ch12.その他: 2011年3月アーカイブ

ch12.その他 : 2011年3月31日


  3月が終わります。ああ!しかし、長く感じた一ヶ月です。年度末ということも相俟って本当に本当に忙殺の日々でした。3月になり、直ぐにひな祭りもして、なんか"春到来"を感じていた頃に予期せぬ3.11の巨大地震がありました。それでも3月は表現はよくないですが、まるで雪崩のような原稿の山そして山でした。いやいや、まだ進行形ではありますが・・・。日本という国があの一日でガラリと変貌しました。その瞬間まで、普通の日常生活を送ってきた人々の命さえ奪った天災。御霊の安らぎばかりを祈りながら、これまでの認識も変わり、価値観さえ変わりました。でも、どんなことがあっても粛々と生きる姿勢が大切なのです。
   取材、執筆の合間に外出するとやはり好きな植物が気になります。あまりに元気な木瓜の美しさにハッとします。そして私の大好きな海棠。ピンク色の蕾が膨らんでいるのを発見したりすると心が何故かキュッとします。自粛ムードで今年の花見は・・・と思うけれど、そんな中、小さなことであっても出来ることをする!この3月の痛みと悲しみは決して忘れない。そして人を大事に思う心をいつまでももちたいものです。

ch12.その他 : 平常心

  朝刊で曽野綾子さんが「電気がなくなると一時的な民主主義的な機能が一部停止することがある。」と書いていた。全く!であると思う。曽野さんが言う通り「電気が消えると普段私たちが情報と信じているもののほとんどが消える」そして代わって流れるのが「流言蜚語」である。しかし、現在はテレビで常に情報が流されるから救われたのだ。しかし、暫く情報がなく自分たち周囲の状態さえ皆目分からず、何日か経ってテレビからの情報で漸く現実が分かった・・・そんな話も聞いた。電気がなくなると「公平と平等を維持することはほとんど不可能」になるのだ。東京23区の荒川区と足立区の区長の記者会見で「不公平だ!」というような言葉が出た時は「あっ」と。言ってしまったか・・。電気がなくなると何もかもが停止してしまう。気づいたことも多かった。これまで「これが未来だ!」と思っていたものが次第にズレていくことに気づく。電気のなくなった時間の中で大切に思ったことは、やはり曽野さんも言う「平常心」そのものである。

ch12.その他 : 広がれ!少しずつ


  言響(心に響く話し方)の宮北侑季さんが大阪でチャリティーセミナーをして『まずは、元気な我々が 元気心であり続けること。それが被災地の方々が求めているものの一つ』というメッセージを発信してこられた。小さな力もコツコツと積み上げていくことで大きな力に成長していくことだと感じる。
そして来月、福岡の言響受講生「一般社団法人エイムアテイン喜納弘子さん 」からのご要望で福岡でも「言響セミナー」をするそうである。
  当日は義援金BOXを置き、義援金の全て並びに参加費・物販他の一部は、東北関東大震災の復興義援金として「ユナイテッドアース」 から被災地に寄付をするということなので、是非、ご協力を!
  詳細は以下の通り。
日時
4月17日(日)13時~14時半過ぎまで
会場
一般社団法人エイムアテイン(JR博多駅 徒歩2分)
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3丁目25-24八百治ビル5F
TEL:092-477-8030 FAX:092-477-8031
参加費
3,000円
申し込みはこちら


info@genkyo.net
ご氏名(ふりがな)、住所、電話番号、FAX番号、携帯番号、Eメールを明記の上、どうぞ。


   我武者羅應援團から「3月11日以降、自分達にできることは何か?ずっと考えて行動していました。こんなときだからこそ声の限りエールを送ることが私達の使命だと思っております」ということて明日3月28日(月)朝9時から宮城県南三陸町内避難所もしくは気仙沼市内避難所にて開催が予定されているセンバツ高校野球 宮城県代表 東北高校の試合のパブリックビューイングにて応援をすることとなったというメールをいただいた。今夕東京を出発して現地に行ってくるそうだ!
「一生懸命プレーする東北高校の選手の皆さんは勿論ですが避難所生活をされている皆様にも元気になってもらえるよう精一杯応援をしてまいります。」ということなので、こちら側としても応援したい。

