ch10.生活: 2008年10月アーカイブ

ch10.生活 : 楽しい服作り

  仕事は何を?と問われる最近は困ってしまうことがある。一応?出版プロデュースということで会社を設立したのだが最近は様々なプロデュースにかかわっているのが実態。実はドレス(特に女性であるが)のプロデュースというか、アイデア提案、デザイン・・・ということもしている。勿論、全てを自分がしているわけではない。舞台衣装を多くつくっているソライロヤの藤岡美知子さんと一緒に仕事をしている。ドレスづくりは小学生の時に夢見ていたことでもありなかなか楽しいことだ。
  昨日は結婚カウンセラーでアドバイザーの志田篤美さんのパーティードレスの提案、そして採寸をはじめ細かい打ち合わせをしていた。講演会、パーティー、セミナー、イベントなど仕事で"勝負服"が必要な女性たちの衣装づくり、それを着ることによって一番何を訴えたいか?というのがテーマになっている。つまり一番自分が何をアピールしたいのかがポイントとなってくる。そして何よりも「嬉しい!リーズナブル」であるという私自身の"信念"も反映している。
  志田さんは、機能的であり且つふわ~っと(ここが難しい!)華やかなロングドレスご注文。「こんな感じ!キャアー~下手でゴメンなさーい」と志田さんがご自分で"理想"のドレスの絵を描く。まあ、下手でも上手でも自分の夢の絵を描いていただくのがミソ。「ハハハ」とふたりで笑いながら、ここはどうする?どうしたい?と話しあい、次にデザイナーの藤岡美知子さんと細かく詰めていく。採寸をしながらそして布のサンプルをあわせながら次々と具体的に形が決まっていく。そこまで行くともう完成間近なトレスが映像で見えてくる。
  仕事をする女性がより輝いて見える服作りというのも、またひとつ私の仕事に加わった。
ソライロヤの藤岡さんの仕事はコチラ

ch10.生活 : 手紙

  そろそろ年賀状の季節なのだろう・・・・いろいろな案内が届けられる。しかし、時間の経つのが早いなぁ。電子メールだとフォルダにシンプルに整理してしまうののだが、直筆のハガキや手紙を整理していてハッとした。なんとも毛筆のものが多いことか。それも男性のものが殆ど。そんなに気にしないで一年が終わろうとしているわけで。気がついてよかったというか、妙に嬉しくなった。文字が達筆だとかそんな事は関係なく、やはり、お知らせの手紙であろうと和紙に毛筆の手紙は大切に保存しておきたい気持ちになるものだ。


  世界的な金融危機だ。「マンション投売り!」なんて新聞の見出しからも分かるように不動産の不況は酷い状態なのだ。大企業だって合併していくことでパイが減少していく。決して活性化でもない。
そして地方経済もまた、この不況をあおり疲弊している。全国の企業は約420万社。このうち、大企業と言われるものはどのくらいだと思われるだろうか?ほんの1%。残りり99%は中小企業なのである。しかし、この20年間で約110万社が減少しているということを聞いた。あのバブル前の1986年をピークに減少している。平均で15万社の新規開業に対して不況のあおり、また後継者難が原因で20万社以上が廃業となっているという。昨年の夏頃からの景気後退。毎年1万社の倒産というのが現実なのだ。
  しかし、この不況の荒波に翻弄されているのが多くの地方銀行。かなりの苦境の中で今後、特に中小企業向け融資では「貸し渋り」を招くことも考えられる。日本の活力を失うということは日本経済全体を蝕みかねない状態であるのだ。こうして地銀が融資を絞り込めば、地域経済が麻痺する。資金繰り難の企業の倒産が増えることは銀行の業績悪化を招き、負の連鎖に陥っていくわけだ
  日本の企業の大部分を占める中小企業のオーナーは「資金繰りが苦しい」ことを考えている。勿論、景気のいい企業もあるがそれは本当に一部である。疲弊していては本当に日本の元気が失われる。今月から改正された信用保険法や発足した日本政策金融公庫の情報など、少しでも中小企業の賦活に役立つ情報もある。そんな情報も知らずにね資金繰りに追われ、そしてうまくいかなければ、いやでも倒産という危機に直面せざるを得ないのた。日本の血流でもある中賞企業に対して、何をどうして行けば血流がうまく流れていくのかを考えていかないとならない。



