ch12.その他: 2010年5月アーカイブ

ch12.その他 : 鳩が・・・

100427_0818~01.jpg  俄かには信じられない話だったが、彼の「物語」を聞いていると、こんな砂漠のような東京(古い・・・)でもそんなことがあるのかと思った。なんでも、マンションのベランダに無造作に置いてあった植木鉢にどこからともなく"鳩"がやってきて卵を産んだのだという。「えっ?えっ?」と思っているうちに孵化して巣立っていったという。しばしの鳩の糞との闘いはあったものの、一人暮らしの生活にちょっとした刺激ではあったようだ。携帯に写真が送られてきて林立するマンションの部屋数も沢山あるだろうに、何故彼の部屋のベランダの植木鉢に卵を産んだのだろうか?と。しかし、写真の卵を見て「こんなことが現実にあるものなのかぁ・・・」としみじみ思った。


  「日々の呟き」とでもいうか、日々プログをアップしているが、ある日のプログがどうしてもアップ出来ない。いつまでもいつまでも「エラー表示」が出る。もしかして、ご機嫌斜め?と思って、時間が経ってから作業をしても「エラー」表示。もう!と思い、管理をしている方に聞いた。暫く「調査中」ということであったが「吉田さん、そのプログの文章を送っていただけますか?」との事で「何?」と思いつつ送ってみると、後からテキストで送られてきて「これを使って下さい」とある。
  調査の結果!エラー原因は「~」だったとのこと。担当者から「吉田さん、波ダッシュと全角チルダという2種類の記号が別々にあるようです」との報告。コンサートのタイトルに間違いをしないようにとコピペしたのだが、認識してくれなかった全角チルダさんということだったわけだ。
  無事、解決したものの、もし「人」にもこんな別々があったらいやたなぁ~とどーでもいいことを考えてしまった。見た目は全く一緒。なのに!「波ダッシュさん」と信じていた人が「全角チルダさん」だったりして?・・・まあいいや。

ch12.その他 : バラ

  今年は寒かったり暑かったりそして寒かったりの繰り返し。ずーっと「いいかげんにしてくれ!」と思っていたが、こうした気温の変化って植物にも影響をあたえるものなのだろうか?

  我が家のバラが今が見ごろ・・・というところなのだが、今年のバラの「色」が異様?なほど濃い。例えば深夜に帰宅した時など、赤いバラの不気味なほどの赤さ。それは怖くなるほど毒々しい、いや艶っぽい。闇の中で「見て!見て!」と咲きほこっている。
  しかし、そのバラの呆気ない散り際も見事。それは椿ほどではないが、一夜にしてハラリと散ってしまうこともある。しかしその花びらもまた「来年またね!咲くわ!」と言っているようである。

ch12.その他 : 神輿

画像 073.jpg   今年も初夏の風とともに、江戸の大祭・三社祭!今年のテーマは「盛り」。活気が漲る。当初は3月に行われていたといわれるが、明治以後に5月17、18日に行われるようになり、現在、毎年五月第三土・日に行われるようになったそうだ。   土曜の夜。しんと静まり返った夜の闇の中。神輿を間近で見た。その迫力に言葉もでない・・・


  "十数年ぶりに、川端康成『山の音』を読み、丁度自分も作者と同じ年格好になり、仰ぎ見るような文豪が身近に感じる"というメールを見た。たまたまであるが、ある朗読の会で『不死』という川端康成の小さな作品に出会い、あの文豪がこれほどまでに「老い」を描く技に驚嘆した。
  例えば『山の音』の主人公の男性は60歳過ぎという設定。これを10年も下の年齢の時に書き上げているわけで、改めて川端康成の天才的な想像力に驚くばかりだ。その想像力の世界を中学、高校生の時に読んだところで、深い意味など分からぬ筈だ・・・と今になって思う。 
  卑近な事例でも現に60歳を過ぎいろいろな変化していく諸先輩の言動をみつつ、初めて分ることもある。そして自分もそうした準備段階に入りつつあるということを感じるわけだから。何もかも凡夫は"その時"になって分るものなのかも知れない・・・いや、ずっと分らないまま終わるのかもしれないな。


