ch12.その他: 2011年10月アーカイブ

ch12.その他 : キイロスズメバチ


  最近では民家に巣を作るスズメバチが急増しているとか聞く。スズメバチが活動範囲を広げた証拠で人間の環境に順応しているそうだ。困ったことだ。
  実は、私も全くスズメバチなど全く自分には関係ないと思っていたら、夏になる前に植木屋さんから注意をされた。手入れを怠って・・・だらしなく家の壁面にツル薔薇を育てているところに何と、「スズメバチの巣がありますよ」と言われた。それも獰猛?なキイロスズメバチの巣だと言われた。ただただビックリして「ひえーっ?どうしたらいいんですかぁ?」と間抜けなことを聞いたところ「そりゃぁ、駆除しないと大変ですよ!」と言われ、改めて駆除していただいた。
  今になって、思い出すとあのまま知らずに巣が大きくなってハチが暴れだしていたら・・・ぞーっとする。目の前の道路には子ども犬の散歩をする人もそして、赤ちゃんを連れたお母さんも通る。ああ、人の生活には「まさか」か゜多いものだ。


ch12.その他 : 遺伝子のSWITCH


   友人の堤江実さんがナレーションをしているということで、科学者・村上和雄先生のドキュメント「スイッチ」(サンマーク出版)を見る。人間の無間の可能性を追い続ける村上先生が、遺伝子がオンとオフになった時の人々の生き様を冷静に追っていく。
 人の遺伝子には1000文字×1000ページの百科事典約3200冊の情報をもっているという。しかし我々はその何%の遺伝子を使っているか?答えは2~3%。それで人々は生涯を終えていくのだ。

  2005年に起きたJR福知山線の列車事故のことを憶えているだろうか?多くの犠牲者をだしたあの事故。当時、2両目に乗っていて事故にあい瀕死の状態となった鈴木順子さん。当たり前のように、日々楽しいOL生活を送っていた鈴木さんがいつも通りの出勤日の朝、あの事故にあったのだ。
  壮絶な母娘の軌跡をキャメラは追っていく。映像を見ながら、私は胸が張り裂けそうなどの痛みを感じた。災難を前にすれば人は「何故?どうして私が?」と思うものだ。しかし、その現実は現実。逃げることはできない。鈴木さんの親子は絶望の淵に。しかし家族の弛まない愛と笑いで順子さんは驚くべき回復をしていく。文字で書けばこれだけのことになってしまうが、その日々を想像すれば胸が痛む。、
  その他、子どもの重度のアトピー、夫の倒産・・・どん底でも人は遺伝子をオンにするかオフにするかによって状況が大きく変わるのだ。
  また、音楽一家とかスポーツ選手の家庭とかいろいろあるものだが、ゴルフ界の天才ともいえる石川遼くん。これも遺伝かと思いきや、遼くんが夢を持ち、その環境を家庭が築いていったことで開花したそうである。まさに家族という環境が彼の遺伝子をスイッチオンにした。
  殆ど眠っている遺伝子。エネルギイが少しでも生まれるように、自分のミッションが何かを考える良いチャンスにもなる。

SWITCH 遺伝子が目覚める瞬間

ch12.その他 : 秋の蝶

  先般、撮影の取材の為、都電の雑司ヶ谷駅でスタッフと待ち合わせをしていた。少し早めに着いたのでベンチに腰かけていた。すぐ近くは雑司ヶ谷霊園。ベンチに腰掛けでぼんやりと遠くを見る。高層ビルが視界に入らなければ、ここは何とも長閑な駅だ。
  また、役所が移転される予定でもあり、そのあたりは今は野原になっている。もう一度、遠くを見る。ビル群はまるで張り合わせたようだった。まるでタイムスリップした感覚に陥ってしまった。
  ふと、秋というのに、目の前には白い蝶がたくさん飛んでいる。夥しいほどの量だ。「なんで?今?」と不思議に思った。蝶と言えば、昔、父の親友が亡くなった夜も蝶が庭に飛んできてガラス戸の向こうにいつまでもパタパタと飛んでいた。叔父が亡くなった時も、火葬場を出た時に、頭の上に白い蝶が飛びまわり、暫くして山の方へ飛んで行った。
  何か、魂たちが飛んでいるような、そんな錯覚。季節を間違えた?暫くするとその白い蝶たちはどこかへ飛んで行った。

