2011年4月アーカイブ

ch12.その他 : 新しい英王室の幕開け


  昨日は世界中が、ウィリアム王子と、ケイトさんの挙式で祝賀ムードに包まれた。本当に華やかであった。1981年のチャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚以来か。
  ケイトさんのウエディングドレスも注目の的だった。極秘だったウエディングドレスは、高級ブランド「アレキサンダー・マックイーン」のサラ・バートンさんがデザインした純白のもので、知的な風貌のケイトさんは輝いて見えた。また、ティアラは、今、上映中のアカデミー賞映画「英国王のスピーチ」の主人公ジョージ6世(エリザベス女王の父親)が妻に贈り、女王が18歳の誕生日にプレゼントされたもので、今回ケイトさんに貸し出した1936年製のカルティエである。

  しかし、現代のシンデレラストーリーとも言われているが、現代の日本ではあまり考えられない階級社会の英国では1660年のヨーク公(後のジェームズ2世)の例以来、約350年ぶりの"格差婚"と言われる。
  これからも、いろんなことがあるのだと思うが、多感な少年時代に愛する母親を失ったウイリアム王子が本当によき伴侶をえたことが嬉しい。ダイアナ妃の葬儀の時、ずっと俯いて、深い悲しみに耐えていた少年が三年後に精悍な青年になってマスコミに登場した。そして恋をしていつもお守りとしてもっていたという母親の形見の指輪を最愛の人に渡すまで、信頼と愛情を育んできた時間。今後も変わることなく信頼しあい、ともに英王室の新時代を切り開いていってほしいと思う。


  ジャズピアニストの河野康弘さんから「がんばれ東日本!」とメッセージが届いた。東日本大震災救援コンサートが開かれる。このコンサートの収益金は国分寺市を通じて、被災地に届けられる。


◆日時
2011年5月5日(木)開場18:30 開演19:00
◆会場
国分寺市立いずみホール 電話042-323-1491
JR中央線、武蔵野線・西国分寺駅南口すぐ
前売2,000円 当日2.500円(小学生、障害者は入場無料)
問い合わせ:国分寺障害者センター内 古橋(042-321-1212)
      ジャズのまち国分寺推進委員会 下島(090-7948-9096)
前売り場所:いずみホール、国分寺市障害者センター、さわやかプラザもとまち
チケットは当日受付での受け渡しになります。
メールはこちら
info@wahhaha.com
出演:バイソン片山グループ、河野康弘&真美、井上洋カルテット

主催:東日本大震災救援コンサート実行委員会
幹事:ジャズのまち国分寺推進委員会(JFK)
   社会福祉法人 万葉の里
協賛:国分寺市福祉関係法人
後援:国分寺市、国分寺教育委員会、国分寺市社会福祉協議会

詳細はこちら


 また、岩手県陸前高田市の小学校へ2台のピアノを贈る。大津波で小学校のピアノが流されてしまいました。東京都、千葉県の一般家庭からピアノを寄贈いただき連休明けに贈るそうだ。。河野さんも寄贈したピアノを演奏しに行く。ピアノの搬送費用、寄贈先の演奏に行く費用などの資金の募金をお願いします。
寄付金の受付は下記。

<振込先> ★西武信用金庫 西国分寺支店 普通口座
      口座名義・ピアノリサイクル基金 口座番号 1088064 
      ★郵便振替 
      口座名義・地球ハーモニー 口座番号 00140-4-660611

ch06.音楽 : 「時」かな?


