ch10.生活: 2008年4月アーカイブ



   今日の蒸し暑さは!オフィスの窓の向こうに見える都会の空はまるで靄がかかったようだ。ただただもやもやともそしてむしむしして、気がつくとアイスコーヒーだジンジャエールなど冷たい飲み物が欲しい一日だった。
  

  先週まで肌寒い日が続き、学生時代からヨットに乗っている友人が「海がおかしい!絶対におかしい」と言っていた。彼に言わせるとゴールデンウイーク前の「海」ではないということで、長年の感覚で「兎に角おかしい」と連発していた。確かに、地球がおかしくなっているのだろう・・・・・


   常々言われている"地球温暖化"であるが、特に北半球の高緯度地域で最も進んでいる。その影響は大きく21世紀末の世界の平均気温の上昇がたとえ2・8度でも、北極では4度を超えて最悪の場合は温度上昇が7度を超えるとも指摘されているのだ。
  北極域では地球温暖化が専門家の予測を超える速さで進みグリーンランドの氷床や海氷が急激に減少している。13年夏には海氷が完全になくなるとの試算もさえあるのだ。ホッキョクグマやトナカイの個体数の減少なども進んでいる。
  先般、WWFは、「地球の温暖化が原因の生態系の変化が北極域に住む先住民などの生活にも影響を与え始めて、このままでは近い将来に取り返しのつかない影響が生じることになる」と警告している。警告だ。他人事ではなく、各国で本気に温室効果ガスの排出削減対策の強化をしていかないと「取り返しのつかない」なんて言葉ではすまないのだ。

 

ch10.生活 : 人生の煌きの時


   今は来年春の新卒採用で大詰めの段階を迎えている時期だという。大手企業などでは内定を出し始める、ゴールデンウイーク前後には一つの山を越えるそうだ。
  このところ、急行電車でいろいろ移動していると昨年の就職講座でお世話になったいろいろな学生たちを思い出す。ほんの数日間であったけれど、元気にしているかなあと思う。大学に入学して「わあっ」と感激すると次は就活となる。就職して社会人スタート。そしていよいよこれまでに経験したことの無い経験をする。社会という海原に出て初めてしる事ばかり。人間関係だってそうだ。
  定年までつとめあげたとしても、途中で転職、独立したとしても社会で生くには覚悟が必要だ。学生たちのあのあっけらかんとした明るい笑顔が懐かしく思えてきた。どんなことがあっても前進することだ。多分、明るい声で連絡がある筈だ。キラキラと輝く時代。漲る若いパワーは弾け飛ぶ。


  人は誰もが公平に漲る若さの中、煌きの時を過ごす。しかし「老い」や「病」に人は勝てない。


   親戚のおじが病に倒れた。大学卒業後は某広告代理店でがむしゃらに走りぬいてきた人だ。地位も獲得した。戦後の日本、そして高度成長、バブル全盛、そして崩壊。いろんな時代を驀進してきた。そんな人が病に倒れ、見舞いに行った私を見る目は虚ろだ。いつも独特の毒舌でツッコミ、私たちを大いに楽しませてくれた。ウイスキーとジャズをこよなく愛した人だ。昔は女性にもよくモテて?叔母ともまあ派手なケンカもあったと「今では笑えるエピソード」とたんたんと聞かされたこともある。
  兄弟たちは叔父の昔の立場も考えて、仕事にかかわった人々にも連絡したほうがいい、すべきだ、と言う。私はおじのうつろな目を見ながら、それは「反対」だと思った。多分おじの中にある「男の美学」の中にはない・・・そう思ったからだ。でも、口には出せないでいる。


  人生の中でキラキラと輝いている時間は気がつくと実に短いものだと思った。与えられた"状態"は何もいう事なく素直に受け入れなくてはならない。

ch10.生活 : "そうじ力"って凄いよ


   昨日はヘブン-ワールド代表取締役兼そうじ力研究会会長の枡田光洋さんにお会いした。誰でも知っている「そうじ」のパワーを「そうじ力」として世に出した方だ。「夢をかなえる『そうじ力』」を発刊して以来、ベストセラーの数々を生み出している。(目指せ!印税生活なんてガツガツしたことを考えていた時は全くヒットしなかったらしいが・・・・)セミナーや講演会にも忙しい。「そうじ力」を導入した企業発展プログラムを開発して企業環境コンサルタントとしても活躍している。
  "いつか"はダメだって事、分かっているようで日常生活の中は"いつか"だらけ。「いつか読むだろう本」「いつか着るだろう洋服」「いつか役立つだろう資料」・・・・私の周りをみてもきりがない。結構、思いっきり捨てるタイプであるにもかかわらず・・・・"いつか"の資料の多いこと多いこと。さあ、めげずに「そうじ力」だ!

枡田さんの"そうじ力"って?

ch10.生活 : 春!

   新しい月を迎えた。4月は何もかもが新しいはじまりの時・・・という感じだ。しかし、春の訪れの前というのは体調を崩す人がなんと多いことか。「インフルエンザで寝込んでいました」「とにかく体調が悪くて・・・」と季節の変化の時期は、周りの環境も変化するように体調も変化の時といえる。心身ともに疲れがたまりやすい時期でもある。
   誰もがストレスを抱えるが、兎に角心身はリフレッシュさせないとリズムが狂うものだ。表面上では笑っていても、目つきが鋭かったり、何となく、いらいらとした様子は相当ストレスがたまっているのだろうなとお見受けする人も多い。所謂、覇気というもんなんだろうなあ。そんな時、仕事の依頼をしたが、いつも頑張っていただいているライターのTさんが「今・・・・つわりが酷くて・・・」と電話をもらった。猛烈?に慌てふためいた仕事だったので、私の中でもかなり慌ててしまうのだが、このおめでたという響きが何ともフレッシュな「春」を感じさせてくれるではないか!今年の秋にはベビー誕生という。幸せな結婚からおめでた。仕事はちょっと辛い時期、時間もあるけれど、リフレッシュ!前進!前進!だ。兎に角、"おめでとう!"の春だ。 素晴らしい第一報だった。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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