その模様は随時ツイッタ―で報告

且つ、東日本大震災という困難に立ち向かう全ての人に送る応援歌を作ったそうである。
応援歌


無料ダウンロードはこちらです


『エルガー:威風堂々~東日本大震災応援』

フレーフレー ニッポン
フレフレ ニッポン フレフレ ニッポン

絶対負けない 今こそ立ち上がる
絶対負けない 今こそ進もう
絶対負けない 自分を信じて
絶対負けない 仲間を信じて
絶対負けない 俺達はできる
絶対負けない 俺達が頑張るんだ

大丈夫だ 我らは強い
今こそ進め 自分信じて
誇りを胸に 立ちあがる
今こそ生きる ガムシャラに
声の限り エール贈る

我らは繋がっている
あなたは一人じゃない


  新潟生まれ、山形育ちの方から「感動しました。是非みてください」と送ってきてくださった。
がんばれ東北!つながれ日本!

ch12.その他 : そのさま世の常ならず

  今日、あるセミナーで講師の方が「あっ、ところで・・・3月9日の午前中に、結構長い時間揺れる地震があったんですよ」と言った。誰も覚えていないようだった。自分は?と思い、手帳を確認してみたが、どうも何もかも忘却している"妙"な空欄があった。多分、この空欄は、慌てふためくことがあった痕跡だ。しかし、身に覚えはある・・・。


  しかし、ここで何故か、鴨長明の「方丈記」の中に出てくる地震の話になってしまった。元暦二年(1185年)7月9日にあった元暦の地震のことだ。『日本被害地震総覧』でマグニチュードを調べてみた。近江、山城、大和であった大きな地震。マグニチュードは7.4。結構、巨大な地震だ。特に京都の震害が大きくなかでも白河辺の被害が酷かったようだ。


・・・・おびただしく大地震振ること侍りき。そのさま世の常ならず。山は崩れて河を埋み、海はかたぶきて陸地を浸せり。土裂けて水湧き出で、巌割れて谷にまろび入る。なぎさ漕ぐ船は波に漂い、道行く馬は足の立ち処を惑わす。以下続くが・・・。余震は三ヶ月ほど続いたようだ。しかし、この余震というものが実は怖いものなのだ。

ch12.その他 : 落ち着こう

  東京のある高層マンションで1人暮らしをしていた80を超える高齢のお母様があの地震の日から一人娘の住む住宅にやってきて、日々繰り返される地震に関するテレビ番組を見ては「ああ、もうダメ・・・もうダメ・・・」と溜息をついているばかりだという話を聞いた。被災地の方々の事を思えばいろいろな感想もあるだろうが・・・。しかし、三社祭も東京湾の花火大会も中止、各コンサートも中止中止と何か世間もいろいろ自粛ムードで少し気持ちも塞ぐ。
  それに、テレビを見ても苦情が殺到しているという社団法人ACジャパン。子宮頸癌啓発キャンペーンCMに出演している女優の仁科亜季子さんと仁科仁美さん親子も仁美さんののブログで悲痛な思いをつづっているそうだ。ACジャパンのCMは、一般のスポンサーが自粛した広告枠を埋めるために各局の判断で放送されるものだから仕方がないといえばそうでもあるが「いいかげん飽きた!エーシーという声も聞きたくない」と怒る人もいた。それに「被災地の人は寒さに耐えているのに、女子アナは薄着でなんだ!汗などかいて!」というクレームもテレビ局に寄せられたと聞いた。何か・・・・ピリピリしている。
  且つ、今日23日に東京都が水道局の金町浄水場から、放射性物質が乳児の暫定基準値の2倍を超える数値を測定したことを明らかにした報道があった。「乳児の水道水の摂取を控えるように」ということで、また乳幼児を持つ母親達が「どうすればいいの?」とうろたえミネラルウオーターを買い占めに急ぐ。


  NTTレゾナントが提供する『gooブログ』では「東北地方太平洋沖地震 避難所・被災地情報まとめ」
を開設している。公開以降、岩手県の盛岡市、宮古市などから多くの写真投稿があり、現地の生の情報が発信されている。まだ行方不明の方々も多いのだ。人の命より大きなものがあるか?自分の現実を冷静に見よう。考えよう。落ち着こう。もっと落ち着こう。
gooブログはこちら

