2011年5月アーカイブ

 女三人よれば何とやら・・・というが、これが二倍ともなるとかなりの何とやらである。「モヤシ」の話で、こんなに盛り上がるとはね。
  テーマは「モヤシ」のひげ?をとるかとらないか?。一人が「モヤシ炒めを出した時、旦那さんが何故、ひげをとらないのか!?」と激怒して離婚問題まで発展した人がいるよ、ということから始まって。「当たり前よ、私はとるわよ」に対して「そもそも、モヤシなんか食べなきゃいいじゃないの!」「モヤシは嫌いよ」とまあ、言いたい放題。
  「モヤシ」は「萌やし」ともいうほどに種子を人為的に発芽させた新芽。ちと古いが・・・まさに萌え!である。豆類のモヤシの「豆モヤシ」など本当に栄養満点と言う感じで自分は好きであるが・・・。
  しかし「モヤシ」のひげ一つで、「とる」派と「とらない」派に分かれるとはねぇ・・・。価格にしても昔から大きな変化がない。家計の味方の食品はないだろうにねぇ?。モヤシのひげ一つで激怒する男も男だと思うが。まあよしなに・・・・

ch07.味 : ポテトサラダ

  このところ、聞かれることが多く、その内容が重なっているので私の頭の片隅にあった"ポテトサラダ"。それも帝国ホテルのポテトサラダについて、何人かの方に聞かれた。「吉田さん、ご存じですか?帝国ホテルのポテトサラダは何であんなに旨いんですか?」「あの香りがなんだかご存じですか?」などなど。帝国ホテルとポテトサラダというものが直ぐには結び付かずで答えられないまま「はぁ~そうなんですかぁ?」と言ったままであった。まだ調べてもいないので、ブログに書くことでもないが、ここまで何人かの方の舌に感じた「味」の秘密は是非知りたいと・・・・ しかし、ポテトサラダはいろいろな店で扱っているメニューだが、考えてみればそれは全部違う味だということに気付く。身近な話題にちょっと嬉しい気持ちになった。

ch08.旅 : 芭蕉の旅たち

芭蕉の句碑.jpg奥の細道旅立ち.jpg 台風が接近していて、雨が降り続いている。そんな中であるが「人生は旅だ」といい、まさにその通りの人生を送ったという松尾芭蕉の旅たちを少しだけ体験してみたくなった。芭蕉が深川を旅たったのは旧暦の元禄2年(1689年)3月27日。今の暦では5月16日。深川の採荼庵すなわち「杉風が別墅」を舟で出発した芭蕉は、千住で舟をあがる。「曽良随行日記」によれば、巳ノ下尅すなわち午前10時過ぎである。

5月といえば、ちょうど今どきか。梅雨にも入り、雨降りではあったが芭蕉所縁の地をしっとりと訪ねてみた。
   
   「行春や鳥啼魚の目はなみた」

JR南千住から国道4号(日光街道)に出ると、素盞雄神社がある。「すさのお」と読む。御祭神は素盞雄大神と飛鳥大神。ここに芭蕉の句碑がある。虚子は「恰度、お釈迦様の涅槃の図に、いろんな動物が涙を流して悲しんでゐるのと同じやうに、何もかも別れを惜しんでゐる、といふ風に見ればよからう」というが・・・。

 この素盞雄神社から国道4号(日光街道)を行くと、千住大橋があるが最初の橋は文禄3年(1594年)に架けられたそうだ。隅田川の橋の中では一番先に架けられたそうだ。


「千寿といふ所にて船をあかれは、

前途三千里のおもひ胸にふさかりて

幻のちまたに離別の泪をそゝく」


  舟に乗ってここまで送ってきた人と芭蕉はここで別れを告げたのだなあ・・・。
  橋のたもとに「史跡おくのほそ道矢立初の碑」がある。

社会問題 : 原子力

  昔、湯川秀樹先生の原子力に関する本を読んだ時に、未来を支えるのは原子力そのものだと思っていた。思い込んでいた。つい、この間までずっと思っていた。しかし、今回の天災により、180度思いが変わった。いや徐々にではあったが。それほどに原子力神話が私の頭の中を占めていたということだ。

  参議院行政監視委員会で原発、将来のエネルギー政策の審議会が開かれた。メンバーは下記。

  京都大学原子炉実験所助教      小出裕章氏
  芝浦工業大学非常勤講師       後藤政志氏               
  神戸大学名誉教授          石橋克彦氏      
  ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫正義氏

