2009年8月アーカイブ

ch01.政治 : 政権交代

   歴史的瞬間だった。衆院選の圧倒的勝利。以前、小泉さんが言っていた「まさか」という坂がやはりあった。政権交代。民主党の鳩山代表は31日に新政権の閣僚・党役員人事の本格的な検討を始めている。どんな世界もそうだが・・・・・人事とは本当に難しい。サプライズとかそんなものはいらないから、「今後の日本」を見据えてほしいだけだ。


たたかいすんで夜が明けて・・・・・ということだろう。
 
  第45回の衆院選が今日、8月30日に全国で投票が始まる。深夜には大勢が判明するらしい。期日前投票は前回2005年の同時期の1.6倍。過去3回の国政選挙で最も多かった2007年参院選の約1080万人を超えて、過去最多ということだ。眠れぬ夜となりそうである。また、たたかいすんで夜が明けるのだろう。
  しかし、人相学的にはいろいろ説はあるらしいが、麻生さんと福島さんの眉間の縦皺が気になった。以前より目立つ?気がした。まあ、どうでもいいことかも知れぬが。


ch10.生活 : 浅草サンバカーニバル

   時々、古地図を見ると、何とも言えない?不思議な気分になるものだ。本当に地図の上だけの事であるが、いろんな事を皆、忘れて生活しているわけであるが・・・・。


  さて、浅草という土地も何ともパワフルパワフル。今日は浅草のサンバカーニバル。天気もいい。カッという暑さの中、サンバのリズムで街中が大賑わいだった。時々、暑さと音楽で目がクルクル~。
  浅草ッ子の気質とは、新しもの好きらしい。 明治時代には日本最初の映画館も浅草とか。日本で初めてエレベーターを取り付けた12階建ての赤レンガビル「凌雲閣」の事は、確か?石川啄木の詩で知ったと思う。浅草は他の町にはない新しい文化をどんどん吸収していく、そんな街だ。
  サンバカーニバルについて、ホームページには(当時の)「台東区長と浅草喜劇俳優の故・伴淳三郎氏が、浅草の新しいイメージをつくるものとして、ブラジルのサンバカーニバルを浅草のお祭りとして取り入れることを提案。 これをきっかけに、浅草の商店連合会が主体となるサンバカーニバルが誕生したのです」とある。
  しかし、一口にお祭りとして取り入れるといったって本当に大変な事なのだ。なかなか人は実行出来ないものだ。が、そんな事も浅草パワーでやってのけちまう。凄い!の一言だ。今回は29回目ということだから、来年は30回目。もっともっと活気づくのではないかしら。


   よく「吉田さんって早起きですね~」と言われることがある。メールなどの発信時刻?などを見てのことだろう。一口に睡眠時間と言っても難しい。ひとそれぞれの「睡眠時間」というものがあるようだ。例えば4時間くらいでも大丈夫な人もいれば、毎日少なくても8時間は取らないとだめだという人もいる。それでも足りない!なんて話を聞くと「へぇ・・・・・」と思ってしまう。一体、この違いにはどんな理由があるのだろう?と思うのだが・・・・・

   この理由をある母娘の特殊な遺伝子変異によって説明できる可能性があると米カリフォルニア大学の研究で分かったという記事を読み「なーるほど」と感心。米国では5000万~7000万人が睡眠障害や睡眠不足に苦しんでいるそうだ。医療費も約150億ドルとビックリするほどの数字だ。
 今回の研究で、人間の日周リズムを司どる遺伝子の一部を突き止められた。なんと「DEC2」と呼ばれる遺伝子がポイントらしい。同じ変異遺伝子を持つマウスやハエの研究を実施したところDEC2を持つマウスやハエも少ない睡眠時間で元気に過ごしたらしい。
  睡眠を司る脳は本当に複雑なメカニズムで動いている。ただ睡眠時間を多くとればいいという問題でもない。質の良い睡眠というものの研究はますます必要となってくるだろう。今回の研究で、たとえ少ない睡眠でも健康な毎日が送れるようになる医薬品の開発ももう直ぐかも知れない。
  しかし、昔から言われているが「早寝早起きは三文の得」とは確かにある!。たまにはいいけれど?長起き、つまり夜更かしは三百の損らしいが・・・・