   久しぶりに以前勤務していたサンケイリビング新聞の仲間のSちゃんから連絡があった。仙台に仙台リビングがあるのだが、あの3.11以来、地元の企業がすっかり疲弊してしまっているという状態らしい。東北に元気を取り戻すように神楽坂女声合唱団のチャリティーコンサートが出来ないか?という話です。こういう「時」は大切にしたいとピンと思いました。チャンスとかそういう表現ではない。なんというのかな?やはり「時」としか言えないのですが。このゴールデンウイークもなんと!山盛りの仕事を抱えていますが、今その「時」の実現についても考えてみたいと思っています。

ch10.生活 : 雑草


   艶やかな桜の花が散り始める頃になると実に緑眩しい季節がやってくる。鮮やかな緑の季節は本当に好きだ。しかし、震災があって何かが少しずつ変化してきた。今は花などを植えるより野菜を育てる人が増えたそうだ。自分で食べる野菜を作りたい・・・ただそれだけの理由ということだが・・・。
  こりまでは花壇にいろいろな小花を植えたりしていたが、不思議なもので、いつの間にかひっそり咲いている雑草といわれる植物が何故か愛おしい。これまではサッサッと抜いていたのに、何故か草むしり?が出来なくなっている。雑草でもよく見ると小さな可憐な花が咲いている。しばらく・・・そのままにしておこう。そんな気持ちで見ている。

ch12.その他 : 深刻な被災地の食事問題


東日本大震災の被災地では食料、医療器具など慢性的な物資不足が続いている。ガソリン不足や交通網も寸断されているわけだから何もかもが複合的に絡まっている。
  ある被災地の食事の内容を見て、どうしたものかと思う。一日1500キロカロリーほどしかない。一日二食というところもあるが昼などは具のないおにぎりか菓子パンひとつ。栄養不足は深刻だ。命に係わる問題だ。NPO団体などが4月11~17日に宮城県内の避難所230か所を調査したところ、野菜や肉、魚などを調理した副食が1日平均1回以下のところが55%あり、12・5%はゼロだったという。且つ、さらに食物アレルギイの方々の食事も一部ボランティアによって支えられているとも聞くが、本当に一部である。

日本列の島上で暮らす我々はいつ地震がきてもおかしくない・・・と思っていたほうがいいと思う。びっくりするほどの地震国だ。地震区で高血圧になったり腹痛になったりする人もいると聞いた。今回の想像さえしなかった地盤の変動はまだ余震を引き起こすだろうし・・・しかし、今回の地震は1000年に一度といわれるもの。遭遇してしまったわけだ。

ch12.その他 : スマイルポテト

ポテト看板.jpgポテト.jpg  軽く一杯ということで入った沖縄料理店。ゴーヤチャンプル、石垣モズクでも・・・と思ったらカウンターの前に「スマイルポテト」のメニューが。売上の一部を寄付致します。

ch12.その他 : 頑張って!DASH村


   私の好きなテレビ番組に日本テレビ系列の「ザ!鉄腕!DASH!!」というものがある。アイドルグループのTOKIOの企画番組だが、その中の「DASH村」が福島県浪江町の山間部にあり福島第一原発事故の影響で計画的避難区域に入っていたことを少し前に知った。
   「DASH村」ではメンバーが地元の人々と一緒に野菜を作ったり日本の生活の忘れ去っていたものを再発見できるような番組だ。場所はとにかくずっと秘密で、いろいろな噂がずっと飛び交っていたのだが、DASH村は浪江町にあったのだね。そして本当に素晴らしい日本の風景をこの何十年も届けてくれたわけだ。  今回、浪江町民の方々や飼っていた動物が無事避難していることも分かり、本当に涙が出るほど嬉しかった。復興に向けてまた作り直していけば!と心の底から思う。懐かしい懐かしい生命力のある日本の原風景がそこにはあるからだ。



