ch10.生活: 2012年1月アーカイブ


今朝の地震、結構揺れたな・・・と思った。東京は震度3位か。しかし震源地が「富士吉田」と聞いて、本当に憂鬱になった。こうしたところで揺れが続くようだと「溶岩が上がって来ているかもしれない」とか聞いた。富士吉田の西の方、つまり青木ヶ原に近いとかなり×である。ここは東海地震とも関連する場所だ。ああ~平田直先生の言う様に「南関東で一発ぐらいは覚悟せよ」ということか?しようもないね。この憂鬱は!ジタバタしてもしようもない。来るときは来る。

   「そうそうそう!」と少し甲高い声に思わず振り向いた。某所で主婦らしき2人の女性の会話に耳がピクピクと反応した。面白そう・・・。ほんの数秒の会話だけれど。「息子にこれまでのお弁当で何が一番おいしかった?って聞いたら"シュウマイ"っていうのよ~全く、嫌になっちゃう」と言うと、また「そうそうそう!」と甲高い声で応えている。「朝早くから起きていろいろ工夫しておかずを作ったのにねえ~冷凍食品のシュウマイが一番だって言われるともう!悲しくなっちゃうのよ~子どもって覚えていないものなのねぇ~」という会話だった。
  
  息子は母親が自分の為に弁当箱にいろいろおかずや炊き立てのご飯を詰めていることは十分分っているし、弁当箱を開けた時、「わっ!」と特に男子は声には出さぬが、母親の存在の有難さを感じている筈だ。シュウマイが冷凍食品であろうと、自分で焼売の皮から作った自家製であろうと、まあいいではないか。母親からいきなり「何か一番おいしかった?」と聞かれた時に、もしかしたら「今、一番食べたいもの」が頭に浮かんだのかも知れない。早朝から台所にたつのはなかなか大変。特に寒い朝は少しでも布団の中にいたい。しかし、母親は子供の為に日々弁当を作る。それの繰り返しである。思えば一時のこと。永遠ではない作業。だから、手抜きと考えずに美味しい冷凍食品だってうまくアレンジして使えばいい。

ch10.生活 : 弁当文化


   既に日本では馴染みのある保温保冷が出来るランチジャーだが、日本の様に弁当文化のないアメリカでは今クチコミで人気上昇中だという。
  さて、象印の「ミスター・ベントー」。円筒型のステンレス製容器に4つのプラスチック製の小型容器を重ねて納めたランチジャーだ。シンプルな外見でもスープからサラダまでいろいろな料理が時間が経過してもおいしく食べられるらしい。
  象印もアメリカでも一部アジア系住民にしか受け入れられないと考えて日本の商品をそのまま輸出していたものの、アメリカでも弁当に注目が集まり始めた時期に、栄養面でバランスのとれたヘルシーな弁当がまさにアメリカ人のハートを射止めたらしい。
 今ある"カラダ"は全て日々の食生活が作り出しているもの。まあサプリメントを服用するのもいいが、とにかく野菜を多くすること。そして肉と魚などバランスのとれた食事をとることだ。私は日々の料理に、出汁昆布と干し椎茸を欠かしたことがない。

ch10.生活 : 日本型食生活


  健康計測機器といったハードを提供してきた「タニタ」とカジュアルダイニングを展開するきちりと業務提携で丸ノ内国際ビルヂング地下1階にヘルシーレストラン「丸の内タニタ食堂」がオープンした。栄養バランスを考えたメニューでなんでも一食500キロカロリーとか。三食として1500キロカロリーとしたらかなり頑張った!ダイエットも可能。且つ塩分も3グラムだったか、これまたいい。常駐する管理栄養士がアドバイスを行うサービスも提供するらしい。至れり尽くせり。しかし場所は丸ノ内。私も以前の勤務地は暫く大手町であったが、こうしたところでの価格設定も今後の課題だろうなぁ。

  グルメという言葉が社会を揺さぶってから何年経つのだろうか?さんざんいろいろなものを食べつくしてきた現代人。日本人として、本来当たり前であった、理想ともいえる日本型食生活に戻るというのもいい機会なのかも知れない。炊き立ての米の美味さ、出汁をしっかりとった味噌汁。ワカメでもシジミでもいいな。発酵食品の漬物を少し。野菜の煮物。そして酢の物もあるといいな。そしてメーンは焼き魚か煮魚でも。バランスのとれた食事をしてしっかりと仕事をする。これが健康の秘訣だ。そして時々美酒に酔う。長生き出来そうだね。


