2008年6月アーカイブ

ch01.政治 : またもや税金が!


   最近もつくづ゜く思うこと二つ。ひとつは人の記憶とは結構、いい加減なものだということ。そして今日で出来ることは今日しないという「先送り~先送り~」という人の体質。


   「絶対に間違いはありません!」と自信を持って言える几帳面な人は別として殆どの人は決して「他人事~」と思ってはいけない。それが年金問題。社会保険庁の年金記録管理。こんな杜撰な仕事をしてきたのか!?とあいた口も塞がらないとはこのこと。
  元になる紙台帳からコンピューターへの入力するときのミスがまた発覚したという。
数を聞いて、気が遠くなる。厚生年金の紙台帳は4億件あってこの割合を当てはめると、記録が合わないのは約560万件にも上るらしい。560件ではない、万件である。以前、「宙に浮いた」約5000万件!という事があったがこれは、基礎年金番号に統合されずの年金記録の事。今回の数字とは違う。

   先般、自分の年金手帳を見ながら、社会保険庁の事務所に行き、自分のデータをチェックしてきた。しかし、分かりにくいシートだ。これじゃ、素人?は分からないでしょ!と思った。その時にシートを見ながらつくづく他人事ではないと思った。日常の仕事だ雑務に追われているとつい忘れてしまう。そんな日々の積み重ねで、チェックを怠ると本来受け取るべき額の年金が支払われていなかったり、将来支払われなかったりする恐れがあるのだ。それも、あくまでも「本人の申し出があれば調べる」という政府の「申請主義」の姿勢。明日にでも時間をとって行ってほしい、そしてチェックしてほしい。


  舛添厚労相が度々語る「2010年1月までにはデータを完璧にする」という約束。これを信じられますか?データを完璧にするための新システムとやらが100億円プラスαかかる。社保庁は、自らのミスでまたも新たな税金を使わざるを得なくなったのだから。

ch12.その他 : 盆庭


   今日は朝から大雨であったが、ちょっと胸わくわくだった。というのも、西尾公一さんの製作した"盆庭"(BONTEI)を赤坂にある展示ショールーム「My Room 赤坂」に運び込んだのだ。ここには、「オッ!」と思わせる優れた商品が展示されている。日本全国にある小さな企業や個人でも実にユニークで素晴らしい商品の数々にふれることが出来る。
  実は西尾さんの本職は実は工業用の塗装のお仕事であるが、あるセミナーで"盆庭"のことを知り「それって、箱庭の事ですか?」と聞いた。西尾さんは満面の笑みを浮かべていろいろ説明してくださったのだが、当初、いろいろ聞いてはみるものの何かピンとこない・・・・・。「では一度現物を見たいので是非!」ということで先般"実物"を拝見した。感動した。そして私の実に偏った感覚と知識、そして描いていた「箱庭」のイメージが一気に消え去ったのだ。

  「My Room 赤坂」の主である長尾吉彦さんも「感動した・・・」といいながら、愉しそうに"盆庭"を見ていた。小さなスペースに広がる渓流、木々、湧き水の池までももある。「釣り人がいるのは分かりましたか?」と西尾さんが聞いた。「ええっ!?」とびっくりしてよくよく見ると渓流で釣り人が釣りをしているではないか!
  日本の美しい四季を楽しめるようにこのスペースでもそれぞれの四季を作り出すことが出来るという。「この盆庭を作っている時の顔つきは本業の時の自分とは全く違うんですよ」と西尾さんは嬉しそうに笑った。鬼のような(失礼!)真剣な表情が多分少年のような表情にかわるのだろうと想像してみた。
  いろいろな角度から写真に撮ってみたが、やはり画像で見るものと実物の素晴らしさは違う。うまく撮れたようでもうまく撮れていない・・・そんな感じだ。渓流の水の音。f分の1の揺らぎか・・・・暫く、私たちはその"盆庭"の世界に漂っていた。

「My Room 赤坂」
電話 03-6807-0954
メールはこちらへ

ch12.その他 : ん・・・・・不気味な噂


  なんとも・・・・・このところ不気味な噂をきく。「8月6日に関東大震災並みの地震が東京を襲う!」というものだ。何人もからその噂を聞いた。その一人に「出どころは?」と聞いたら「友人が言っていた。その日は東京から離れたほうがいいって」と言う。その日だけ東京を離れる・・・という事もできないだろう。その事を言った友人を訪ねて「誰が言った話ですか?」と聞けばよいのだが。延々と続くのだろう。
  しかし、富士山大爆発という噂がでた事があったが、これに似た話なのだろうか?しかし「8月6日に東京で」とまで言われると何とも不気味である。

