ch10.生活: 2006年2月アーカイブ
ch10.生活 : あっぱれニッポン 知恵と努力は負けない! |
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日本の製造業の見直しをとは良く言われているが、技術力はやはり凄い!。
ICタグのまさに頭脳といえる世界最小のICチップの試作に日立製作所中央研究所が成功した。生産地・生産そして出荷日などの情報を入力して商品に張り付ける電子荷札の価格が大幅に引き下げられる技術だ。サンフランシスコで開幕する「国際固体素子回路会議(ISSCC)」で発表される。
試作したICチップは0.15ミリメートル角で厚さは7.5マイクロメートル。これまでに開発された最小の製品と比較すると面積は4分の1、厚さは8分の1になる。 実用化まで数年以内ということだが、流通・物流は一気に進化するだろう。
今、ICタグの1枚当たりの価格は数円といわれるが生産性の向上で1円を切って銭単位になれば、スーパーなどでもICタグの採用がますます進んでいくだろう。価格競争が激しい流通の中で、さてさて消費者の目はますます厳しいチェックをするようになる。面白くなってくる。
金まみれの話が多い中で、コツコツと知恵と努力と惜しまない、こんな話は本当に嬉しい。