2010年10月アーカイブ

ながのりんご.jpgそのリンゴを見た時に「ちょっと黒いなぁ」と思った。長野県産の"秋映"というリンゴを初めていただいた。長野の小田切建男さんが「つがる」に「千秋」を交配して育成した品種ということだ。完熟すると赤黒い色になるそうだ。まさに食べごろだ。そして何と言ってもこの名前。秋に映える!あきばえ!この"秋映"という名前が実にいい!素適だ!冷蔵保存すれば一ヶ月は鮮度が保てるという。味は甘味と酸味の絶妙なバランスですっきりしている。本当に美味しい私好みのリンゴだ。

社会問題 : ある日・・・

  臓器移植法が改正された。本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば、脳死下での臓器提供ができるようになり、また年齢も15歳未満でも臓器提供も可能となった。かなりの改正だと思った。以前、病院で臓器提供意思表示カードを見て、手にとり、 思うことがあって記名をした。もう、生きてきてボロボロであるかも知れない自分のう臓器でであっても・・・・そんな気持ちがあったからだ。そんな事を思う日があるものだ。

   厚生労働省 臓器移植について

ch12.その他 : ブログって・・・

 今月のプログ更新のカレンダーを見ていたところ、ところどころの歯抜け?状態。毎日、出来る限りの更新をと思っていてもそれが出来ない事がままある。別段、マストの仕事でもないわけであるから、しようもないなと思えばそれまでであるが、まあもこの歯抜け状態の何とも思い出深いことよ・・・と多分、時間が経てば思える日もあるのだろうと。まあ、それほど真面目でもないから、「アレ?なんだっけ?」とまたバタついて過ごしているのかも知れないな。

スポーツ : 逸材


  業界の関係者でもないものの、かなり見ているだけで緊張するプロ野球のドラフト会議。あの4年前。夏の甲子園を熱くした斎藤佑樹が4球団から1位指名され、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得した。今では懐かしい言葉"ハンカチ王子"。当時「4年後に!」と言った未来が今ここにあるかと思うと本当に素晴らしいことだと感激してしまう。そしてハンカチ王子こと斎藤佑樹は再び甲子園で戦った楽天のマー君こと田中将大投手らとプロのマウンドで戦うこととなるわけで・・・。呟きではあるが「はて、自分はこの4年は何をしてきたのだろうか?」と思ってしまうな。まあ、それはそれでいいか。

ch07.味 : マツタケ!

まつたけ.jpg連日、「味」の話になってしまうのだが・・・・。いつもバリバリ仕事をしている人とは本当に食欲旺盛だ。ちょっと気持ちが沈んでいると「ほら、元気!元気!いち子はいつもバカ元気だしてないとだめだ!」と言われ、友人たちに連れられて天ぷら屋へ。別段、ダイエットをしているわけではないが、いつもあまり天ぷらは食べないので「ぅ・・ん・・・」と言ったのだが・・・。女4人がよく呑み、よく食べ、そしてまた呑んだ。「食欲の秋」という言葉さえかすんでみえるほどの食欲である。大将が次から次へと旬のねたを揚げて下さる。「もう、無理かなぁ・・・」と思っているところ、「わぁぁぁ!」と歓声があがる。大きなマツタケが揚げられた。今年初めてのマツタケを味わう。サッと焼いたマツタケを・・・と頭の中では思っていたが堂々たる風格のマツタケが目の前に。やはり、元気の源は食欲かも知れないなとつくづく思う。この日の夜は、こんな時のあったか~い"友情"に感動。少し酔いもまわってか、うっすらと感動の涙がこぼれた。

ch07.味 : 上海蟹

上海蟹.jpgこれまで人形町で商売をしていた親友が池袋に店をオープンしたと聞き、「ええっ!」とただただビックリし、先般、お花を抱えてお祝いに駆けつけた。「何でなのか・・・自分でも不思議」と彼女は明るく笑い、手際よく調理場にたっていた。そして「いよいよ上海蟹よ!」と言われ、この夜、再び訪れた。「無腸公子」と呼ばれる上海蟹。いよいよシーズンを迎えた。蟹は体を冷やすので、紹興酒や生姜と一緒に食べる。小学生の頃に明治生まれの祖母が「カニとかき氷はダメよ」と当時は分けのわからないことを言っていた記憶が甦る。要は"カラダを冷やすな"という知恵なのだ。ふわぁぁぁ・・・と蒸しあがった上海蟹。「ああ!」とまずは濃厚なミソの旨さに、しばし友との会話も忘れた夜であった。