  こんな言い方は失礼なのかも知れないが、泣いても笑っても選挙とは「結果」が全て。だから、どうすることも出来ない。
  このところ、自宅への電話はひっきりなしだ。「誰それに学びました!」とか、そんなことはもういいよ。たから電話には殆ど出ないことにしている。だから帰宅すると自ずと留守電の山だ。「一生懸命働きます」となぜあれほどに、少しヒステリックに叫ぶのか?「一歩一歩!歩きます!」とか、そんな話はどうでもいいからもっと具体的にテーマを伝えてほしいと、冷静な対応をしていただきたい。昨日も某区で坂道の途中、「道をあけていただきありがとうこざいます!ありがとうござます!一生懸命働きます!」と叫んでいても、車内の候補者はなんと横向いて・・・あれあれ!
  まあ選挙戦最終日を迎えれば候補者が最後の支持を訴えるのはしようもないだろうが・・・。さてさて、明日の投票次第。もう「結果」しかない。訪問も草臥れる。まあ、さておき。明日はみんなで投票にいきましょう。

ch12.その他 : 大地の力

  岡山県にいる友人がタケノコ、ゼンマイ、カキナ、ダイコン、シイタケ、タマネギ、キャベツ・・・とまあ段ボール二箱を送ってきてくれた。新鮮だからこそ野菜そのもののかおりがする。拳ほど大きな肉厚のシイタケは本当にうまい。新鮮な野菜を育ててくれた大地のエネルギイの素晴らしさを改めて感じる。そう、大地のエネルギイで我々が生きているということ。早く安全な大地を取り戻していかないと。こんなに新鮮な野菜を手にするとじんと感じる。

ch12.その他 : スーちゃん 安らかに

  ネットのニュースで「女優の田中好子さん死去」という見出しを見て、びっくりした。一世を風靡した元キャンディーズのスーちゃんが亡くなるなんてと。享年55歳とは、言葉も見つからない。グループ解散後は女優として本当に秀逸な演技をする女優さんだった。時々コマーシャルでもあの愛らしい笑顔がほっとする雰囲気がある女性だと思う。本当に才能のある方だと思っていた女優のひとりである。病名は乳がんということた私の周りでも乳がんを克服して元気にしている友人もたくさんいる。まだまだ若いからこそ、なぜか、悲しい。スーちゃん。安らかに・・・



  昨日4月20日、サントリーホールで開催した「全音楽界による音楽会」東日本チャリティコンサートが無事終わった。クラッシックからジャズ、オペラと本当にジャンルを越えた音楽会であった。
  チャリティー活動は小さくてもコツコツとやっていきたい。

ch01.政治 : 日本の進むべき道

  新現役ネット(岡本行夫理事長)が発足して10周年を迎えたことを記念して小泉純一郎氏の講演会「日本の歩むべき道」に出席した。国民的圧倒的な人気で第87・88・89代の内閣総理大臣として政権を担った。会場となったゆうぽうとホールは約1600人の人で満席となった。退任後も相変わらずの人気の小泉氏。檀上にあがった途端場内から、どよめきがおこった。会場内の空気が揺れた。この方のこの人気は一体なんだろうと思う。多分、天性のものなのだろう。
  島田晴雄氏「日本に求められる真の成長戦略」そして岡本行夫氏の「我々は子供たちに安全な国家を残せるか」の講演が続いた。数時間に及ぶ講演会を聞いているうちに、今現在の政治を直視すると本当にこのままでは・・・という不安が頭を擡げてくる。これまでの「ことがら」に執着していては前進出来ないことは判然としている。

ch12.その他 : 生命のドラマ

  昨夜、一仕事終えてテレビでカツオドリがイワシを追う姿を見た。あまりにもその姿が潔く、イワシの大群が夢にまで出てきてしまった。
  舞台はアフリカ大陸。南の端では、インド洋の温かい水と大西洋の冷たい水が出会う。豊かな海の生態系を代表するのがこのカツオドリである。海の上を飛行している時に獲物となるイワシを見つけるとなんと数十メートルの高さから急降下。ほぼ直角にという感じである。カツオドリはそのまま潜水してイワシを追うのだ。一方海の中ではイルカたちがイワシの群れを球体にしていく。そこへサメがきてイワシをめぐり激しい闘いを繰り広げていく。そして最後は巨大なクジラがやってきてイワシを丸呑みしていく。弱肉強食という一言では言い表せない、この地球上のすざましく潔い生命のドラマだ。また今夜も夢見てしまいそうな迫力である。

ch12.その他 : チャリティーバザー

  4月20日の「東日本大震災チャリティーコンサート」だが、サントリーホール・ブルーローズでは作家の林真理子さんが中心となってのバザーも企画されている。これはチケットがなくても入場できるようなので是非、ご協力をお待ちしています。