 
原発事故と行政監視システムの在り方に関する件
USTREAM動画放映中

ch10.生活 : スズメバチ

  毎年毎年のことなのだが、庭の植物にはその年によって違う気がしている。今年は5月連休の前から妙に家の壁面につたわせているバラが気味の悪いほど、毒々しいほどの鮮やかさで、また花の数もいつもより多いなと思っていた。
  日々の暮らしの中ですっかり忘れていたのだが、あまりに伸び放題になって咲き乱れていたため、植木屋さんにきてもらった。「大変です!」というので「何か?」と聞くと「スズメバチの巣がありますよ!」と言う。スズメバチ?まさか・・・と思った。「足長バチではないですか?」と言うと「スズメバチです」と言う。
  日を改めてスズメバチの巣の退治をしてもらったわけであるが、攻撃性の高いキイロスズメバチという種類だったとか。しかしスズメバチと聞いた時は慌てた。何かあったら・・・では済まない。スズメバチは、通常女王一匹から巣作りを始めるというから、あれこれいろいろ想像をした。こんもりと毒々しいほどのバラに隠れて、女王蜂は巣作りをしていたのだね。すごいね~。わさわさして、そのままにしていたらこの夏は大変なことになったかも知れない。
  スズメバチの巣も退治。剪定後は、まるで散髪にいったように庭はスッキリとした。

ch12.その他 : ご縁


  先般、「男の料理教室」の取材をした。参加者のみなさんは、いわばリタイアされた方々で60代が多いということだったが聞けば、「78歳だよ」など80に近い方もいらっしゃって、その元気で明るい調子に嬉しくなった。考えてみれば健康で心身ともに元気であれば要は年齢など関係ないことが分かる。年齢などいわば「記号」の一つでしかないね。

  ところで、以前もあったことなのだが、取材したものが記事となってメディアに掲載された時、例えばメンバーの集合写真などがあるとあちこちから思わぬ反響があるのだ。今回の料理教室では、自分自身もこんなにもびっくりするような奇跡?ともいえるような再会があった。「先生、お久しぶりです!」とまあドラマのようであった。こんな偶然って面白いな。不思議なことが人生にはあるんだね。そう思っていると、それを見た方から、某大学の元教授のだれそれがうつっていてびっくりしたんです!なんて連絡をいただいた。あらあら、そんなことがあるんだ・・・とつくづく。
  不思議なご縁からまた不思議な展開となって、その人間関係で仕事が始まったりするものだ。最近は、時間を見つけては、大好きなクラッシック音楽を聴きながら、時々頭の中で人や仕事を整理することが多い。あの仕事はどこから始まったんだっけ?あれは誰の関係者だったっけ?など考えていくとやはり「人」と「人」の輪で繋がっていくことが分かる。特に「なるほど!おお!」と思わず嬉しくなる時はモーツアルトがいいね。

ch04.カルチャー : 広辞苑

  現代は殆どの人が「電子辞書」などに頼っているのではないだろうか?かくいう自分もちょっとど忘れしたものなどは携帯から調べている。よくよく考えてみると、「辞書」をひくということが今後は特技になるんじゃないかなと思うほど、辞書をひく機会はなくなっているのではないかしら?
  1955年の今日5月25日。あの「広辞苑」の初版が発行された日だ。実は、私は「広辞苑」を2冊持っている。長年使ってきた結構ぽろぽろのものと、あとは、ずいぶん前の話だが、結婚式の引き出物になんと「広辞苑」!その日は和服で気取って出かけたのだが「広辞苑」だなんだかんだの大荷物になったのを思い出す。「言葉」好きの自分にとっては、小学生の時に先生が最初に教えてくださった辞書のひき方が楽しかった。多分、あの時に「言葉」の面白さに気付いたのだなあと思う。
  たまに「広辞苑」を開いてみると、「言葉」の海に漂いたくなる。人の生活そのものがそこにはある。

ch12.その他 : どうするんだ?