ch12.その他 : 夜陰に乗じて勝つ・・・

   奄美大島の豪雨の様子をニュースで見る。本当に信じられないほどの雨量だ。今年「庚寅」という年は土砂災害、地震、地盤陥没などが多いという。「庚」というのは天気のことで「金剋木」と天が派手に大地をいためる年だと聞いた。「そんな事ってあるのか?」と半ば信じられない気持ちであったが。しかし、今年の夏の暑さもひどかった。熱中症で亡くなった方が余りにも多い・・・と監察医院で聞いた。
  来年は「辛卯」。やはり、金の資質を持つ天が木である地を金剋木といためつける年らしい。だが、その作用は全く違うというが・・・・「歴史は夜つくられる」というように「夜」の判断が重要になるらしい。また、水に縁を持つことも大切だという。色は深緑と黒。「私には常に水がある。身につけている。」と意識することが大切とのこと。陰陽五行の伊勢瑞祥先生曰く「来年は表側に出ている姿を見るのではなく、裏側に目立たないように存在している姿、可能性を見つけることが大事。夜を活かした人が勝つ」と。「夜陰に乗じて勝つ」・・・とはいうものの・・・夜かぁ・・・・。

ch12.その他 : 皇居東御苑を訪ねました

まつのろうかあと.jpg皇居.jpg  昨日は所属している法人会の会合に出席。ペニシュラ東京で久しぶりにゆったりと豪華なランチをいただいた後は有志で江戸ゆかりの皇居東御苑を訪ねた。昔、勤務先が大手町であったので、よく前は通ったものの、実はしっかりと訪ねた?ことはなかった。「いつでも行ける」と思ってもチャンスがないと人はなかなか行かないものなのかも知れないな。   忠臣蔵でおなじみの「時は元禄14年!赤穂藩主・浅野内匠頭長矩が殿中で吉良上野介義央を!」と、あの有名な刃傷事件起こした松の廊下跡。本丸跡左手は木立となっている。今はここに、本丸大広間と将軍との対面所である白書院を結ぶL字形の廊下、つまり松の廊下があったのだ。松の廊下は本丸で二番目に長い廊下で、西へ約19メートル、北へ約31メートル、幅は約5メートルであったそうだ。立派な畳敷きで廊下に沿った襖戸に「松」と「千鳥」を主題にした絵が描かれていたことから「松の大廊下」と呼ばれていたという。お芝居や映画で見ているので、何か知っていた気がするが・・・いやはや、それよりもかなりのものだったと想像する。殿中での刃傷は勿論ご法度。内匠頭はその日のうちに切腹。その後、赤穂藩は取りつぶしとなり、家臣たちは浪士となる。何の、御咎めはない上野介に、浪士が大石内蔵助の頭に亡君の仇討を計り、元禄15年12月15日に吉良邸に討ち入り本懐を遂げるのだ。


  奄美の豪雨災害のニュースを見ながら、やはり何かがおかしいのではないかと思える。また、日本各地で人里にまで熊が出没したり、そんな事があるのか?と。昔、栃木県の庚申山という山に登った時、熊と遭遇したことがあり、「あっ、人生とはこれほどにまで呆気なく終わるのか」と覚悟したことがあったが、まさか、あのような状況が日常生活のスペースに出現したらその驚きは想像をはるかにこえる。
  今年の夏の暑さ。今、過ごしやすい季節を迎えていると忘れてしまっているが、からだが溶けるのではないかと思ったほどだ。毎日、毎日、ふうふう言いながら使ったタオルの山が何か草臥れたように見えるほどだ。急な冷え込み、そして雨が降って・・・野菜の高騰が騒がれていたが、なんと今年はマツタケがそんな影響を受けてか大豊作?ということだ。サッと焼いてスダチを少したらし、また旨い日本酒と一緒に土瓶蒸し・・・といろいろ考えると楽しい。とはいうものの、エノキダケやシメジのような安さではない。カパッとかさがひらいたものは意外と安いと聞いた。その上、かおりが良いとも聞いた。ゆっくり、旬の味覚を味わいたい。

ch12.その他 : みんなで!