 

ch12.その他 : 心の時代か

  たまたま目に入ってしまったのかも知れないのだが、最近「論語」「キリスト教」、「仏像のみかた」の特集をしている雑誌が気になっていた。且つ、「葬儀」や「相続」と言うテーマも目についていた。なんでだろうなあ?と思っていたところ「神様と神社」もあり"神様に頼んではいけません。誓うのが作法です"・・・そんなキャッチも気に入った。

  神社といえば、よく、お賽銭を投げる人がいるが、これはあらためたほうがよいと思う。要はお供え物を神仏に投げることと同じ事だからだ。手を合わせてお賽銭を入れる時、感謝の心をこめて賽銭箱に入れること、そんな心が大切だ。正月など混雑している場合はしようもないが、出来る限り前に進み、お賽銭箱の中に入れることがよいだろう。
  

  今年の桜の季節、毎年見事な桜が愉しめるある小さな神社があった。ある時、改修工事かと思っていたら、先日、そこにマンションが建設される看板を見て、暫く呆然としてしまった。毎年、見事な桜は素晴らしく、おまいりをして御神籤もひいた。その桜の樹が既に切り倒されていた。心の中で何かがプツンときれた。ああ、こんな事があるんだなあと・・・。
  
  いくつかの雑誌のテーマにしても、日常の中の小さな発見にしても、心の時代、再来という気がしている。


  先般、打ち合わせのために喫茶店に入っていた時のこと。隣りの席に二人の女性が座った。こちらは書類に目を通しながらメモなどしている時、一人の女性が少し声高になっていった。ふと横を見ると女性は少し興奮気味だ。
  「その時、彼女なんて言ったと思う?」
  「何だって?」
  「"ああ、分りました"よ!」
  「へぇ・・・・」
  「"ああ、分りました"よ!それはないでしょ?!信じられないわよっ!」と続く。
  
  つまり文章の上では伝わらない、まあ抑揚というのだろうか。「ああ、分りました」は別段、嫌な気持ちも何もしない。しかしその抑揚というか言い方が彼女達の神経を逆撫でしてしまったのだ。怒りが何日も続いているのだろう。本当に言い方一つでその人の人柄というか、気分が変わることは多いものだ。

  エリカ様の「別にぃ」から始まって、「全然面白い」「ぶっちゃけ」「なにげに」「っていうか」「~じゃないですかぁ」「超すごいっす」「マジ?」「この味、ヤバイっすよ」。まあ、こうした言葉がこのところずっと逆撫でされている言葉だ。いちいち注意はしないが、「ぶっちゃけ」を何十回も繰り返す女性の顔をずーっと見つめてしまったこともあった。
  時々、冠婚葬祭のシーンでもある。「それでは弔電を披露させていただきます」と聞いた時は「あらららら・・・・」と言葉を失ってしまった。本当にビクビクしてしまうシーンがかなりある。しかし慶びや哀しみのシーンではあれこれもいえるものではないし。

  さて、「話し方」で9割変わる』シリーズでベストセラーの福田健さんが、新人向けに初の書下ろし。「新入社員は「話し方」でグングン伸びる 」(祥伝社)。就職後は仕事のあれこれで本当に忙しさに突入してしまう。だから自分で努力するしかない。ひととおりは社会人として職場での話し方のいろはは学んでおいたほうがいいだろう。そう思う。しかし「特別付録・こんな時どう言う? 新人レスキューQ&A」や「新人が覚えておきたい使えるフレーズ」もついていて、なんて現代って至れりつくせりなんてしょうねぇ・・・・

ch12.その他 : 勉強会のお知らせ

 間もなく消費者庁で、独立した公正かつ網羅的な事故調査機関のあり方についての検討が始まるが、その基礎知識をつけるための勉強会「事故原因究明機関のありかたを考える」が開催される。5月7日の追加開催が決定した。参加は自由。事前申し込みも無用。ご都合がよろしければ是非ご参加を!

 ●会場:主婦会館プラザエフ3F会議室(千代田区六番町15)
   (JR四ツ谷駅 麹町口徒歩1分/東京メトロ 四ツ谷駅徒歩3分)
 ●日時:5 月7 日(金)18:30~20:30
 ●講師:柳田 邦男さん(ノンフィクション作家)
 ●参加費:無料
 ●主催:全国消費者行政ウォッチねっと/主婦連合会 

詳細は下記
主婦会館プラザエフはコチラ

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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