  そんなに目くじらたてないで~と言われそうだが、のんきなふざけたことを言っている場合じゃないでしょ!とあえて言いたい気持ちになることがある。勿論、3.11以降にテレビなどの広告が自粛され、ACの金子みすゞ「こだまでしょうか」という詩が、今いろいろ一部パロディ化されて、いろいろなところで披露されているのは十分知っている。そんな話に触れたときにくすくすと笑い。私はただただ不愉快な気持ちになる。笑うな!と。原発のことはまだまだ他人事なのだろうかか。枝野がどうだこうだという問題ではないだろ?日本全体を揺るがしていることなのだよ?日本に住んでいるのなら、どこで起こっても不思議のないこと、それが地震だ。
  
  さて、東京電力は23日に地震発生直後の原子炉のデータをまとめた結果、炉福島第一原子力発電所2、3号機についても1号機と同様に核燃料がメルトダウンしていたとする報告書をまとめた。経済産業省原子力安全・保安院に提出するというが、勿論手続きを云々しているのではない。本当に今、この時期に分かったことなのか?が信じられない気持ちだ。
  どこかの総理とは違って、いや今更、皮肉を言っても仕方ないが、原子力の専門家でもない全く素人の自分でも炉心にあったと思われる放射性物質がタービン建屋の地下やトレンチに多量に出てきたり、あの海水の汚染が通常の3000倍だなど信じられないことが起こるはずがないと思っていた。
  福島では長袖を着てマスクをして、校庭で遊べない子供たちもいると思えば、手足を出したまま外で遊んでいる子供もいると聞く。情報が正確に伝わっていないということでしかないだろう。地元の野菜も食べす、ペットボトルの水を飲んでいるという生活がいつまで続くのか?福島の人々は本当に不安に声を枯らして泣いているのだよ。放射能に関して政府の出した「数値」はなんなんだ?と改めて思う。「現在」は勿論だが、今後、誰がどう責任を持つのか。乳飲み子や妊婦、小さな子供たち。未来の日本を担っていく国民である。原発で直接作業にかかわる人間がうれるほどの数値を与えているのではないか?未だ「核燃料全体が溶融して、崩壊しているとした」などと言っている国そのものが崩壊している。

、。

ch12.その他 : 美しい財布


   日頃、あまりベストセラーを買って読んだりはしないが、税理士の亀田潤一郎さん著の『稼ぐ人はなぜ、長長財布を使うのか?』を読んだ。というのも男女を問わず、いろいろ気になる小物に実は「財布」がある。例えば、いざ、会計の段階で「あれれ」という財布を見ることもある。レシートおカードなどでパンパンに膨れ上がった財布は整理整頓の出来ないひとなのかなと思う。ちょっと草臥れた感じの財布から小さく折り畳んだ紙幣を出されるのも嫌な気分になる。

  著者の税理士さんも経歴を見ると意外や、人生で辛酸をなめていらっしゃる。税理士の仕事をするようになってから人生も変わられたようである。
  長年順調に稼ぎ続けている経営者はすべて美しい財布を使っているということを発見した。それも「長財布」である。もし人生を変えたかったら財布をかえなさいとまでも言う。そして面白いのは財布を見れば収入が分かるという法則。つまり「年収200倍の法則」というもの。あくまでも概ねの数字とはいうが、これが大体当たる。

  税理士として会社の税務を担当すればそれこそ経営者の状態は丸裸であろう。なるほどね!と思った。つまりその人の年収は今使ってる財布の購入価格の200倍に匹敵するいうもの。まあ、3万の財布なら600万、10万の財布なら2000万となる。まあ、本当に概ねの数字ではあろうが、改めて面白い!と納得。美しい財布というのはスリムな財布。お金を大切に思い、管理が行き届いていれば確かに財布は美しくスリムになるだろう。紙幣も折りたたんだり、逆さに入っていたりはしないな。

ch12.その他 : 困った・・・・


   一種の職業病?ともいえるものが社会生活の中でとしをおうごとに身についてしまった。所謂「締切日」というもの。これに対してもう少しゆったりと落ち着いてむかえればいいのだが、この長年の習性のようなものは取れないものだ。その「締切日」に対してはかなり融通が利かない性格になっている。それと「時間厳守」というものか。かたいな・・・と思いつつ、時間が守れない人や事がどうも苦手だ。
  しかし、あの3.11以降は思い知ったのだ。その時、焦る気持ちを抑えて締切のものはパソコンで送った。締切日だからだ。しかし、あの状況下。そんなことはもう関係ないほどのものだった。まず、どうにもこうにも電話が通じない。相手側といつになっても連絡が取れない。交通機関は全く麻痺。現地へも行けない。しかし時間は過ぎる・・・。目の前のテレビに映し出される悲惨な映像。これが現実か?とまだ半信半疑の中で、その時以来、きちきち神経質に締切だ時間厳守だということもなかろう・・・そう思った。元気でいるのか?無事なのか?「その時」に一番大切なことを人は思うのだ。