ch05.エンタテイメント : 祝!ワンマン社長の再スタート


  いつものように朝刊を見て、ちょっとビックリした。「ザ・ニュースペーパー」という時事コント集団の杉浦正士さんの記事だった。読んでいくうちにまたビックリ。そこには「19年間にわたりプロデューサーであり所属会社社長を務めた・・・」とある。「えっ?務めた?」と疑問がわいた。何があったのか?
  昨年末に自分以外の劇団員が全員別会社を設立して決別を告げられた・・・・とある。「ワンマン社長に対する痛烈な反旗」「経済問題や処遇、長年の無理や不満の噴出」だったと・・・。はぁぁぁぁ・・・・そうか。
  小泉純一郎や安倍晋三の真似が大うけして今や引っ張りだこのザ・ニュースペーパー。あの集団から杉浦さんが去ったのかと思うと「あ・・・」と溜息がでた。、設立当時の事が思い出された。もう、大ファンであり、イベントでパントマイムもしていただいた事もあった。事務所にもお伺いしたことがある。その時に駅の改札口に迎えに来てくれたのが松下アキラさんだった。多分入団したばかりだったのではないか。今や、彼は小泉純一郎元首相 東国原宮崎県知事の ライス国務長官の真似で大人気の役者さんだ。道すがら、話しをした。兎に角面白かった事を覚えている。
  

   齢60という杉浦さんだが、今、杉笑太郎として路上ライブからスタート。なかなか!時事問題をテーマに10数曲制作したという。防衛省汚職の「ワイロ節」を植木等の「スーダラ節」の替え歌など杉浦さんらしいよ!代々木公園のライブをはじめとして、高田馬場の「プラザステージ」で活動しているという。仲間との決別、衝撃。「反省と悔悟に駆られている・・・」という杉浦さんに会いに行こう。。

ch10.生活 : 変貌


   先般、日比谷に行った時、目の前に広がる更地に「あっ」と声を失った。日々、バタバタとしているだけで「気がつかなかった」という状態だった。古く趣のあるビルの像が目の前に広がっていった。いろいろな思い出が頭の中に浮かんだ。入り口すぐにあったレトロなレストラン。そしてお世話になった薬局、書店。千代田線に繋がる途中にほっと一息できる憩いのスペースがあり、ここでは本も読めた。仕事の後にマッサージを受けたショップもあったなぁ・・・・しかし、今、目の前にあるのは更地。以前から取り壊しということは知っていたのだが、ふと見る更地の前では私はまるで浦島太郎の気分だった。
   そして東京駅へ出た。南口にある東京中央郵便局、大阪中央郵便局にも高層ビル化計画がある。中央郵便局は郵政建築の基礎を作った吉田鉄郎氏の代表作。何の変哲も無い建物のようであるが昭和初期の建設で、シンプルなモダニズム建築の代表格で私は昔から本当に大好きな建物なのだ。これもまた、2011年度中に現在の局舎の一部を残して約200メートルの高層ビル「JPタワー」(仮称)を建設される。新タワーは地上38階、地下4階建てで米国の建築家、ヘルムート・ヤーン氏が外観デザインを担当する。四面がガラス張りにし、正面に当たる北側壁面には角度のある凹凸を設けて「折り紙」のイメージを再現するらしい。保存を求める声が多かったためにタワーの低層部には、地上五階の現在の局舎の外観部分をほぼ残すらしいのだが・・・・・何か違う。
   且つ、老朽化に伴って移り変わる商業環境の変化にはついていけなかったということでやはり老舗の横浜松坂屋は、10月に閉店すると聞いて妙に淋しくなった。前身の呉服店から140年の歴史がある百貨店だ。人気デュオの「ゆず」が店の前で路上ライブをしていたことでも知られているが。場外馬券場が入居し賃貸収入がある西館は残すものの、進む老朽化で10月26日には営業終了ということだ。老朽化した設備の修復に60億円ほどかかるらしい。しかしそれに見合う売り上げ増は見込めない・・・こうした理由で100年以上の歴史が閉じられる。しようもないことなのだが、ああ!ああ!
   こんな気持ちの時にテレビで沸騰都市アラブ首長国連邦のドバイの変身ビルのニュースを聞いた。イタリア人建築家デビッド・フィッシャー氏が世界初の変身ビルを開発・建設を始めるという。ここもまた凄い。高さ420メートルの80階建てで、2010年に完成予定らしい。柱状の構造物を中央に設置されてその周囲を取り巻くように居住スペースがぐるりと1~3時間で1周するという。「全方位の景色を全部の部屋から楽しめるのは私が建てるビルだけ」とフィッシャー氏の弁。まあ、仰る通りです!そしてドバイの次はモスクワ、ニューヨークにも建設する予定とか・・・・私はこうした天に天にと向かって続々と建設される超高層のビルのを見上げるだけなのだろうか。



   当時の事をふっと思い出していた。


  「わっ!かわいいわねぇ!」と手にとったのはピンク色のウサギの人形だった。「英会話をもう一度勉強しようと思っているんですよ・・・・」と言った彼女。彼女が入学しようとする教室もやはり駅前にあった。その英会話スクールはどんな駅にもあった。あそこにもここにもという感じで・・・・・・・。


  "駅前留学"をキャッチレーズに伸びていった英会話学校NOVA。経営が破綻したあともいろいろな問題が出てくる。被害を受けた受講生は約30万人で刑事事件にも発展している。
   猿橋望元社長が昨年の7月、福利厚生用の社員の積立金約3億2000万円を横領した疑いが強まり、業務上横領の疑いで猿橋元社長を近く立件する方針がかためられたという。横領した金は経営悪化したNOVAの運転資金に充てたいうが、何度かテレビで見たあの趣味が決して良いとは言えない?社長室や諸々の趣味の部屋?の光景が浮かぶ。一体、何を考えてきたのだろうか?と疑問しかわかない。そして、あのあまりにも有名になったあのウサギが登場する広告。これも一時は誇大広告違反で経済産業省から一部業務停止命令を受けたこともあった。


