ch10.生活: 2010年3月アーカイブ

100329_1145~01.jpgのサムネール画像雨がやんで晴れてもやはり寒い日が続いている。お花見の予定も少しずつはいってきている今。外で花見と考えただけで、冷え冷えしてくる。春というのにまだ冬のコートに包まれている。暑さ寒さもなんとやら。しかし毎日が寒い。「上野公園の桜です」と元気な友人が携帯に送ってきてくれた桜。ああ!美しいね!もう少し、暖かくなってほしいな。

ch10.生活 : 春!

土筆.jpg  「サクラの見ごろは~」といろいろニュースでいわれている。我が家にはサクランボの木があるのだが、3月の始め頃には花がちらほらと。植木市で苗木を買ってきたのが、月日とはすごいもので、今ではみち行く人が「ああ~」と見上げながらちょっとした花見をしていかれる。

  しかし、花粉症さえなければ、春とは素晴らしい。友人から「春を見つけました」なんてタイトルで画像が携帯に送られてきた。「はっ?」と思ってよく見ると土筆。近くの土手で見つけたという。都内にもそんな春があるのだと思うと嬉しくなる。

  釣り名人・作家の三浦修さんのプログにも「野蒜」の紹介がされていて嬉しくなった。私が野蒜を知ったのは小学生低学年の頃。実母の群馬県の実家の近くを流れる川の土手で見つけた。楽しい春休みの思い出でもある。当時、祖母が「それはノビルというのよ」と教え、食べ方も教えてくれた。しかし、小学生の私にとってはただ不思議な味でしかなかった。また甘辛煮した土筆やフキノトウの天ぷらも、やはり当時の味覚にはピンとはこなかった。しかし、今は本当に春の味覚がたまらないほど好きである!あの、ほっこりした感じの土のにおいはまだ頭のかたすみにある。ああ、春のにおいだ!


三浦修さんのプログはこちら

   厳しい雰囲気で警察官が銀行内に立っていて、「なになに?」と思う時があった。最近では振込みの手続きをしようとすると確認するような画面まで出てくる。それほどに振り込め詐欺が多いのだと聞いた。しかし、この振り込め詐欺を上回って被害が増えているのが、高齢者を狙った海外投資にまつわる話しらしい。やはり、なんだかんだと言っても高齢者はお金を持っている。「私は大丈夫!」と思っていても、この異常ともいえる低金利時代。そして「まもなく年金制度は破綻する」などと言って年金制度への不安をあおられる。そんな中で、元本保証や高配当をうたった甘い投資話にフラフラきてしまうようだ。はっきりいって海外事業への投資話など実態が如何に把握しにくいか、冷静に考えれば分りそうなのでが、やはり狙われた獲物は捉われてしまうのだろう。

  「中国の好景気を見逃すことはない」とゴルフ会員権の話。またよく聞くのが財宝を積んで沈没した船の引き上げ事業、植林による地球環境への貢献事業、海外の鉱山採掘事業など、一瞬"夢"も感じてしまう話しだ。しかしみんな嘘。虚偽の資産形成話だから注意が必要だ。だが、騙す方と騙される方。騙された側は騙されたと気付くまで騙され続ける。この関係は本当に微妙な心の揺れというか。兎に角、うまい話はないとアタマに叩き込んでいたほうが良い。それでも、騙される人は増え続けている。

ch10.生活 : 美味しい!家庭の料理


   ずーっと昔の話であるが、結婚する時に自分なりのレシピをまとめた一冊のノートがあった。例えば、いろいろな種類のソースの作り方から始まって・・・ふぅっ。今では「一体何を目指していたのか?」と恥ずかしくなるような内容が多い。また何を気負って、気取っていたのか?と、今見れば、ふふふと思わず笑ってしまう。要はそんなに役立つ事はなかった料理ノートと言えそうだ。
  実際の家庭生活というのは、気取った料理よりも、例えばゴロッとしたおいもの煮物や、さっと茹でた青菜などが美味しいものだ。気負った料理はねぇ。まあ若い時の独特な発想というか、アタマでっかち。そんなものだろう。