  そんな気持ちの変化もあったのてすが、来週のスケジュール表に「14時~」とだけ書いているものがある。「14時から何?どこ?誰?」全く忘却の彼方・・・。一昨日からずっと、これが何であるのかを考えたり、「もしや?」とい方々には恥ずかしながら問い合わせのメールなどをしてみた。しかし不明。メールも丹念にリサーチと確認作業。郵便物もすべてチェックした。しかし、未だ不明。ああ!本当に困った。
  多分・・・外出先で携帯を受けて、「ああ~いいですよ~」的に軽く受け答えをして、落ち着いたところでスケジュール表に「14時~」と書いたところで、また別の電話を受けたに違いないな。それを受けて、別のところへ電話、そして電話の連続か。そして見事に忘却したということか。自分の行動パタンから推察すると、こんな感じかな。
  いやはや、その日はどうしよう・・・という気分だ。小さな心の中のパニック!ああ!いつも「時間厳守でね!」と言っている自分が実にいやになるねぇ~困った。相手側も忘却してくれることを只管祈ってしまう?いや、それはやはりまずいだろう・・・。

ch12.その他 : 黄色のアザミ?!

アルジェリア花便り。「アザミかな」といはいうものの、黄色いアザミは初めてみました。多分、世界にはいろいろな植物が「私を見て!」と咲いているんでしょうね。個性的で実に素敵です!2011_0514_151008-P1060655.JPG

ch12.その他 : エネルギイ


  若い頃から"元気"という言葉がピッタリの女性のことが気になって、親しい方に近況を聞いた。それこそ、「血が滴るようなステーキ」が大好きという方だったが、最近は全く食が細くなり、げっそり痩せられたと聞いた。病気ということではない。背も高いし、しっかりした体躯。エネルギイそのものという感じだったのにと思うと、加齢というか「老い」というものについて深く考えた。
  やはり「食」は生きる為のエネルギイそのものである。あれも食いたい、これも食いたいと思う、それこそが「生命」なのかも知れない。
  親しい方が「今度、彼女の好物のちらし寿司を持っていこうと思っているのよ」と仰った。一口でも食べて「あら!美味しい美味しい」と言って、また「血の滴るようなステーキが食べたいわ!」と言えるほどのエネルギイを取り戻してほしいと思った。

ch12.その他 : 津波

なぜ今頃になって?というのが゜率直な気持ちてあったが、福島原発に押し寄せる津波の状況写真が公開された。今回のこの地震まで、ややもすると高波と津波を勘違いしているところもあった。それほどに脅威。

津波の瞬間

ch10.生活 : 恋人の日


    3.11以来、一日一日を何か特別な思いで噛みしめながら、一方で相変わらずバタバタとしながら、まるで、リズムがあいそうもない両輪をバランスとりながら日々過ごしている。

  しかし、月末近くなると本当に気忙しくなる・・・・カレンダーを見ると、来月六月は誕生月でもあり、昔と違って何とも微妙な気分となる。うっかり「あれぇ、何歳になるんだっけ?」と一瞬戸惑うこともある。こんな話、殆ど笑い話ではあるが・・・。

  詳細は調べていないのだが6月12日はブラジルが発祥の「恋人の日」とか。敬虔なカトリック教徒の国・ブラジルでは「縁結びの神様」「愛の守護者」として崇められている聖アントニオの命日の前日にあたるをこの日が何と「恋人の日」。恋人同士は勿論、夫婦もOKとかで贈りものを交換する風習が古くから伝えられているそうです。男性からは鉢植えの花やチョコレート、女性はネクタイやシャツなど身に付けるものを贈ったりお互いの写真を入れたフォトフレームを交換したりするそうでありますが・・・・。いつもなかなか言えない「ありがとう」という一言を、そして「これからもよろしく」の気持ち・想いを贈る日ということです。
  バレンタインデーにしてもこの恋人の日にしても、やはり何をするにも「きっかけ」は大切なポイント。コミュニケーションをどうするかで、やはり人間関係は良くも悪くもなるね。そしてきっかけを見つけたら、積極的に生かしていこう。


