ch12.その他: 2011年6月アーカイブ

ch12.その他 : カン

  ある方が、仕事には知識も必要だが「カン」が一番!と仰っていた。ここでいう「カン」とはどうも「勘」のようであり、その鍛え方まで教えていただいた。「電車に乗った時、次の駅で降りるなと思う人の前に立つ」というものだが、これはいつも自分でもゲーム感覚でやっていることであったので「ああ、やはり間違いなかったか」と思った。自分の場合、かなりの確率で大当たりする。ドアが開いて車内に入った瞬間の数秒のゲームだ。「この人」という人の前に行く。たまにこの二人のうちどちらか・・・という場合もあるが、なかなかこんなカンだけは冴えているのだ。何故か?が説明できない。だからカンなのかも知れないな。

ch12.その他 : 変化を怖れずにいこう


  たいがいの人は「変化する」ことに怖れを感じるものらしい。そういわれれば、なるほど!である。例えば会社なら組織の中で自分の職位というものが気になるだろうし、恋愛でもちょっとした対応の変化で気持ちは揺れ動くものなのだろう。
  そうそう政治家だってそうでしょうねぇ。テレビのバラエティ番組や最近はコマーシャルに出ている「元代議士」先生が、他の出演しているタレント達に「今の肩書きって何?」「もしかして無職?」と聞かれ、その聞き方に対して無防備に怒っている姿を見たが、やはりいわば政治家にとっては天と地ほどの変化に恐れ戦いているのは確かなんだろうなぁと思った。
  こうした「変化」に対して、過剰に恐怖心を抱くと人間は病気になってしまうらしい。いやですねぇ~。とにかく「時代」は川の流れのように移り変わってるのだから「変化している」ということを受け入れることしかない。「断捨離」ではないが、本当に必要で快適な自分でいる為には身軽でいることが一番なんでしょうね。

ch12.その他 : 魔界

「頑固な人には、自ら招いた難儀が一番良い教師になるに決まっています」とシェイクスピアの言葉があるが、人はそれぞれそれなりにドロッとしたものを持っているものだ。ただ、人間は、大概がその見かけのようなもので誤った判断もしてしまいがちであるが・・・・
  ちょっと怖い?けれど真面目な話を聞いて・・・。よく「頭ではわかっているのに止められない悪癖」というものがある。この悪癖の正体というのが聞けば聞くほどに怖い。六道とは別にある「魔界」というものがあり、ここでは咎めもない。そして存在そのものが「者」でなく「物」となる。つまり魔界は「道から外れた」ところにある。よく「道から外れた・・・」という表現である。な~るほど・・・・ね。



  ユネスコの第35回世界遺産委員会は6月24日に小笠原諸島の世界自然遺産登録を決定した。これで日本の自然遺産は白神山地、屋久島、知床に続き4カ所目となる。東洋のガラパゴスともいわれる小笠原諸島は大陸と地続きになったことがない。独自の生態系があるところだ。自然はそのまま残したいと強く思う。

  もうずいぶんと前になるのだが、当時、知り合いの写真家がずっとこの小笠原諸島を撮り続けていた。その写真集が出来た時に、単に書籍の紹介としいことだけでなく、より多くの人にしってほしいと思い、サンシャインシティに企画を提案したことがある。本当にずっーと前の話であるが。「何故?小笠原?何故?」と担当者は最初、その提案されたテーマについてかなり聞いてきた。もう古い記憶になってしまったが・・・兎に角、若い自分は信じられないほどの勢いだった。あれが若さというものなのだろう。そしてその年に夏休み企画として「小笠原展」の実現にこぎ着けた。なんといってもポイントが水族館に小笠原の魚たちをも運んだことだ。写真展と魚たちがより小笠原を身近なものにしてくれた。そしてザトウクジラの可愛い鳴き声なども披露したと思う。

  こうしたことを楽しく思い出すのは、多分「トシ」をとったのだなあ~と思っている。しかし、こうしたことがきっかけで、またいろいろな人間関係が復活したりして、人生とは面白いものだとつくづく。部屋の壁に飾ってある小笠原の夕陽の写真が眩しい。


ch12.その他 : 対策は?

