2012年1月アーカイブ

ch12.その他 : 海の神秘


先般、取材でサンシャイン水族館を案内していただいた。水族館は好きでよく行っていたところだが、リニュアル後はまたまたスゴイのだ。水槽などの工夫はやったね!という感じである。タコの水槽前では暫く時が経つのを忘れたほど。クラゲの神秘的な美しさにも暫し立ち止まっていた。しかしこうした生物が生きてきた"海"は思えば思うほどに神秘の世界である。
 
  神秘といえば北欧のバルト海で海底に沈んだ難破船を捜索していたスウェーデンの海底探査会社が、深さ80メートルの海底で巨大な物体を発見したというニュースを見た。画像も見たが、一体何?なのか。不思議な形状からUFOではないかとする説、映画「スター・ウォーズ」に登場する宇宙船「ミレニアム・ファルコン」説、そしてなんと地球の中心に通じる入口説まで飛び交っているらしい。だが海底探査にも費用がかかる。海底の単なる模様かとも思うが、やはりよくよく画像を見ると物体が埋もれているようにも見えてくる。

  海底の神秘。ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」「海底二万マイル」、コナン・ ドイル「失われた世界」、子供時代に]胸をときめかせて読んだ神秘が目の前にあるかのようである。海底は実に神秘の世界だね。  


  嫌なことだが今、「地震」の話は聞かない日はないほどだ。揺れだけではなく東北地方から関東地方にかけての広い範囲に巨大津波が襲来。そしてその津波によって、原子力発電所に影響を与えた。誰が予想できたであろうか?原発事故の影響を。

  今、地震保険への加入が増大していると聞いた。しかし加入する前に、地震保険の内容さえ朧な人々が多いのも実態だ。東日本大震災は阪神・淡路大震災の783億円を大幅に上回り、既に1兆6000億円を超えそうだ。ざっと20倍の規模。日本は、世界の国土の0.25%の面積しかない。しかし世界で発生するマグニチュード6以上の地震の20%以上が発生している国。地震大国だ。リスクは高い。日本で生活している以上はこの地震と付き合っていかなければならないのだろう。先般、東急ハンズへ行った時、防災グッズコーナーがひとだかりしていた。「十分な対策を準備!」とは言うが、自分は何も準備をしていない状態だ。

  霊峰富士。静かな顔をしているが活火山だ。秘めているものが大きすぎる。小さな地震が沢山起きるようになると・・・本格的だ。本当に危なくなったらきちんとした公表はされるだろう。しかし、南東側だと、宝永のような爆発。火山灰が東京まで飛んでくるな。あとは溶岩量。山体崩壊になったら・・・。別段、小説のテーマではなく、日々、そんなことをふと思ってしまう。


ch07.味 : 社食

   丸の内にオープンしたタニタ食堂が大人気のようだが、今、様々な企業の社員食堂が話題になっているようだ。自分のことを思い出してみると、社食でひと時・・・のような記憶が殆どない。社会人になって、新聞社に勤務することで、ものすごく食事をするのが早くなった。子ども時代の自分など想像も出来ぬほどに食事をするのが早い。

今の時代はそうした社員食堂があるところは実に恵まれた環境だなと思っている。タニタばかり゛てなく、ロート製薬の、旬の味を生かした社食「旬穀旬菜cafe」は家庭薬膳。なんでも一般人も利用できるそうだ。旬穀旬菜cafe

  「食」も「人間関係」もそして「社会生活」もバランス感覚が大切だと思う今日この頃。


今朝の地震、結構揺れたな・・・と思った。東京は震度3位か。しかし震源地が「富士吉田」と聞いて、本当に憂鬱になった。こうしたところで揺れが続くようだと「溶岩が上がって来ているかもしれない」とか聞いた。富士吉田の西の方、つまり青木ヶ原に近いとかなり×である。ここは東海地震とも関連する場所だ。ああ~平田直先生の言う様に「南関東で一発ぐらいは覚悟せよ」ということか?しようもないね。この憂鬱は!ジタバタしてもしようもない。来るときは来る。


   昨年発足した「としまの記憶」をつなぐ会。題一回目として「豊島区のここが好き」というテーマで動画コンテストを企画。動画の募集を行った。本日はその動画の最終審査日。1本5分程度のものではあるが、そこに作者の思いを先ず発見する。審査シートにはない、何というか"空気"を読み取る作業とでもいおうか。いわば「右脳」は一瞬のうちに過ぎ去る!そしてやわら、「左脳」への転換作業へ。人と初対面の時の感覚に似ている。瞬間芸とでもいおうか。一瞬のうちに読み取れるサムシング。それから、その人の経歴、仕事、専門分野だ家族構成だとごちゃごちゃしたものを分析していくわけだ。
  さてさて、「大賞」をはじめ、その他の賞も決まった。まあ「なるほど!」という結果゛てある。いよいよ2月4日の「社会貢献活動見本市」で表彰式となる。しかし、"街"を愛する気持ちは"街"をより知ることであるとつぐつく感じた日である。

ch04.カルチャー : きつい!