  私たち神楽坂女声合唱団は「緑の星に」を心を込めて歌います♪
「緑の星に」はこちら

ch01.政治 : 前途多難

  福島原発事故の損害賠償額は数兆円に膨らむという。しかし、いつ収束するのか、全く未知である。
しかし事業者への仮払いにさえ、政府、東電は事業者の多くの要求に対してただ慎重でいるだけだ。所謂「指針」が出る前に仮払いをしたとなるとその仮払い額がどんどん膨らむ・・・それを避けたいどけなのだから。出荷制限をされた事業者は、要は収入の道を断たれている。「ヨーグルトがない」と店頭で騒ぐ消費者のレベルではない。またもや、「復興構想会議」とやらで「復興税」の導入の話まで出てきて。それにその発表は一国の総理がすべきものではないのか?この人にリーダーとしての資格というか能力があるのか全く分からなくなってきた。

ch06.音楽 : 全音楽界による音楽会

  4月20日に東日本大震災のチャリティーコンサートが開催予定だ。これはジャンルを越えた音楽のチカラを!「全音楽界による音楽会」ということで東京のサントリーホールで行われる。当日は皇太子様もいらっしゃる予定とか。
  何でも、5日の発売後3分で整理券が売れてしまったという。当日は18時ジャストに入れないとなると当日券となるそうだ。
  今回のチャリティーの為に参加するアーティストも錚々たる人々。我々神楽坂女声合唱団も第一部で「緑の星に」を歌う予定である。今日は指揮者である、辻志朗先生の教え子さんたちとも合同で合唱する。つまり「神楽坂女声合唱団と仲間たち」ということである。小林カツ代さんの作詞、吉岡しげ美さんの作曲の「緑の星に」をどれだけ祈りを込めて歌えるか、それはすべて我々ひとりひとりの気持ちであろう。技術を越えたもの、それは先ず「心」であろう。兎に角頑張れ!

ch12.その他 : 確かな情報

   不安要素が日本を覆っている。今回の東日本大震災の震源域の東側で、マグニチュード8級の地震が発生する可能性が高いといわれている。1000年に一度といわれるほどの巨大地震であったことの巨大さというものが本当に分かっているのかと。す確かに海と陸とのプレート境界面の破壊によって起きたものであるから周辺の地殻は力の変動があちらこちらで起こっているのだ。余震が続くのもしようもない現象だ。「早ければ1か月以内に津波を伴う地震の再来」さえ分析されている。とにかく隠すことなく正確な情報を届けることしかない。あとは出来る限りの防災か。

ch12.その他 : 言葉の重み

その土地にうまれ、家族がいて友人がいて仕事をして・・・・日常生活とはそんなものだ。しかし、今、福島第一原発では放射性物質放出事故のため、行方不明者の捜索がほとんど手つかずのままだった。
まだ見つからぬ家族や友人に言葉も出なくつらい日々の人々を思う。機動隊員たちは白い防護服に身を包んで放射線の計測器の値に注意しながら慎重に捜索しているのだ。強い雨が降れば被ばく量が増える危険だってあるのだ。政府はその土地に人々がどんな気持ちもって生きて来たのか?を考えてほしい。その一言一言がどれだけの重みをもつものか自覚しないと。

ch12.その他 : 尤も日常生活

  今回の天災でいろいろな事が変わった。とくに価値観も変わった。ある人は死生観が変わったと言う。今日一日を大切に生きなくてはいけないと思うようになったという。だからこそ、人を大切に、瞬間瞬間を大切にしようという気持ちが強くなったと。確かに、自分の中でも何かがガラガラと変わっていくのが分かる。仕事にしても人間関係にしても。改めて人生について思う時間が増えた。

