ch10.生活: 2009年8月アーカイブ

ch10.生活 : 浅草サンバカーニバル

   時々、古地図を見ると、何とも言えない?不思議な気分になるものだ。本当に地図の上だけの事であるが、いろんな事を皆、忘れて生活しているわけであるが・・・・。


  さて、浅草という土地も何ともパワフルパワフル。今日は浅草のサンバカーニバル。天気もいい。カッという暑さの中、サンバのリズムで街中が大賑わいだった。時々、暑さと音楽で目がクルクル~。
  浅草ッ子の気質とは、新しもの好きらしい。 明治時代には日本最初の映画館も浅草とか。日本で初めてエレベーターを取り付けた12階建ての赤レンガビル「凌雲閣」の事は、確か?石川啄木の詩で知ったと思う。浅草は他の町にはない新しい文化をどんどん吸収していく、そんな街だ。
  サンバカーニバルについて、ホームページには(当時の)「台東区長と浅草喜劇俳優の故・伴淳三郎氏が、浅草の新しいイメージをつくるものとして、ブラジルのサンバカーニバルを浅草のお祭りとして取り入れることを提案。 これをきっかけに、浅草の商店連合会が主体となるサンバカーニバルが誕生したのです」とある。
  しかし、一口にお祭りとして取り入れるといったって本当に大変な事なのだ。なかなか人は実行出来ないものだ。が、そんな事も浅草パワーでやってのけちまう。凄い!の一言だ。今回は29回目ということだから、来年は30回目。もっともっと活気づくのではないかしら。

ch10.生活 : 歴史的瞬間

  麻生総理も民主党の鳩山代表も25日、26日と30日開票の衆院選と最高裁裁判官国民審査の不在者投票を行ったそうである。感触がいつもよりいいのだろう、鳩山さんは「民意によって政治を動かす瞬間を味わっていただきたいという思いで投票した」と言った。まあ、いずれにしても泣いても笑っても怒っても悲しんでも結果は結果。30日にでてしまう。


  まあ、政治家はとんでもなくお忙しいのだろうと思うが、たまには頭をまっさらにして記録映画でも見てほしいかなと思う。小池征人監督作品の「いのちの作法」は小さな一地域の話ではあるが、忘れ去れそうな人と地域とのかかわりに気付くものだ。地域問題は国に通じる事だ。迷ったら原点にかえって考えることだ。政治に本来、何が大切なのか、このまさに"歴史的瞬間"にこそ、考えてほしいと思う。
「いのちの作法」

ch10.生活 : 凡人っていい


   ある日、ある時からどうしても気になる「山」があった。暫くはなるべく見ないようにしていた・・・・・しかし、性格的にというか、気になる・・・気になる。
  ある日、「よしっ!」と、思い切って、気合でその「山」の整理を始めた。何が出てくるか分らない怖さだってあった。しかし、その整理は半日で終了した。取り掛かってみれば簡単な事だった。そこに行くまでが大変なのだ。こうして読み終わった本、そしてもう読まないだろう本の約300冊ちょっとは整理整頓された。

  不思議なもので、書籍もそうだが、膨大な資料や冊子類を「いる」「いらない」の二者択一で整理してしまうと本当に背負っていた荷物をおろしたような爽快感がある。久しぶりに残すか?残さないか?の分類をした時の「集中力」には我ながら凄い迫力を感じた。
  

  集中力といえば、『実践 凡人からのハイブリッド集中力』を機会あれば読んでみるといい。著者の田中孝憲さんの壮絶体験から編み出したというか、そうでなければ伝えられない集中力の本だ。"まだ感情的に落ち着かない脳トレや集中法をやっていますか?"と見出しにあるように、如何に凡人には消化しにくい集中力のノウハウに振り回されているかが分る。
  整理整頓したあの「山」の中にも殆ど理解せぬままの脳トレ関連の本もあった。そんな事を考えると思わず・・・・笑ってしまった。どれだけの時間をそういうことに費やしてきたのだろうって。まあ凡人は凡人だから、コツコツとそうした「山」を登っていかないとならないのだけれどね。

「実践 凡人からのハイブリッド集中力」はコチラ

ch10.生活 : もっと集中してみよう


   今、「集中力」についてのコメントをまとめなくてはならず、昨日からその資料に目を通し始めたのだが・・・・「制作費どうしますか」「明日の打ち合わせはTさんが欠席と連絡きました」「ウエブ公開決まったら」云々かんぬん。電話がひっきりなし。打ち合わせの時間に間に合うように慌てて電車を乗り換える等など。冷静に見つめていると何ともバタバタと落ち着きがない。単なる「お忙しい」という言葉ではなく実に乱雑とした感覚だ。そして、その資料を見ると、本当にたっぷりとしたボリューム。まさに乱雑とした生活を見直すスパイスのような刺激といえる。これまたラッキーなことである。
  
  さて、大和書房から『夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる!』(Dr.タツコ・マーティン 著)が出版されたと聞いた。
『夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる!』
  ♪毎日毎日ぼくらはテッパンの~のタイヤキくんではないが、日々仕事や家事や子育てやら介護やら諸々の事をして夜が来て・・・・時間のある人はコンサートに出かけたり、映画や芝居を観たり。仲間と酒を呑んだりといろいろあっても、としをとればとるほどにあまり変化は求めなくなっていく気がする。いや、最近はトシだけではなく若い世代もそうかも知れないが。缶ビール飲み干し、テレビをちょっと見て、音楽聴いて?バタンキュー状態ではなかろうか。
  この日々変わらぬ生活が続くということは幸福なことではあるが、もう少し忘れかけている「集中力」を甦らせて見ると意外な発見が生まれてくると思える。そうすれば、「夜」に限らず「朝」にも「昼」にも奇跡は降ってくるかも知れない。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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