   毎年コツコツと続けるイベントはとても素適だ。フォトグラファーの齊藤文護さんが文化の日に続けている青空写真展もなんと今年で9回目となったそうである。会の名前も「みんなの青空写真展」と改めてみんなで写真を見たり、展示したり、御話をしたりと、楽しみたいと思っているということだ。こういう事って出来そうでなかなか出来ないことである。

青空写真展の詳細はコチラ

齊藤文護さんのホームページはコチラ

ch10.生活 : アルバムを未来に遺す

   昔はアルバムというと分厚い、豪華のものが多かった。結婚式やベビー誕生の時などは、それなりに立派、豪華絢爛、愛らしいアルバムを贈ったり贈られたりしたものだ。
  しかし、デジタル時代に突入してからはデジタルカメラやパソコンなどに保管するようになった。クリックひとつで保管して、見たい時には直ぐ見られる。実に便利である。だが、日々増え続けるメモリーゆえに「保管」したつもりで忘れ去っていく・・・「風のように消えてしまうのです」というホットアルバムコムのメッセージを写真家の永島浩二先生から見せていただき、これまで「当たり前!」と思っていた、そんな思い込みの怖さにぞっとした。確かに、パソコンやデジタルカメラなどは個人所有の時代であるし、その本人が忘れてしまうことさえある・・・だろう。
  「パソコンに保存しておけば大丈夫では?」と言うと「パソコンに雷が落ちると考えてごらんよ。クラッシュすることもあるしメモリカードは紛失してしまう可能性もある」と永島先生に言われ、全く想像もしない世界をハッと見た。そして「ファイルシステムはОS、ドライブはどんどん進化すれば再生できない可能性がある」と。それを聞き、暫く何も言えない状態になった。そうだ・・・全ては変化していくのだ。不意に私の頭の中は、ビデオの安売り屋さんの前を通りかかった時、当時はあんなに大騒ぎして購入したビデオに何の関心もなくなり、通り過ぎたことを思い出した。
  デジタルの大きな欠陥を今回のホットアルバムを使用することで解消できるという。ОSなどが進化してしまう20年後、いや100年後でもその時代のОSで再生できる、つまり「永久保管」できるという。今、永島先生と、ホットアルバムコムをより多くの人々に知って頂くための企画を検討中である。


ホットアルバムコムの詳細はこちら

ch01.政治 : 身を挺して

  先般の参院予算委員会に、経済産業省の現役キャリア官僚の古賀茂明さんが政府参考人として出席した。古賀さんは昨年末まで国家公務員制度改革推進本部事務局に出向。政府の公務員改革への取り組みを雑誌などで批判した。現在は経産省大臣官房付である。「民主党の改革姿勢が不十分である」と現役ながら批判をしていることに対して仙谷官房長官の「こういうやり方は甚だ彼の将来を傷つける。」とは?耳を疑う。古賀さんは、本当に「日本の未来の危機」を真剣に語っているというのに。身を挺してまでである。古賀さんは癌の手術で命の危険さえ感じた時があるという。それから、こわいものはなくなった・・・そんなことを言う姿をテレビで拝見した。感動で胸が詰まった。
  兎に角いいとこ取り、自分の利益優先、やりたい放題、そんな事をしながらある年齢まで生きてこられた人間はそれでいいではないか?今考えなければならないのは、未来を生きていかなければならない子どもたち、若者たちが「ああ日本に生まれてよかった」と思える国にしなければならないのだ。



   兎に角いろいろな事が起こる日常生活で「記憶を残す」ということは簡単なことのようだが、なかなか出来ないものである。あくまでもなんらかの「形」として残すという意味である。「いつか」と思うならそれは「今」であるかも知れないな。