ch10.生活 : 歴史に学ぶ


  吉村昭『三陸海岸大津波』を読んだ。二回ほど読み返した。明治以後、繰りかえし三陸を大津波の記録である。明治29年6月、明治維新以来、その頃、日本は着実に経済力をのばしつつあった。まだ東北の僻地でしかなかった三陸沿岸地方だが、この6月にはいった頃から夥しい魚群、呆然るほどの大漁だった。そして沿岸一帯の漁村では井戸水が濁り始め、その異変に人々は訝しがるのだ。海が恐るべき姿に変わるときも不審な音を耳にする。ある者は雷鳴かと、そして当時日本が恐れていたのはロシアであったので、日本の軍艦が砲撃演習をしているのかと思う音だった・・・前兆、被害、救援と体験者の貴重な証言の数々。そして昭和8年、35年の津波。兎に角、人の生活は歴史に学ぶものが多いということを再発見する。

先や.jpg劇作家で演出家でもある永島直樹先生が、埼玉県大宮の氷川神社参道沿いにオープンした自由空間M&CAS。1階はプチコンサートや一人芝居、映画の上映などができる自由なアート空間。2階は絵画や写真、陶芸作品などが展示できるギャラリーで教室としても利用できる。コクと香りのいい珈琲や、焼き菓子が楽しめる。永島先生がいる時は格別の珈琲を淹れてくれるかも知れない。  その永島直樹さんが構成・演出・朗読をする古より語り続く物語「千夜一夜物語 その前夜」(バートン版 千夜一夜物語 大場正史訳)が行われる。サンドアニメーションとベリーダンスのコラボによる大人のためのイベントだ。


公演は下記の通り。

◆5月21日(土)
開場14:30 開演15:00~
開場18:30 開演19:00~
22日(日)
開場16:30 開演17:00~
会費は3500円 ワンドリンク付き

埼玉県さいたま市大宮区東町1-121-2
電話番号 048-778-7531
大宮駅東口から8分。緑に包まれた氷川参道際にピンクの壁が印象的な一軒家です。

ch12.その他 : 底知れぬ不安


   しかし、14日に東京電力福島第1原発で、集中廃棄物処理施設で作業をされていた男性が亡くなられたというニュースを見て、不安に駆られた。診断結果で心筋梗塞の可能性があり、放射能は関係は見られないなどとは言っているが体調不良を訴えてから病院到着までに2時間以上もかかっていたらしい。つまり救急車に乗せるには警戒区域外まで出る必要があるからだ。勿論、常駐医師による心臓マッサージもあったものの、その作業の過酷さは我々の想像を絶するものだ。その防護服内はまさにサウナ状態だという。人間は生身。疲労もたまる。果てして、作業する方々への健康管理状態はどうだったのか?今、日本全体で抱えているこの問題は来週には終わりますではない。今後、長く続くのだ。 ・・・・何となく終わった・・・ではないのだ。
   
  不安は続く。1号機の原子炉建屋地下1階では行方が分からなくなっていた冷却水が大量に見つかったという。燃料が炉心溶融して、圧力容器、格納容器とも穴が開いていると見られいる・・・「漏れたのでは?」ではない。推測ではないだろう?素人ではない、プロであろう?「1号機では格納容器から水が漏れている可能性がある」。その為に水位の確認作業も急いでいるというが、もう、回りくどい解説はもう結構だ。なくなったものはどこへ行ったのか?どこかへいったからなくなったのだ。考えられることは究明へ。そして早め早めの対策を。情報開示の一元化。何より、事実はつつみ隠さずに国民に伝えてほしい。生涯隠し続けられることなどない。何となく終わったようではない。現在の日本の状況はフィクションではない。言いようのない不安で日々一杯である。

