ch10.生活: 2011年5月アーカイブ

ch10.生活 : スズメバチ

  毎年毎年のことなのだが、庭の植物にはその年によって違う気がしている。今年は5月連休の前から妙に家の壁面につたわせているバラが気味の悪いほど、毒々しいほどの鮮やかさで、また花の数もいつもより多いなと思っていた。
  日々の暮らしの中ですっかり忘れていたのだが、あまりに伸び放題になって咲き乱れていたため、植木屋さんにきてもらった。「大変です!」というので「何か?」と聞くと「スズメバチの巣がありますよ!」と言う。スズメバチ?まさか・・・と思った。「足長バチではないですか?」と言うと「スズメバチです」と言う。
  日を改めてスズメバチの巣の退治をしてもらったわけであるが、攻撃性の高いキイロスズメバチという種類だったとか。しかしスズメバチと聞いた時は慌てた。何かあったら・・・では済まない。スズメバチは、通常女王一匹から巣作りを始めるというから、あれこれいろいろ想像をした。こんもりと毒々しいほどのバラに隠れて、女王蜂は巣作りをしていたのだね。すごいね~。わさわさして、そのままにしていたらこの夏は大変なことになったかも知れない。
  スズメバチの巣も退治。剪定後は、まるで散髪にいったように庭はスッキリとした。

ch10.生活 : 恋人の日


    3.11以来、一日一日を何か特別な思いで噛みしめながら、一方で相変わらずバタバタとしながら、まるで、リズムがあいそうもない両輪をバランスとりながら日々過ごしている。

  しかし、月末近くなると本当に気忙しくなる・・・・カレンダーを見ると、来月六月は誕生月でもあり、昔と違って何とも微妙な気分となる。うっかり「あれぇ、何歳になるんだっけ?」と一瞬戸惑うこともある。こんな話、殆ど笑い話ではあるが・・・。

  詳細は調べていないのだが6月12日はブラジルが発祥の「恋人の日」とか。敬虔なカトリック教徒の国・ブラジルでは「縁結びの神様」「愛の守護者」として崇められている聖アントニオの命日の前日にあたるをこの日が何と「恋人の日」。恋人同士は勿論、夫婦もOKとかで贈りものを交換する風習が古くから伝えられているそうです。男性からは鉢植えの花やチョコレート、女性はネクタイやシャツなど身に付けるものを贈ったりお互いの写真を入れたフォトフレームを交換したりするそうでありますが・・・・。いつもなかなか言えない「ありがとう」という一言を、そして「これからもよろしく」の気持ち・想いを贈る日ということです。
  バレンタインデーにしてもこの恋人の日にしても、やはり何をするにも「きっかけ」は大切なポイント。コミュニケーションをどうするかで、やはり人間関係は良くも悪くもなるね。そしてきっかけを見つけたら、積極的に生かしていこう。


ch10.生活 : 歴史に学ぶ


  吉村昭『三陸海岸大津波』を読んだ。二回ほど読み返した。明治以後、繰りかえし三陸を大津波の記録である。明治29年6月、明治維新以来、その頃、日本は着実に経済力をのばしつつあった。まだ東北の僻地でしかなかった三陸沿岸地方だが、この6月にはいった頃から夥しい魚群、呆然るほどの大漁だった。そして沿岸一帯の漁村では井戸水が濁り始め、その異変に人々は訝しがるのだ。海が恐るべき姿に変わるときも不審な音を耳にする。ある者は雷鳴かと、そして当時日本が恐れていたのはロシアであったので、日本の軍艦が砲撃演習をしているのかと思う音だった・・・前兆、被害、救援と体験者の貴重な証言の数々。そして昭和8年、35年の津波。兎に角、人の生活は歴史に学ぶものが多いということを再発見する。

ch10.生活 : 100、000年後・・・


   10万年といえば、石器時代から現代までに相当する長大な時間だ。命がけでマンモスとたたかっていた人類とスマートフォンを持ち街を闊歩する人間との違いを考えるだけて・・・・
  放射性廃棄物問題を描いたマイケル・マドゼン監督のドキュメンタリー映画「100、000年後の安全」が福島第1原発の事故により、原子力問題への関心の高まりも影響しているのか、今、話題を呼んでいる。6月までに全国の40館で上映が予定されている。

  フィンランドが建設している世界初の放射性廃棄物の最終処分場「オンカロ」が題材で10万年続くとされる高レベル放射性廃棄物を、地中深くの堅い岩盤内に埋め込んでしまう。しかし、未来の人類にその場所が危険だと警告し続けることは果てして可能なのか?。多分、人類も変わり文明も変わり、もし放射性廃棄物を発掘してしまったらどうなるのか?とマドセン監督は関係者に質問を繰り返す。そして、その道のプロフェッショナルたちが只管苦悩する様子を記録していく。結局、結論などは出ない。しかし絵空事ではないその「世界」そのものである。

  時間があったら、どんな本でも良いから地球に関する本を読みなおしてみたい。そして改めて自分の日々の暮らしを見つめてみたい。日々有ることが、当たり前と思っている「空気」や「水」は、決して当たり前にあるものではないということに気付く。


「100、000年後の安全」 公式ホームページ


ch10.生活 : エチケット

bsb1102270011000-n1.jpg  司会をはじめ、取材先でのインタビューやもろもろあるが、やはり口のエチケットは気になる。また、最近では朗読の勉強も始めたもので、意外と自分の口元はかなり気になるものだ。化粧ポーチの他に携帯用の歯ブラシセットなどを持参している時があるが、プラスチック製の小さなコップと歯ブラシ・歯磨きがセットになっているものだった、またビニル袋に入っていたりするのだが、嵩張るし、何となくデザインもよくない。いかにも歯ブラシセットしいう感じのものだ。あれこれ使っていてもどうもピンとくるものがなかった。   パナソニックの音波振動歯ブラシのドルツはいいなあぁ・・・と思っていても自分ではどーいうわけか買わない商品であった・・・のであるが、プレゼントしていただいた。先ず軽い。そしてバッグの中でも嵩張らない。さて!と思って早速磨いてみたが音が静かだ。ブラシ部分が小ぶり?なのであの電動歯ブラシだ!という嫌な感覚がない。何といってもスマートなデザインに感動。ちょっと持っていると化粧道具にしか見えないところもいい。デコってしまうことも出来るようで、これまたキラキラッだ。 ★ちょっとPR記事のようになってしまうが、ホームページから商品イメージ写真を。

ポケットドルツはこちら

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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