  MEMORO「記憶の銀行」のニュースレターが届いた。内容は以下の通り。
1)日本メモロ「記憶の銀行」滋賀大学MEMORO講義(10/25、26)
2)7/23サマーワークショップ参加者課題作品第2弾!
3)65年前(8/6)の「不思議な光」のその後~同様の目撃証言発掘!~
4)今月のおすすめ動画:シリーズ「影絵と私① 影絵との出会い」
  "影絵人生50年、悔い無し!"~元影絵劇団かかし座・幅田 久米次郎~

時間のある時に是非、のぞいてみてください。


記憶の銀行はこちらです

ch10.生活 : 若い力の凄さ


   最近はいろいろ大学生の活動を取材することも多く、その本当に陳腐な表現になってしまうがフレッシュな活動には目をみはる。「ああ!こうした若い力ひとちひとつは日本の財産だなあ」と感動する。
  「学生が作るフェアトレードまつり」もまた、「学生フェアトレード月間」の中で最大のイベントということで楽しく魅力あるものだ。これは大学周辺を中心にフェアトレードの推進活動をしている学生が従来接する機会の少なかった、親子をメインターゲットに、フェアトレードを知り、体験できる楽しいイベントを行っていくというものである。ざっくりであるがご紹介しておく。


 【日時】:2010年11月23日 火曜日(勤労感謝の日)
 【場所】:イオン津田沼ショッピングセンター (JR 総武線「津田沼駅」、新京成線「新津田沼駅」すぐ)
 【時間】:10:00~18:00
 【参加費】:無料
 コンテンツとしては、ありがとうを伝えよう!というフェアトレードメッセージカード(仮)、フェアトレード紙芝居「トムとチョコレート」、「まちチョコ」販売、フェアトレードに関する展示、フェアトレードコーヒー試飲会などということだ。
  若い力に応援、そして応援だ。

まちチョコのホームページ

ch12.その他 : 時間

   今は亡き父が若い頃から一緒に仕事をしてきたYさんから電話をいただく。やはり仕事のお仲間であったEさんが亡くなったとの連絡だった。「今年になって6回も葬儀にででいるんだよ。全くとしをとるのは辛いね・・・」とか細い声で仰る。Yさんは、結婚され、そしてお子さんが生まれた時からの長い長いお付き合いである。お子さんはよく遊びに来て本当によく遊んだ。小学校の時の絵日記にはたびたび登場する。もう昔々の事だと話す。
  もう直ぐ80歳だというYさん。亡くなったEさんと同じ年だ。海の男という感じでいつも海に連れて行ってくださった時はすもぐりでヤリでタコなどいろいろなものをとってきてくれたEさんの姿が今でも目に浮かぶ。
  「夜、眠る時になるといち子ちゃんのお父さんやお母さんの思い出やいろいろ思い出してね、そのまま眠れなくなる日が多いんだよ」と仰る。どうぞ、そんな思い出をいつまでも忘れないで下さいと私は言う。時間とはいろんなことを思いすためにも大切なものだ。

ch12.その他 : 精神力

   チリのサンホセ鉱山落盤事故の作業員の救出作業が進み33人が無事に生還した。本当によかったと思う。地下700メートルという深さは想像できるだろうか?多分、自分は悲観したり、怒ったり、塞込んだり、どうなるか?想像も出来ない。しかし、よくぞ、パニックにならず、この救出まで頑張ってこられたと思う。このある意味、団結力の凄さを感じる。救出といのも奇跡的出来事であるが700メートル地下に閉じ込められ、強靭な精神力に本当に驚き、感動する。

ch12.その他 : 稲刈りにゴー!


