ch10.生活: 2007年4月アーカイブ

ch10.生活 : あしもと


   オシャレというより、身だしなみに気配りすることは大切だと思う。私も本当に忙殺されている時、時々「吉田さん、あのぅ・・・糸くずが・・・」なんて注意をされる。完璧なオシャレというのも難しいが、意外とオシャレ度が分かってしまうのが靴であると思う。例えば座敷に通された時、「あっ」と思っても遅い。靴脱ぎの自分の靴の状態の全てが丸見えになってしまう。例えば靴下に穴があいていたり、毛玉がいっぱいだったり・・・。これから迎える季節は、足と脚の手入れが行き届いていなかったりすると、男女にかかわらず、どんなにオシャレなスーツで身をかためていても、「ええっ!」となりがちだ。
  随分前だが、ある女性が「いち子さん、特に京都は注意が必要!本当に気をつけてね」といわれたことがある。ラフでスポーティーなスタイルが多い彼女が、その夜、宿泊を紹介されたのがなんとも京都の老舗の宿。一日、歩きやすいようにと、気にせず履いていたスポーツシューズを脱いだ時、靴をじっとみられたという。「あっと思った時きもう遅かったのよ。つまり、足もとを見られちゃったということね。ふっと女将が眉間にしわよせたたのを瞬間的に見た時は、まさにシマッタよ!」と彼女は苦笑いしていた。その話を聞いた時、いじゃないの、履きやすければ。それが一番!とも思ったがもその時から結構、気にするようになったのは確かなことだ。

  既に青山本店をふくめ6店ほど出店しているが、この度銀座並木通りに1895年創業の高級紳士靴メーカーであるフランスの高級紳士靴「ベルルッティ」が出店した。特にオシャレな男性のゾーンとなっている銀座6~7丁目界隈。今までの常識を覆す色使いは、見て勉強するだけでもいいかもしれない。日本進出して以来、プレタポルテ10万弱、オートクチュールだと55万からというので、まあリーズナブルではないと思うが、高額にもかかわらず順調に売り上げを伸ばしている。そんな男の足もとを見たいもの。

 
  
  新宿南口を出て、新宿サザンテラスを歩いて行くと、いつもいつも「何なのだ?!」と思う長蛇の列。いつ行ってもそのドーナッツ屋さんの前は「あと1時間でーす」などと大騒ぎだ。1時間も2時間も並んで手に入れるドーナッツの味とは?オープンして間もなくの時、「是非、召し上がって」とドーナッツをプレゼントされた。それがこんなに人気の商品だとは知らずに「何でまたドーナッツ?」と思いながら頂いた。その後も「もう、2時間並んで手にいれた!」という人がお土産に持ってきた。余り感激しない私の表情を見て「?」という顔をしていた。実に日本は平和な国だ・・・とここを通るたびに思う。


   2004年の国民健康・栄養調査で40歳以上の男性の半数が内臓脂肪症候群つまり今も騒がれているメタボリックシンドロームの危険性があるといわれ、何かにつけて雑誌でもテレビでも特集が組まれている。某企業では社員食堂で何を食べたかメニューをいれることでカロリー計算もしてくれて、メタボの恐怖から救われているという。本当に会社とは至れり尽くせりだ。有難いところだ。
  
   幸せな国、日本。飽食の日本。今、そんな日本は医療費は増加の一途を辿っている。この栄養調査が行われた年度に何とも32兆円を突破しているのだ。政府が医療費削減の政策を強める中で、国民は食べて飲んでまた食べて、そして流行の食品に飛びついて、何時間も並んでもそれを食べる。それらは必須の栄養でなく、嗜好品である。食べては飲んでそして、人々はダイエットに励む。本当に不可思議な光景としかいえない。
 