ch07.味 : 素晴らしき!食欲

てんぷらもりもり.jpg 枝豆王子こと児島啓介さんと打ち合わせの為に昼に小林キッチンスタジオへ。加藤和子さんに「お昼はどうする?一緒に」と言われ、ほいほいと繰り出したわけである。本来は訪問とは食事時間をなるべく避けるのが常識であるが、「そーめんでいい?」と言われたもので、何とも気軽な気分で訪問を♪   スタジオに着くと「いらっしゃ~い」と和子さんがなんとジュウジュウと天ぷらを揚げているではないか。隣りの鍋にはたっぷりの湯が・・・。いよいよ夏の味覚"そーめん"と思ったら、「はーい、これね!」とテーブルの上にどっさり豪華絢爛な天ぷらが。「昼はそーめんね」と言うから、変わった薬味の数々を愉しみ、ツルッとそうめんののどごしを愉しむのかと思ったら!   「枝豆王子に敬意をあらわして!」と揚げて下さったのは葱と桜えびと枝豆の掻き揚げは最高に旨い。その他、タマネギ、ニンジン、ジャガイモといろいろいろいろ。   衣が小麦粉と水だけと言うのにも驚いた。それで、このパリッとした感触はなに?。「片栗粉はどのくらいいれるの?」「溶いたら氷で冷やすんでしょう?」「タマゴは?」と私の質問にバッサリ!「小麦粉1カップに水2/3カップくらい。泡だて器でクルクルよ」と和子さん。我々はその美味しさと感動にむせびながら枝豆王子と掻き揚げを食べ続けた。   そして、すごかったのはそーめんの量。「足りなかったら言ってね」と和子さんは言うけれど、「わんこそーめんか!?」と思うほどの量。これもまた無言で食べ続け・・・・。   まさに食欲とは生きる力なり!和子さんがまた輝いて見えた!その時、枝豆王子が「ん・・・もう入らないかも・・・・」とぼそっと呟いた。


加藤和子さんの「トントンクッキング」

枝豆王子ホームページ


ch01.政治 : 歴史的瞬間

  麻生総理も民主党の鳩山代表も25日、26日と30日開票の衆院選と最高裁裁判官国民審査の不在者投票を行ったそうである。感触がいつもよりいいのだろう、鳩山さんは「民意によって政治を動かす瞬間を味わっていただきたいという思いで投票した」と言った。まあ、いずれにしても泣いても笑っても怒っても悲しんでも結果は結果。30日にでてしまう。


  まあ、政治家はとんでもなくお忙しいのだろうと思うが、たまには頭をまっさらにして記録映画でも見てほしいかなと思う。小池征人監督作品の「いのちの作法」は小さな一地域の話ではあるが、忘れ去れそうな人と地域とのかかわりに気付くものだ。地域問題は国に通じる事だ。迷ったら原点にかえって考えることだ。政治に本来、何が大切なのか、このまさに"歴史的瞬間"にこそ、考えてほしいと思う。
「いのちの作法」


   例えば自分の一ヶ月間の生活パターンを分析してみる。本当にコンビニに通い、そしてマツキヨを利用していることが分る。
   コンビニエンスストア第2位のローソンとドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスがそれぞれを融合した新しい形態の店舗を展開することで合意したという。新型店舗の共同展開は2010年からという。実に楽しみ♪である。しかし、ローソンにしかない商品、マツキヨにしかない商品、お互いにあるけれどローソンの方が高い商品・・・・・このあたり、どうするのかしらん?とも思う。まあ、ローソンの社長の新浪剛史さんは「5年後には1000店規模にしたい」と言っているそうたが、その店の様子をなかなか想像できない。
 個人的にはローソン、マツキヨそれぞれにポイントカードが魅力。財布の中で、使う頻度別大体カードの位置が決まっている。男性諸氏は「何でだぁ?」と良く仰るが、女はポイントカードが好き!なんじゃないかと思う。私もこれまでに、結構、いい?おもいをしているからだ。ふふふ。こんな点も踏まえて、自分が理想とする店を想像してみたら、結構いけるかも。そんな気がしてきた。

ch12.その他 : 早すぎた・・・・晩年

  女優の大原麗子さんが亡くなって、「お別れの会」の様子をテレビで見た。仕事関係者400人ほど、そして一般ファンが600人もが最後の別れを告げたということだった。中でも友人代表の浅丘ルリ子さんの弔辞にはっとしてしまった。病気、そして孤独とのたたかいから変質していった友人への心の叫びともいえるメッセージには驚いた。
  「ここ数年は話せばケンカになった。もう麗子の電話には出たくないと思っていた。夜中、2時、3時に電話がかかってくると他人様や自分の不平不満の長電話。わがままな人で周りを混乱させた」
いくら親しくても、ここまで・・・・と思った。暫くは絶交状態、しかし、浅丘ルリ子は大原麗子がいかに病気と孤独で苦しんでいたのかを明らかにした。そして最後には凛と「かたくななあなたを姉として受け止められなくてごめんなさい。私の妹・麗子」と語りかけ、瞳を潤ませていた。嗚呼も、こんな人間関係があるのか・・・・と思った。


   随分と前な話しだが、ある方の葬儀で、大原麗子さんをおみかけしたことがあった。葬儀というより、お別れのパーティーで本当に親しい方だけが集まった会だった。上手なたとえが出来ないが、とても華奢な大原麗子さんはまるてお人形のように綺麗だった。あまりの美しい横顔にくぎづけになっていた・・・・。
  大原麗子さん、安らかに・・・・・ご冥福をお祈りいたします。
 

ch02.健康 : 当たり前の幸せ

 最近は気のおけない仲間と会うと、健康の話しになる。つい先日も仲間の一人が中学時代からの友人を癌で亡くし、通夜、告別式に参列し話しになった。「棺の中の彼を見ることは出来なかった」と言う。皆が、、棺の中の友人と別れを嘆き悲しんでいるものの、ついに見られなかったと言う。「3年前に無事、退院した時に快気祝いをした時のあいつの顔が忘れられないんだ」と。暫し、沈黙が続いたが、一人が「それはもしかしたら男の美学かも知れないな・・・・」と呟いた。癌という病気と闘い、やつれた友人の姿。スポーツをこよなく愛し、溌剌と元気だったカッコイイ友の死とは余りにも辛く悲しすぎる現実だ。


