ch10.生活: 2007年1月アーカイブ

ch10.生活 : 春には春の色?

   今、たまたま運命カラーのまとめをしているが、これまで、あまり意識していなかった「色」の効用が分かり始めて面白い。カラーコーディネートとは違った、「カラー」「色」の世界のことなのだが。
  PHSのウィルコムが、春の商戦に向けた端末新商品3機種とタカラトミーやベネトンとのコラボレーション企画モデルを発表。1万~1万6000円前後で1月下旬から発売されるという。 ベネトンとのコラボモデルは、華やかな青とピンクのデザイン。そして「色」にこだわっている。
  ふっとまた、ビジネスヒントを頂いた。不思議なものだ。そのために何が必要となって、構築していけばよいのか?考えれば考えるほど面白くなった。
 もちろん、新機種には 指紋センサーの搭載によるセキュリティーなど盛り込まれているのだが、やはり視覚から入る効用は大きい。そして特製ストラップなども用意などと聞くと、これまた応用範囲が広がるものだ。またまたヒントを頂いた。たいがいの仕事は「受身」。数パーセントの「能動」の仕事をしていこう。


   英国の高級ブランド、バーバリーが英国内の工場を閉鎖し、中国に移転させる方針を示している。生産拠点移転には、成長する中国の高級ファッション市場での売り上げ増加への期待もがあるものの、やはりメイドインチャイナではブランドイメージが損なわれるということか、熱い論争に発展している。
 バーバリーは1856年に英国のサリー州出身のトーマス・バーバリー氏が汚れを防止する農夫の服装をヒントに耐久性と防水性に優れた服を販売しようとロンドンに開いた洋服店が前身だ。所謂ギャバジンと呼ばれる新素材を生み出し、これがバーバリーコートの元となっている。
  我々の親達世代が「メンギャバ、メンギャバ」と騒いでいたことを思い出す。あのシンボルともいえるタータンチェックはコートの裏地として1924年デザインされたのが最初。老舗ブランドの生き残りの悩みは全世界共通の「頭痛のたね」なのだろう。

 
  たまたま「打ち合わせの場所は・・・・分かりやすいところで不二家でいいですか?」なんて言われた、丁度その日、菓子メーカー大手の不二家がシュークリームに消費期限切れの牛乳を使用していた問題が発覚。消費期限となっていた牛乳を使用していたシュークリームは1都9県で既に販売されていた。その上殺菌検査で出荷基準に満たない洋菓子「シューロール」を出荷していたことなども新たに判明したという。全国の不二家チェーン約800店舗での洋菓子販売を休止するということなのだが、「雪印の二の舞は避ける」という内部文書もあり、隠蔽工作の可能性も。なんてことだ。「対策が不十分だった」と陳謝する社長。工場では沢山のネズミも捕獲されたときく。だから、言葉もうわついて聞こえてしまう。
  子どもから大人までのアイドルぺこちゃんも哀しいよ。

  
  昨日は仕事で扶桑社の海に面した応接間にいた。目の前に広がる海。おがさわら丸の出航が見える。飛行機、ヘリコが見える。暮れなずんでいくと、一枚の絵を見ているように美しい。何時間でも飽きない、そんな風景・・・。


  「車いすのパティシエ」という単行本が10万部を突破したらしい。一流のパティシエをある日、閉塞性動脈硬化症という病気が襲う。男性の人生が突然暗転する。足の切断手術。その後、放心状態が続くが隣のベッドにいた男の子に勇気づけられ、驚異的な回復を成し遂げるというストーリーだ。

  これは実話。ニッポン放送のリスナーが、「車で聴いていたら涙で運転ができず路肩に入った」という声もあったそうで、単行本の購買層も広範囲にわたってる。世代をわけてのマーケットが多い中、珍しい。男女比も半々というのもいい。ニッポン放送の社長の磯原裕さんが殺伐とした事件が多い中、「心のひだをふるわし心のぬくもりをつくる」とラジオの機能を言う。ふと、昔読んだ、マクルーハンのメディア論を思い出した。


クチで言うのは易い。実行はなかなか難しいものなのだ。
  「机上の空論ではなく、さまざまなことを実験的にやっていきたい」と話すローソンの新浪剛史社長が、3月に新たに輸入食材などを扱う高級志向の「プレミアムコンビニ」をJR名古屋駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」に出店するらしい。
気になる品揃えは、輸入食材や雑貨をはじめ所謂「ロハス」商品などで充実させるそう。且つ名古屋ならではのご当地食品も取り揃える。ん?なんだろうか。楽しみだ。
 サービス面でもワンランク上のコンビニを目指すということだが、本当にコンビニの進化は面白いほど目覚しい。今、コンビニなしの生活というものが想像できない、そしてケータイなしの生活が想像できない・・・・というくらいに生活の何かが変わってしまった。それらがなかった頃の生活のことを忘れないようにして、「今」を生活しないとね。

ch10.生活 : 直感にも似た閃きか


  ザッパラスがアドウェイズと業務提携を実施し、その取り組みの第一弾が昨の11月15日から携帯サイト「占いマカロン」の運営が始まっている。携帯向けにコンテンツを配信するコンテンツ・プロバイダーで、占いの分野に特化していることが大きな特徴だ。同業他社が有料会員を伸ばせない中で増やしているというのが凄い。収益性高いコンテンツを「考える」ことがなかなか出来ないことなのに。
  確かに占いは毎日見る。つまり継続性が高い。占いは陳腐化がない。そのために新規会員を獲得できる。この占いマカロンは所謂、「勝手サイト」と呼ばれるもの。会員登録を行うことで100以上の占いメニューを自由に楽しめる、。広告収益によってユーザーに情報を無料で提供する。会員ターゲットは10代から30代後半までの女性。この層に向けた商品やサービスをはかる企業をクライアントとする予定らしい。内容は、「銀座の父」「原宿の母」と呼ばれる著名人をはじめ12人の占い師がずらり。毎日の運勢や恋愛、仕事、健康など。但し利用できる占いは獲得したポイント数により異なり、ユーザーはサイトから配信される広告をクリックしてポイントをためる仕組み。まあ、ここがみそか。出来上がってみると「ふむふむ」と思ってもプランニングは難しいものなのだ。直感にも似た閃きと、あくまでも「こうあったらいいなぁ」と立場立場で考えられる頭の柔らかさか・・・・・

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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