  「言響」の宮北侑季さんのメールマガジンをいつも楽しみにしている。彼女は話のプロでもあり、また女優さんでもある。その中の「心響日記」に『言い方がキツイ!と言われる人へ』というタイトルがあった。自分にあまりにも当てはまるので「おっ!」と思い読んだ。且つ、今はとても気をつけているので出ないが過去に「~すべきである」という言い方が多くある方に「いち子ちゃんは"べき子ちゃん"」と言われていたことがあった。

  さて、宮北さんが言うには、何でも言い方がきつく聞こえてしまう原因の多くは、声質が固い、語尾がしっかりしているのいずれかということだ。例として、大竹しのぶさんを挙げていたが、彼女のようにゆったりした話し方をされる人は声質がやわらかくフワフワした感じ。よく考えれば「あの人結構きついこと言っていたよね」と人から思われお得な声質でということだ。反対にたたみ掛けるように話す蓮舫さんは声質がかたく、ハキハキしたしゃべりで、隙がない感じとなるようだ。同じ内容であっても相手は説教・説得されているような気持ちになる。しかしいざという時には、非常に説得力のある声質。まあ政治家ははんなり~しゃべっていてはどうなのかな?と思うが。
  キツイと言われてしまう人は、「大竹しのぶ風」ではんなり、ゆったりした話し方を心がけ、テンポをおとしてかみ締めるように話すだけで、全然印象が変るという。こりゃ、難しい!
  結論、「きつい」といわれてしまう人は、あえて語尾をやわらかくする工夫も大切ということで「このような結果になりました」⇒「このような結果になったんですね」「何か、ご質問ありますか?」⇒「何か、ご質問ありますかあ~?」と、まあこんな感じ。
  だが、長年しみついたというかもって生まれた性格はなかなか治るものでもない。むしろ、「ぜんぜん美味しい」「やばいんですけど」「敷居が高くてなかなか行けないお店なんですけど」「だれだれが言ったみたいなんですがぁ」といったような言いまわしを先ず心がけてやめるようにしたい。
  
  ところで電話の応答でいつも感心するのがアメックスのスタッフの方々。いつ聞いても本当に美しい応対だ。感動する。兎に角いつもいつも素晴らしいと思う。
 まあ、そのシーンにあった言い方を心がければいいのだろうな。


   「そうそうそう!」と少し甲高い声に思わず振り向いた。某所で主婦らしき2人の女性の会話に耳がピクピクと反応した。面白そう・・・。ほんの数秒の会話だけれど。「息子にこれまでのお弁当で何が一番おいしかった?って聞いたら"シュウマイ"っていうのよ~全く、嫌になっちゃう」と言うと、また「そうそうそう!」と甲高い声で応えている。「朝早くから起きていろいろ工夫しておかずを作ったのにねえ~冷凍食品のシュウマイが一番だって言われるともう!悲しくなっちゃうのよ~子どもって覚えていないものなのねぇ~」という会話だった。
  
  息子は母親が自分の為に弁当箱にいろいろおかずや炊き立てのご飯を詰めていることは十分分っているし、弁当箱を開けた時、「わっ!」と特に男子は声には出さぬが、母親の存在の有難さを感じている筈だ。シュウマイが冷凍食品であろうと、自分で焼売の皮から作った自家製であろうと、まあいいではないか。母親からいきなり「何か一番おいしかった?」と聞かれた時に、もしかしたら「今、一番食べたいもの」が頭に浮かんだのかも知れない。早朝から台所にたつのはなかなか大変。特に寒い朝は少しでも布団の中にいたい。しかし、母親は子供の為に日々弁当を作る。それの繰り返しである。思えば一時のこと。永遠ではない作業。だから、手抜きと考えずに美味しい冷凍食品だってうまくアレンジして使えばいい。

ch12.その他 : 過去に学ぶ

   2011年3月11日の東日本大震災の影響で、首都圏の地震活動が活発化。これに伴い、マグニチュード7クラスの首都直下地震の発生確率が「4年以内に起きる可能性は70%」という東京大学地震研究所の発表から日々その話題で持ちきりだ。マスコミも少し騒ぎすぎではないかと。こうしたテーマは断片的な情報のかき集めの情報はただ人々の混乱を招くだけだ。真摯に時間をとって丁寧に進めていくしかない。