  国民の健康への関心は高まる。高齢化が加速する昨今、単に年齢を重ねて長生きをすればいいのまではなく、いつまでも美しく元気でいること、つまり「QOL」(生活の質)の向上に対しての関心も高い。本当に健康長寿とは何なのか?長寿を全うしたい気持ちは誰にでもある。こうしたニーズを反映した開発商品は受け入れられるからこそ、各産業界も健康長寿社会をターゲットに置いたビジネス活動が目立ちはじめているのだ。例えば、1991年に特定保健用食品制度が始まったがトクホ申請を狙った機能性素材や商品の開発が食品会社に限らず、医薬品や化粧品のメーカーでも活発化している。既に700件以上の食品が許可・承認されており、その市場規模も6000億を超えるまでに成長してきた市場た。コマーシャルでもあのトクホのマークはしっかりと認知されているだろう。
  
   そんな昨今、私自身、日々の生活の中で健康のため、美容のためと使わせて頂きながら、もうかなり昔から注目している、林原生物化学研究所の商品。ここの技術力は凄いと思っている。もういくつもの機能性素材を世に送り出してきている。例えば酵素による「糖転移技術」によって、柑橘類に含まるビタミンPを水溶性にしたことで、あのメタボリックシンドロームや血流改善に有効な素材として幅広い食品への応用を可能にしている。

 
 人々が様々な「食」の情報に振り回され?昔には無かっただろう(と思われる)いろいろなシンドロームに対して、弛まぬ日本の技術力が貢献していく現実。本来、食生活の習慣を見直すことによって予防が可能な生活習慣病やメタボリックシンドロームに焦点を当てた機能性食品の開発も活発化している。本当に人間の生活圏に起こる事象とは興味深いものだ。

 

ch10.生活 : 時に必要な「棚卸し」


 
  今日は新入社員の初給料日だそうだ。その年ごとにいろいろ名づけられるが2007年の社会人は「デイトレーダー型」とか聞いた。まあ全てが目先の利益を追っているわけじゃないだろうが、就職して“3年”くらいがヤマだろう。初給料の平均が20数万とか、某IT企業は32万とか数字も聞いて、本当に驚いた。初月給で30数万ももらったら、「変」になるよ。そんな数字を小耳にはさんだら、きっと、今夜も新橋では親父さんたちが「やってられないよーっ」「俺なんか3割カットだよ!」「まだ、あんたはいいよ。俺んちなんか・・・」とボヤッキーの嵐ではないか?じっくりぼやきを聞いてみたい気もする。ぼやきの中にライブな社会が見えるからだ。

 
  今、中小企業の人材確保はかなり面白い。中途採用を結構占めていて、実力ある人材をいかに獲得できるかが重要な問題なのだ。大手企業にいるといつともなく「何か」を忘れていくものだ。背中にしょっているものが恰も自分の力のように思ってしまう・・・というか勘違いしていることに気付かない。それなりに実力があるこそ、入社もしているのだが、水は高いところから低いところへ流れる。つまり、人は安心を手に入れるとあまり努力をしたり研鑽したりしなくなって、日常に埋没してしまう。つまり、守られた檻の中というか手入れの行き届いた水槽の中の熱帯魚とでもいおうか。
  


  「今週末はある家庭のファイナンシャル相談なんですよ」とFPのОさんが言う。「まあ・・」と言葉を濁らせた。そこのご主人の所謂、転職癖。一度ついてしまった癖はなかなか抜けないもので・・・。履歴書はなかなかなもの。みな「もっと何かが」と思ってジャンプしていくのだが、満足には遠いのかも知れない。企業の大小というより、本当に自分が何が出来るのかを、時に「棚卸し」して整理して、考え直すことも必要だ。どんな環境にいても、一度「棚卸し」をしてみることで自分の再発見が出来る。真新しいスーツで、スケジュールノートと睨めっこしている新入社員、そして就活に頑張っている若い人のエネルギーがいい。