早稲田大学理工学術院総合研究所からのご案内です。

外国語の同時通訳のボランティア~""東日本大震災・ボランティア救援隊・通訳チーム事務局""」
(代表 加藤恵子(草なぎ馨)氏)が出来ました。既に、災害救助活動のグループ(NPO、支援団体他)が数多く立ち上がっているが、150名の英語その他の言語のが通訳が待機(関東・東北地区)して支援に被災地、警察でもどこでも、何時でも向うということです。
加藤恵子氏の連絡先
携帯電話番号は 090-3107-6927
尚、問い合わせのメールは二つ用意されています。
メアドその①
grace-s-69@docomo.ne.jp

メアドその②
grace-s@fine.ocn.ne.jp



  昨夜、遅くに何気なく空を見上げて、思わず"あっ!"と息をのんでしまった!本当に吸い込まれるように大きく、ぎらきらと輝く満月だった。2011年3月20日。実は本日が満月なのだ。それも19年ぶりに地球と月の距離が最短距離なことからエクストラ・スーパームーンと呼ばれているもの。たから、あの大きさなのか!と思った。確か、月の引力は太陽の引力より大きかったかな?。しかし、あんな満月を見るとその月光の中で狼男のようにウオッーッ!と吼えたくもなる。カラダの中の引力のせいか?実に不思議な感情が生まれる。

ch12.その他 : 祈る

  太平洋沿岸を襲った大津波で岩手県の三つの港の湾の入り口に作られていた湾口防波堤が酷く被害を受けていたということで、その映像を見ると、その「想定」とは一体何だった?のかと思う。
  大船渡港では防波堤はほぼすべてが崩れ落ち、釜石港の防波堤も大きく壊れ、さらに久慈港でも防波堤の一部が壊れていた。特に、釜石港の防波堤は、マグニチュード8.5を記録した明治29年の三陸沖地震を想定して作られたものだ。水深63メートルの海底の上に作られた世界で最も大きな防波堤で、本格的な耐震設計が取り入れられたものである。マグニチュード9.0というものの巨大さ。9.0-8.5=の数値とは6倍以上もの大きいエネルギイであるといわれる。専門家にとってもそれは「想定」を遥かにこえだ巨大津波だったということなのだ。日々、被災地の様子を見ると、その天地のエネルギイに言葉も出ない。
  なくなった家はもう一度建て直すことも出来るだろう。壊れた防波堤も最新の技術を駆使すれば・・・と思う。全て人々の驚き、恐怖ははかりしれない。だが津波の被害を受けた小さな子どもたちは不安に怯えていると聞いた。1日も早く子どもたちに笑顔が戻ることを只管祈る。

uid000016_20080603094322f0754879.jpg   嘗て大学の美学での講座を受けた時、明治時代に日本美術の復興・保存に励み、日本美術史上有名な岡倉天心について勉強したことがある。別段、専門ではなかったのだが、どうしても五浦六角堂に行きたいと思っていた。   ある時、たまたま北茨城に行くことがあり、いい機会と思い、足をのばして出かけたことがある。住居敷地(茨城大学五浦美術文化研究所)の一角に太平洋に張り出した岩盤の上に岡倉天心自身の設計により建てられたという「観瀾亭」があった。赤い六角形の堂である。ここで天心は思索に耽ったという。天心の他にも横山大観など活動拠点としたところである。その鮮やかな朱の建物。そして海の青、寄せる白い波が一枚の絵のようであったことをしっかりと覚えている。

  しかしこの度の地震による津波でこの登録有形文化財の六角堂が流された可能性が高いと市災害対策本部の調べで分かったようだ。県防災ヘリから撮影したビデオでも六角堂がなくなっていたそうであるから、やはり間違いないのだろう・・・。なくなったと思うと何故か不思議に鮮やかにあの朱が思い出された。津波は何もかものみこんでいった。
画像は「北茨城」のホームページから

  

