ch10.生活: 2007年10月アーカイブ

ch10.生活 : 変わるということ



  日本経団連が大手企業127社、今年の冬のボーナス妥結状況を発表。。非鉄・金属などが全体を押し上げ、伸び率も5年連続のプラスと好調な業績だ。 まあ、ホクホク~なんて事も言われているが、あくまでも一部のことか。
  もうすぐ11月だが、中小企業、そして個人のひとりびとりも本当に必死で仕事をしているのだ。「ひさしぶりにアドレナリンが」とビジネスパートナーからメールが入った。来週の"その日"の決着まで、土曜日も日曜日もなく努力に努力を重ねている。彼の頭の中には、悪意のあることなど、考える時間も余裕もない。
  最近は企業の不祥事を聞いても「驚かなくなっている」そんな自分が嫌になる。しかし、ゴルフ接待だ、高級料亭だ、すっぽんだ・・・と国防の要たる人間の恥ずべき言動。日本の平和ボケをつくづく感じ、言葉も失う。企業もそして国も時代の変化に敏感に変わっていかなくてはならない時期に入っているのだ。

ch10.生活 : 時流を見てから


 今、オンデマンド出版が人気だということだ。つまり品切れのであるとそのまま重版されない入手困難な本というものが結構あるものだ。入手困難となると通常は諦めてしまうか、図書館で必死に探したりするのだが、要望に応じて1冊からでも刊行するというもので、本当に便利な世の中になったものだ。
  それも既刊だけでなく新刊も手がけてられている、例えば横浜市の野毛印刷社は詩人・評論家の吉本隆明さんの『心的現象論』」は一部書店での取り扱いも含め、普及版(2万1000円)が約140冊、愛蔵版(4万8000円)も約40冊を売り上げるなど好調らしい。『心的現象論』か・・・懐かしいなあ。難解で何回も読んだものだなあ。難解さがたとえようもなく、面白かった。
   現在、ケータイ小説の爆発的ヒットの中で、私は何か一抹の不安も感じていたのだが、吉本隆明さん(娘さんの吉本ばななさんのほうが有名なのかも・・・・)の件を鑑みれば、まあ、社会の流れ、時の流れをじっと見つめていけばいいのかなとも思う。

ch10.生活 : 人生設計って・・・・



   昔、「80まで生きるとして・・・」と仮定?の話か。その後に、あーだーこーだーと人生設計をしていた女性がいた。まだ1人でいるのだと思うが・・・・。一体彼女は今どこでどうしているのだろう?と思う。まだ80歳にはなっていないと思うが。
  私自身も、これまで本当に普通の生活者として生きていた。そんな中で一番高価な買い物は何か?と思えばブランド品でも宝石でもなく、不動産・住宅であったと思う。人生の大半を占めてしまった気さえする。
  一戸建ての話はさておいて。このところの新築マンションの発売戸数が大幅に落ち込んでいる背景に、過度の価格上昇があるといわれている。特に東京23区の傾向は顕著だ。例えば、マンションの購入を希望する団塊ジュニア世代の平均的な年収が700万円。住宅購入で、無理なく支払えるのは「年収の5倍程度」と言われるから、ざっと3500万円の設定だろう。
  しかし現実は本当に厳しい。この1年ほどで急激にマンション価格が高くなってきている現実がある。夫婦で収入があっても購入意欲の盛んな団塊ジュニア層が購入できる物件は確実に減少しつつあるという状態なのだ。今、不動産経済研究所はこの地価上昇の中、建設コストアップとあいまってマンションの価格は下がらないとシビアに分析する。
  しかし、今思い出せば、背筋が凍るほどの悪夢「バブル」時期。まるでアクロバットのような不動産の取引があった。「マンションころがし」なんて言葉もあった。社会が浮かれそして浮かれていたのだ。人生の大半を占めてきてしまった・・・と感じるほどのものが、今意欲旺盛な世代がもがいても買えない現実とは?実に皮肉な世の中だ。

ch10.生活 : 嬉しい気持ち



  昨日のミス・インターナショナルの選考大会で見事、日本代表に選出された杉山恭子ちゃん。きのうのプログではSさんと表記していたが、今朝のフジテレビの「とくダネ」で彼女をこれまでに追ってきた映像が流れた。本当に人は1日で、いや、一瞬で生活のいろんな事が変わっていく事がある。まさに、恭子ちゃんのこれからの全てが変わっていくだろう。
  今日は肌寒い一日だった。朝から季節の変化を肌で感じ、時間の流れをふっと思った。打ち合わせがちょっとのびたけれど、くたくただけれど、なんだか昨日から上気している。嬉しい気持ちとはこんなことなのか。それに今夜は私の大好きな雨降り。