 

ch10.生活 : 日々静観

  
  コトバは時代によって変化するものだと思っているが、あまりに「?」というものが最近は多い。「GHQって知っている?」といわれれば「連合国軍最高司令官総司令部のことでしょう?」としか回答できず。しかし答えは、ブー!だ。正解は「帰宅部」。ほっほう・・・・。でも、帰宅部を何もわざわざ、それほどまでして・・・と言ってしまいそうになるが、これまた、文化なのだろう。そして、髪の毛が乱れている・・・・は「与謝野る」とか。つまり与謝野晶子の『みだれ髪』からきたコトバ。
  ちょっと前までは「ロハスな生活してますか?」なんて事がいわれたが、今は「リュクスな生活してますか?」となる。「はぁ?」と聞き返せば相手は「えぇっ!?」となる。つまり「贅沢」を意味するフランス語からきているらしく、今や女性誌の特集の見出しなどに盛んに用いられているという。「それを知らないのか?」なれば、「贅沢はしていないが“物質的な贅沢さというよりは、心の余裕を感じさせる豊さ”を求める生活は日々しているよ」という答えになる。第二外国語でフランス語を学んだというのに、今や、完全に忘却の彼方。まあ、何事も暫し、静観静観。


   ケータイの機種変をした。新し物好き・・・というからではない。ある朝、いつものようにケータイが決まった時刻にオンになlり、メール連絡をするためアドレスを見る。「?」・・・・。何か、波打っている。揺らいでいる・・・・家のどこからも「圏外」の表示が出る!めまい?二日酔?いや、違う。しかし、何が起こっているのか、全く分からない。とりあえず、データがぶっ飛んだら・・・と考えたら、ヒヤッと全身に悪寒が走った。そして、ショップに走ったのだ。
  それほどにケータイは今、私の生活の絶必需品となっている。外を飛び回っていることの多い仕事がら、ケータイはひとつのオフィス機能を持つ。最初はばかにしていた、ケータイメールはどこにいても、どんな状態でも状況が把握できるし、留守電は有能?な文句を言わない秘書となっている。そして、この度、またまた進化している新機種が生活の一部となったわけだ。


  ところで、今、アメリカでは多機能携帯電話「ブラックベリー」の人気が高まり、サービスが追いつかなくなっているそうだ。これは、企業等と法人と契約を結び、自前のサーバーかRIMのサーバーを仲介して電子メール、またパソコンのメールに添付したファイルも利用できるなど、ビジネス用途に特化したサービスが売りとなっている。加入者がまた凄い。昨年末までのわずか3年で490万人に達し、ここへきて、800万人規模に膨大しているらしい。メールのやりとりの量が増えてサービス提供のカナダのリサーチ・イン・モーションはカナダや米国主要地域で約14時間にわたり通信網に負荷がかかり、トラブル発生もあったという。メールを打ち続ける「ブラックベリー中毒」と呼ばれる社会現象も起きているとは、コミュニケーション手段がまたも、変化しているということだろう。人気の秘密は通常、パソコンて行うことが多い長文のメールのやり取りが携帯で出来るようになったことだ。

  昨日も、ビジネス仲間3人組みの定例ランチミーティングで「完全にケータイ一本の世界はもう直ぐだね!」と話していた。ほんの数分だが、私たちの会話がピタッと止まった・・・・・。そして直ぐ、顔を見合わせるとニヤリとした。3人は多分同じことを考えていたようだった。

ch10.生活 : わが家のペット

   
   ペットショップの前を通ると自然と立ち止まってしまう。仔犬はなんて可愛いのだろう!とつい笑みがこぼれてくる。時間が経っていることに気付かず、いつまでもニヤニヤしてしまう。私の犬との出会いは先ず、今は少ない?スピッツーのメリー、ジャーマン・シェパード・ドッグのジョンそしてポメラニアンのゴロウ、そして今は柴の雑種のナンを飼っている。ペットといえば、やはり犬だなあ。
  ところで、今、流行の小型犬のチワワやパグなどカラダの小さな犬は同じ犬の中でも、細胞の成長や分裂を促す遺伝子の働きを制御するDNAに変異があり、抑制されているためと分かり、米国立ヒトゲノム研究所やユタ大などの研究チームから発表された。この遺伝子「インスリン様成長因子1」とは、人間やマウスにもあり、働きが良くないと身体が小さくなるということだ。
 犬は1万5000~1万2000年前にオオカミが家畜化されたと考えられていて、当初はこのDNA変異のために小さく、野生では生きていけないオオカミが人間に飼われるようになったか、または人間が扱いやすい小さいオオカミを飼うようになった可能性があるという。そしてその後交配で大小さまざまな犬種が生み出されたという。そんな、長い長い歴史を思い浮かべながら、今飼っている犬と相性がよくて何よりだと感じている。

ch10.生活 :