   「黄金は人間の深い潜在意識の中で本能を満足させシンボルとして用いることを促す何ものかをもっている」とはオーストリアの精神分析の創始者であるフロイトの言葉であるが、現在は本当にこの黄金に纏わるトラブルも多く発生しているので注意が必要だ。
  昔、「押し売り」というものもあったが今は「押し買い」というのか゜横行している。例えば、古着などがあったら買い取るという口実で家を訪れるのだが、ブランド物や宝石などのアクセサリーがないかともちかける。何でも買い取るといわれ、安心して貴金属類をその業者に見せてしまう。とんでもない価格で買い取り貴金属類を持ち去ってしまうらしい。業者側は代金を渡しているので窃盗ではないと主張。全くいろいろな商売が時代時代に出現するものである。"黄金"に関する投資話にもご注意を。

ch10.生活 : 寿ぎ

120108_1142~01.jpg本日は東京大神宮で「伊勢会」の新年会。第21回目となる。いろいろ準備もある為、早めにお参りした。澄み切った朝の神宮は本当に気持ちが良い。ご正殿での年頭のご祈祷のあと、いよいよ新年会へ。金春流シテ方能楽師の山井綱雄さんによるお仕舞「養老」。午後には伊勢瑞祥先生のお仕舞「高砂」と新年の寿ぎ感じる時間が流れる。何故か・・・「伊勢会女声合唱団」として陰陽五行唱歌『五つの愛』の合唱をする。毎年、皆と会える幸せを噛みしめている。写真は山井綱雄さんのお仕舞。今年の12月にはご子息と「隅田川」が予定されている。今から楽しみである。


能楽師・山井綱雄さん

ch10.生活 : ダイコン様

10112329_T2.jpg人間は加齢する。それには抗うことは出来ない。無理は禁物。サプリメントブームがきてからどのくらいたつのだろう?すっかり日本にも定着した感がある。テレビのコマーシャルや通販番組、ダイレクトメールの数々に知らず知らずのうちにはまり、何となく元気がでるのかな?若返るのかな?とせっせとサプリメントを摂取する。ついこの前までは好奇心もあっていろいろ摂取したこともあったが今はやめて、どうなることかと観察している。周りを見回すと、ダイコンが美味そうだ。今は「ダイコンおろしダイエット」というものもあるらしい。なんでも、生の大根と大根おろしは同じものかではないそうで・・・。ダイコンをすりおろすと、「イソチオシアナート」という辛味成分が生成されるそうだ。これは、あのワサビなどにも含まれているものと同じタイプの辛味成分ということで、免疫力を高めたり殺菌や消化を高めたりするという効果があるとのこと。何でも活性酸素退治にはもってこいだと聞いた。こりゃいい!私自身、ある日、手の甲に少し出始めたシミが気になった。かなりのショックで、何とかならないものかとせっせせっせと日々、野菜を思いっきり食べる生活を続けた。するとシミ消えた!(いや、薄くなって殆ど目立たない)身近なダイコンに素晴らしい薬効があるのなら、毎日せっせとダイコンおろしを利用すればいいね。以前、長野県で「ねずみ大根」という大根をすりおろし、布巾で搾った汁に信州味噌を溶かしてつゆを作り、うどんをつけて食べる郷土料理「おしぼりうどん」を食べたことがあった。これはダイコンおろしではなく、搾り汁を使うものだったが兎に角、ねずみ大根の辛さといったら!海から遠い信州は昆布や鰹節といった海産物は入手しにくい。出汁も出来ない。醤油もまた江戸時代後期に普及したものである。今なお、伝わる郷土の味に感嘆したものだ。身近にある、こんな素晴らしい食材で美しく若々しく元気になろう!

ch10.生活 : 1番!大吉!

2012年!あけましておめでとうございます!
今年も何卒よろしくお願い致します。
天気も良くて、何とものんびりとしたお正月です。

朝いちばんにメールをチェック。
毎年5000枚の年賀状を出していたというお世話になっている編集プロダクションの社長の電子メールを見た。今後は「ユネスコやフォスターペアレンツに寄付をするようになりました。ですから、この年賀状を読まれている方は、50円、世界に寄付していると思ってください」そして、(笑)とあった。年末の一週間がその作業iに費やされるのなら、今の時代は電子メールで十分じゃないかな?と思った。でもまだまだ、「パソコンは使わないの~」「ファックスも壊れたの~」という方々もいる時代です。その方々、その会社、その生き方もろもろに柔軟に対応されていいのではないかと思います・・・ね。兎に角、せかせか、こそこそは今年はやめようかと思っています。「潔さ」しかない。最近「政治」関連については書く気持ちもなくなっていたけど日夜はそんな関係ばかりの話題でしたねぇ。
だからこそ!いい日本の国を作っていきたいですね!

初詣。
生まれて初めて「1番」という御神籤をひきました。
わっ!「大吉」でした。
がんばろう!とシンプルに喜んでいます。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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