   古来から、身土不二という言葉がある。人間も環境の産物であるという考えだ。暑い地域や季節には陰性の作物がとれ、逆に寒い地域や季節には陽性の作物がとれる。つまり、暮らしている土地で、季節の物、所謂、旬のものを常食する事で身体は環境に調和していく。基本の「き」である事だろう。しかし、スーパーなどに行くと、有り余る食材の中で、旬を見つける事、感じる事は本当に難しくなってきている。便利すぎる時代のある不幸なのかも知れない。
  四季を全身で感じ、そして旬のものを美味しくいただく、そんな事の日々で健康は維持できるのかも知れない。有り余るサプリメントをとっている人や、危険と思われるほどのダイエット食品で過ごしている人・・・・人は元気な時には健康の素晴らしさや有難さに気付かないものだね。

ch07.味 : 伊勢うどん


  多分、まだ食べたことのないうどん?だと思った。それは、メールで送られきた「伊勢うどん」を食べた方の感想だった。太くて柔らかくて、もこもこ、ふわふわしています・・・・・。あああ!文章からだけでは想像が出来ない。そしてその衝撃の味を「関東のそば愛好家が、関西のせいろそばを食べたら、驚くでしょう。そんな感じの、軽い衝撃を覚えます」とある。秋には仕事で伊勢方面に行く予定だ。その土地で「伊勢うどん」を丸ごと味ってみたい!

社会問題 : いよいよジャッジか


  朝目覚めて、"いつもと同じ朝"であるから幸せでいられるのだろう。カフカの変身でも起こったら?・・・・・誰ひとりとしてそんなことは考えないだろう。なんだかんだ言って幸せな日本。しかし、"いつもの朝"がなくなる危険だってある。


  ひとつのニュースを読んで、しばし考えていた。国民1人当たりの牛肉消費が世界最大であるといわれているアルゼンチンに数年内に初めて牛肉の輸入国に転じる可能性が出てきているという。原因は政府による輸出制限だけではない。原因その2・・・・というより一番であると思うが、草原地帯の干魃被害なのだ。降雨不足で牧草地が干上がり、飼料価格も高騰し、多くの家畜が餌を与えられないまま死に追いやられているという現実。繁殖用の家畜も例年以上に処分され、かなり危機的状況なのだ。「エル・ニーニョ型の天候による降雨に期待」という人もいるだろうが、その効果は東部海岸沿いの一部地域に限られているらしい。

   しかし、怖さに気付かぬ怖さ。考えれば考えるほど危機は予想される。この記事は恐怖のワンオブゼムである。
  「既に私たちは温暖化地獄の1丁目にいる。このままでは2050年までに5丁目に達する」と東大教授の山本良一さんは言う。要は気候変化による悪影響は戦争の原因にもなりうるのだ。つまり"気候戦争"。最初の気候戦争はあの「ダルフールの紛争」であると言われる。紛争が乾季に発生したことは偶然ではないということだ。
  要は「自然にやさしい伝統文化と優れた環境技術を有する日本が低炭素社会を築けなくて世界のどの国ができるのか」と山本教授は言う。
  しかし、島国日本に住む日本人は海に囲まれ、何となく危機意識の薄いいわばノーテンキな人々である感もする。今、一国の代表者がまともな知識もなく何となく?「国民のため」と言う言葉だけに酔って、国そのものをどうするのかを全く考えていない結果が数多くありすぎる。 まあ、いよいよ今月末にはある結論がでるだろう。目の前の危機意識に翻弄されることなく、結論を出さないとならない。今後、我々の子ども、孫、ひ孫そして人類の未来にまで及ぶのだから。

ichiko :

なんか・・・・ぽっかりと心に穴があいた。
  

知人の息子さんが交通事故で亡くなった。
16歳だった。
夏期講習に出掛けた時、交差点でクルマと衝突。集中治療室で二週間。
しかし、若い命がちってしまった。
もう、言葉もなく、本当にどうしてよいか分からぬほどに辛い現実。

そして、恩師が亡くなった。
89歳。
大学では宇野義方先生のゼミだった。
卒業してからもずっとご挨拶は欠かさなかった。
几帳面な宇野先生の葉書は素適だった。
結婚式にもきてお祝いをして下さった。
社会人になってから、バタバタと慌しく、原稿をお願いした時も、快く引き受けてくださった。
その肉筆の原稿は私の宝物だ。
宇野先生、長い間、本当に有難うこざいました。
ご冥福をお祈り致します。