ch07.味 : 初鰹が美味い


   目には青葉 山ほととぎす 初がつを・・・と言われるように、この季節は実に"カツオ"が美味しい。あるテレビ番組でカツオのたたきを作っている映像を見ていたが、やはり"藁焼き"は美味いんだろうなあ~と思った。藁の味は格別だろう!。そして身が熱いまま、ネギとニンニクスライス、ショウガをのせ、塩を少し。  自分でカツオのたたきを作る時はいつも最後は氷水に身をくぐらせていたが、そうか!アツアツも確かに美味い筈だね!しかし、考えてみればカツオは一年中泳いでいるわけで、さっぱりした初鰹の味そして戻り鰹のあの濃厚な美味さ。これを食べ分けられるのはなんて幸せなことだろうと改めて思う。

ch12.その他 : 震災歌集

震災歌集.pdf東北に行ってきたという方から震災歌集が届いた。言葉も出ない風景が広がる。しかし、そこには日々の生活の堆積があった。人は未来に向かって一歩ずつ進む、そう思っている。

ch04.カルチャー : 永遠のテーマ

   今月9日に東映名誉会長の岡田茂さんが肺炎のため亡くなった、享年87歳。

  高倉健さんの『網走番外地』『昭和残侠伝』など、何度見たか分からないほどのファンである。健さんのものは殆ど見ているな。そして『仁義なき戦い』。どちらも同じヤクザものと言われても一方は義理と人情、そして裏切りなど、まさに"人間そのもの"を取り扱った映画だ。いつまでも映像という文化を残してほしいと思う。

  その時代によって大衆が求めるものも変わる。特に大衆は移り気なものである。その中から飽くことなく映画というカルチャーに貢献された方である。
  岡田さんは、様々なヒットを生んだタイトルも考えられたというから驚きだ。例えば、今、我々が当たり前のように使っているマル秘という単語も岡田さんが初めて使ったといわれている。ひらめきが天才的なアイデアマンであったのだろう。

  東映60周年記念作となるアニメ映画・森下孝三監督「手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―」も今月28日に公開である。このテーマこそ老若男女だれにも興味と関心のあるものだと思う。ヒットは間違いないと思っている。

  人生の永遠のテーマを数々、映像という世界に残された方である。岡田茂さん、どうぞ安らかに。
  


   2011年3月11日 14時46分。東日本大震災から今日で二か月経った。あの日から、いろいろ考え方というか思い方のようなものが変化している。1000年に一度かといわれるほどの規模の地震に遭遇したのだから。  手帳を見直してみると、その週のはじめからの記憶が再生される。確か・・・2日前の9日の昼ごろに地震があったと思う。
  だが、マグニチュード8.6といわれる江戸時代の宝永地震は発生後3ヶ月半後に最大余震がきている。マグニチュード8.4の安政東海地震では約10ヶ月半後かに余震が発生している。
  しかし天変地異だけは神のみぞ知る世界。世界のどんな為政者であろうとも防ぐことは出来ない。まあ、余震はくるのだろう・・・と思いつつ、日々、真摯に腹括って生きることなのだろうな。


ch12.その他 : 花便りでも

2011_0509_102932-P1060574.JPGきちんとした植物名も書かないままですが、「アルジェリアの花便り」ということで。カキツバタでしょうかねぇ?なかなか綺麗な黄色です。花は素敵です。

ch12.その他 : 出来ることを


  このところ、携帯電話のメアドの変更の知らせが多い。今は簡単に変更できるから便利だとは思うが・・・

  ソフトバンクの孫正義さんが自然エネルギー財団を私財を投じて設立するということらしい。そんな影響?か。「15年間使っていたドコモを解約してソフトバンクに変えました」とい変更のお知らせとともにメッセージもある。15年間とはやはり長い期間だな。それに「ソーラー発電に熱心なシャープですね」とソーラー電池式のものに変える人もいる。

  月末、本当にうちわではあるが、ちょっとしたオークションを友人と計画している。少しでもと思って。やはり東日本大震災後に一体自分に何ができるかを考えている人は本当に多い。息の長い「出来ること」をしていきたい。

孫正義さんの記者会見風景

ch07.味 : 横丁好き・・・

110507_1857~01.jpg110507_1916~01.jpg " 美味しい話"というより"旨い!"という感じですが・・・兎に角、昔から路地裏好き。大人になってからは横丁好き。いろいろな街を彷徨って横丁に入っていくのが好きなんですね。先般も、赤提灯の灯りに誘われて、ついつい焼き鳥屋へ。あの提灯の色は何といいものでしょう。特に今回はある横丁で「皮にんにく」というものにであいまして。皮、ニンニクと、それぞれはよく「塩」でいただきますが、皮がコンガリ、その皮に包まれたニンニクはホッコリ~。塩加減もよく、本当に旨い!。テレビなどでも紹介されたこともあるようですが・・・。皮をコンガリ焼くのは、なかなか難しいですね~思わず2本目の「皮にんにく」の写真を撮りましたが・・・何ともピンぼけです。