  日常、仕事をしている中で、だいたい電車や地下鉄での移動なのだが、もう時間がない!緊急事態!だとか、駅までちょっと・・・、荷物が余りにも!という状態の時はタクシーを使うことが多い。
  東京地区のそのタクシー運賃が7%の値上げを国土省が認めた。現在初乗りが660円が710円となる。なんだか、とてもアップした感覚だ。
  東京地区の初乗り運賃の上限額引き上げが認可されるのは、消費税率が3%から5%に引き上げられた1997年4月以来約10年ぶりのことだ。
  しかし乗る側が「高い」とは言ってもあの規制緩和で新規参入が増加した中、タクシー運転手の賃金が低下したのも事実だ。狂気ともいえるほどのあのバブル時代。その頃と比較すれば、今では本当にタクシーには乗らないのでははないか?
  なんだかんだぶづふつ言ってはみるが、やはり「その時」はどうしようもない状態で手をあげざるをえない。初乗り料金でいくか?と思ったら意外と混んでいて、カシャッと料金メーターがあがるかどうかのドキドキ感。「660円」という初乗り料金の事も何れ忘れてしまうのだろうが。

ch10.生活 : 厄介?男脳と女脳



   毎日、仕事でいろいろな方と会う。先ず。男性と女性、そして職業や年代などいろいろ要素も加わってくる。例えば、県民性で言うと大阪人が一番せっかちらしい。歩く早さも大阪の人は世界一ということだ。私は東京生まれなのだが、おっとりしたふりしていても、かなりのせっかち。結局は何もかもがあらわになってしまう。今日も、午後からあるマーケティング会社の社長とミーティングであったが「お互いにせっかちだからねぇ」と言い合い、それこそガサガサワサワサと仕事をしていた。多分、お互いにこの性格は一生なおりそうもない・・・・そう思って見ている。

  
  そして、何よりも男と女の「脳」の違い。これは大きい。仕事仲間の大半が男性なので、最近は多分「男脳」にちかいものがでてきているのだろう。時折、女性の話しがわけわからなくなる不思議なことがある。女性は話しをする時に男と違って左右の脳を同時に使う傾向があるそうだ。情報が右脳と左脳の間を太い脳梁を頻繁に行き来し、話すのでもしゃべり続けるということが得意なのだ。ということで、この行為がストレス解消ともなるらしい。一方、男の脳は、脳の一部分だけを集中的に使う。だから話しをしている時でも左脳が一つの話題に執着し、結論まで必死に辿り着こうとする。結論が導き出せない、単なるおしゃべりが出来ない「脳」ということだ。混乱すると会話が続かなくなる・・・・らしい。ふむふむ。思い当たることが多い。

  
  現実をはぱっと認める辺緑系の強い女性の脳は間違いを指摘されたり、アドバイスされることは平気だが、男性の場合はアドバイスされても間違いを認めるのが当然と感じててもプライド優先の新皮質が優位にたって、辺緑系の意見を取り入れようとしないとか。なーるほど。 プライドを傷つけられたと逆ギレ状態か。
 まあ、兎に角この世は男と女。上手くコミュニケーションしていくしか・・・・ないね。


  

ch10.生活 : 日本郵政グループ誕生

   
  ついに!というか、「郵政民営化、これ一筋」で推し進めてきた小泉純一郎元首相は今、どんな気持ちでいるのだろうか?ちょっと聞いてみたい気持ちもする。
  2007年10月1日、郵政事業が民営・分社化され「日本郵政グループ」に生まれ変わった。国営・公社として136年続いたものが変わる。これは1987年の旧国鉄以来20年ぶりの一大施策の実現。やはり歴史的なことだ。
  日本郵政公社は社員は約24万人。この数はちょっと想像できない社員数だ。社員数もそうなのだが、政府全額出資の持ち株会社「日本郵政」の傘下のもとに銀行、保険など4事業会社がはいる。見込まれる純利益(2011年度5870億円)もまた凄い。凄い凄いとばかり言っていられず。世の中はますます推移していく。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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