    「英会話をもう一度勉強・・・・」といった彼女もそんな被害者の一人になってしまったのだろう。いろいろなキャラクターが生まれている中で、当時は人気者だったあのピンクのウサギもうかばれない。


   会社を設立して丁度一年経った。決算も終わり、公認会計士のО先生の事務所であれこれあれこれ長い話が続いた。反省点も数々。「再度いいますが、サラリーマン的なことは全て捨ててください」と言われた。会社経営をスタートした時からその意識はあったつもりだが、経営者となってからはその片鱗さえならないと言うことだ。「だから、人間関係も去るものも追わず!でいいのですよ」とまた言われた。
   確かに!。この一年を振り返れば、何となくこれまでの「お付き合い」でなあなあなあ~と言うところは多々あった。それに流されることなく、冷静にという事だ。要は「背中に看板背負っている人との付き合い方」だ。昨年と今年の初めに「えええっっっっっ・・・・」という事件?もあり、暫しいつも元気な人間なのだが「げ」ぐらいが落ちてしまったことがあった。しかし、良い勉強だった。О先生は、冷静にそして熱く「私も昔、サラリーマンを経験したことがあるからこそいうんですよ。サボリーマンには決してならないように。経営者たるものは24時間仕事してください」と。昔、なんかのドリンクのコマーシャルがあったなあ。24時間闘え!闘え!だ。確かに、多くの税理士さんたちをかかえて立派に仕事されているО先生のオフィスを見れば、どれだけО先生が「経営者」としても素晴らしいことが分かる。
  この一年、週休2日という言葉は私の中から完全に消失していた。だが、この一年で本当に心身ともタフになったということは確かだ。本当にタフとはいいものだと思う。そして、結構苦手分野?でもあった税金関係にも強くなった。詰めていけばいくほど面白い世界でありこれまで感じなかった「社会」を見る、知ることが出来るようになった。経営の「け」のはしっこに到着した感じか。「苦手分野~」なんて言っていられず。人間磨きに「経営」とはよいチャンスである。現状維持で何となく何もしないで何となく~では何も進まない。変化をおそれずということだろう。
   バブル全盛期、女性のパワーを!時代、~長!時代という結構、我を忘れて呑気でチャラチャラ浮かれていた時代の自分は終了。だからこそ、本当に信頼できる人間関係の大切さを今噛み締めているところなのだが。


ch10.生活 : 庶民のボヤキ

シチガツ.jpg 相変わらずのグルメブームではあるが・・・・・   


  密かに応援している店がある。数年前に家の近所にオープンしたパン屋さん。家族全員で頑張っている店だ。オープン当時は、「いつもありがとうございます!」というお兄さんもイキイキして実にカッコ良かった。しかし、この数ヶ月、何かが変わった・・・・。店全体が元気でない。時々見かけるお兄さんもげっそり痩せて、なんかやつれた感じで、当時の俤がなくなってしまっている。「ありがとうございます」という声にも張りがない。パンにも張りがないというか、当時のはちきれんばかりの美味しさが感じられなくなっている。それに店内の観葉植物まで枯れている・・・・。気がつかないのかしら?これは大変だ・・・。
  パンの横に"商品の値上げ申し訳ありません"などとまで書かれているではないか。


   小麦の国際的価格高騰が止まらず、最近では「米粉」が急速に注目を集めているほど。小麦の何倍のコストがかかると言われていた米粉でさえ、今は米と小麦の価格差が一気に縮まってしまっているのだ。


   たまたま、美術の教科書などでも掲載されているようだが、この世で一番美しい書とよばれている『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』をネットで見ていた。
  七月。この時期はまさに小麦の収穫期の様子が描かれている。小麦は主食のパンになる。だからこそこの収穫量が国民の胃袋を左右した。収穫量の如何は本当に切実な問題だ。
  そして後方にはベリー公の建物が。クラン城か。ベリー公はなんと約17の宮殿、居館、城館を持っていたそうで、暮らしぶりはまさに王様だ。王様だって国民だって、みな小麦の収穫を心の底から待ち望んでいる。
  


   さして、話はまた、あのパン屋さんに戻り・・・・。従来の価格が頭にインプットされているパンの値上げ。何倍になっているわけではないものの、美味しさを失いつつあれば「・・・・ん・・・今日はやめておこう」ということもある。「焼きたてですよ~」というおばさんの声に「じゃあ、それも!」という事もない。
   ああ、なんてことだぁ!一庶民のボヤキは続くわけか・・・・・。