友人のしばけんこと大芝健太郎くんが「全国おいしい幸せ発信ブログ」を読んで!ということなのでご紹介しますね。「旅に出ます」なんてイキナリ!メール来るから「どこへいくんじゃい??」と思っていたが、ニッポン全国おいしいもの発見の旅に!頑張ってほしいね。人は"美味しいもの"で幸せになる。ひとつひとつ探していく旅は素敵だ。
全国おいしい幸せ発信!

ch12.その他 : ツツジ

友人から「あまりにきれいなので・・・」と送ってきてくださったツツジの写真。今の季節は本当にツツジが美しい。緑眩しい季節は何か心がうきうきするものだ。110428_1616~020001.jpg110428_1614~020001.jpg

社会問題 : 日本列島


   日本列島のことを考えると決して地震とは切り離せない。天変地異は誰も予想も出来ない。しかし菅首相が、中部電力に対して浜岡原子力発電所の全原子炉について「運転停止」を要請したが、この方は一国のリーダーである。それも政治のトップであるわけだ。いきなりすぎないか?勿論、東海地震の想定震源域に立地するということは周知のことであってもであるが。今後の日本のエネルギー政策に及ぼす影響について余りにも唐突ではないか?
  仮に浜岡が危険だと本気で考えているのなら、その津波の大きさもはかり知れない。東海、東南海 南海地震の同時発生の津波は、今回の津波に引けを取らないとも聞いた。津波の浸入域の人口は、途方もない。政府は津波浸入域に、どれだけの学校、病院、自治体の役場が有るかを本当に把握しているのだろうか?
  安政の津波は、大阪で2千人の死者を出し、下田は全滅という記録がある。沼津、清水、名古屋、四日市、尾鷲、新宮、田辺、徳島、高知、等端・・・・。東名も新幹線・・・とふっと考えるだけで声も出なくなる。東海地震の津波の高さは、何mと予測され、浜岡が果たして何mの津波には耐えられるか?もうラフな計算や素人判断や、もしや一時の人気とり?であるのなら言語道断である。

ch12.その他 : 可憐に隠れた逞しさ

2011_0505_114804-P1060526.JPG2011_0505_120753-P1060532.JPG 「休みはカレンダー通りでしたか?」と馴染みの店の大将が言う。連休明けに・・・という仕事がたまっていたので、今日は久しぶりに一息。テロの標的に福島原発などという、良からぬ夕刊の見出しに暗澹たる気持ちになる。本当にいろいろ考え、いろいろ話しあった連休が過ぎた。アルジェリアからの「花便り」第二弾。自然の中で咲いている花々。本当に自然の素晴らしさを感じる。

社会問題 : 集団食中毒

  「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件。ユッケやレバ刺しなどが好物な自分としても今回、肉の流通のことを少し知って驚いたことが多い。今回の原因となった大腸菌O111がなんと店舗外で付着した可能性が高いと指摘され、富山県は仕入れ先の東京都内の食肉卸業者への調査も進めているという。同じ牛の肉か?もしくは同一施設で処理された肉である可能性が高く、店に肉が届く前にその菌が付着していたののではないか?ということだ。菌は肉の表面に付着しているので、ほんの少量でも感染するという。また食中毒の症状が直ぐにでるのではなく2~3日あとに出るということだ。亡くなった男の子のひとりも父親が大半を食べ、ほんの一口ユッケを口にしたという。本当になんということか!と。


ch12.その他 : アルジェリアから花便り

fu.JPGfqd.JPGアルジェリアから花便り。花の名前は調査中?しかし高原に咲き乱れているとは!植物は素敵だ。

ch10.生活 : 100、000年後・・・


   10万年といえば、石器時代から現代までに相当する長大な時間だ。命がけでマンモスとたたかっていた人類とスマートフォンを持ち街を闊歩する人間との違いを考えるだけて・・・・
  放射性廃棄物問題を描いたマイケル・マドゼン監督のドキュメンタリー映画「100、000年後の安全」が福島第1原発の事故により、原子力問題への関心の高まりも影響しているのか、今、話題を呼んでいる。6月までに全国の40館で上映が予定されている。