   いよいよ紅葉の美しい季節だなあ・・・と思っていたところ「この時期は、そうです!稲刈りです!」という元気なメールをいただいた。「人生の原風景」だとも仰るように、あの黄金に輝き、ゆれる稲穂を見ると私はいつも偉大なる命を蓄えた一粒一粒に何か神々しさを感じるのだ。  
  としまNPO推進協議会 「みんなのえんがわ池袋」が主催の稲刈りが現在、参加者募集中!なんと今回のお米がイノシシに食べられてしまったそうで、そのことについても子どもたちといっしょに考えたいと思っていますとのことだ。コラコラ!いのしし君!・・・とも言えないほど地球の環境は著しく変貌しているのだが・・・・

◆タイトル
「つくろう!えんがわ自然クラブ米 第3弾!稲刈り」 
◆日時
10/16(土)
◆場所
埼玉県比企郡ときがわ町大字瀬戸元上
◆ 日程
08:50 池袋西口交番前(池袋駅西口出て右)集合
09:16 池袋駅(東武東上線急行・森林公園行)発
10:10 [乗換]坂戸駅(東武越生線・越生行)発
10:28 越生駅着 バス乗車
11:00 バス停)瀬戸着 徒歩にてぽっぽの木へ(着替え)
11:30 昼食
12:30 稲刈り・沢あそび
15:15 (着替え)
16:00 ふりかえり
16:30 出発
16:51 バス乗車
17:15 越生駅出発
18:25 池袋着・解散

◆参加費
自然クラブ会員 小学生:2,000円、中学生:2,500円(一般参加は+700円)
※参加費には、プログラム体験料、保険代、交通費を含む。
※同伴の保護者の方は、交通費往復(1,800円)のみいただきます。
◆持ち物
着替え、サンダル(沢遊び用)、タオル、帽子、虫よけ、虫さされの薬、お弁当、飲み物
◆ 申し込み方法
下記の項目をご記入の上、メールまたはFAXにてお申込みください。
1)氏名(ふりがな)
2)年齢
3)住所
4)TEL
5)E-Mail
6)保護者氏名
7)緊急時の連絡先


◆申し込みと問い合わせ
としまNPO推進協議会
えんがわ自然クラブ担当 塩島由依子さん
yuiko.shiojima@gmail.com
TEL/FAX:03-5951-9688

ch12.その他 : 過去という亡霊

 友人から本当に久しぶりに携帯メールが入った。文章にするとおかしな感じ?なのだが彼女はいつも羽振りがよくて、仕事もするが本当によく遊びよく遊び。恋もまさにカムカムだ。パッと燃える。「果たして」とあれこれ分析する私とは正反対のタイプだ。結婚も何度だっけ?と指折り数えてみる。「七五三か?」と笑った披露宴もあった。あの時のご亭主はいまいずこ?詳細は書けないが、まあビジネスパートナーを信頼、過信しすぎたのか?人間関係の変化はビジネスの変化でもある。まあ新しい出発ではないか。過去に縛られていてはダメなんだな。縛られるということは、そのまま足元が砂地獄の世の中なのだと思う。今の時代の確かなにおいだ。

  ダイナコネクティブが自己破産申請の準備に入ったというニュース。何でもかんでもご存知の帝国データバンクによれば負債額は73億8000万円とか。低価格のデジタル家電をイオングループや西友に納入することで結構、話題になったメーカーだ。金融業界だって然り、ちょっと前のことさえ忘れている。本当に「過去」が見えなくなっている。やはりひとつ言えそうなことは過去に縛られると足元には砂地獄が待っていて、そのまま気付けば何も見えなく、動けなくなっているということだろう。


ch12.その他 : 救出!

  今日もまた「命」に関わる話になってしまうが、「ああ・・・人間とは!」とつくづく思った。

  チリの北部サンホセ鉱山の落盤事故で、もう長い時間が経った。閉じ込められた作業員33人の方の引き揚げ作業を13日午前0時から始めるそうで、ほっというところだが、作業員を一人ずつ引き揚げるための特殊カプセルであるフェニックスに乗る順番であるトラブル?がおこっていたというではないか。「ギネス」という一言を聞いて、少し唖然とした。救出というシーンに全く似つかわしくない言葉で聞いた瞬間は意味が分からなかった。人は少しだけでも余裕が出来ると何とも余裕ある事を考えてしまうのだなあと・・・生きるか死ぬかの時であれば、われ先に!というのにね・・・

ch12.その他 : 生そして死

   お坊さまのお話を聞いていた。
   人は誰も生まれ、そして必ず死ぬということ。
   死にたくなければどうしたらよいのか?それは生まれ落ちなければよい。
   しかし、一度生を受けたものの苦しみ、つまり人は生涯、生老病死の苦しみの中にいるということ。
   現実の世界で、人はこの生老病死の四苦そして愛別離苦・求不得苦とまさに四苦八苦の中にいる。
   そしてそれは人生そのものだということ。


