ch12.その他: 2012年8月アーカイブ
ch12.その他 : 図鑑 |
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子どもの頃から図鑑の類は大好き。本当に大好きでしたね。今、図鑑が人気です。一般大人向けの一般人図鑑。中高年世代から人気に火がついた「おじさん図鑑」。会いに行ける美しいお坊さんをカタログ化した「美坊主図鑑」、51人の文学少女が自分の愛読書を1人3冊ずつ紹介する「文学少女図鑑」などなど。図鑑スタイルの本はいろいろプランもできそうですねぇ。
ch12.その他 : ニール・アームストロング |
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1969年に月面に着陸。月面を歩いた最初の人物・ニール・アームストロングが米国時間の8月25日に亡くなった。あの夏の興奮。確か、子どもたちにとっては夏休み期間中だったと思う。世界中が固唾をのんで見守っていた。月面を踏みしめながら発した言葉「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類には大きな飛躍だ」。That's one small step for a man, one giant leap for mankind.
思えば、こんなにも感動的な言葉があっただろうか?同僚の宇宙飛行士バズ・オルドリンとともに本当に"歴史に残る偉業"を達成したのだ。
ch12.その他 : スマホ断捨離 |
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断捨離という言葉が流行したが、結構、それを機会に考え方をあらためた人も多かったようだ。自分も随分と断捨離をした。一年以上着ない洋服、ただいつか役に立つと思っていたファイル、膨大な名刺・・・いろいろな気持ちを捨てた。今やスマホを購入してまずやるべきなのが"スマホ断捨離"だと聞いた。新規購入時は、多数のアプリやウィジェットが先にインストールされているものの、実際は殆ど使用しない機能が多いらしい。要は着ない服や使わない資料の数々ということだろう。しかしメーカーは良かれ思って搭載しているのだろうが・・・整理整頓は大切だ。
ch12.その他 : 巨大台風の脅威 |
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猛暑続きで本当にダウンしそうだが・・・台風15号の接近で沖縄気象台は異例の会見を開いた。なんでも近年にない記録的な風雨が予想されるそうだ。確かに、このところ日本の周囲の海水温が1度くらい上昇しているらしい。それだけ水蒸気が多くなればより巨大台風がやってくることになる。1956年に沖縄気象台が那覇市で観測した73.6メートルの最大瞬間風速に匹敵する暴風が吹くおそれもあるらしい。しかし、今、都市さえそんな台風の襲来も言われている。
ch12.その他 : 盆踊り |
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ch12.その他 : もう秋の空かも・・・ |
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ch12.その他 : 夏の花火 |
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ch12.その他 : よくよく・・・考えてから |
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電子メールは簡単だと思っている人は多いと思うが、実際にはかなり難しいものである。その相手に怒りなどが直接ぶつからないだけであって人はいろいろ言うものだ。
ある方に共通したことだが、何故かいろいろな人が怒ってしまうメールを書く。ある人は興奮しながら「全く読解力がないのね!」と怒りが収まらない。一人は「もう~のメールは諦めている」そして「悪気があるわけでないと思う」と別の人がフォローする。先般もこんなあんなで思わず吹き出してしまった。というのも以前一度、あまりにも酷く?怒り心頭となった。理由を分析していくと、言語心理学などの分野では面白いテーマになりそうだ。「何が相手を怒らせたか?」と。しばらく時間が経てば人の感情は収まる。不思議と収まる。だから人は生きていけるのかも知れない。
思えば、人生は生き抜いても100年近く。物心ついていろいろなことを自分で考えられるようになってからの時間は長いようで短い。だからこそ、よく考えながらメールしたいものだ。
ch12.その他 : ツクツクボウシの声 |
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子どもの頃の夏の楽しみのひとつとしては虫とりであった。鎌倉の山で巨大(子どもだったから特に大きく見えたのかも知れないが・・・)なオニヤンマを見つけた時の興奮。「捕まえるぞ」という高ぶり。いまなお、心の中に残っている。
「この夏はセミが鳴くのが遅いな・・・」と思っていたが今!というほど東京でも蝉が大合唱。しかしこのところツクツクボウシの声も交じるようになった。そう、不思議なものでこの声は秋を知らせている。子どもの頃から、ああもうすぐ夏休みが終わる、そんな感覚である。そして、これから秋の虫の音と夜長がやってくる。
ch12.その他 : 67年目の夏 |
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2012年8月15日。終戦記念日。敗戦後67年目の夏となった。その日も暑い夏の日であったのだろう。翌日16日、昭和天皇の「玉音放送」の録音に携わった玉虫一雄氏が亡くなったことが分かった。享年90歳。年月の経過で風化しないことを望む。
ch12.その他 : 深呼吸は効き目大! |
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兎に角、原稿締切がたてこんで、その上、いろいろな打ち合わせの調整などなど。大好きな一~二両編成の電車にでもコトコト乗って、ゆっくり温泉にでも・・・と思うが、今はちと無理だな。晩秋あたりがいいかな。
陰陽五行の伊勢瑞祥先生が「今月開始したことは、短期に見て10月、中期に見て12月、長期に見て4月の答えで成否を判断することになる。要は、今月は何かをスタートさせておくというのが効果あることなのだ」とメッセージ。まさに老子曰く「千里の道も足下から」?なんでしょう。深呼吸!深呼吸!
