ch10.生活: 2012年11月アーカイブ

ch10.生活 : 缶詰バー 人気復活!

保存食・非常食など地味なイメージが強かった缶詰だが、6年ほど前に都市圏で話題になった「缶詰バー」が、いま再び盛り上がっている。それもお洒落で、美容にも役立つ食材と見直されている。最近では女子会も缶詰バーを利用すると聞いて驚いた。
  缶詰は世代によって捉え方違うようだ。私は完全に「非常食」のカテゴリーに入っているのだが、中高年にとっては、ちょっとした高級品のイメージが強いらしい。20代となると全く缶詰を食べたことがないという人もいるらしい。・・・ということで缶詰に対して、好奇心を持って店に訪れる人が多いということだ。世代によって缶詰に対する思い出がまったく異なることで話もまた弾むそうだ。
  これまでにも、酒屋の店先でちょっと一杯という時には乾きものや缶詰をメーンにしてまさに飲みニュケーションもしてきた。そんな時は「野菜が不足しているかなぁ?」「塩分多いかな?」と考えずに只管、缶詰に日本酒を呑むというのもいい。缶詰バーというものにも、過去、数回行ったことがあるが、カウンターで「はて?」と考えてしまった。ややや!これはやはりトシのせいか?
  缶詰1個当たりの単価が200円から500円。ドリンクも500円前後なら飲んで食べても、安くつく。そして6年前のブームと決定的に違っているのは缶詰の種類がますます豊富になってきているということだ。定番のヤキトリ、サンマの蒲焼などから始まって五目飯などのゴハン系、また超辛いハバネロといった流行系などいろいろだ。また、起業家にとっても日持ちしやすい缶詰は食材のロスがほとんど発生しない。お客に対してもフタを開けるだけ。もしくは温めるだけでOK。在庫管理も簡単だ。またこれらにプラスしたアイデアがまたヒットの要になるのであろう。「缶詰は非常食!」といった固定概念に縛られていてはダメってことだなぁ。

ch10.生活 : 紅葉

pict-IMG_0076.jpg写真家の赤松秀夫さんがいつも素敵な写真を送ってきて下さる。「東京の西の外れ 檜原村に撮影で通っております」とのことだが、今回は何とも美しい紅葉!先般、自分も房総で山歩きをしたが、その時はまだ紅葉には遠かった。しかし、この数日の寒さ!やはりこう寒くならないと紅葉の色も冴えないのだろうなぁ。写真をよく見ると蜘蛛の巣か。蜘蛛の巣さえ、自然の造形とは美しいものだ。それに蜘蛛の巣はずっとみていても飽きないほど美しい。立冬も過ぎれば、小雪も近い。さて、実も葉も落ちた果樹の枝にひとつだけ実をさす「木守り」という風習があるが、北風が強くなってくると豊作を願う、日本人のそんな心優しさを見つけられる季節でもある。

ch10.生活 : ネコちゃん

うしのすけ.JPG道路ネコ.JPG先般、あるお医者様が「豊島区ってネコが多いですよね」と。その方は数年、豊島区に住んだことがあり、その時に感じたことだという。普段、あまり気にしていなかったが、考えてみると、やはり適当に「くろちゃん」とか「たまちゃん」とか言ってしまうが、ネコは多いのかもしれない。雑司が谷を散歩していたら地域で人気のウシノスケちゃんとリボンがカワイイネコちゃんがいた。

ch10.生活 : 東京という街の活気

雑誌『日経トレンディ』が"2012年ヒット商品ベスト30"を発表。東京スカイツリー、LINE、国内線LCC、マルちゃん正麺、フィットカットカーブ、JINS PC、おさわり探偵なめこ栽培キット、キリンメッツコーラ、街コン、黒ビール系飲料など続く。平成24年のベストということもあと数年もたつと「ああ、そんなこともあったね」と懐かしくなるのだろう。強烈な印象で残っているのが何と言っても「紅茶キノコ」。あれはいつごろ?一体何だったのでしょうか・・・。しかし東京スカイツリーと隣接する商業施設「東京ソラマチ」の人気はうなぎのぼり。開業1年間の来場者数が、当初予測していた人数の約1.4倍4400万人になる見通しということですよ。いやつねスゴイのなんのって、この数字東京ディズニーリゾートの年間入場者数の約1.8倍です。東京の新名所「空いている時に行こうか・・・」なんて暫くない話です。あの混雑も東京の活気なんですね。やはり街づくりというものし興味津々のテーマですね。

tmp_00130163116311001.jpgサンディエゴにいる画家の弓さんからのメールをご紹介します。ハリケーンSandyの様子です。写真はyumi climensonさん。


ハリケーンSandy

「当地は秋晴れ、夜になると子供達が仮装して近所をまわるハロウィーンです。しかし10月29日に東海岸を襲ったハリケーンSandyはニューヨークやニュージャーシー一帯に強風、浸水、火事の歴史的大被害をおこしました。余りの被害に国民にとって大事な6日の大統領選挙投票日のニュースさえ吹き飛んでしまいました。
  10月31日朝までに死者61人、多くは倒木で亡くなりました。停電も広範囲にわたり、18州で800万人以上が被害を受けています。ウォールストリートは1888年以来 はじめて2日間も閉鎖されましたが、今日から開いて息をふきかえしました。国内国外に大混乱をおこした18000の飛行キャンセルもLa Guardia空港を除いて運行を開始。オバマ大統領は今朝ニュージャーシーに飛んでクリステイ知事といっしょに被害地を見舞い、すでに政府援助をしています。サンディは温帯 低気圧に変わりながらも、引き続きウェストバージニア地帯に大雪被害を拡大しています。
  テレビはどこも呼称スーパーサンデイの特集番組ばかりです。ニューヨークもとなりのニュージャーシーも、ハドソン川があふれてアッと言う間に水にのまれた様は、カタリナ洪水や福島大地震を思い出して深く胸がいたみ ました。マンハッタン地区は真っ暗。現在も600万人が停電被害をうけています。
  一方いざとなったときにみせる人間の団結心に心が洗われました。浸水をまぬがれた人たちが被災者に対して「What can we do to help?」と叫んでいます。ニューヨーククイーンの火事で82件もの住宅が消失 し呆然とする被災者をハグして必死に救援の手をさしのべる近所の人たち。丸焼けになった自宅をみながら「いや、時間かかっても建て直しますよ」とインタ ビュアーに微笑む被災者の言葉。たとえどんなに守備万端ととのえても、今回のサンデイのパワーにはかなわなかった。だからメデイアも畏敬の念でスーパーサンディと呼んでいる!人間には一時沈没しても、ウム!っと立ち上がろうとする不思議な魂があるのですね。人は心の奥深くに希望と和のプラス電気 が自然充電しているのかもしれません。被災地とその人々に幸いあれと祈ります!」

弓さんのホームページはコチラ!

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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