ch01.政治 : 民主完敗


  10日第17回統一地方選前半戦の投開票が行われたが、東京は自民、公明党支持の石原氏が4選を果たした。また民主党の岡田幹事長地元の三重県でも自民推薦の鈴木英敬さんの初当選と、知事選で民主党は完全に完敗となった。道府県議選では69議席を減らしたのだから、管首相を含め執行部の責任は重大となるだろう。
  東日本大震災から一ヶ月。やはり。何かかが根底から変わったのだ。見ていて、知るほどに後手ばかり。素人の自分でさえ、ぎりぎりする。石原氏言うとおり?無知か。

ch12.その他 : もしも・・・を考える時


人生に"たられば"はないのだが、今回の福島原発事故の非常用ディーゼル発電機の冠水。これがなければ、一号機から三号機までのすべての電源が失われるということはなかった筈だ。想定していなかったという言葉を言えば言うほどに曖昧になる。「津波の敷地内への上陸は想定していなかった」と東電幹部は言ったそうだが。
  今から2年前。平成21年6月に同原発の安全性について経済産業省で審議会があり、委員だった岡村行信産業技術総合研究所活断層・地震研究センター長は1100年前の貞観地震では内陸4キロまで津波が押し寄せたというデータをもとに精度が高い推定が無理でも対策を講じるべきだとかなり食い下がったという。最新の研究結果だとして、対策の必要性について強く訴えたそうである。たが東電は学術的見解がまとまっていないという理由で応じず、且つ審議会も東電の支持に回ったそうである。
  もし・・・とたらればを考える。果たしてどのくらいのコストで対応出来たのだろうかって。こうした災害はこれにて終了ということはないのである。人々の安全な暮らしが全てである。未来はすぐ目の前だ。今後何がもっとも必要で、何を優先させるのか、人の命が何よりも大事なのだ。天秤にかけてはいけない。

ch10.生活 :

xほ.jpg先日は取材先に行く途中で美しい桜を見上げ・・・今日は用事があって上野の山へ。どっと人が繰り出している。満開の桜の下で飲み、語っている。一年に一度の、そんな風景。花を愛でる・・・そんな春は嬉しい。


  あるスーパーで中年のご婦人がかなり怒っていた。店の人が頭をさげて「申し訳ありません、申し訳ありません」と繰り返している。それでも「チラシにはあった!」「なぜないのっ!」とご婦人の怒りはおさまらない。一体なに?と思ってみていると冷蔵ケースにヨーグルトがひとつもない。彼女はそれに怒っているのだということが分かった。この怒り、いつおさまるのだろうか?今、ヨーグルトがないと生きていけないのか?とまで思ってしまった。しようもないな・・・怒りは相変わらず続いている。「今、日本でどんなことが起こっているのか、あなたは分かっているの?」と聞きたくなる衝動をくっと抑えた。

  しかし、一番困ってしまうのが風評被害というものだ。たとえば、会津。ここは地震と津波の被害がほとんど無い上、原発から100Kmも離れていて放射能の影響もほとんど無い。聞けば、観光施設や道路やインフラも壊れずにすべてととのっている・・・というのにホテルや旅館がほとんど99%キャンセルされ続けている状態だという。観光地にもほとんど人はいなく、且つ、関東関西地区から会津産品は悉く返品されているという。こうした風評被害がどれだけの二次的なダメージを与えているかを考えないとならない。

ch07.味 : 魚たちよ!