ch12.その他 : いざ!!ミュージカル |
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豊島区制施行80周年ということでイベントが目白押し!その中でも劇団ムジカフォンテ、ミュージカル「朝の光のその中で 80歳のいけふくろう」を2013年3月29日~31日全5回公演で池袋芸術劇場で上演します。脚本は永島直樹先生。
今、参加者募集中!公演参加者オーディションが12月1日に行われる。役者だけでなくダンス、歌だけ、そして大人から子どもと幅広く募集します。応募条件はただ一つ。「やってみたい!」という気持ちがあること。素敵な舞台づくりを一緒にしませんか?
◆詳細は劇団ムジカフォンテ 03-3986-5659
劇団ムジカフォンテ 問い合わせはこちら♪
ch12.その他 : 木槿 |
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ああ夏!と感じる木槿。茶花でもある。一日でしぼんでしまう、何か儚い美しさがある花だ。日本には平安時代に渡来したと言われ、万葉集に出てくる「あさがほ」は、木槿ではないか?という説もある。気が付くと散ってしまう儚さが私は好きだ。
ある駅前にこの木槿が見事に咲いている。「ああ!夏」と思って歩いていると、前方を歩く初老がパッと木槿を叩いた。えっ!と一瞬驚いた。今宵はもう散ってしまう木槿がアスファルトに散った。
ch12.その他 : 笑顔 |
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最近は不思議なことが多すぎて・・・。先般、某薬局で目薬を買おうとしていた時、「もしや、吉田いち子さんではないですか?」と妙齢なご婦人から訊かれた。分からない・・・誰だっけ?どう考えても分からない。変な焦燥感で「ご無沙汰しています」などと言ってしまった。あ・・・まずいと思いながら。相手は「~です」とお名前を言うが、何とも!思い出せない。全く無様な恰好であった。「あれから、いろいろありまして。心臓の手術をしました」と言う。そして「結婚もしました」と。まるでドラマのような展開なのだが、錆びきった私の頭はまだ思い出さないでいた。どんなことを言われてもだった!もう駄目だ・・・と思った瞬間、彼女が微笑んだ。その笑った顔で全て思い出した。だいぶ痩せられたので、やはり分からなかったのか?しかし笑顔とは不思議なものだ。丁度20年前の彼女の笑顔を思い出した。そして声質と一致した。夜半にメールをいただいた。「お会い出来てとても嬉しくて涙が出ました。今日のご縁が続きますよう祈っております。」とあった。不思議なことに打ち震えるほどの感動があった。20年ぶりでも変わらぬ笑顔をもっていたい。
ch12.その他 : ちょっと贅沢な時間 |
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某所取材の後。夕方になろうとしているのに蒸し暑さは続いている。日傘をさして目白へ向かってタッタッタッと歩いていく。駅ももうすぐ・・・というところで「古道具坂田」の坂田和實の姿を見かける。「坂田さーん!」と声をかけると、振り向きざまに・・・きょとん。「坂田さーん」と再び声をかけると「ああ・・・」とかえってきた。坂田さんは「芸術新潮」に連載したものを編んだ「ひとりよがりのものさし」【 新潮社 】という実に素晴らしい著者でもある。坂田さんの徹底した美意識で集められた骨董の数々をずっと取材させてほしいと頼んでいるのだが「やめてぇ~やめてぇ~」との一点張り。
「坂田さん、どこへ行くんですか?」と訊ねると「パン屋さん」と。「え?パン?私も連れて行ってください」と頼む。長蛇の列で買えないかも知れない・・・と道中言われ、目白駅を過ぎる。いくつものパン屋さんを過ぎ、一軒の店?の前に到着。看板もない。「あれ・・・今日は空いてるな」と坂田さん。全くパン屋さんとは分からない。通り過ぎてしまいそうだ。小さな小さな文字でようやく『かいじゅう屋』と見える。決して派手ではないが、誠実に手作りされた美味そうなパンが並んでいる。営業日は水曜・金曜・土曜のみとか。徹底している。営業日にめぐり会ったのもラッキーだった。そして、パンにも坂田流美意識?と思いながらいくつかパンをチョイスする。何かかけがえのない贅沢な時間が過ぎた。
ch12.その他 : 羽化せず・・・ |
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早朝から蝉が激しく鳴いている。やはり「夏」を感じるのは蝉たちの鳴き声だ。朝、新聞をとりに玄関をあけるとそこに羽化から成虫になるための最後の脱皮に失敗した蝉がいた。初めて見た。もう命は尽き果てているようだった。命尽きるまでずっと長い地下生活をしてきたのだろう。いくつもの夏をじっと生きてきたのだろう。蝉はそんな意味で短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつといわれる。しかし、2012年の夏に一度も鳴くことなく命尽きた蝉。今日、再び土に還してあげよう。そんな気持ちで供養をしたい。