ch12.その他 : 長かった独裁の日々

20日。またリビアの最高指導者だったカダフィ大佐の死亡情報が伝えられた。歴史の一ページが変わった。しかし、長い独裁の日が終わった。リビアの「新時代」か。

ch12.その他 : ギザ10

以前、"ギザ10"とよばれる10円玉硬貨が金運の効果があると聞いたことがある。硬貨の周囲がギザギザになっているから、そうよばれているようだ。なんでも、1951年から1958年に発行されたらしいが・・・。ということで、いつも10円玉のおつりをもらうと、とりあえず、硬貨の周囲をスルッと触って確認する癖がついてしまった。しかし、なかなか巡りあえない。へぇ~っと思っていたら、なんとギザ10が!やはり本当にあったんだねと。まあ、お守りというか、金運アップを願って、財布に入れておくことにしよう。


  何でも初心わするべからずである。念には念を。言い訳はしてはいけない。これは一生大切なことである。しかし、まさかねぇ・・・という状態。
  半日、ばりばりの江戸っ子の方としゃべっていたら、いざ文字にする時に間違えた!。「ひ」と「し」である。まさに頭の中は「お前さん、しる(昼)からほしが、しかってるよ!(光っているよ)」状態である。
  「吉田さん、文章は気にってるよっ!全く見事だねっ!さすがだねっ!でもな、俺の言い方、間違って悪いねっ!"ひ""と"し"だよっ!あはは!」というお電話いただいて・・・・青ざめた。何度も確認をしたのだがね。だが反省しきり。しかし、なんとか一件落着。ひと時「落語」の面白さもあったりして?いかんいかん。反省だ!

ch12.その他 : スマホに夢中 ?


   最近は外出先で、最近は電車の遅れに遭遇することが多い。遅延情報を見ながら、時として苛立つことも。そして電車が完全に止まってしまうこともあり、そんな時は次のテを考えるしかない。原因が人身事故ということもあるが、ある人が「なんかスマホを見ていた人の転倒がも多いらしいわよ」と言うではないか。あくまでも、その人の「・・・らしい」情報ではあるが、この原因はもしかしたら、考えられるなと思った。    例えば、駅でじっくりと人物観察していると何とスマホに夢中の人の多いこと多いこと。周囲など全く気にしていない人が多い。それに耳にイヤホンなどある場合は、とんでもない行動に出る。自分の降りる駅にハッと気付いた時の降車の仕方といったら乗客に大きな被害が出なくてよかったと思うほどだ。酷い。また、最近は昔と違って、大きく立派なベビーカーで外出ししているお母さん方も多いから、本当にいつ、どんなことがあっても不思議はない、そんな光景だ。

  「わきまえる」という言葉があるが、多分、生活の中から「礼儀を・・・」「場所柄を・・・」弁えるという言葉は消えてしまったのかも知れないな。本当に無様である。

ch12.その他 : 記憶の海


  「としまの記憶」をつなげる会なるものを発足。任意というよりNPO化に向けて着々と準備中である。第一回の交流会を開催。これまでに撮影したものの何点かを上映。何度か見ている映像ではあったが見れば見るほどに深いものだということに気付いた。
  それぞれの人にそれぞれの生活があり、時間を過ごしていった。そしてトシをとってやがて人はこの世と別れを告げる時がくる。たまに気のおけない仲間と出会って昔話にはながさいたとしてもそれはそれで楽しいひと時で終わる。勿論それで良いのだ。
  しかし中には、自分の足跡を残した!という衝動にかられ「自分史」を作りたいとも思うだろう。しかし、これがまた自分で書こうとなると難問題。他の人に任せようとしてもこれがまた難問題である。殆どの人は「自分史」などは残さぬまま終わる。そんなものだ。それでいい。