人の命の大切さを知るとまた、悲しみで心の奥がちりちりと痛い・・・・
 

ch12.その他 : 「+-=-+」の意味

高崎ネコ.jpg 招き猫を集めてどのくらいになるのだろう?しかしコレクターというほどのもんじゃない。たまたま好きなネコに出会った時に!という感じで集めているだけだ。さてさて、高崎市のデザイナーズねこがこの度お仲間入り。大きな梱包から出てきた小柄なねこ。深夜のパソコンでの作業の前にちょいと置いてみた。キーボードの上なんてっ!と怒られそうだがかなりかなり軽ーい。胸のところに「+-=-+「とある。「なんじゃい?」と疑問に思って購入先に聞いてみた。すると・・・・・

♪こちらの「+-=-+」の意味ですが、組み合わせると「幸」と言う文字が出来上がります。『幸』に隠された「+-=-+」という記号を縦に描いて頂くと『幸』という漢字が形成されます。招き猫という日本文化の中に、『幸せとは気づくこと』というメッセージを世界共通の記号で表現することで、本来の幸せに気づいて欲しいという願いが込められています。ねこの胸には「幸」という文字が書かれております。
   

 そうか!そうなのかって深夜に感動。冷静に?見れば「幸」と見えた。おーい、幸せ運んできておくれ!!

ch04.カルチャー : 湧き上がる笑いが・・・・好き

 友人の女優・有安多佳子さんから10月の芝居の案内がきた。古典落語の『らくだ』をテーマにしたお芝居ということだ。別役実さんの書き下ろしという。そして山下悟 演出、大滝秀治主演となれば・・・・なんかそれだけでついお腹の底から可笑しくなって笑ってしまった。
  しかし、結構難解な落語をどう料理するのか?あの別役ワールドがもう愉しみ!ワクワクである・・・が、台本がまだ半分?とか。いやぁ~そりゃあ!てーへんだぁ!有安さんの役は「長屋のおばちゃん」らしい。彼女ならではの演技も最高。これまた愉しみだ。真打の大ネタといわれる「らくだ」が初めて新劇に!秋は抱腹絶倒で始めましょ!
劇団民藝「らくだ」

ch12.その他 : 蝉時雨の中で・・・・

   たまにはぼやきたくもなる・・・・・。

   「だって、私たちの生活を守ってくれるから。やっぱり目の前のニンジンはほしいわけですよっ」と若い世代の小さなどもを持つママたちは口々に言う。テレビコマーシャルには唖然。大体、ネガティブキャンペーンは日本人には向いて?いないと思う。何れにしてもこの夏に大きな政界の変動を目の当りにしてしまうのかも知れない・・・・。

  「新聞?とってないですよぉ。ネットのニュースで十分でしょ?何か?」とぬけぬけと言う人々。何も若者だけでない。いいおとしを召した方でさえ「テレビで十分」て言い切る始末。
まあ、いい!


   友人から借りた一冊の本。早めに返却しないとと思って・・・・・蝉時雨の中で一気に読んだ。もうふく風は秋だけど、まだ汗ぱむ夏の日の昼下がり。何故に?という言葉も出ないほどに時代の理不尽に散っていった女性の日記。胸の奥の奥がちりちりと痛い。私たちには「忘れてはいけないこと」が沢山沢山あるということ。
  文句も言いたいだろう。でも幸せであるという現実。やはり多くの忘れてはならないことに感謝しつつ。


『康子十九歳 戦渦の日記』書評から

ch02.健康 : 真夏の夜の夢


  真夏は寝苦しい日が続いて「何となく疲れがとれない」「眠れなくて、頭がボーッとする」というような声を聞く。しかし本当に睡魔におそわれたら・・・・人は何も言わずにどんな状態でも眠ってしまうものなのだが。
  私も気分が何か高ぶっているというか考え事をしている時などは、イライラしながら眠れない時もある。それは決して子ども時代の遠足を前にした高ぶりとは異なって、楽しい?事ではないものの、決してマイナス気分ではない。一番怖いのがマイナス気分で眠れない事だ。
  以前、あまりぐっすり眠れない時が続いた時、友人のアロマテラピストの古川圭子さんに「一番お勧めのアロマを選んで欲しい」と頼んだことがある。古川さんが「これね」と言ってくれたのがフランキンセンス (和名は乳香)というものだった。アフリカ北東部、紅海地方原産の低木で、その樹皮から取れるガム状樹脂からエッセンシャルオイルは採取されるという。古代エジプト時代からフランキンセンスの樹脂は寺院の儀式や薬として使われていたと伝えられていわれている。確かに、古代エジプト関連の書物を読んだ時に「乳香」の文字を見たことがある。
  アロマテラピーは心と身体にきく。特にこの乳香は心へは沈静、強壮  鬱にもよいとされていて、身体へは呼吸器系のトラブルに使用され、咳、カタル、気管支炎、喉の痛みなどにもいいらしい。
 当時の浅い眠りの時、古川さんは「私がフランキンセンスを不眠の方にお勧めするのはフランキンセンスが呼吸器系に作用して呼吸をゆっくりにさせることで、心拍数を下げ、リラックスモードに切り替えさせて、眠りやすくさせると思うから。テンションが高くてクールダウンしにくい時、頭を使いすぎて考え事で眠れない時に、よいと経験で感じている」とメッセージをくれた。まさに!なんか眠れない時・・・・・。