画像は 『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』より


  携帯電話が日常となったなと感じた日だった。21日になった瞬間から「おめでとう」コールの小さな?嵐がやってきた。午前零時からピロロンピロロン携帯メールを受信。"お誕生日おめでとう!"なんてお祝いメッセージが次々と。そんな年齢はとっくの昔に過ぎているのにね・・・・・・・・
  「幸多かれと祈ります」とか「健康で素適な一年を」など真面目な文面やらいろいろ。びっしり絵文字がキラキラ動いたり光ったりするメールまであった。「また一段と素晴らしい時間がやってきます!ミラクルおめでとう!」とある。Оさんだ。
ミラクルか?・・・・こりゃまた凄い話しだね。
  多分、皆さんの携帯電話に「私の誕生日」を登録していただいてあって、当日に「バースデー!」とでもお知らせがあったのだろう。昔で言えば、誕生カードだった時代を過ぎ、今は完全に携帯電話が圧倒。
  誕生日とはいいものだ、とつくつ゜く感じた。いくつになっても「おめでとう」の言葉ってうれしいものなんだなと思った。恰も、新しい年を迎えた瞬間のような興奮。何か、この日がまるで自分の「新年」のような気持ちがした。元気で頑張るよ!みんなのおかげだ。ありがとう!ありがとう!


   まさに枝豆はこれから旬!旬!の季節を迎える。
枝豆王子こと児島啓介さんが本を出版した。『いつだって枝豆! CD付』(青春出版社)。枝豆の魅力がたっぷりつまって6月19日に発売。
  「4月は一ヶ月間ほどこもりまーす」と言っていた枝豆王子。やったね!妙にウレシイ。
  気がつけば溜息が出てしまうほどに自己顕示の強い方々が多いこうした業界の中で、王子のあまりに良すぎる?人柄。思わず「フレーッ!フレーッ!」と応援したくなる人なのだ。枝豆王子の"枝豆"へのふかーいふかーい愛情が伝わってくる一冊だ。

『いつだって枝豆! CD付』はこちら

ch01.政治 : 舌戦


   騙す、騙されるといえば日本も何度も北朝鮮には騙されてきた。動き出せば信用できる・・・というわけでもないのだが。

   先般、自民党の安倍晋三前首相が講演した時に超党派の山崎拓元自民党副総裁が会長をつとめる「日朝国交正常化推進議員連盟」が北朝鮮への制裁解除と対話路線への転換を主張していることについて、「交渉を行っている政府よりも甘いことを言ってしまったのでは、政府の外交交渉能力を大きく損なう。百害あって一利なしだ」と述べ、この発言に対し、山崎氏が安倍氏の発言を「幼稚な考え」ときり返し、またこれに対して安倍さんは「日本語能力がないのではないか」とこき下ろした上で「百害あって利権ありと言いたくなる。国会議員は国益を考えて行動すべき」と強く批判した。安倍さんもよく言った。山崎氏は自分の政治生命が危ない!とまできた・・・・・
   怒り心頭の山崎氏は山崎派総会の席において「私は北朝鮮利権と全く関係ない。誹謗や中傷する政治家の人格を疑いたい」と猛反論。安倍氏に対し発言取り消しと謝罪を求める方針を表明。内容証明郵便で申し入れ書をまで郵送したとかいうではないか・・・・ 対北朝鮮政策を巡り、自民党内で安倍晋三前首相と山崎拓元幹事長の舌戦が表面化しているが、党内で言葉尻に熱くなっていてはしようがないじゃないか。

社会問題 : 人が「企む」時


   いまや1500万人が登録しているという巨大な交流の場"SNS"。悪質なマルチ販売の加入や詐欺が横行しているという恐るべき実態があると言われている。実は恐さが余り知られていない「裏」がある。
  中でも注目のミクシィーなど紹介者ありの個人情報の入力も本当は恐いものがある。余り具体的には書けないが、昨年はそれに絡む"事件"もあった。まあ、恐るべき!というほどでもないプチ事件ではあるのだが、普通の人の一部が「悪」に変わっていくことが露呈される。それなりの勉強もした。ネット社会とはかかわるものは、ますます目をひからせていないとならないところなのだ。
   しかし、本当に人とは「悪事」を考えるものだという事件が起こった。ニュースを聞いて「あらまあ」とビックリした。埼玉県の自称会社役員が7000兆円のニセ預金残高を示し、引き出す手続き料と称して3億円を騙し取ったという。7000兆円!信じられない金額だが。騙されたのは美術品輸入販売会社の会長。「合併前の銀行が海外投資した利益が7000兆円に膨んで、当時の頭取の口座にある。使えるようにする手続き書類の印紙代を貸してくれれば、報奨金として30億円をつけて返す」・・・・というのが実は嘘。嘘だとわかるだろう?と普通は思うものなのだが・・・
  要は嘘が見破られるか否かだ。しかし、人は欲のかわがつっぱると何もかもが分からなくなってくるのも事実。目の前にゼロが並ぶ「嘘」の通帳をドーンと見せられると「もしかしたら?・・・」と欲のかわがつっぱりはじめ、見破ることが出来なくなるものだ。
  ネット上でも人は嘘をつく。ついている間、それほど悪意はない人もいる。かるーい気持ちで・・・という感じか。プロフィルなんて時々爆笑ものだ。軽いジョークで終わらせるならまだよいが、心の底でじわりじわりと欲望が渦巻くといろいろ企むようになるのだ。ネット上では、みんな何か「お知り合い」の気分で軽く付き合うのでより嘘の感覚がなくなる。事件が起こってからでは遅いのだが・・・・やはり、煮え湯を飲んだりとか深い傷をおわないと人はなかなか分からない生き物なのだろう・・・・。ご注意!ご注意!


