一元化。何より、事実はつつみ隠さずに国民に伝えてほしい。生涯隠し続けられることなどない。何となく終わったようではない。現在の日本の状況はフィクションではない。言いようのない不安で日々一杯である。

ch12.その他 : 震災歌集

震災歌集.pdf東北に行ってきたという方から震災歌集が届いた。言葉も出ない風景が広がる。しかし、そこには日々の生活の堆積があった。人は未来に向かって一歩ずつ進む、そう思っている。


   2011年3月11日 14時46分。東日本大震災から今日で二か月経った。あの日から、いろいろ考え方というか思い方のようなものが変化している。1000年に一度かといわれるほどの規模の地震に遭遇したのだから。  手帳を見直してみると、その週のはじめからの記憶が再生される。確か・・・2日前の9日の昼ごろに地震があったと思う。
  だが、マグニチュード8.6といわれる江戸時代の宝永地震は発生後3ヶ月半後に最大余震がきている。マグニチュード8.4の安政東海地震では約10ヶ月半後かに余震が発生している。
  しかし天変地異だけは神のみぞ知る世界。世界のどんな為政者であろうとも防ぐことは出来ない。まあ、余震はくるのだろう・・・と思いつつ、日々、真摯に腹括って生きることなのだろうな。


ch12.その他 : 花便りでも

2011_0509_102932-P1060574.JPGきちんとした植物名も書かないままですが、「アルジェリアの花便り」ということで。カキツバタでしょうかねぇ?なかなか綺麗な黄色です。花は素敵です。

ch12.その他 : 出来ることを


  このところ、携帯電話のメアドの変更の知らせが多い。今は簡単に変更できるから便利だとは思うが・・・

  ソフトバンクの孫正義さんが自然エネルギー財団を私財を投じて設立するということらしい。そんな影響?か。「15年間使っていたドコモを解約してソフトバンクに変えました」とい変更のお知らせとともにメッセージもある。15年間とはやはり長い期間だな。それに「ソーラー発電に熱心なシャープですね」とソーラー電池式のものに変える人もいる。

  月末、本当にうちわではあるが、ちょっとしたオークションを友人と計画している。少しでもと思って。やはり東日本大震災後に一体自分に何ができるかを考えている人は本当に多い。息の長い「出来ること」をしていきたい。

孫正義さんの記者会見風景

ch12.その他 : ツツジ

友人から「あまりにきれいなので・・・」と送ってきてくださったツツジの写真。今の季節は本当にツツジが美しい。緑眩しい季節は何か心がうきうきするものだ。110428_1616~020001.jpg110428_1614~020001.jpg

ch12.その他 : 可憐に隠れた逞しさ

2011_0505_114804-P1060526.JPG2011_0505_120753-P1060532.JPG 「休みはカレンダー通りでしたか?」と馴染みの店の大将が言う。連休明けに・・・という仕事がたまっていたので、今日は久しぶりに一息。テロの標的に福島原発などという、良からぬ夕刊の見出しに暗澹たる気持ちになる。本当にいろいろ考え、いろいろ話しあった連休が過ぎた。アルジェリアからの「花便り」第二弾。自然の中で咲いている花々。本当に自然の素晴らしさを感じる。

ch12.その他 : アルジェリアから花便り

fu.JPGfqd.JPGアルジェリアから花便り。花の名前は調査中?しかし高原に咲き乱れているとは!植物は素敵だ。

ch12.その他 : テロの脅威


このニュースにはただただ驚いた。衝撃だった。本当に?と一瞬思った。米特殊部隊によるウサマ・ビンラディンの殺害。作戦チームは米海軍特殊部隊の隊員とCIA要員が加わったとの情報もあるが、潜伏していたのがアフガニスタン・パキスタン国境の山岳地帯の洞窟ではなくパキスタンの首都イスラマバードに近いアボタバードの豪邸ということも驚きだった。しかしその作戦に要し、急襲して時間はなんと40分足らずというから驚く。米政府高官は国際テロ組織アルカイダの影響力は低下すると断言しているが、イスラム諸国に広がっている米国のへの抑圧感情は果たして解消されるのか?。ビンラディンの主張した反米の大義は世界各地のアルカイダ系組織に受け継がれていくのではと。リーダーを失ったアルカイダだが今後もテロの脅威がなくなったわけではないのだろうが・・・。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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