  ネットカフェ難民という言葉を聞いて、気持ちがなんとも辛くなってくる。ネットカフェが出来たころはオシャレなスペースだなと思っていたが、最近はそこで寝泊りしているという人々がいる。先日もテレビで特集をしていたが、住所不定で「ここで暮らしてもう半年になりますよ」と答えている青年がいた。入店15分くらいで直ぐ出かけていく。また数時間してから戻る風俗関係の女性。客からの待ち合わせの電話をネットカフェで待っているという。真夜中に「やっとお金が入って良かった」という販売員の19歳の女性はその日にもらったという交通費5000円ほどを握り締めている。その爪は綺麗にネールアートされている。「親の虐待から逃げるためにここにきた」と話している。次から次へと入店する客たち。家が汚れるのがイヤだから?という中年の男性もコンビニ弁当を持って、小さなスペースに入っていった・・・・・・
  
  以前「ずっとニートをしていたけど、親が死んで遺産で食っているけど、これから自分が何していいのか分からない」という男性がいた。食える遺産があるだけ幸せなこと。しかし彼に未来は見えないのだろう。平成の難民なのかも知れない。何と言ってよいのか分からず、未だ私は何も提案が出来ずにいる。


  ある男性が癌で亡くなった。まだ40代。早すぎる死。以前勤務していた、新聞社で一緒に仕事をしていた。退職してからは、会うこともなかったが訃報を聞いて、兎に角驚いて、通夜に参列したのだ。遺影を見ながら、一つの輝く星が消えた・・・と思った。まだまだ働き盛り。まだ中学生のお嬢さんが溢れる涙を拭いている。こんなに早く自分の命がなくなるなんて、考えてはいなかっただろう。まだまだ俺は頑張って生きたい、それは勿論、仕事であり、そして家族のためであり、且つ何よりも自分の未来でもあった筈だ。そう思うと無念で無念で胸が裂けそうに痛くなる。


  なんとなく・・・・生きてほしくない。親から与えられた大切な命なのだ。なんとなく、その日その日を生きていたら、未来は見えなくなるよ。くる日もくる日も、偏った食事や快適でない浅い眠りを続けていたら、若いからだもじきに悲鳴をあげるに違いない。人生は本当に本当に一度きり。

   広島の現代風水研究家の安藤正龍先生が毎月、1回東京で風水のセミナーを実施している。既に、このセミナーに何回が参加しているのだが、学ぶほどに奥が深い学問で、なかなか簡単には理解できない世界だということが分かる。
  しかし、感覚みたいなものは回を重ねることに掴んできた。先日は、セミナーの最後に面白い試験があった。風水の知識を活かし、不動産物件を良い順に選べというものだった。全部で4物件あり、一瞬見ただけでは、どれも「え?みんないいんじゃないの?」という感じで、「さ~て、駅に近いのは?」と、通常の感覚で見ている自分に気付いたのだが、頭の中“風水風水”と考えながら、地図をじっと見ていく。不思議と不動産物件の選び方の「目」が変化してきた。面白い!!なんと、見えていなかったものが見えてきた。地図ってこんなに面白かったものかと感動もした。
  試験の制限時間がきた。安藤先生が「さて、一位、二位・・・と順番をつけてみてください」と言う。まさに、目の前を龍が飛んでいく。その時、一位。二位、三位そして四位が分かった。というより、三位と四位の差が微妙ではあったのだが・・・。答はパーフェクト。運?というより勘も良かったのかなぁ。
  こうした見方が出来るようになっただけでも風水を学んだ意味があると感じた。地図を見るのが楽しくなってきた。単に、最寄り駅から歩いて何分だ、近くにショッピングセンターがあるのか・・・・などなど。それだけではない面白さが風水にはある。研究のためにもこれからはそうした「目」で地図を見ていこう。見えなかったものが見えるというのは、なかなかいいもんだ。