   コウナゴといえば春を告げる魚というくらいこれからの季節にとれるものは特にうまい。しかし、茨城県の北茨城市沖で取れたコウナゴから国の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出され、福島県がいわき市漁業協同組合の依頼を受けて福島県沖のコウナゴを調査するための漁を行った。サンプルとして取られたコウナゴは、合わせておよそ10キロ。これらがこれから調査されるわけであるが、漁業関係者の心のうちを思うとやりきれない。原発事故の収束がない限り、漁の見通しは立たないだろう。9日に結果が出るといわれるが、何ともやりきれない気持ちだと思う。
  テレビで無残な漁港など見ると、以前、訪れた時の穏やかな海を思い出す。日がな一日、その穏やかな海をずっと見ていた。潮風が肌に気持ちよかった。そして、とれた新鮮な魚を焼いてもらって、昼からビールを飲んだりした。旨かった!あの漁港の人々の笑い声や、あの穏やかな風景が・・・と思うとただただ悲しくなる。しかし、情けない気持ちは捨てずに前進だ。前進だ!

ch06.音楽 : がんばれ!

  去年の年末以来、ずっとライブは封印していたZIN-SILの平尾くんから半年振りのライブのお知らせが届いた。「実は、先日の地震でバンドスタッフや石巻のスポンサーが被災してしまい、彼らのためにも"自分に出来ることをやり切ろう"と決心し、ライブ活動を復活させることにいたしました」とのことだ。
  実施は4月11(月)渋谷DUO、4月15(金)新宿OREBAKOの二日間。両日ともに「親父」というCDを手売りして、その全収益金を石巻を中心とした被災地に"直接"持っていくそうである。特に11日は入場料無料で、且つフジパシフィックというレーベル(ウルフルズ、小田和正、Superfly、久石譲...etc)主催の無料イベントでして、ZIN-SIL初の大箱。「しかもトリ」!よかったね。


ライブ詳細について
日時
4月11日(月)
「 NEXT BREAK ~extra 復興応援イベント~ 」
18:00 OPEN/18:30 START(ZIN-SILはトリで20:00から)

会場  
渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
入場無料

イベント特設サイト
イベント特設サイトはこちら

日時
4月15日
『唄者~Utamon~ Vol,4』
OP/ST 18:00/18:30
(ZIN-SILは20:00から)

会場
新宿OREBAKO
チケット代金
adv/door(wo/dri) 1500/2000
出演
In197666,ショージロージュニア,ZIN-SIL,the FIXER

「親父」募金について
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が発生しました。国内観測史上最大となるマグニチュード9.0を記録した本地震は、未曾有の混乱を東日本全土にもたらしました。そして奇しくも、昨年僕たちが開催したチャリティイベント『a piece of peace 4』に出資して下さった石巻中央医療サービス様も大変な被害に遭われました。以上の事態を受け、僕たちZIN-SILは4年間続けてきた『a piece of peace』の集大成とも言える闘い、 「親父」募金を開始いたしました。内容は、楽曲「親父」に関わる収益金(CD、配信)を、"全額"、"直接"、"毎年"石巻をはじめとした被災地に届け続けることです。「親父」募金は、僕たちが『a piece of peace』で学んできた"続けること"。ネパールツアーで学んだ"触れること"。それらを総括した内容となっています。テーマは"家族を想うように被災者を想う"。もしも自分の家族が被災したら、きっと僕たちは生涯をかけて支援を続けることでしょう。そして本当の支援とは、そのような「継続性」と「温かさ」を持つべきであると考えます。平和な日本に生まれ育って、周りに変な目で見られながら始めた『a piece of peace』も今年で5年目、気づけば、様々な方々、企業、大使館までもが協力して下さるようになりました。昨今盛り上がっている瞬発的な支援や華やかな支援とは旗色が違うかもしれませんが、僕たちは『a piece of peace』の4年間を胸に、毎年毎年継続的に頑張り続けます!!