  最近、私の近くにいる人々がおかしな?というか面白い?ことを言う。
「先行き不安を解消するためになんか資格をとっておこうと思う」と言う。勿論、チャレンジする精神は素晴らしいことであるし、そのエネルギイもいいなと思うのだが、「なんか資格」?って何? 「先行き不安」というよりそういうことを言うその人の「今」が心配になってくる。話しを聞いていくと、その資格をどう生かしていきていか、具体案をまるで考えていない。「とれば何とかなるでしょう?やっぱ、手に職でしょう?」とか言う。とっただけでは何とかならない現実を知らなさ過ぎる感。手に職と自信を持つ、そして要はそれでビジネスとしてお金を得るのであればより具体性が必要だ。趣味でなんとなく通ってみようかなあ~のお教室ではない。何となく不安解消の為の資格などない・・・・と最近は強く思う。
  そんな人々に例えば「じゃあ、何か最近気になる事は何?」と聞けば、ワイドショーなどで繰り返しているネタ?のやきなおしばかり?要は「思考」がストップしているように感じる。それこそが「気になって」「不安」である。且つそれを指摘しても思考していないから不安の意味が分からない。いつも「~が言っていた」「書いてあった」の表現。自分の頭で考えていない。そんな人々が何の資格を取ってどうしていくのか、私自身がこんなにカリカリすることもないのだが・・・。

  なんとか力~というのがブームのようであるが、まさに「地頭力」だ。さて、これは何と読むのか?


  正解は「じあたまりょく」。これは仕事や人生の問題をスピーディーに解決する「考える力」のことで、①結論から考える「仮説思考力」②全体から考える「フレームワーク思考力」③単純に考える「抽象化思考力」が三大構成要素となっているそうだ。ビジネスコンサルタントの細谷功さんが広めた言葉だ。
  日常生活で起こりうる様々な事象をこの「じあたまりょく」で分解していく。思考することの楽しさが発見できる。如何に、自分が日常生活の中で「思考」していなかったことが分かる。こわいほど分かる。人間とは「思考」しなくても「何となく」生きていけるものだということが分かる。しかし「思考」していなかつた時間が長いとそれは本当に取り返しつかないほどの時間の蓄積を感じるだろう。
  「思考」に年齢はない。「思考」を止めた時点で、考えない人になってしまう。たまにはロダンの「考える人」のようになろう・・・・


読んでみませんか?『いま、すぐはじめる地頭力』の紹介

ch05.エンタテイメント : 新しい発見!『男はつらいよ』


  映画『男はつらいよ』が誕生して今年で40年目だという。主人公の寅さん役の渥美清さんが亡くなられた時は「ああ!寅さんが見られなくなるぅ・・・・・」とかなりショックを受けたが。
  なんと第1作目は1969年に公開され、この年とは、例えばアポロ11号が月面着陸成功、東大安田講堂が落城した・・・・と言われれば「あぁ!ふんふん」とうっすら思い出す程度。
  マドンナは御前様の娘で光本幸子さんが演じたらしい・・・(私はあまり良く知らない女優さんで、スミマセン)。これまでに多くの作品を見てきたつもりだったが、第一作目には寅さんの出生の秘密が出てくると言う。寅さんと妹・さくらが異母兄妹だったとは・・・・・知らなかった!さくらは父・平三と正妻との間に生まれ、寅さんのお母さんは芸者のお菊さんでそのお菊さんは第2作目と第7作目に登場するとか。また、さくらが東京丸の内のOLだった?知らないことが続々だ。
  神楽坂女声合唱団で歌のレッスンをご一緒している倍賞千恵子さん姿を見る度「ああ!さくらさん!さくらさんか!・・・・」と思っているほど私は『男はつらいよ』のファンの一人であったが、いやはや、実に知らない事とは多いものだ・・・・・あらためて第一作目からじっくり見たいと思う。

ch12.その他 : It's raining

 
  梅雨。こんな時期は何となく毎日の空模様が気になる・・・・・。

  先般、ある会合があった。前日からよく降るものだと溜息がでるほど雨が降っていた。早くやまないかなあと思っていたが、雨はやまない・・・・。
  ふと、「雨がぱらついて・・・」とか「そぼ降る」など状況によって表現が美しい日本語とは、なんと豊かな言葉だろうって思った。It's raining!でもね!その日の雨はまさに土砂降りか。
  会場に到着した時、みなさん「いやあ、凄い雨降りねぇ」「酷い降りですねぇ」などだいたい凄いとか酷いとか。もし若者がいたら「マジすごいっスよ~」や「ヤバクないっスか?」なんて、また始まったかという表現をしてくるのだろう。
  そんな事を思っている時、ある女性は会場に入ると息をきらしてこう言った。「バケツをひっくり返したような雨ですねえ!」。そして彼女はその表現を繰り返していた。久しぶりに聞いた表現。
  その日の雨はよく落語に出てくるような「車軸を流すような雨」とでも言おうか。昔なら牛車か?ちょっと近い過去で言えば、大八車か?まさにそんな雨の日。彼女の一言がとても嬉しくかった。