  仕事の先輩の志垣豊子さんと田村亮子さんのお二人が「50カラット会議」という組織を作ってから随分経つ。これまでいろいろな50代に向けてのイベントなどを企画されているが、最近になって定期的に発行されているレポートを拝見すると本当に女性の人生の第二のスタート時期は「50代」ではないか?と思えるようになった。山登りでたとえるなら、ふうふう言いながら登ってきて、漸く頂上が見えてきた。そして見張らせるようになってきた。そんな時期である感覚だ。その頂で何をどう思うか、次の行動をどうするか?それがこれまでどんな生き方、考え方、生活をしてきたかによるんじゃないかと思えるのだ。漠然だがそんな感じがする。


  先般、拝見したレポートのテーマは、「トラブルになる前に知っておきたい50代からの相続と結婚の法律」。法律事務所で弁護士と依頼人をつなぐリーガルコーディネーター・麻田恭子さんインタビュー記事であった。15年間に見聞きし携わった「紛争」を、『トラブル依頼人』という著書にまとめたばかりの謂わば「旬な人」からの聞き取りレポート・・・ということである。
  しかし熟年離婚だ、相続だなんだかんだ言っても、こうしたトラブルでさえ体験できるということは「幸せ」なことなのだ。おかしな言い方だが先ず「生きててる」ということだから。そして「元気である」そういうことだからだ。闘病中だとか、昏睡状態など人は「命」あってのこそ、いろいろな事に立ち向かうことが出来るというものだ。

「50カラット会議」のホームページが更新された。時間のある時にどうぞ。
50カラット会議 

  地球に棲む人間とはね・・・つい感情的になってというのは誰でもあるものだが今回のロシアのメドベージェフ大統領のモスクワのルシコフ市長を解任劇は実にすごい。理由が「信頼の失墜」?。ちょっとばかり批判してしまったら癇に障っのかも知れない。モスクワを国際的な商業都市へと変貌させたルシコフ市長の手腕は国内外から高く評価されている。それも18年間という長い年月だ。だがルシコフ氏の背後に感じるやはりプーチンさんの影か?ルシコフ氏は、自らの罷免に逆襲する構えを見せているという、まあ政争の激化は見えている。どの国にもある旧勢力。やはり亡霊のようなものなのだ。ロシアもここが潮時というものかも知れない。


   鈴木章・北海道大名誉教授と根岸英一・米パデュー大特別教授を含む3氏に、ノーベル化学賞が!化学反応を促す触媒といえば、学生時代にみな実験もしただろうと思うが、これに金属を利用し、不可能と思われていた有機化合物を自在に結びつけ、新たな性質を持つ物質を次々と生み出したという快挙である。これもまた、医薬品や次世代照明など我々り生活に実は密着しているものである。
  政治のグチャグチャ。あーでもないこーでもないと。何とも気持ちがすっきり爽やかになることがない日々であったからこそ、今回の日本の快挙が心から嬉しい。こんなに理系の分野では地道に縁の下の力持ちのような貢献をしている優秀な人々が弛まぬ努力わしているのだから・・・・


ch10.生活 : 炭素が拓く未来

  凡人を上回る努力の積み重ねが天才的閃きを得るのだと思う。スウェーデンの王立科学アカデミーが5日にノーベル物理学賞を英マンチェスター大のアンドレ・ガイム教授とコンスタンチン・ノボセロフ教授に授与するというニュースで、意外と身近らある炭素、それの新素材「グラフェン」を開発したということだ。
   教授たちはこの炭素の蜂の巣構造が何層も重なり、鉛筆の芯の材料として使われている黒鉛のグラファイトに粘着テープを張ってははがす作業を繰り返して薄片をはがし、原子1個の厚みの層を分離することに成功したというのだ。現在ある素材の中で最も薄くて強く、銅と同程度の電気伝導性があり、熱伝導性も最も高いというメリットを活かし、今後は太陽電池や液晶いろいろな開発に結びついていくという。ますます予想もしない「未知」の開発に結びついていくということだ。
 分子構造がかわいい?ので炭素の小さな模型を小銭入れの根付にしているが、しみじみ見る。凡人は何も浮かんじゃこない。やはり天才はもって生まれた才能とともに努力によって生まれるのだな