最近は自分で作る対策本が人気なのも面白い傾向だ。今、品薄らしいが、自分だけのオリジナル地震対策本が作れる!という「大災害サバイバル手帳」(総合法令出版)がある。いわば地震と隣り合わせの日本で生活をする限りは常に備える為のリスクマネージメントなのだろうなぁ。対策対策とは言うけれど何でもかんでもリスクは背中合わせ。物事を真剣に考えるいい機会なのだろう。

大災害サバイバル手帳

ch12.その他 : 少し成功?

DSC00700.jpg皆既月食・・・少し成功?画像か。撮影地/ アルジェリア

ch12.その他 : ああ!皆既月食

2011_0615_213224-P1060792.JPG2011_0615_212721-P1060784.JPG 日本では16日の明け方に満月が地球の影に完全に入る皆既月食が観測それたというが、見られなかった!皆既月食は昨年12月21日以来のことで次回?は12月10日ということだ。沖縄では海岸沿いに人が沢山集まって、西の低い空にうっすらと赤く染まった月が約1時間ほど海の上に浮かんで見えたそうである。関東以西の各地の大半はあいにくの空模様・・・残念!【写真はアルジェリアから送ってきてくれた写真2枚です。自然はすごい・・・】  

ch12.その他 : 地震の傷跡

  またまた3.11以来・・・ということを書いてしまうが、昨年から、また今年のはじめにいろいろ予定していたものがやはり3.11以来確実に変わってしまった。実に曖昧な言い方だが、例えば予定したいてセミナーのテーマもガラリ、それにあわせて講師人選のガラリ・・・という状態である。勿論、しばらくは実施日についても変更に次ぐ変更。組織ではなく個人事務所での経営活動はこんな時は結構な打撃である。「ひゃぁぁ・・・」と言っても大企業に勤務している友人知人はこんな「ひゃぁぁ・・」の叫びは分からないまま微笑んでいる。だからこそ、学ぶものが多い日々である。強さだけで進んでは折れるぱかりだ。しなやかに強靭に進むしかないわけである。
  
  あの大地震の後、余震が続き、そして福島原発の問題発生で、避難しようにも避難できず、衰弱死された人々のことを聞き、涙が止まらない。避難所を必死に探し回る息子さん。見つからないまま、実家にも戻れないまま、そんな実家の一階では母親が津波で溺死し、二階では父親が動けないままに衰弱死されていたちという報道に涙が止まらない。こうして普通に生きているものが"3.11以来どうだこうだ"などと軽々しい言い方をしてはいけないと思えてくるのだ。こんなにも便利になった世の中でも、あの震災の日は人の力ではどうにもできない大きな傷跡を残している。

ch12.その他 : 地震国に住んでいるから

  3.11以来、意識というかこれからら生きていられる時間への気持ちが変化している。マグニチュード9.0というものがどれだけ巨大なものだったか、専門家でさえ<嫌な言い方だが・・・>「想定外」だったという。本当に驚くべきエネルギイであったのだ。
  「考えすぎよ」とか「運命運命」と簡単に言葉に出せる人は別として、最近は今後おこるであろう<想定される>地震がどこでいつ発生するなど全く分からないだけに、毎日をこれまで以上に大切に生きないとね。「日本脱出すればいいじゃないの」という人はこれまて別として・・・。

  日本震災パートナーズの多田社長の話しを聞いていて、地震国日本に暫く住む予定であるのならやはり危機管理というかちょっとこれまでとは考え方を変えるのもいいかなと思える。

日本震災パートナーズ

ch12.その他 : 祈り

  歌手のクミコさんから「これから石巻にいきます。何事もないようにと祈るばかりです」とメールがきた。あの3.11の時、クミコさんもあの瞬間の中にいたという。
  昨年のちょうど今頃、コンサート用のご衣裳の制作をさせていただいた。デザイナーと一緒にでデザイン画をおこし、仮縫い、本縫いとしてドレスが出来上がっていったことを思い出す。