ch07.味 : 葡萄たちの囁き

  まだ、いろいろ仕掛け中なのでしゃべれないことも多いのだが、今、仕事でまさに"ワイン"の中?という感じである。今日も、昼過ぎから某ワインの打ち合わせで、その奥の深さに改めて感動していた。最近は本当に感動が多い。打ち合わせ中にFさんが「あっ!そうそう」と言いながら席を立ち、暫くして「これです」と一冊の分厚い本を持ってきてくださった。『地図で見る 世界のワイン』(産調出版)という実に立派な大型本であった。それこそ、詳細な"世界"のワインについて書かれている。Fさんは丁寧に説明を続けてくれた。
  友と語らう時、お祝いの席で、しんみり友人の恋の話・・・・ワインは欠かせないもの。ソムリエでもなんでもないので、気の利いたコメントは出来ないが、何とも美味しい!と思えるワインに出会った時は、その過ごす時間も芳醇な香りに包まれるものだ。
  太陽の陽射しを受けて育った葡萄たちが熟成してそして・・・・・今、こうして私の前で何かを囁いているではないか。良い時間をより愉しくするために、ちょっと話してみたくなってきた・・・・・。

「地図で見る 世界のワイン」はこちら

ch12.その他 : 貢献


   今、地域キャラクターブームのようである。アンパンマンの作者である漫画家のやなせたかしさんが新潟県の米粉製品をPRするキャラクター「コメパンマン」を発表した。お米から作るパンやお菓子、麺などとよりバリエーションが広がり、米の消費の回復に貢献する。
  このコメパンマンはアンパンマンの幼馴染とか?米粒の形をした目と髪型、頭には米粒をのせている。胸には「米印」が。やなせさんは新潟 県からの「小麦アレルギーのせいで食べられるメニューが限られた 人々を救う」という県の取り組みに共感されたという。しかし、とてももうすぐ90歳というやなせたかしさん。とてもとても信じられない。あれほどのパワー溢れる活動に感激だ。「大切なのは"喜ばせごっこ"かな」とにこやかに語るやなせさんの姿をテレビで見て、ああ、仕事を通して、こんな貢献をしたいと心の底から思った。

ch02.健康 : 肌艶


   映画評論家の水野晴郎さんが10日に肝不全のため亡くなったというニュースを聞いた。享年76歳。あの独特の笑顔と口ひげで「いやあ!映画って本当にいいもんですね~」という決めゼリフ。人気があった。
  1996年に自らの製作・監督・脚本・主演の映画「シベリア超特急」を発表した時にテレビでお顔を拝見した時にこれまで私の中にイメージであった水野さんが余りに変わっていたので驚いた記憶がある。人は歳をとるものだから仕方もないのだが、何か痩せて、ちょっと顔色が悪い気がした。テレビ画面でもそう感じたのだから、多分親しい方はもっと感じられたのではないかと思う。しかし、あの名セリフが聞けなくなったと思うと哀しいものだ。


   「これから大阪に出張なんですよ」と言って、暫くして腎不全で亡くなった以前勤務していた新聞社のK編集局長の事を思い出した。その時、あまりに顔色が良くないので心配したら「ちょっとね、風邪気味かなぁ。でも大丈夫ですよ」と笑っていらした。
  でも、次第に痩せて、とにかく顔色が土色で艶が無くなった事を記憶している。元気であるかどうかは「肌」の状態で分かり易い。なんとも・・・・・。「太った?」なんて言われるのは幸せかも知れない。いつまでも(とはいかないが・・・・)肌艶よく元気でいたい。


 

ch12.その他 : 毎日毎日・・・


   友人が、足を怪我して痛い痛い・・・・ということで「兎に角、早く病院に行ったほうがいい」とすすめていた。"足の裏"の怪我ということで、しっかり見たわけでもないのでどんな状態であるのかは分からなかったのだが、「梅雨時は化膿し易いし本当に気をつけて。早く病院に」と言っていた。
  「昨夜も母は相変わらず・・・・・なんか爆発したら、痛みが消えちゃったのよ。足の痛みもストレスなのかな?」なんてメールがきた。???・・・・・と、ますますわけが分からなくなっていた。
  長い間、高齢のお母様の看病をしている彼女ではあるが、本当に家族の看病とは大変なものだとつくづく思うのだ。ホームヘルパーさんや兄弟たちとてわけして看病をしていても「本当に疲れるわ~」という時折彼女の口から洩れる溜息に返す言葉が見つからないことがある。特に自宅での看病は毎日毎日・・・・・の連続だ。身内は我儘もでる。
   ふと、脳内出血で入院していた父が退院し、自宅でリハビリをしていた頃の事を思い出した。思うように体が動かない父は、家族にちょっとした事でもあたった。明るかった父の変貌ぶりに悲しかったが、我儘?ぶりには時は腹立たしくなって無視したり暴言を吐いたこともあった。心の中では病気の父に詫びて・・・詫びていた。しかし、忙殺され、疲労困憊の日常生活の中では、やはり人とは完璧でなれないものだ。"大変大変"とはいうものの看病は育児とはまた違う。終わってみれば・・・・・そんな気持ちにもなるのたが、まさに"最中"は闘いである。永遠の別れが来て、そして日々が過ぎ去った時だからこそ、いろいろな事が客観的に見ることができるのだ・・・・・・。だからこそ、今、まさに親の看病真っ只中の友人との会話の中で、何か少しでも彼女の気持ちがほっと出来るように自分が何かの役に立てればいいなあと思う。