ch12.その他 : 毒キノコ


  物産展の雰囲気が大好きでよく出掛ける。先般、墨田区で開かれた「すみだまつり」で毒キノコの「ニガクリタケ」が販売されてニュースになっていたが、未回収だった2パックのうちの1パックが見つかったそうだ。なんでも江東区の女性が購入していたそうで3日の夜にキノコを調理中、なんとテレビニュースで毒キノコである可能性を知り墨田区に連絡したそたうだが。ただ、まだ一つが見つかっていない。地域によっては毒抜きとやらをして食べるということもあるらしいが・・・無事を祈るばかりた。
  
  しかしこんな季節は"キノコ"が美味しい。昔、キノコ研究家の大海勝子さんにキノコの事をいろいろお聞きしたことがあるが、毒キノコとそうでないものの見分け方の何とも難しいことよ。知識だけでもと思い、写真などで見て自分でテストしたところ・・・何度も死んでしまった。兎に角、素人判断は危険。ご用心。くれぐれもご注意を。


ch07.味 : お酢の煮物


  人間関係、特に男女の間で結構重要なポイントなのが「味覚」ではないかと思う。先般、ある有名タレントが新しい若妻(言い方がレトロ・・・)を連れて京都旅行をするテレビ番組があった。京都なら・・・と思いきや、そのタレントは若妻を隠れ家的な焼肉屋に連れて行った。新鮮な生のレバーなどの刺身がカウンターに並ぶ。それを見て「わあ!おいしそう!」と興奮して若妻はバクリとレバ刺しを食べる。そしてまた一枚と・・・。その風貌からはあまり想像出来ない食べっぷりに「はあ~なるほどね~」と思ってテレビを見ていた。多分生のテラテラ光るレバ刺しを見て「キャー!わぁ・・・気持ち悪い!」なんて言う女性ならその男性はどんなに好みのタイプであっても長くは続かないのだろうなあと。

  「鶏肉なんて絶対にイヤ」という人がいる時は焼き鳥屋にも水炊き屋にも行けない。「生もの一切ダメ」という人であれば鮨屋に行くことも苦痛となる。人の味覚とは実に不思議なものだ。いつもいつもハンバーガーばかり食べている男性だったらどんなにイケメンであっても私は絶対好きにならない。食べ物、特に味覚でその人との距離が離れたり近くなったりするものだ。


  お酢大好きという方が「お酢の煮物」を紹介してくれた。超簡単ということなので直ぐにでも作れそうだ。材料は鶏肉・にんじん・油あげ・ちくわぶ・きのこ類などなどということで、まあ野菜の価格が急騰している昨今なのて八百屋で「これ」というものを見つければいいのではないか?と思う。これらを一口サイズに切る。そしてカップに「醤油」「みりん」「お酢」を3分の1ずつ入れ、それを具の入ったお鍋にドバッと入れて、弱火で火が通るまで煮る。これだけでOKということだ。具材でどんな応用も出来そうだ。鶏肉がダメなら豚でもなんでもよかろう。「お水は一切使用しない」というところがポイントらしい。なるほど!酢も黒酢の酢豚がたまらないほど旨いから酢の工夫も出来そうである。それに酢を摂っているとカラダが元気になる・・・そんな感じがする。