  クミコさん、気をつけて行ってきてください。

ch12.その他 : 震災後の婚活と離婚

 
  震災後にシングルの女性たちの「婚活」が活発だと聞く。今月号の『文藝春秋』(7月号)にも「20歳で彼女ナシ率84%」時代の婚活という記事が掲載されている。
  一方で震災後の離婚も増えているということも聞いた。「その一言」で相手の本心が分かった・・・というのが理由らしい。例えば、言葉もでないが・・・「(被災地の親を引き取ることで)うーちかに葬式は出したくない」という夫の一言。まあ、そんな男を選んだということにも責任あるよと言いたくもなる話から「子ども用の氷を作るのにミネラルウオーターを使いたい」ということで喧嘩になったとかまあいろいろだ。危機状況の時、たいがいは本心丸出しとなるものだ。だから人間なのだ。
  だからどうだということではないが、一瞬の情熱でひつちいたりはっついたりしてもいずれ、熱は冷めるもの。"熱は冷める"ということを常に頭において付き合っていけばいいと思う。とにかく、男も女もお互いの不相応なる高望みは悲劇を生むだけである。どうにもこうにも誰も見つからないのなら、潔く「ひとり」で生きていけばいいではないか。納得できないなら時間をかけても、冷静に自分を見つめれば、自分がよく見えてくる筈である

ch12.その他 : 乗り越えていくこと


  決算が漸く終わった。昼から公認会計士の先生と面談。先生には、少し時間を割いていただいた。今後の展開のことなどを話しているうちに、少しごちゃごちゃしていた頭の中が整理されていった。

  人には得手不得手のものがある。得手の部分は伸ばせばいい。しかし不得手の部分は多くの人はエスケープしたくなることが多い。こういっては、たたかれそうだが、結構女性という生き物は不得手の部分をあれこれエクスキューズ言っては逃げも上手いと思う。とんでもない理由を言ってくるのも女性が多い・・・私はそう思っている。


  長かったサラリーマン生活の中では全く想像も出来なかった世界に飛び込んで、未だ、必死に勉強中である。軌道に乗って、ラクラクワクワク人生なんてものではない。且つ、派手で大きな有名な看板もあるわけではない。そこでどう生きていくのか?人間関係を繋いでいくのか?日々、勉強勉強である。会社員の時も「知恵を出せ」ということはよく言われたものだが、その時の知恵と今の自分の知恵とは全く異質であることに気付く。多分、自分で始めた会社を終えるまで、知恵を出して、勉強は続くのだなぁと思っている。そこには得手の部分も増えての部分もある。しかし、エクスキューズは経営者の場合は言えない。必死に解決するしかない。進むしかない。目指すものに向かっていくしかないのだ。
  まあ、気分も一段落した今の自分に対してのメッセージ。それは「乗り越えていくこと」。これであろう。

ch12.その他 : 原爆の火

  3.11の原発事故以来、原子力に対する見方が今、我々に試されている。そんな中、ドキュメンタリーが上映される。

  2005年、終戦後60年を期にそれまで原発投下以来燃え続けている残り火を、その生まれた地に返して「破滅の輪」を閉じるために、アメリカの酷暑を巡礼する僧侶の試みがあり、それがドキュメンタリー・ロードムービーとして、映画になった。初め米国に対して反感を抱いていた僧侶も、道々で米国の庶民と会話するうちに徐々に心が解け始め、また、米国にも原爆実験で被ばくし人知れず病と闘っている「ダウンウィンダーズ」と呼ばれる人々がいることを知り、日本人としてではなく人間としてこの原爆の火を消さなければと昇華された彼らの純粋な思いに米国政府は・・・・。

  新たな発見があるかも知れない。興味のある方は是非。

GATE

ch12.その他 : 笑い


   いろいろなお話しをしている中で、時々こんなシーンにぶつかる。「そんなきれいごとではないですよ。人の不幸は蜜の味ですよ」というもの。決して悪人ではないと思われる方から時々でる言葉。別段、私も聖人君主でもないし。妬みとか嫉みとまあいろいろな感情が時に人を支配してしまうのだろう。いろんな感情が湧き出て、何か歓喜を感じてしまうのかも知れない。
  先般も、「そんなものですかね?」と言うと、その人は私に独特の笑みを返した。こんな時の「笑い」とはどんな笑いなのだろうと思う。冷笑か?嘲笑か?・・・口角を少しあげ、しかしアンバランスな笑いとでも言おうか。
  今は人生90年という時代らしい。80年ではなく。長生きなんだね。その老後にかかる費用を何ページもさいて特集している雑誌をみた時、何か心に空洞が生まれた。長生きしたって、人の不幸は蜜の味ではなかろうに。自分が十分に幸せであれば、ひと様の不幸が蜜の味であるわけなかろうに。
   ・・・また言われそうだね。「そんな、人生きれいごとではないですよ」って。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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