  話しはかわるが、お坊さんに長生きの方が多いのは呼吸法にあるともいわれている。つまり「丹田呼吸」がきくということだ。丹田とは、おへその下あたりにあるところ。人間は生理学的には肺呼吸をするものなのだが、この丹田呼吸とは意識を頭のてっぺんから足の先までゆっくりと息を吸いあげ、それをすっと丹田におろし、そしてゆっくりと息を吐き続けるというものだ。かなりきついものだが、下っ腹の筋肉を使うことで交感神経が刺激されて、脳内のセロトニンが増えるともいわれている。神経伝達物質のセロトニンが出でくると心が平静になるという。要は心の持ち方で、身体が変わっていくということだ。
  よく働き、よく寝て、そしてまた起きる。健康な日々とはこんなに当たり前で簡単なことの繰り返し。というのに、いろいろな高ぶりや興奮や悩みやらで、眠れなくもなる。真夏の夜の素適な夢も見られない・・・・・そんな時は、すっと丹田呼吸を思い出しながら、且つ、いい香りに包まれながら深い眠りで健康になればいいね。

ch12.その他 : 終戦記念日


   麻生首相は終戦の日にあたる15日に靖国神社を参拝しない意向を示した。「靖国は静かに祈る場所。政治やマスコミの騒ぎから遠くに置かれてしかるべきものだ」と語っているが、首相就任以前には、参拝したこともある。まあ、いい。
  何れにしても今日、8月15日は64回目の終戦記念日である。64年前のこの日の正午、昭和天皇は日本の降伏を発表するラジオの玉音放送を行った。未だ多くの問題も孕む。消えることのない反日感情。しかし、降伏を決断し、第2次世界大戦が終結したのだ。今年も暑い夏だ。

ch07.味 : アイラブ"マグロ"


  日本人は本当に「マグロ」が好きだ。赤身、中トロ、大トロなど、当たり前のように食しているし、またその微妙な違いが分るという舌を持っていると思う。この"当たり前"と思われている舌だが、微妙な美味しさのま違いが分るという舌は実に凄い思う。
 
  しかし、今マグロの中でも高級な大西洋クロマグロの国際的な取引の全面禁止について欧州主要国が検討し始めている。とくに全国有数のマグロ漁船基地を抱える気仙沼港などは損失も含め懸念を深めている状態だ。
 
  そんな中で、水産総合研究センターは、クロマグロのゲノムの解読を年内に終える見通しをたてている。これは世界初のこと。ゲノム解読により病気に強くて成長の早い品種を10年以内に開発できるという。日本はマグロの消費量が世界一。世界初の日本の技術で養殖クロマグロの普及につなげていくということは素晴らしいと思う。「養殖なんてダメだよ~」という声も聞こえそうだが・・・・・ 例えばマグロだけでなく、中国でのカキのゲノムを解読するなど、水産物での競争が世界各国で始まっているわけだ。ゲノム解読の技術力で、養殖に向いた品種を効率的に開発するということはやはり"未来"なのだと思う。

ch10.生活 : 凡人っていい


   ある日、ある時からどうしても気になる「山」があった。暫くはなるべく見ないようにしていた・・・・・しかし、性格的にというか、気になる・・・気になる。
  ある日、「よしっ!」と、思い切って、気合でその「山」の整理を始めた。何が出てくるか分らない怖さだってあった。しかし、その整理は半日で終了した。取り掛かってみれば簡単な事だった。そこに行くまでが大変なのだ。こうして読み終わった本、そしてもう読まないだろう本の約300冊ちょっとは整理整頓された。

  不思議なもので、書籍もそうだが、膨大な資料や冊子類を「いる」「いらない」の二者択一で整理してしまうと本当に背負っていた荷物をおろしたような爽快感がある。久しぶりに残すか?残さないか?の分類をした時の「集中力」には我ながら凄い迫力を感じた。
  

  集中力といえば、『実践 凡人からのハイブリッド集中力』を機会あれば読んでみるといい。著者の田中孝憲さんの壮絶体験から編み出したというか、そうでなければ伝えられない集中力の本だ。"まだ感情的に落ち着かない脳トレや集中法をやっていますか?"と見出しにあるように、如何に凡人には消化しにくい集中力のノウハウに振り回されているかが分る。
  整理整頓したあの「山」の中にも殆ど理解せぬままの脳トレ関連の本もあった。そんな事を考えると思わず・・・・笑ってしまった。どれだけの時間をそういうことに費やしてきたのだろうって。まあ凡人は凡人だから、コツコツとそうした「山」を登っていかないとならないのだけれどね。

「実践 凡人からのハイブリッド集中力」はコチラ

ch12.その他 : 我ら地球人!