  言響の宮北侑季さんが「言響ライブ チャリティーセミナー」を下記の要領で開催する。

  「今回の震災では、多く方たちが今、出来ることは何か?私が出来ることは何か?を自問自答。このような状況でセミナーやイベントは延期になり、色々考える時間をいただきました」という宮北さん。アトリエで悶々と考える中、なんと宮北さんのめるまがを読んだ大阪の方から是非大阪で開催を!というメールをいただたそうだ。且つ、今回の参加費は全額、東北関東大震災の復興義援金として「日本赤十字社」から被災地に寄付される。


日時
3月21日(月・祝)
14時~15時半過ぎまで
会場
レインボーエンジェルズ 大阪店
レインボーエンジェルズ 大阪店はこちら

〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前1-4-2 都住創大手前103
TEL:06-6943-8458
アクセス
①京阪「天満橋」駅下車。
東口方面の改札から地下通路を通って1番出口より東へ約300m
②地下鉄谷町線「天満橋」駅下車。
1番出口より東へ約300m
③JR東西線「大阪城北詰」駅下車。
2番出口より土佐堀通り沿いに西へ約600m

参加費
3,000円~〔当日会場にて〕

内容
言響~心に響く話し方~
『話すことが楽になる。心がラクになる』
詳細はこちら
特別ゲストスピーカー
(株)ダーナ 山本時嗣さん
詳細はこちら
問い合わせ
info@genkyo.net


  いろいろな人がいろいろな仕事をして生きている。そして、今は詳しく内容については書くことが出来ないが、悲痛の叫びも届く。気持ちは痛いほどに分る。しかし、この難事は乗り越えるしかない。前を向いて乗り越えて進むしかない。
  だが、被災地の人々の事を思うと何とも落ち着かない時間が過ぎる。福島原発の不安を抱えながら、そして疲労困憊の時間を過ごしている方々の事を思うと・・・自分の非力さを感じる。


  
英国政府機関が東京在住者英国民に出した福島原発の状況への見解。参考までに。

BCCJ Members Update on Japan's Nuclear Power station situation
2011.03.15

At 5pm Tokyo time (Tuesday 15th March 2011) an telephone briefing was given by Sir John Beddington the UK's Chief Scientific adviser and Hilary Walker Deputy Director Emergency Preparedness at the Department of Health.

"Unequivocally, Tokyo will not be affected by the radiation fallout of explosions that have or may occur at the Fukushima nuclear power stations."

The danger area is within the 30 kilometer evacuation zone and no one is recommended or will be allowed to enter this area other than those people directly involved with the emergency procedures currently being undertaken at both Fukushima 1 & 2.

Sir John went on to answer a series of questions including a comparison between Chernobyl and Japan. He said "they are entirely different, Chernobyl exploded and there was a subsequent fire with radioactive materials being launched 30,000 ft into the air." The maximum height of any Fukushima explosions would be no more than 500 metres.

"The radiation that has been released is miniscule and would have to be orders of 1,000 or more for it to be a threat to humans" This was confirmed by Hilary Walker.

He went on to say that the Japanese authorities are doing their best to keep the reactors cooled and that this is a continuing operation. All workers on site dealing with the emergency are being fully decontaminated at the end of each shift.

When asked on how reliable was the information coming from the Japanese authorities as to radiation levels he said "this cannot be fabricated and the Japanese authorities are positing all the readings on the recognized international inforamton sites which they are obliged to do. Independent verification shows that the data provided is accurate".

In answer to a specific question from the Head of the British School in Tokyo, Sir John Beddington and Hilary Walker said that there was no reason at all for the school to be closed unless there were other issues such as power outages and transport problems.

David Fitton, First Minister at the British Embassy in Tokyo moderated the teleconference and confirmed that a transcript of the briefing will be available on the Embassy website later today.

BCCJ members are encouraged to regularly check the Embassy website as well as the Chamber website and Facebook sites for the latest information.

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仕事の関係者であるトルコ・イスタンブールの地質学者であるネジテッド氏から地震のお見舞いメールが届いた。いろいろなところで本当に日本の事を心配してくださっている。有難いことである。

I am deeply shocked upon seeing the terrible, unbelievable sceneries of tsunami. I hope and whish you and your family being not hurt by the earthquake and will not by its consequences. We will be pleased to host you and your family in Turkey if you suffer from inconvenient conditions.