  フィンランドが建設している世界初の放射性廃棄物の最終処分場「オンカロ」が題材で10万年続くとされる高レベル放射性廃棄物を、地中深くの堅い岩盤内に埋め込んでしまう。しかし、未来の人類にその場所が危険だと警告し続けることは果てして可能なのか?。多分、人類も変わり文明も変わり、もし放射性廃棄物を発掘してしまったらどうなるのか?とマドセン監督は関係者に質問を繰り返す。そして、その道のプロフェッショナルたちが只管苦悩する様子を記録していく。結局、結論などは出ない。しかし絵空事ではないその「世界」そのものである。

  時間があったら、どんな本でも良いから地球に関する本を読みなおしてみたい。そして改めて自分の日々の暮らしを見つめてみたい。日々有ることが、当たり前と思っている「空気」や「水」は、決して当たり前にあるものではないということに気付く。


「100、000年後の安全」 公式ホームページ


ch03.美容 : エチケット

bsb1102270011000-n1.jpg  司会をはじめ、取材先でのインタビューやもろもろあるが、やはり口のエチケットは気になる。また、最近では朗読の勉強も始めたもので、意外と自分の口元はかなり気になるものだ。化粧ポーチの他に携帯用の歯ブラシセットなどを持参している時があるが、プラスチック製の小さなコップと歯ブラシ・歯磨きがセットになっているものだった、またビニル袋に入っていたりするのだが、嵩張るし、何となくデザインもよくない。いかにも歯ブラシセットしいう感じのものだ。あれこれ使っていてもどうもピンとくるものがなかった。   パナソニックの音波振動歯ブラシのドルツはいいなあぁ・・・と思っていても自分ではどーいうわけか買わない商品であった・・・のであるが、プレゼントしていただいた。先ず軽い。そしてバッグの中でも嵩張らない。さて!と思って早速磨いてみたが音が静かだ。ブラシ部分が小ぶり?なのであの電動歯ブラシだ!という嫌な感覚がない。何といってもスマートなデザインに感動。ちょっと持っていると化粧道具にしか見えないところもいい。デコってしまうことも出来るようで、これまたキラキラッだ。 ★ちょっとPR記事のようになってしまうが、ホームページから商品イメージ写真を。

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ch12.その他 : テロの脅威


このニュースにはただただ驚いた。衝撃だった。本当に?と一瞬思った。米特殊部隊によるウサマ・ビンラディンの殺害。作戦チームは米海軍特殊部隊の隊員とCIA要員が加わったとの情報もあるが、潜伏していたのがアフガニスタン・パキスタン国境の山岳地帯の洞窟ではなくパキスタンの首都イスラマバードに近いアボタバードの豪邸ということも驚きだった。しかしその作戦に要し、急襲して時間はなんと40分足らずというから驚く。米政府高官は国際テロ組織アルカイダの影響力は低下すると断言しているが、イスラム諸国に広がっている米国のへの抑圧感情は果たして解消されるのか?。ビンラディンの主張した反米の大義は世界各地のアルカイダ系組織に受け継がれていくのではと。リーダーを失ったアルカイダだが今後もテロの脅威がなくなったわけではないのだろうが・・・。

ch04.カルチャー : 庄村昌子さんの押し花の世界

作業.jpg 単なる「押し花作家」という言葉では表せない庄村昌子さんの作品。とくに今回は雪割草という花に挑戦された。新潟県で20年以上も雪割草を育てている佐々木さんという方の協力で70種類の雪割草作品をご完成した。長く厳しい冬を耐え、雪割を割るようにしてでてくる事から雪割草という名前がついたと言われるそうだ。絶滅の危機にあった雪割草は、2008年に「新潟の草花」として指定され新潟県による自生地の保護活動で護られながら 栽培や育種も盛んに行われたという。 写真は作業中の庄村さん。作品の素晴らしさを味わうのは、庄村さんの実際に作品を見るのがベストではあるが、ネットでも押し花作品をみられるようになった。

庄村昌子さんの押し花


  また押し花ギャラリー"日本橋だいわ"のホームページも完成したそうだ。関心のある方は是非、一度ご覧ください。

日本橋だいわHP


このアーカイブについて

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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