ch10.生活 : 電子マネー


   スイカが首都圏の私鉄、地下鉄、バスでも使えるようになったが、意外とスイカとパスモのことで混乱しているおじさん、おばさんの姿をちょくちょく見る。駅員さんや、窓口で「・・・・だから、何なんだってきいているんだよっ!」とかなり怒っているおじさん、「何がなんだか分からないわよっ」とぶつぶつ言うおばさんもいた。たまたま、緑の窓口に行ったら私の前に並んでいた二組は「もースイカはいらないよねっ」といい、「手数料引かせてもらいますが?」という担当の人に「もう、いいっす」と言いながらスイカの精算をしていた。

  考えてみれば、私たちの生活はカード一枚でピッピッと通過できる便利さが当たり前になってきている。駅の売店での精算もピッで終わり。ちょっと外でコーヒーを飲んでもコンビにでもエディのシャリリ~ンという音が好きでよく利用している。本当に小銭を持たなくなっている。

 イオンが4月下旬から電子マネーのワオンを発行するらしい。首都圏と新潟県の一部のジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、カルフールなどイオングループの約100店で先ずはスタート。来年の4月までに何と800万枚の発行を見込らしい。コンビニのローソンなどや外食産業の店舗で利用できるように提携交渉が進行中とか。
  一方でセブン&アイ・ホールディングスもナナコがもう直ぐ開始。展開はセブンイレブンでだけ都内の1500店のスタート。電子マネーの名前を覚えていくだけでも大変。今から数年前には、これほどに電子マネーが生活に浸透していくなんて考えていなかった。主婦の財布の中にポイントカードが平均8枚は入っているなんて調査をかなり前にしたことがあったが、確実に電子マネーの数も増えていくことだろう。
 店舗で「・・・・だから、何なんだって聞いているんだよっ!」とキレたり、「何が何だか分からないのよねっ!」とぶづぶついうのだけは注意しておかないとね。


何か、軸がしっかりしていないんだな・・・・と感じた。まさに踏んだりけったりか、今。
 
  フジテレビ系で2006年の9月に放送された「恐怖の食卓」で偏った食事がADHDの一因となるなど、内容に問題があり、訂正を求められ、ホームページで謝罪していたという。子どもが高脂質・高たんぱくの食事を続けた場合に脳に影響を与え、、『AD』という病気を引き起こす」と脳神経科の医師が説明したらしい。食事と脳への影響など因果関係が十分に解明されていないものを電波を使って流してしまう、そんな安易さ。行きすぎを「お詫び」して、暫くしてまた・・・・ということがないようにしてほしい。喉元過ぎればだけは、やめてほしいものだ。人はそう「してしまう」ものだからこそ。
  丁度この会見が行われたという夜、やはり関係者があるところに来られず、その時にある人が「まだ、あるある・・・引きずっているんじゃない?」と言っていた。昔、同じグループの組織にいたこともあり、また、友人もいる。そんなこともあるのだが。やはり、番組制作は「流れたらおしまい」でなく、視聴者への大きな影響ももう一度、認識してほしいのだ。番組一つで、スーパーマーケットからブロッコリーだ、モヤシだ、納豆などが一気に消えていく。それくらい、消費者にアクションを起こさせる影響がある。テレビのパワーは半端じやないのだ。


  子どもへの食事。当たり前の「食事」でいい。高脂質の食事など子どもに必要なのだろうか。昔から培われてきた家庭「母親」の食に対する知恵。食育、食育とたいそうに騒がなくても、四季折々の日本の自然の中で育まれてきた日本型食生活という素晴らしい日本の食文化があると思う。それさえ、分からなくなっている母親たちが、子どもを育てているという現実がある。そんな中に、溢れるばかりの情報流してしまえば、混乱するばかりだ。

このアーカイブについて

このページには、2007年4月以降に書かれたブログ記事のうちch10.生活カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはch10.生活: 2007年3月です。

次のアーカイブはch10.生活: 2007年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ch10.生活: 2007年4月: 月別アーカイブ