社会問題 :


  今日は会う人々と、昨日発生した秋葉原の通り魔事件の話しになった。白昼の無差別殺傷事件は、理不尽としかいいようがない。昔は優等生だったとか、両親もしっかりしたとか、ニュースでいろいろ言うが、こんな事件を起こした犯人へは怒りしかない。昨日のこの時間、私は鳥越神社の千貫神輿を見ていた。若者の威勢と熱気に包まれていた。そんな元気漲る若者達。彼らだって怒りも悩みもあるだろう。でも一生懸命に生きているよ・・・・・・・

  逮捕された加藤智大容疑者は事件の約7時間前から携帯サイトの掲示板で犯行を予告していたというじゃないか。自宅のある静岡から秋葉原に向かう中、携帯の掲示板に書き込みをしていたという。午後0時10分には「時間です」と書き込んでこのあとにトラックで現場の交差点に突っ込む。そして、彼とは全く関係のない、人々に危害を与える。本当に狂っているとしかいえない。
  ある人が 2001年6月8日に起こった大阪教育大学附属池田小事件の事を言った。「同じ6月8日ですよ」と。何てことだ。こうした、事件が起こらないように一体何をどうしたらよいのだろうか?


ch10.生活 : 夏のにおい

千貫神輿.jpg

  鳥越神社の御本社御輿は、台輪四尺三寸のいわゆる千貫神輿。都内では最大級といわれている。鳥越神社の昔から地元に米蔵職人など重い物を担ぐ人が多く、力任せに担ぐ江戸の担ぎかたの源流からきているらしい。もみくちゃになりながらこの千貫神輿を見る。下町の風物詩 夏の到来を感じる威勢の良い声は本当に気持ちが良い。。

ch10.生活 : いつも熱いスタートを


  東京直下大地震は必ず来るよ・・・・なんて事を友人から聞いているが、言い方は変だが、最近どこか冷めてきた・・・・。たとえ家の中にシェルターを作ったとしても・・・・(テレビ番組で実際に作った方のレポートなど見て、ふむふむ200万弱で作れるのかなんて考えてみる)。しかし、その時に一体自分がどこにいるのか?なんて考えると、わけ分からなくなってくる。仕事で新幹線、特急、地下鉄、そして山手線の中でも時折、今大地震が起こったら・・・・と考えている事がある。ああ、パニックなんだろうなあと思う。この人混みの中で。しかし、その時の対処なんてわかりゃしないと最近はつくづく思うのだ。
  ペットのイヌやネコの異常行動を市民からリアルタイムで集めて、地震予知に繋げようという試みが、2009年にも関西の2府6県でスタートする見通しになったらしいが、さてさて。
  しかし、昨年の7月に新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の「原酒造」が新開発の酒米で仕込んだ大吟醸酒を発売、新しい酒蔵の建設にも着手したという。地震で土蔵など建物の約3分の2が倒壊し当時はどこから手を付けたらよいか全く分からなかった状態だったという。しかしタンク内に残ったわずかな酒に希望を託して復旧作業に取り組んでなんと1カ月後に再開。 新しい銘柄『越の誉』でスタートという嬉しいニュースを聞いた。


  私も仕事で時折「うわっーっ間に合わないよ!」という時や終電ないよ~という時はタクシーをよく利用する。時々?2回くらいか「お客さん、どうですかぁ?」とキャンディーをいただいたことがある。しかし・・・・・「居酒屋タクシー」とはよく言ったものだ。呆れた。


  民主党の長妻昭議員の調査で明るみに出てから、各省庁もしぶしぶ調査した結果がこれだ。とんでもない事例が出てきた。常連の役人たちは帰宅時間になると、庁舎の前で待つタクシーではなくて、居酒屋タクシーと携帯で連絡をとって利用していた。記者からの質問で流石の福田さんも返す言葉を失っているように見えた。

  クーラーバック?を設置したタクシーもあったとかで、ビールにおつまみそして現金や商品券まで受け取っていたことまでも明るみに出てきた。もっとセコイのが、割り増しで請求してバックをもらっていたという役人もいるというのだから、唖然とする。1日1回で、1万5000円~2万円という金額をポケットマネーから出す人はいない。我々の税金で乗って飲んで、挙句の果ては「奥様にどうぞどうぞ」と"米"まで玄関に運んだとか?
  呆れて言葉も出ないとはこんなことか・・・・・・

ch07.味 : 食べるということ


   20代の頃にある仕事先で母校が同じ方と会い、「わあ、同じですね」と言ったところ「日本女子大卒業なんて掃いて捨てるほどいるわよ!犬も歩けばなんとやら」とかなんとか、それこそ、はき捨てるように言われたことがあった。それから、先方から言われるまでは、一切言わないことにしていた。
  先般、実施したセミナーに、たまたまクライアントからのご紹介で栄養学博士の白鳥早奈英先生にお目にかかった。元気一杯で楽しい時間を過ごしたのだが、すぐに会社のほうへご著書『元気2倍増 効き目3倍増  食べ合わせ新百科』(ブックマン社)を送ってきてくださった。最新の栄養成分について分かりやすくまとめられている。その上、プロフィルを拝見して、実に母校が一緒である事がわかり、久しぶりにお礼のお手紙に、そのことについふれた。頑張っている同窓と会ったこと。何か、心の中がほくっとあたたかくなった。
  