   いよいよこれまであたためてきた『ふるさと未来研究所』の発足となる。舞台は群馬県の高崎市倉渕村。既に、理事長で建築家の近澤可也先生がこの地に花と緑の手作り村ということでクラインガルテンが出来ている。近澤先生のログハウスやハーブガーデンなどもある。クラインガルテンとはドイツ語で「小さな庭」の意味。ヨーロッパではよく見られる市民農園を日本の風土にあったものとされ提案されたのだ。

   さて『ふるさと未来研究所』で一体何をしようか・・・・と考えていると、たまたまサカタのタネが独自に開発した草花「サンパチェンス」の記事が目に入った。この花は2006年に発売開始され、公園などでよく見られる花だ。写真わ見て、「ああああ!」と再認識した。花の美しさに加え、高い環境浄化能力を持っているのが特長だ。例えば地球温暖化の原因とされる二酸化炭素、主に自動車などの排ガスに含まれる大気汚染物質の二酸化窒素、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドに対して高い吸収能力があるらしい。まさに"環境浄化植物"として位置付けられている。浄化する能力とともに周囲の温度を下げる打ち水効果もあるということだから、美しく丈夫で長持ち。何とも素晴らしい植物ではないか!名前の由来は"サン(Sun)=太陽+ペイシェンス(Patience)=忍耐"からきているということで、名前の通り、夏の暑さに耐え、そして生育旺盛ということだ。

  ぼーっとこんな事を考えていくと不思議と、いろいろな事柄が結びついてくる。美しくて丈夫で環境浄化植物があるのなら、農作物だって病気に強く美味しい品種の野菜の開発だ。台風だ低温でダメになってしまう農作物を生産する農家は本当に大変な仕事だ。農薬の使用を減らして、低温でも生育できる品種の開発。消費者にとっても「安全」「安心」そしてこれからは環境負荷の小さな農業だろう。

   たまたま『ふるさと未来研究所』のメンバーは年齢構成が見事!(失礼・・・・)。まあ老若男女がバランスよく・・・ということだ。これまでの経験の豊富さ、そして若者の気力・体力・創造力。それぞれり世代が知恵を出し合って、あくまでもバランスよく響きあっていけば素晴らしい社会貢献の第一歩が踏み出せるのではないかと思っている。
   


 

  久しぶりの健康診断を受けて、ショックで・・・・・。身長がなんと3センチも縮んでいるではないか。では一体、最後に計測した時はいつだったか?と思い出してみた。身長に関しては随分長い間、計測していないことに気がついた。一番気になる脳ドックや、癌検査などは結構受けているものの、身長は・・・・。体重は自宅で体脂肪率など気にしながら時々計測はするが、身長に関しては本当に無頓着でいた。
  看護師さんに「身長ってこんなに縮むのですか?・・・・」と聞いたら「縮みますよ!」と即答された。身長が縮んで目方は信じられないほどに増えて・・・・ああ!ショックで言葉がない。
  「わあっ!身長がまた伸びたぁ!」という感激。もうこれからはそんな感激は多分、ないのだろうと思うと妙に気持ちが沈んでいく。今後、どれだけ縮んでいくのだろうか?と想像していたら、何か急におかしくなって噴出してしまった。要は健康で元気で明るく楽しく、限られた寿命を全うすればいいじゃないか!そういうことだ。

   人はやはり"見た目"で騙されて?しまうものなのだろうか・・・・。酒井法子の話しが出ると、たいがいの男性諸氏は「ん・・・・全く信じられないよねぇ」「あんなに清純そうなのにねぇ」「だってすごい美人なのにねえ、どうしたのだろう?」と、まあ、数秒の沈黙も含め、日頃、論理的思考を好んで、理屈っぽいくせに、まあ、何とも分けのわからんことを仰るものだろうか。美人は犯罪を犯さない。犯す訳がない。犯したら、何かやむを得ぬ別に理由があるに違いない・・・とまあ、こんな事が頭を駆け巡るのだろう。

   人の第一印象を左右する時間は、なんと10秒程度らしい。そして一度インプットされた印象を覆すにはそれはそれは長い時間を費やすそうだ。酒井法子の印象だって、出演したテレビドラマ「ひとつ屋根の下」「星の金貨」のあのイメージがしっかりインプットされているから、なかなか覚せい剤所持などのイメージとは結びつかない。だが、最近のテレビ放映で「あれ?ちょっと?」と思ったことがあった。何か、ヘアースタイルというが一部が赤色に染められた酒井法子に妙な違和感を感じたことがあった。あの表情というか、何か言い知れぬ「毒」を感じたのだ。
  以前、「人間って中身でしょう?!心でしょう?」と言った時、「いち子さん、何を言っているの!見た目!見た目が何よりも大切なのよっ!」と某ブライダルアドバイザーにキンキンと叱られたことがある。「見た目!」と語気荒く言われ、左様でございますか・・・・と静かにしてい。勿論、お見合いなどは見た目が9割以上大切なのだろうけれどね。でも、その見た目に「毒」を見たらやめた方がいい。多分、中身に変化しつつあるからだ。条件によって、いろいろなものは腐るからだ。

ch12.その他 : いきつけの店


  馴染みとまでいかなくても、"いきつけの店"とはいいものだ。何かがある時、ふっと行ってみようと先ず浮かぶ店がある事って幸せなことだ。


  中谷彰宏さんのメルマガで、パープル@AN-Jさんが、書いていた。
 『学生時代から通っていたエスニック料理屋さんに急に行きたくなって、店の前に立ってみたら......。なくなっていました。しかたなく、二番手の中華料理屋さんに行ってみたら......。ファミリーレストランのように変わっていました。浦島太郎になった気分です』


