ch10.生活: 2007年5月アーカイブ


  昨夜もファンドなどの金融セミナーを受けていた。680億だとか87兆円という数字を聞いてもピンとこない自分がいた。変な感覚。何となく「分かる」金額がせいぜい一桁から二桁の億くらいか。財務省の工場で一度、14億?くらいの万札の山をみたことがあるからか。
  先週、盛り上がっていたサッカーくじ「BIG」。1週間で昨年分の約半分を売り上げたらしい。みんながもしかしたら1等6億円」のチャンス到来と思ったのだろう。勿論、長蛇の列ができた。あのマジシャンのプリンセス天功がなんと三等に当選したらしい。イリュージョン?!今週は通常の「1等3億円」に戻ったが、しかし3億円といっても凄い金額だ。生活の中で行き交う途方もない数字。「この売り場からでましたらでました」なんてフレーズを見れば、つい並んでしまう。人間とは懲りないところがある。常に「もしかしたら・・・当たるかも・・・・そうしたら」という期待があるのだろう。


  このところマーケティングを勉強していると、やはり、この数年に「何が」が本当に変わっていくと思う。1990年あたりからの経済がどう変化していき、卑近な事例では、我々の生活にどんな変化があったことをもう一度思い出してみるといいかも知れない。理論武装した分析などではなく、これは感性に近い。何かは今、説明しないのだが、多分、この感性のない人は「その時」が到来しても分からないのだろう。着々と私たちり生活が変貌していくだろう。多分この2~3年のうちに。億という金額が「今」のように途方もないものであり続ける人と、そうでない人が判然としてくると思うのだ。これがチャンスなのかも知れない。完全な二極化が始まる。

ch10.生活 : 三社祭 最終日に


  昨日は浅草三社祭の最終日だった。「一年が経つのは本当に早いものだね!」と言いながら友人たちと楽しく集った。
  しかし、宮出しのとき、「各町渡御の各方面一番町会に引き渡す迄、一人でも神輿の上に乗る事を禁止" します。併せて本社神輿各町渡御並びに宮入りにおいても、"本社神輿の上に乗る事を一切禁止" しています」という説明があったというのに、10名ほどが神輿に乗った。「違反者が判明した際は、来年以降の三社祭において、"宮出しを中止し、違反該当町会の朱引き(本社神輿各町渡御順路)を削除 致します」というのにだ。テレビのインタビューで「毎年楽しみにしているからねっ!盛り上がりたいよー」と騒ぐ担ぎてたちがワイワイ言う。何を言うのだ!と思う。活気ある祭りだ。でも、彼らの家族や友人もろもろ、みんながそんな個人的な盛り上がりで秩序も守れないのであれば、本当に違反者が出た時の対応を厳しくしてほしいと思った。昨夜は風も冷たく、ちょっと肌寒い夜だった。「まさか」と思ったが、やはりいろいろな人間がいる。しようがないのか。本当に哀しいですよ。昨年のトラブルを喉元過ぎればで忘れてほしくない。

ch10.生活 : スパム


  ブログなるものをはじめて4年になるが、想像もしなかったことがおこるものだ。以前、海外スパムというものに攻撃?されてバージョンアップをした・・・・にもかかわらず、再び、そのスパムとやらにやられてしまっている。先般も更新作業をしようとした、丁度その時、わけの分からぬ画面が出てきて、しばし呆然としていた。自分が行っていることとは別世界のものが「更新中・・・・更新中・・・・」と続いていた。一瞬、この4年間の全てのものがパッと消えうせてしまうのではないか?と思った。「私プログ書いているの」と人に言っても「えっ?夢でも見ているんじゃないの?」と言われる感覚が襲った。本当にいろいろなものをコンピュータで送り続けるという、私にととっては迷惑ではあるが、天才的なその能力には感服するほどだ。そんな能力をもっと人助けに使えばいいのにと単純に思う。はっきり言って迷惑千万。
  むかむかしながらパソコンを見ていると「緊急連絡!ケータイが壊れちゃったので、買いにいきまーす。暫くのご連絡はこちらまで」なんて友人のノホホンとした安らぎメールが届いた。不思議な時代に生きているものだと改めて感じる。