  今や、日常生活の中で当たり前に使っている電子メールだが、これが手書きの文書に比べて嘘をつく傾向が約1.5倍となるという記事を読んだ。、これはペンシルベニア州の米リーハイ大の実験でわかったことで米経営管理学会で発表された。ネット社会で起こりやすい相互不信の現象を探るために実験をしたらしい。
  今回の実験によれば、 架空の賞金の分け方を電子メールまたはペンと紙で行ったということだが、分け方で嘘をつく大学院生が多く、特に電子メールの場合の確率が92%。ペンと紙の場合の64%だったというものだが、実験での母数が少ないことと、院生でなくてもやはりこうした結果がでるのじゃないか?と思った。しかし、テーマの「賞金の分け前」というのも??である。手書きの文章はあとから責任が問われるものに感じるらしい。これが結果だ。


   ところでパソコンでも携帯でも、確かに、文字を打つだけの行為は何か手書きとは異なる。キーを打ってはいるものの、何か「自分」であり「自分」ではないような感覚か・・・・。簡単に感情の爆発、悪口雑言をうちっ放すヒトもいる。
  これまでに直筆の手紙で憤るほどの腹がたった経験はあまりないが、電子メールでは頭がババーッと焦げそうになるくらい腹がたった経験は多数ある。書き手は決して悪意はないものの、多分その人ではなくなっている感じがする。本音が出ているのか?と考えたこともあるが、やはり一言コミュニケーション下手さが如実に出てしまうのがメール。だから。メールで感動するほどの文が書けるのは手書きも同様だ。文はひとなり。
  まあ、できる限り手書きのシーンも生活の中に取り入れると良い。忘れ去っていきそうなもののを思い出させてくれる。

 


   10月1日から資源とゴミの出し方が変わり、、いつも、エコ生活を意識して!と思っているのだが、これまでの習慣というかインプットされた実にシンプルなゴミだしの日がなかなか頭の中で変更出来ないでいた。
   10月に入って2週間ほど経過しているが未だ収集日を以前のまま、出している家庭も多い。土曜日の朝など新聞だダンボールだの、トレイだとまだまだ大混乱状態が続いている。回覧板できちんと回ったようだが、しっかりと読んでいなかった・・・・
  あまりに分類が複雑(そう感じるのは私だけだろうか・・・・)なので、当初は混乱した。そこで、カレンダーに資源・ゴミだしの日が分かりやすいように色別のシールをはりだした。出来上がると分かりやすい。そして、ゴミとなる瞬間?に「これはゴミか資源か」とすぐ分類しながら捨てることにした。しかし特に、ドレッシングやジュースやタレだのと、食品の容器の複雑なことよ・・・・・とほほ。頭の中は資源かゴミか?の繰り返しだ。

  ところで、。「特大」「大盛り」といった食のメガブームの一方の昨今だが、通常のわずか7分の1の量で、温めなくても食べられる江崎グリコの「ちょい食べ」シリーズ"携帯レトルトカレー"が人気を呼んでいるそうだ。30グラムのカレーソースがスティックタイプということで、こうした小容量の利点は意外なほど多いらしい。
  この記事を読んで、このところの自分の生活をつくづく反省した。家族のライフスタイルは月日が経過すれば変化するものだ。頭ではわかっているつもりでも、長年の習慣というか、なれのようなもので、なかなか掴みきれずにいる。要はつくりすぎてしまうのだ。先般もシチューを作りすぎた。小分けにして冷凍保存しても、やはり作り立ての美味しさからは遠ざかる・・・・・そして必要のないほど買いすぎる傾向というかなんというか。保存癖というものか・・・・。
   今回の資源とゴミの出し方で、自分の生活態度も変化しつつある。一週間経ったあたりから、やはり意識はかなり変わり、徹底的に無駄を省くようになってきた。だからこそ、ドレッシングにしてもタレにしてもその都度、昔、ちゃんとしていたように、必要な分量をちょこっと手作りの習慣をまた始めてみるのも良いのかも知れない。

 

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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