  そうそう!そんな事って多い。昔、先輩が「旨いカレー屋があるから」と九段の某所に行った時、「あれ・・・・」と呆然とたちつくしていたことがある。その時は、そんな事があるものか!?とまだ若い?自分は思い、多分、先輩がふざけているのかと思ったこともあった。しかし、そんな事って本当に多いことが分るものだ。


  パープル@AN-Jさんは続ける。『なにも、わたくしが行かなかったからという理由で、お店がなくなったり、変化したりしたわけではありません。でも、なんとなく、そういえば最近、行ってなかったからなあ、という後悔めいた後ろめたさがあります。行けるうちに、行き付けのお店に行こうと思います』と。


  全くその通り。他の土地に移転したという噂があればまだいいけど、全く消えてしまう、そんな寂しさ。店舗はそのまま、看板もそのまま・・・・というのに、そこの主が亡くなってしまったという悲しさをつい先日感じたばかり。どうしようもない淋しさだった。だがら『行けるうちに、行き付けのお店に行こうと思います』ということだね。

ch10.生活 : もっと集中してみよう


   今、「集中力」についてのコメントをまとめなくてはならず、昨日からその資料に目を通し始めたのだが・・・・「制作費どうしますか」「明日の打ち合わせはTさんが欠席と連絡きました」「ウエブ公開決まったら」云々かんぬん。電話がひっきりなし。打ち合わせの時間に間に合うように慌てて電車を乗り換える等など。冷静に見つめていると何ともバタバタと落ち着きがない。単なる「お忙しい」という言葉ではなく実に乱雑とした感覚だ。そして、その資料を見ると、本当にたっぷりとしたボリューム。まさに乱雑とした生活を見直すスパイスのような刺激といえる。これまたラッキーなことである。
  
  さて、大和書房から『夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる!』(Dr.タツコ・マーティン 著)が出版されたと聞いた。
『夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる!』
  ♪毎日毎日ぼくらはテッパンの~のタイヤキくんではないが、日々仕事や家事や子育てやら介護やら諸々の事をして夜が来て・・・・時間のある人はコンサートに出かけたり、映画や芝居を観たり。仲間と酒を呑んだりといろいろあっても、としをとればとるほどにあまり変化は求めなくなっていく気がする。いや、最近はトシだけではなく若い世代もそうかも知れないが。缶ビール飲み干し、テレビをちょっと見て、音楽聴いて?バタンキュー状態ではなかろうか。
  この日々変わらぬ生活が続くということは幸福なことではあるが、もう少し忘れかけている「集中力」を甦らせて見ると意外な発見が生まれてくると思える。そうすれば、「夜」に限らず「朝」にも「昼」にも奇跡は降ってくるかも知れない。


   昔から親しくさせていただいている映画監督の槙坪夛鶴子さんの撮りおろし作品「星の国から孫ふたり」の完成試写会があった。子どもの性教育、親の介護問題などいつも社会へ問題提起をなげかけてこられた槙坪さんだが、今回のテーマは「自閉症」。しかし、日本では自閉症というと「ひきこもり」や「鬱病」とごちゃごちゃに誤解されることが多い。あえてもこの映画の中では自閉症をオーティズムという世界共通語で語る。少しでも理解を深める切欠作りになればと思った。
いつも一歩前のテーマを私たちに与えてくれる作品が多い。自閉症からオーティズム。その理解もまた一歩ずつか。

 
  会場では車椅子の槙坪さんは全国から駆けつけたファンに囲まれていた。リウマチで痛む体を労わりながらの映画製作をされてきた。長年の中、いろいろ思うことが多すぎて、言葉が見つからなかった。
企画制作室パオ

ch12.その他 : 琉球朝顔

あさがお.jpg   友人からいただいた朝顔の小さな苗が大きく育って今、薄紫色の花を咲かせている。朝顔は本当に夏の愉しみでもある。見事に咲いて、そして、しおれてしまうと何かもの悲しい・・・・。これもまた日本人の中に培われた文化というか感性なのだと思っている。

  この季節になると山手線の車窓から某駅の近くにある石垣に深い深い、なんともいえない?濃い青紫色の花が気になっていた。朝顔?のようだが、あまりにも自己主張?が強い。蔓の絡み方というのか、すごいので、いつも呆気にとられていた。あまりのインパクトあるその風景に、これは「夢か?」「幻か?」と思っていたのだ。