  昨日はなんと巣鴨プリズンの話で会場は湧いた。もう忘れ去られている巣鴨プリズン。実は、この巣鴨プリズンの写真は残されていない。多分、空撮されたであろう写真を見ながら、当時の記憶を持つ人々の記憶が束ねられていく。恋に悩み、気が付いたらそのプリズンの塀の周りを一周していたという女性・・・差し入れに行ったことがある・・・「そんなことがあったのか?」「まさか?」という複雑な不思議な感覚である。その人々の記憶の海から、何を掬い上げて編集するか?ということがポイントとなる。
  
  まだ、ようやく一歩を踏み出したところか。しかし、その一歩を踏まないと二歩目には進まない。日々忙殺されよう、なにをされようと、その踏み込む気持ちがなければ何事をも進まないわけだ。

 

ch12.その他 : 傍若無人

  横断歩道を渡っていると後方から「絶対に裏切らないでよっ!」と若い女性の声がした。「あれ?」と思っていると私の横を2人の若い女性が通り過ぎる。そして「絶対によ、約束だからねっ!」という女性。どうも携帯電話からスマホに替える時は一緒だよって内容のようだ。しかし「裏切らないでよっ」という久しぶりに聞いた言葉。一瞬驚いた・・・
  新宿駅に着いて、階段を降りようとすると、前方にいる女性がフ~ラフ~ラしている。具合でも悪いのかと思って通り過ぎようとふと彼女をチラッと見ると、なんとスマホに釘づけではないか。階段ですよ!それもこの混雑の中!ホームでもスマホに夢中の傍若無人のビジネスマンの姿。街ではベビーカーにぶつかっている学生らしき男性もいた。そろそろ何か規制がないとかなり危険だ。もう少し周りのこと、他人のことに気遣って生きようよ。そんなに緊急に必要な情報ではないでしょ?

ch12.その他 : 見覚えのない瓶?

   最近では一体現実なのか?フィクションドラマなのてか?と思うことばかり。東京都世田谷区弦巻の区道から高い放射線量が検出された。福島第1原発事故の影響だと思われていたら、何と民家床下に置かれた瓶から放射線が発せられていた可能性が高いということだ。それって何?という感じだ。最大で毎時18・6マイクロシーベルトの放射線量が検出されとか。それに発見されたのが木箱と紙箱で二重に梱包されいたという瓶が4~5本とか。プライバシーの問題ということで所有者の居住状況などは明らかにはされていないが、所有者が「見覚えはない」ということが本当に不思議なことだ。

ch12.その他 : 秋ですね!

IMG_3542.JPGIMG_3551.JPG 先般、カメラマンの榊原透雄さんが日光で「あまりの美しい光景にシャッターをきった」という写真を送ってきてくれた。もう、すっかり秋なんですね!自然は本当に美しいね!四季の素晴らしさに改めて感動です。 ◆撮影 榊原透雄さん◆