ch10.生活 : “可笑しさ”の不思議

 
 第一生命保険が恒例で実施している「サラリーマン川柳コンクール」がもう20回になるという。いつもこの時期に、発表されている川柳を読んではいつまでも笑いが止まらない。今年の1位受賞には“脳力”の低下を嘆く作品「脳年齢 年金すでに もらえます」が選ばれた。最近流行っているゲームソフトを使っての「脳年齢」にハッとする人も多いのだろう。今回はあまり、個人的にはウケなかったのだが、応募総数7万9631句から100句を更に選定、そして選ばれるベスト10はやはり凄いなと思う。
 しかし、一番印象に残っているのは第13回の「プロポーズ あの日にかえって ことわりたい(恐妻男)」というのがあり、この川柳で3人の仲間とその日はゲタゲタ笑いながら飲んだ記憶がある。サラリーマン2人とすっかりおやじ化した自分の3人はいつまでも盛り上がっていた。あまりの可笑しさに、この川柳をある女性に話したところ、彼女は「はっ?!」と訝しげに、そして不機嫌になった。そしてもう一人の女性にも話したが彼女は「女性を馬鹿にしている」と激しく怒った・・・・・そんな記憶が甦る。
 第14回の「ドットコム どこが混むのと 聞く上司(ネット不安)」や 第17回の「課長いる?」 返ったこたえは 「いりません!(ごもっとも)」など、会社内での一種サラリーマンの悲哀については笑える女性もいるのかも知れないが、第16回の「タバコより 体に悪い 妻のグチ(-小心亭主-) 」や今回8位の「『ご飯ある?』 『ツクレバアルケド』 『ならいいです…』」など家庭内の内容について女性は「?」という反応をしてしまうものなのかも知れない。

ch10.生活 : 完璧ケータイライフ


  カラフルだったりワンワンって動物が出てきたり。ソフトバンクの広告展開は「あっ」と思わせるのが上手だと思っている。昨日は駅のホームの看板に「ほっほーっ」というソフトバンクのケータイデザインを見た。先般、出版した本のテーマである心相カラーは、誰もが必ず3つ持っている。誕生日は逆立ちしても?変更できない。つまり、その人を生涯守り続けるカラーなのだ。(因みに私は特殊数字の配列191なのでゴールドとシルバーということになるのだが・・・・)
  つまり、そのソフトバンクのケータイは見事に3つの配色になっていた。後はデザインだ。例えば「紫・黄色・緑」なんて人は単純に分けたら「えっー」というデザインになってしまうだろう。だからこそ、メーンの数字の配分を多くしてデザインすれば、ケータイを持っているだけでツキがむこうからワサワサとやって来ちゃうよ!ということになるなぁ・・・・・・・とぼーっと考えていた。そうか!売り込むか。


  
  大手3社の2007年3月期決算が出そろった。営業利益はNTTドコモが減益。「au」を展開するKDDI、ソフトバンクモバイルがそれぞれ増益を確保した。昨年10月に導入された、番号ポータビリティの好不調で明暗が分かれたのだ。
  その上 KDDIとソフトバンクが新サービスや新料金を投入し、シェア54%超のドコモの切り崩し作戦。加熱はまた楽しいものだ。新機能や新サービスで他社の追随を許さないこと。ドコモがケータイが最も売れない5月以降に、1台の携帯に2つの番号とメアドを搭載できる機能搭載の新端末を順次投入したが熱き巻き返しに挑んでいるということだ。
  一つのケータイに複数の番号はとメアド。なかなかいい。複数台持たずに済む。今のところ、3つの番号とメアドがほしい。これ以上は多分管理できないだろう。私にとっては3という数字が限界だな。そして、心相カラーを取り入れる。シルバーボディにゴールドちょっと。これで完璧ケータイの出来上がりとなる・・・・・とまた、ぼーっと考えていた。

ch10.生活 : 憲法記念日に

  
  既に定着している言い方「ゴールデンウイーク」。1951年に大映が正月映画やお盆映画並に興行成績が良かった期間として「ゴールデンウィーク」と名付けたところ次第に他の業界にも広まった言い方らしい。業界用語としての使い方と分けるために、大型連休というメディアも多いが、何れにしても、多くの人々にとってはそれぞれの休みが一体何の日であるなんて、とこかへ行ってしまっている。「遊ぶ」ための日が何日とれるか?になっているようだ。
  今日は憲法記念日。日本国憲法が施行されたのが昭和22年。今日で60周年を迎える。安倍首相は「戦後レジームからの脱却」を掲げ、憲法改正への強い意欲を示している。「改憲?いーんじゃないですか」と本当に軽いノリでいいのける議員のコメントも多い。どんな国を作っていこうとしているのか、不安になる。
  第一に憲法の理念が私たちの日々の生活に生かすために、憲法への関心が高まり、多く論議されることだ。専門でないにしても、学生時代に一度は学んだだろう日本国憲法。この論点が何なのか、分かりやすい本も多くある。国民を守るための規定も盛り込まれている憲法について、もう一度、考えてみることも大切な一日、今日はそんな日でもある。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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