   日々、何気なく食べている「食べ物」に、本当に気を遣うようになった。野菜を中心に「バランス!バランス!」と唱えている。しっかりと意識しないとビールにちくわ、日本酒に塩辛、ワインにブルーチーズ・・・・・てなことになりかねないからである。日々の弛まぬ努力がまさに「からだ」を作っているからこそ、日々の積み重ねが大切なのだ。
  「やっぱり小麦の値上がりが響いているよ、いつもの100円の大好きなあんぱんが135円になっていたよ」「そうそう、チョコクロワッサンが絶対に小さくなっていた」と、子どもの会話ではなく、いいとし?の大人の男友達の会話だ。彼らにも、その価格アップした"あんぱん"や小さくなった"チョコクロワッサン"には温野菜や野菜ジュースなどをプラスすることを言わないとならないね。

  

ch07.味 : 大漁!

   最近は地球温暖化に因んだ番組が多いなあ・・・・と思っていたところ、石川県能登半島の輪島漁港で、本マグロの大漁が相次いで前例がないほどの水揚げ量に、関係者も首をひねっているというニュースを見た。これも異常気象が原因なのか?
 6月3日に出漁したまき網船団18隻が深夜0時頃、能登半島沖で本マグロの大きな群れを見つけ、4時間余りかかって、約500本の本マグロを水揚げしたそうだ。「本マグロ!」と思わず、声がうわずってしまった。聞くところによれば輪島漁港では、2日前にも能登半島の定置網に本マグロ250本近くが水揚げされたばかりとか。一体どうしたのだろうか!「本マグロ!」とまた声がうわずってしまった・・・・・

ch04.カルチャー : 男の魅力

  
   週間朝日(6月13日号 2008 増大号)の表紙を首相候補の麻生太郎と社長・島耕作が飾っている。「スペシャル対談 元気だぜ!ニッポン」だ。そうか、島耕作も社長かぁ・・・・・風貌も・・・やはり歳とったなぁ。日本マンガ界3大サラリーマンのひとり・島耕作。金太郎よりは耕作が好きかな。
  週刊誌の対談を読み終えた。ん・・・・・・いい時間が過ぎた。というのに、"なんだか、課長時代の耕作がやっぱり好きなんだ"と思った。あの時代の、課長の耕作が好きなんだと。不思議なもんだね。あのどきどき感のある頃の、島耕作が私は好き。

ふっと、『徒然草』の"いでや、この代に生まれては"の一節をいきなり思い出し・・・・。
「手などつたなからず走り書き 声をかしくて拍子とり いたましうするものから 下戸ならぬこそをのこはよけれ」
んーっ。やっぱりそんな男が魅力だな。

ch12.その他 : 禁煙貯金


  5月31日の日曜日に友人たちと楽しく集まった。一人が禁煙して丁度1年経った。その期間に「禁煙貯金」なるものを貯金箱にコツコツと貯めた。この日に「丁度1年経ったよ」としみじみ語った。当初はなかなか辛かったものの1年とは意外と早く経ったようだ。
  チャリーンチャリーンとその貯金箱のお金がまとめられた。一部はまた、皆でちょっと旨いものでも食べて、何よりも寄付したいと言う。そしてその使い道についてあーだこーだとしゃべっていた。
  そして月曜日の朝、メールが入った。「16万1540円でした!」と。それまでは紫煙となっていたものだね・・・・・一日一日の積み重ねとはやはり偉大だね。何事もコツコツはいいものだ。まさに"雨雫も数落つれば岩の穴"か。

社会問題 : 宇宙の一員として


悲喜こもごも。
 地球に生まれて、多分、地球で死んでいく・・・・・のだろうが。

  今日、6月1日にNASAの発表は凄い。火星に着陸した探査機フェニックスが、氷のようなものを撮影したらしいよ。
火星だからね。昔々、昭和一桁の母親は、「火星人はね、こんな格好をしていて(くらげのようなタコのような姿であって)トマトを食べているのよ」と絵を描いてくれた。「なあに?」と問いかける私に母は笑っていた。本当に昔の話だが。

  ところでこの、探査機が着陸する際に、逆噴射をして表面の土が吹き飛ばされてもその下に隠れていた氷の層が露出した可能性が高いなんて言っている。この物体をロボットアームが採取して分析すれば、ジャーン!科学的な証明がされるわけだ。しかし、本当に氷?胸がドキドキしてくる。私たち以外に生命などないなんて何とも不遜である事が分かるのかも知れないし。しかし、ときめく日。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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