"想いは必ず叶う。"皆さま、ご協力、本当に宜しくお願い申し上げます!
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ch12.その他 :

  完全な情報ではないのだと思うが、4日付けの韓国紙「朝鮮日報」が北朝鮮で昨年の6月に前鉄道相の金容三、元財政相の文一峰を相次いで処刑されたと報じたとあった。金氏はスパイ罪、文氏は2009年に実施されたデノミネーションの失敗の責任を取らされたものとある。金正恩氏への権力世襲とデノミの失敗が丁度重なったためか、平壌では粛清の嵐が吹き荒れているという。しかし文氏はデノミには関与していなかったが増大する住民の不満抑制の為の処刑であったとも言われる。しかし、この国はいつになっても何もかもが分からない。まだ確認すべきことが沢山あるのだろうが、闇とはこういうことなのだろう。

ch06.音楽 : 完売


本日4月5日から申し込み開始であった東北関東大震災チャリティ・コンサート 「全音楽界による音楽会」ですが何とも、あっという間に完売となったそうである。音楽界の人々のパワーが被災地の人々の心に届くようにと祈りながら・・・・。当日まで、レッスン!レッスン!当日は全力で向かいたい。

東北関東大震災チャリティーコンサート『全音楽界による音楽会』が4月20日(水)にサントリーホールで開催されることになりました!詳しくはチラシを見てください。神楽坂女声合唱団も一生懸命に歌います!


全音楽界の表.pdf全音楽界の裏.pdf  

詳しくはサントリーホールのホームページをご覧ください♪
サントリーホールはこちら

ch12.その他 : 祈りの言葉

筑波大学名誉教授の村上 和雄さん、東京外国語大学名誉教授の奈良 毅さんなどの「祈りの言葉」です。
紹介します。3・11東北大震災祈りの言葉.pdf

ch07.味 : 春の息吹

   長野からフキノトウやさまざまな野菜を送ってきた下さった。その中に「ムラサキカキナ」という野菜があった。「カキナ」と呼ばれるものはよく知っていたが、ムラサキ?とは何?。どうもこれまで食べたカキナとは異なるのだろう。中国野菜の紅苔菜とか、紫苔菜とか、いろいろあるらしいがよく分からない。
「さっと茹でて、おひたしにして食べてください」とメモが書いてある。その何ともいえない紫色にあの「ツルムラサキ」の、ヌメリを思い出した。茹でてみたところもあ~ら不思議!不思議。美しい緑色になった。食べてみると全く癖がない。いくらでも食べられるほど美味しい春の味がする。

ch04.カルチャー : 素読のすすめ


   「やはり!トシか!」と思うことがたびたびある。打ち合わせ中に、どうしてもその「人物」の名前が思い出せない。ただ不思議なのは、頭の中にその名前の片鱗があるようなのだ。というのも先般、やはり打ち合わせ中である役所の担当の方の名前が思い出せないのだ。その私の様子を見て、相手の方は「ああ、〇〇さんですかね?」と聞くもので「いえ・・・それは違いますね」というと「そうだ!〇〇さん!」がもう連続で聞いてくる。しかし、その名前の数々が違うことは分かるのだ。その多くの名前の中に思い出したい名前はない。でも、頭の中には、その思い出そうとしている人物の口調だとか、ヘアスタイルだとか、服装の趣味とかはリアルに思い出している。一体、何なのだろう?「すみません・・・後でご連絡しますので」と何とも間抜けな状態となる。何とも困ってしまうことだが。
 

   最近言われていることは日本の伝統的な「素読」に学べ!というもの。明治維新の原動力の1つとも言われている。幼児の頃からせ古今東西の名文を暗唱することで、記憶力・表現力・思考力が鍛えられたからだという。「ああ・・もうダメだ」ではなく60代半ばからでもOKと聞けば驚く。名文の暗唱を始めるとインプットやアウトプットの能力が若者並みに回復するらしい。たとえば、『聖書』『論語』『孫子』などの超古典から、『源氏物語』『平家物語』『徒然草』などの古典、夏目漱石や宮沢賢治、司馬遼太郎や松本清張など近現代の作家の作品まで、バラエティに富む名文を兎に角「素読」するということ。能力は必ずアップするものだと言う・・・しかし、人の名前が果たして思い出せないのは治るのか?


このアーカイブについて

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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