  料理研究家のかっちゃんこと小林カツ代さんに会った時も、野菜の皮むきについても何かごちゃごちゃ言ったのだろう。その時「な~に言ってるのよ~。これ使いなさい。そうしたらサササーッなんだから!」と言われた。万能皮むき器というものだった。ピーラーだ。カツ代さんは「ほーら!ね!」と言ってその万能ぶりを見せてくれた。
  何でも「こうあるべき」と兎に角アタマでっかちの私にとって、それはその時は「果たして・・・」という感覚であったが、今や、その便利さにひたりきっている。今はピーラーなしなんて・・・。要は便利なものはさっさと使うと良い。ふだんの料理でかつらむきなどは、それほどしなくてもよいだろうし・・・ね。

  そんなカツ代さんの知恵がいっぱいのレシピをケータイで日々便利に活用してみよう♪QRコードで簡単にアクセスできる。「こんな時・・・」と困ったらケータイでキャッチしてみるともっともっと料理が楽しくなると思う。健康で美しくいるためには美味しい"家庭料理"が欠かせない。

カツ代の家庭料理はコチラ♪

ch10.生活 : ベビーマッサージ

  ベビーマッサージが最近の子育てママさんの間で流行しているようだ。もう本当にかなり前なのだが、カルチャー教室でベビーマッサージのプランが出た時があった。でも、当時は「??」とまだまだ知られていなかった。
  でも、最近になって、私の身の回りでも若いママさんたちが「ちょっと時間ずらせていただけますか?今日はベビーマッサージなんですぅ」と言う。一瞬「え?」と分らなかったのだが・・・。聞くところによると生後2ヵ月くらいから1歳くらいまでの赤ちゃんが対象とか。まだ実際にみていないので、何とも言えないが、大人でもマッサージは夢心地になるのだから、赤ちゃんにとっても最高に気持ちいいのじゃないかって思う。お母さんの手のぬくもりと、そしてお母さんの声かけが何よりも赤ちゃんの心に伝わっていくと思う。
  思えば、子育て期間とは長いようで短い。精一杯、優しいぬくもりで多くの赤ちゃんを包んであげてほしい。そう思うとほっと心が温かくなる。

ch10.生活 : おーい!クロマグロ

   
  日本人は本当にマグロが好きだ。8割は日本人が消費しているとは考えてみればすごい数字だ。
地中海を含む大西洋クロマグロの国際取引を禁止する案に米国が賛意を表明したことで、山田正彦副農相は取引禁止にあくまで反対する姿勢を強調していたが、どこかに「米国だって・・・」というある思い込みがあったのだろう。変な思い込みをしてしまうのは、いい意味でも悪い意味でも日本人らしい。しかし、冷凍も含めても来年一年くらい、クロマグロが食卓から消える!と慌てている声も多く、どうかな?と思ってしまう。「あるうちに食べてしまいましょう」などという人など見ている根本問題が全くわかっていないなと感じる。日本人は古来からそんな考え方はしないものだと思っている。


  以前、釣り名人!の作家である三浦修さんから一冊の本をいただいた。それは 『 サバがマグロを産む日』(監修:東京海洋大学副学長/刑部真弘、フィッシング・カレッジ校長/奥山文弥・つり人社)という本だが、登場する国立大学博士をはじめ、テレビなどでもお馴染みの"さかなクン"など12人の魚大好き先生たちが、我々と魚とのかかわりなど、食べ物(食材・味覚)、暮らし、健康(心の問題・病気)、文化、社会そして未来などの各テーマを通じて立体的に語ってくれる。今後、おおいに期待されるマグロの養殖の事も考えながら、楽しみながら読める一冊である。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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