ch04.カルチャー : すすきみみずく

すすきみみずく.JPG  東京の豊島区を拠点にいろいろ活動しているので、時々「鬼子母神に行けばすすきみみずく買えますかね?」というような質問をよくうける。このところ、何人かの方に聞かれて、実は良く分らないと曖昧に答えてしまった。昔々は鬼子母神の近くでそのすすきみみずくを作って売っている店があり、自分で買い求めたり、またはお土産にいただいたりしたのだ。   雑司が谷にある鬼子母神堂は寛文六年(1666年)に前田利常の三女の満姫が天下安全、子孫繁栄の祈願として造られた宝殿であり、実は豊島区内最古の構造物である。すすきみみずく・・・と言われ、先般、その宝殿におまいりをした。そして以前、すすきみみずくを作っていたお店のあたりを見たが、アンティークショップになっていた。豊島区が作った案内処に飾られていたすすきみみずくは非売品であると言われた。   江戸時代から継がれた郷土玩具も、その作り手の後継者の問題やご本人の病気などによってなくなりそうな、そんな危機を迎えていたのである。昔はこのあたりのススキを使って作られたといわれるが、地域開発で街の様子も変わり、ススキもない。「あれれ・・・」と思っていたところ、ご縁あって『雑司が谷すすきみみずく保存会』なるものが10月1日に発足したというではないか。電話の向こうで「吉田さん、実は明日が保存会の発足日なんですよ」と聞いた時はかなり驚いた。ああ、こんな偶然ってあるんだなあと思った。今後は作り方の教室もすると聞いた。しかし作り方とは言ってもその前にススキを乾燥させサイズを揃えたりと大変面倒な作業がある。「目はトウモロコシの茎で、耳は経木で・・・」など聞いたらこれほどまでに手がこみ、歴史と文化のある玩具は保存していかなてとならないなと思った。そしてこの「すすきみみずく」の昔話の素晴らしさよ、やはり代々受け継いで保存していきたいものである。


雑司が谷 鬼子母神

社会問題 : 正義


   最近は現実に起こることがあまりに想像をぜっしている事が多く、時々「もしや、テレビドラマか?」と変な錯覚をする。今回の特捜部主任検事の証拠の改竄から、前特捜部長らの隠蔽工作に発展した事件は、誰もが想像も出来ないものだろう。検察史上であってはならない、いや、我々はあろう筈が無いと思って我々は生活している。
   真相の解明はこれからだということだが、双方の供述が食い違う中での逮捕ということで、実に難解な展開となるだろう。本当の事はそれぞれの頭の中にしっかりと記憶されているだろうが、人は「嘘」をつく動物である。何を考え、物証の改竄などをしてしまったのか?素人の自分にも全く分らない。悪質すぎると思わないか?寧ろ素人考えでは、絶対に手はつけないと思う。且つ例の時限爆弾発言など言語道断だ。始めはうっすらと、そして、次第にすっぽりと彼らを覆いつくした傲慢という埃なのかもしれない。「特捜部を解体すべきだ」などという意見もあるが、過去に特捜が果たしてきた歴史と実績は大きい。いや大きすぎるものだ。
  企業においても「内部告発」という事で大きな波がたちはじめた時代を経たが、今回も特捜部の若手検事のこうした「内部告発」による発覚というものが如何に冷静な正義感に満ちたものであったかということだ。傲慢とは何もかもを変え、滅びさせるものなのだ。

ch12.その他 : ああ!物忘れ

  困っている!というほどではないのだが、現在、仕事などで関わっている方々に急に「永島さん」が増え続けて、現在5人の登録がある。それが「長島」でも「永嶋」でもなく「永島」なので名前をしっかりと覚える他、職業を名前の横につけている。
  しかし、以前漢字は違うのだか゜同姓同名の方が3人かちあって、それも「シゲノブ」の漢字が「重信」と「茂信」の違いがあっただけで、時々携帯メールで誤ったことがある。また、「栗」の氾濫状態の時もある。今「く」のところには「栗原」「栗本」が氾濫状態(失礼・・・)
  一度お目にかかるとすぐ覚えてしまう名前とそうでない名前。どこが違うのかな?と思うことが度々。最近は個人名で手紙など来るともう、お手上げだ。やはり会社名や商品名など仕事の内容で覚えていることが殆どだからか。しかし最近は物覚えが悪く、物忘れがはやい・・・・何とかしないとと思いつつ。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年9月

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