  自宅の近所の花屋さんに「琉球朝顔」という名前の書かれた鉢があった。そうそう!この色だ!と思った。何と言うか、ちょっと馴染めない色合いというか。朝顔の名がついているが昼顔科らしい。ただビックリしながらその鉢を見ていた。やはり朝顔とはいうものの、夏の朝に早起きすると咲いている朝顔、そんな私が思い描く、夏の朝顔とは程遠い。しかし、あの石垣に力強く絡みつき花を咲かせている。そんな生命力にただただあっぱれ!である。

社会問題 : 闇の出来事


  しかし、有名俳優・六本木ヒルズ・薬物・全裸の女性の死体とは・・・・・・ひとつのミステリー作品でも書けそうだ。押尾学が合成麻薬MDMA使用の疑いで逮捕のニュース。「全く何を考えているんだ?」というしかない。知人に渡された固形物?子どもじゃないのだから、一体何なのか?考えるでしょうに。知らなかったなんて嘘は通じない。しかし、この固形物を渡したという人から芋づる式にあれこれとでてくるだろう。それに、彼自身やいろいろな人が出入りしているという高級マンションだって?怪しい・・・・。

  
  今日も街中を歩けばあちこちでホームレスの人々がいる。こんなに蒸し暑いと着ているものも汚れと汗か、本当に汚れている。何か呟いている。駅の階段でひっくりかえってケータイをしている若い男性もいる。「やってられねーよ」と言っている。相手は友達か?銀行のATМでの作業を途中でやめ、かかってきたケータイに怒鳴りちぎっている中年の男性。資金繰りの話しか?周囲構わず声高になっている。
  そりゃ、世の中、いやなことばかり?。いいことばかりじゃない。でもコツコツやるしかない。憂さ晴らしに酒でも呑むならいいけれど、自分の明日、未来、そして家族がいれば家族の事を考えずに勝手気ままなことをすれば・・・・報いはあると私は思っている。
  「これ一粒で疲れがとれて、すごいハッピーになりますよ」と言われても、どんなに疲労困憊でも何でも確認するでしょう?逃げたい時に逃げてはだめということだ。刹那の快楽はあるかも知れない。しかし決して、その一粒で人は幸せになれない。余りにも余りにも!!この「薬物」が巷に流通しており、人が簡単に取り入れる。そんな現実は壊れているのだ。気付いて欲しい。

 

ch06.音楽 : 天才モーツァルト

 モーツァルトの未発表作品が見つかったというニュースを読んでびっくり。それが何と7歳か8歳の頃に作曲したものだと結論づけられたということでまたまたびっくりした。モーツァルトが若い頃に住んでいた家で初披露の様子を動画でその演奏風景を見ながら、小学校1年生の頃に?!と思うとやはり「天才」は「天才」。「凡人」は「凡人」である。モーツァルトの演奏を聴いた父親が楽譜に記録したという。そんな父親も技術的にどーだこーだ言われたってすごいよねぇ。
  今年もまた年末に神楽坂女声合唱団のディナーショーがあり、そこで「フィガロの結婚」の一部を歌う。レッスンの符よみでは本当に・・・・草臥れる。しかし、何度も続けるうちに、何て素晴らしい音符♪の集まりか!と思う。やはり天才の遺したものに少しでも触れられる事は実にハッピーである♪

ch02.健康 : 重力の事を考えた

   地球上にいれば、とりたてて"重力"の事など考えたこともない。どう企画をアピールするか?売り上げをどうしたらアップできるか?こんな事ばかりで頭は一杯である・・・・

  宇宙では例えば2時間の運動をしても筋肉は2割ほど減り、20年間も加齢するそうである。20年もです!しかし若田さんは颯爽と自力で歩き、記者会見までなさった。いやはや・・・健全な精神は健全な肉体に宿るということか。ずば抜けた能力は勿論なのだが、本当に強靭な肉体と精神力のバランスの素晴らしさを感じる。
  地球上にいても「いやあ、運動不足で・・・」「毎日、つい呑みすぎてしまいますよ」「タバコはやめられませんねぇ」「寝る直前に小腹がすいて、つい」などなど言いたい放題、やりたい放題の生活。恵まれた環境の地球上にいながら、我々は弛んでしまうのだろうねぇ?

  米スペースシャトル「エンデバー」が米東部夏時間31日にケネディ宇宙センターに着陸した。 「帰還にホッとしてとてもうれしく思います。私たちみんなにとって長い旅だったので」という若田さんの奥様シュテファニーさんのコメントは本当に心に熱く響く。
  テレビ映像では簡単見られるものの、宇宙とはやはり未知の雄大な世界だ。小学生の頃から時間があれば眺めていた天体などの図鑑にある広大な宇宙への憧憬。これは年をとっても変わることはない。それほどに素晴らしい宇宙からの帰還だ。
  日本人初の長期滞在を終えた若田光一さんは4カ月半ぶりに地球に帰還。滞在は137日と15時間5分。宇宙での長期生活で筋肉や骨が弱くなっている恐れがあるため、寝た状態の座席で帰還したという。ロボットアームを操作してのきぼうの完成。本当に素晴らしいことだと拍手!拍手!ヒューストンに戻ってからもリハビリメニューをこなすという若田さん。"希望"の「温泉」にでもはいりゆっくりして下さい!

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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