  
 今、スーパー、コンビニなどの陳列棚には商品が本当になくなってきている。被災地でなくてもだ。米、ミネラルウオーター、カップ麺、そしてトイレットペーパーも買い占められている状態だ。被災地へのガソリンなどを届けるために"買占めをしないように"と張り紙もある。

  しかし、今朝の朝刊で曽野綾子さんが書いていた「人々は配給の食糧を整然と列を作って受け、量が十分でない場合は合議制で公平に分けあった。運命を分け合う気力は素晴らしい」とあった。一部、塩釜や多賀城などの食料品店での窃盗があっただけで、日本人はこの厳しい状況下において、静かなる秩序と威厳をもった。厳しい人生に皆で立ち向かおう。人の幸福は自分の幸福である。

ch12.その他 : デマ

  世間が少し落ち着きを失っている。先般、メールがまわってきたものをプログにアップしたが今朝「12日にお送りしたメールはデマでした。きちんと確認せず送り、お騒がせして申し訳ありませんでした。」と彼女からメールが届いた。分っていながら流したデマは悪意そのものでしかない。しかし、それが流れ流れてきたものはしっかりと受け止めた本人が判断をするしかない。プログのようなデジタルの世界は即、削除することもできるが、敢て「この日」のものはそのままにしておくことにする。しかし、demagogueryであれば何か意図があって流したか?
  今後は多分、義捐金に纏わるトラブルが増大すると思う。以前、とても真面目なグループから頼まれた義捐金の行方についてきちんとした報告を求めたことがあるが、何故か連絡がなかったことがある。たとえ、一円という単位であっても人の気持ちは計り知れないほどの大きさを持つ。本当に冷静に行動をしよう。また、例えば今、建設関連の株価も上昇し始めている。こうした状況を見ながら何かを企む悪い奴らはどんな時代もいるものだ。くれぐれも冷静に的確な判断をして進んで行こう。最後のジャジするのは自分でしかない。

ch12.その他 : 西暦869年貞観三陸地震

  少し調べてみた。西暦869年7月13日〔貞観11年・旧暦5月26日〕〕に三陸沿岸に大地震があった。あくまでも推定であるがマグニチュードは8.3~8.6。城郭、倉庫、門櫓、垣壁崩れ落倒潰するもの無数で人々は起き上がることすら出来ないほどであったという。しかし、当時の正確なデータなどないわけであるから、被害も想像を絶するほど甚大であったと思われる。且つ、「津波襲来し、海水城下〔多賀城〕に至り、溺死者1000、流光昼の如く隠映」とある。これがわが国最古の発光現象の記録である。

ch12.その他 : マグニチュード9.0


  東北地方太平洋沖で発生した巨大地震がマグニチュード 9.0 を記録。観測史上初だという。想像を絶する巨大な地震だ。被害地の様子を見ると、本当に心が痛む。明日からの東京電力が計画停電を実施する。しかし東京23区はやらない・・・?とまだ混乱している状態だ。
  個人的には仕事の追い込み。気持ちの一部は焦燥感で一杯ではあるが、こんな状況の中では人の命の事の尊さに気付き胸が痛む。早く一人でも多くの人の救助を願う。そして、こうした時に"まさか"がある。どうぞ義捐金などにしても怪しい情報には気をつけてほしい。

 災害時。チェーンメールだ、ツイッターだと、いろいろな情報が飛び交っているようだが注意をしたい。昨日の見せてもらったツイッターも??内容。ちょっと、待てよ・・・という内容に振り回されてはならない。
  仕事でお世話になっているFさんから今、「東京電力と工事に勤務している友人からの2点のメール転送します。マンションに住んでいる方は ご近所にも教えてあげて下さい!」とあった。彼女はきちんとした仕事をいる真面目な人だけど・・・


東京電力に勤めている友人から
原子力が止まっている関係で、今現在電気がついているところも明日の朝になったらつかなくなってしまう可能性があります。節電にご協力をお願いすると同時に、今ついている間に洗濯等できる事を済ませておいてお湯などは沸かしてポットにいれておく事をおすすめします。マンションの方は電気が止まると水も出なくなるので貯めておいて下さい。緊急事態なのでご理解とご協力をお願いします。

工場勤務の友人から
外出に注意して、肌を露出しないようにしてください!
コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降るので、外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい!!