ch12.その他 : ヒグマの悲劇

  北海道札幌市中心部などでのヒグマ目撃情報が相次いでいる。クマが主食とするドングリが不作で、餌を求めて移動するうちに山を下りて来たらしい。そろそろ冬眠に入る時期であれば解体した猟友会のコメントを見ると胃の中には全く食べ物がなく、通常は2センチ以上はあるという脂肪が殆どなかったそうだ。
林の伐採により好物のドングリやコクワなどが山奥より住宅地近くに多くなっている、だからくだってくるのはクマにとっては仕方ないことだろうと思うのだが。それに1990年か?猟銃が禁止されたかで最近は人を怖がらない新人類ならず新しいクマが生まれているらしい。
  しかし、ヒグマと聞くだけで身震いしてしまう。昔、栃木県の庚申山というそれほど高くはない山に登ったことがあるがクマに出合って、その時の恐怖は今でも忘れられない。山小屋のご主人でさえ「それは鹿の見間違えだ」とか言われた。至近距離でのクマとの対面は一瞬のうちに自分の人生を思い出したほどだ。"死"を意識した瞬間は人は一気にいろいろなことを思い出す。一方で「かけても多分かなわないだろう」「寝たふりでごまかせるか?」「木に登ったら引きずりおろされるか?」とまたいろいろ考える。しかし、何秒か?とにかく目の前のクマの目を見つめているうちにクマは退散した。しかし、本州のクマでもこの恐怖。私の印象の中でのヒグマなどにあったら多分気絶だろう。
  いずれにしても北海道のクマにとっても食糧不足は深刻だ。「かわいそうだ」と猟をしなくなったのも問題があるのかも知れない。

ch12.その他 : きんもくせいの甘い香り


   区議会議員をされていた小林俊史さんが、今年の春から「豊島の選択」という地域に密着した新聞を月に2回発行されていて、私もその新聞の編集のお手伝いをしている。
  昨日は某取材先にご一緒した。駅から商店街を通っていくと、地元のいろいろな方々が「あっ!こんにちは」「いつもどうも」「お元気ですか?」と次々に声をかけてくださる。本当に地元に密着しているとはこういうことか、そんな数分が過ぎる。
  緑いっぱいの公園を通りながら、昼下がりの公園に遊ぶ親子の姿が微笑ましい。その公園ができるまでのいろいろな話を聞いていると・・・どこからともなく甘いキンモクセイの香りがした。10月の中旬頃に第2弾というほどに香るらしい。春に沈丁花の香りに酔うように、花の香りで季節を感じることは素敵な日常のひとこまだ。きんもくせいとは漢字で書くと「金木犀」・・・なんかちょっとイメージが違う気もするが。花言葉は?「謙遜」「真実」「陶酔」「初恋」。謙遜と真実はなかなかいい。日々大切なことだ。そして陶酔。ぞくっとする。たまにはいいかもしれないな。初恋か・・・遥か遠い遠い昔のことだね。

「豊島の選択」

ch12.その他 : この世は常ならず

   時々というか、たまにヘルシーな料理を食べようかと友人たちで集まったことのある、東京銀座の日本旅館「吉水」が閉店していたことを聞いてびっくりした。「本物の和の空間に泊まる」をテーマに、界隈では唯一の日本旅館だったからだ。オープン当初は、いろいろなイベントにも参加したことがある。
  「この世は常ならずよ・・・あの震災後6月1日に店じまいして、それに山形のかみのやま温泉の古窯も店じまいなのよ。本当にショックで・・・」とメールがきた。
  先般、ある会話の中でそこの料理人の話になったからだ。しかし話題にして初めて気付くものが多い。この世に"永遠"ということはない・・・そんなことは分かっていても人の記憶とは、無くなって初めて気付くものが実に多い。まさに、友人が言うように本当に「この世は常ならず」である。

吉水閉店

ch12.その他 : 走る!馬

   昨日の話ではあるが、"放馬"というものを初めて見た。第45回スプリンターズS・G1。ビービーガルダンのあのゲートをくぐっての暴走。外回りコースを約3周している姿を見てビックリして声も出なかった。「騎手はどうしたのだろう?」と心配であったが佐藤騎手は振り落とされた際に左肋骨を骨折して病院に搬送されたという。何とも・・・。「ゲートに脚ひっかけて馬は必死に走る。騎手は骨折」と、まあ波乱だった。これまた競馬というものなのだろう。しかしあの姿は競走馬の血なんだと思った。


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プロフィール

ichiko.tv

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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