  そのままアップしたが、テレビで見る枝野さんの会見がどうも怪しい。何か、動揺というか、焦っている。勿論、こういう事態では人は焦る。しかし、何か伏せている気がしてしようがない・・・。
  政府は何よりも正確な情報を。早く流してほしい。ネット世界だからこそ、本当に怖いのだ。

ch12.その他 : 巨大地震

 天災とは何もかも飲み込む・・・今日14時46分頃。三陸沖を震源地とするマグニチュード8.8の巨大地震が起きた。私は丁度その時に都内某所でエレベーターを降り、室内に入ったところだった。夕方の打ち合わせの為の資料を整えようとした。激しい揺れはいきなりだった。いつおさまるのか?と思いながらただ揺れの中にいるだけだった。携帯電話も繋がらず、固定電話も不通だ。先方への連絡すら出来ない。交通もストップ。本当に何も出来ない。脆弱。この地震で福島県相馬港では15時50分に7メートル30センチ以上の大津波を観測。また茨城県大洗港では16時52分に4メートル20センチ。テレビにまるで渦潮のような海が映し出されている。だいぶおさまったかと思ったころにいろいろな被害のメールが幾つか入る。しかし、まだ余震もあり、不安な夜が更けていく。


ch12.その他 : 転送メール

 所属している法人会の会合で、パソコンの教室を経営している女性社長といろいろ話しているうちに、日々嫌で嫌でしようがない「転送メール」について話しをした。彼女は笑いながら「よく分ります!吉田さん」と言った。
  こうした話の内容は普通の会話で言うと、疲れているんじゃないか?とか少しこの人イカれているんじゃないか?と思われがちだが・・・。
  最近、特に多い「転送メール」。よくやってしまう方は、気をつけた方が良いと思う。転送メールははっきり言って「これが証拠物件です!」とでもいうい内容でない限りは相手に相当迷惑がかかるものだという事。かなりの文章力というか編集をしないと本当に迷惑。
  「AさんがBさんと交わしたメールを相手に送ってこちらが理解出来るかって?無理ですよね。Cさんなどでてきたらお手上げです」と女社長はカラカラとまた笑った。「よかったですよ~よき理解者がいて」と私も笑った、そんな夜だった。

  最近、つくづくというか、やはりそうだったのかと思うことがある。人は年齢を重ねると"大人"になり、分別もつくものだと当たり前のように思っているが、実は、こうしたことは殆どが単なる思い込みということに気付く。たまたま、衣食足りていれば、人は普通に仕事をこなし生活しているようだが、三つ子の魂百までと古人のいう事は正しい。人は本来、それほどかわるものではない。若い頃はまだその溢れんばかりの若さ故に周囲も「いいよ、いいいよ」と許してしまいがちであるものの、それほどに人は変わるものではないのだ。こんな発言をすると小学生に対しては本当に申しわけないが、「お前は小学生か??」と年齢を疑いたくなるような言動をする人々が多い日々。だから、そう思えば合点もいくと考えた次第である。勿論、自分に対しても厳しくしなくてはならないだろうが・・・・

  しかし、この方も「やはり」!である。4月10日に投開票される東京都知事選で、マスコミがあれやこれやと憶測してはいろいろ言っていたが、結局、いつもの不機嫌顔で進退を明言していなかった石原慎太郎知事は若手芸術家による作品展の挨拶上で「私は来年もうやめるから~」と発言したらしい。だいたい「天皇陛下に聞かれても言えない」など、いわば失礼極まりない思い上がった発言にも「なるほどね、この方は」と思う。教育論など素晴らしい理念を持っている人であるのに実に残念な人だと。やはり三つ子の魂百までであり、うっかり口が滑ったのてはなく、この人そのものであるという事なのだ。まあ、周囲もあれこれ口を挟まず、静かに見つめていればいい。都議会最終日で不出馬を正式表明する方針には変わりがないだろうから。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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