  先般、関東大震災の話をいろいろ聞いていが、その中で本所被覆廠跡の話はざっとは知っていたものの、約4万人が避難したが持ち出した家財道具に引火、火災旋風が発生して逃げることも出来ず、約38000人の方々が亡くなったという話は余りにもショックであった。何とも旋風が起こる数時間前は、みな食事をしたり、ほっと胸をなでおろしたり、中にはカルピスを売り歩く人もいたと聞いた。その数時間後に何千度もの火に巻き込まれようとは・・・誰も知る由もない。この話を私は詳しくは知らなかった。過去の出来事から学ぶことが実に多いと思った。

  どんなに騒ごうと騒ぐまいと起こるときは起こるのが地震。決して「予知」は出来ないと先般聞いたばかり。そして関東大震災は決して大昔の話ではない。やはり人がいる限りパニックは起こるだろう。もし高速道路にいたら、もし・・・といろいろ考えると本当に言葉も失ってしまう。

  ネットでは「25日に起こる!」とかいろいろ騒がれている。まあ、いつも冷静に生きているしかないな。あの3.11から、想像もしなかったほどに「地球」が変わってしまったのだから。

朝から取材。とにかく寒い上に雨降り。ひしひしと寒さを感じるのはトシのせいか?と思ってしまう。・・・というのに24日未明にかけて雪が降り、特に山沿いでは大雪になる気象庁の発表。
  夕方からの会議と打ち合わせを終えて家路に辿り着いた時はミゾレから完全!に雪になっていた。その上、東北地方で地震も発生。明日の朝は東京都心でも1~2センチの積雪になるようだ。まあ、しようもないが、明朝も足元しっかり出かけなくてはならないかと思うと気が重い。トシのせいか?と思うのもトシだなぁ・・・。寒さにすっかり弱くなった今日この頃。

 

ch06.音楽 : wonderful!


   2012年の神楽坂女声合唱団の活動が開始。今年のレッスン計画の為、昨夜は指揮の辻史朗先生、副指揮の栗原寛先生、そして音楽監督の吉岡しげ美さんととともに選曲会議であった。膨大ともいえる合唱曲の中からあれだこれだと検討しつつ決めていく。それぞれの団員の顔を思い浮かべ、その声質やなんやかんやと先生方はプロの目で検討していく。
  プロのみ、素人だけという合唱団でないところが魅力の神楽坂女声合唱団。仕事を持つ女性であるということがペースにあるものの、『歌』という点では、オペラもいればタンゴ、シャンソン、歌謡曲の歌手もいる。元タカラジェンヌがいるところもスゴイね。そして全くの素人が心ひとつに歌うのだ。
  今年も年末、チャリテイーディナーショーへをするとなると第13回目ということになるだろう。冷静に・・・よく続いたものだ。こうなったら15年、20年、25年・・・と続けたいものだが。
  この『合唱』を切欠として巡りあった友人は本当にいいものだと思っている。言い方はうまくないかも知れないが、人生に、損得なく参加出来るチャリティーをメーンにした活動が出来るということは何ともwonderful!である。、


"歴史が紡ぐ地震防災"ということで静岡大学の武村雅之先生のセミナー「関東大震災」を聞いた。「科学を過信せず自然に対しては用心深く謙虚になるべき」「一人の百人力より百人の一人力が大切」という教訓。心しておきたいものだ。
  また3月1日に吉川弘文館から出版予定の『関東大震災を歩く 現代に生きる災害の記憶』は是非読んでみたい一冊だ。死者10万5000人、倒潰・焼失家屋37万棟を数える関東大震災。
今なお、東京を歩くと慰霊碑、復興のモニュメントがひっそりと佇んでいるという。死者を弔いながら、どんな想いと理想をもって瓦礫だらけの街の復興をしたのか?豊富な写真と丹念な調査結果をまとめてあるという。今まだ癒えぬ3.11の記憶。鎮魂と再生を求めて深く考えたいものだ。

ch07.味 : ん!春の味覚

  ちょっと早めの春の味覚を味わう。鴨の鋤焼きに菜の花とセリを加えてみた。何とも春の味!ササガキの牛蒡は水にさらして灰汁をとる。。下仁田の長葱はトロ~リと美味い。徳島の肉厚の椎茸はこれでもかっ!と香りを放つ。大好きな舞茸も歯触りがいい。

ch12.その他 : 地震の話


   特許を取得した。まあ、経費云々はともあれ・・・申請してから、いやあ、これほど時間を要するものだとは思わなかった。実に長かったなあ・・・。それでもとりあえずホッである。内容が業務吉田事務所の一環ということでずっと進めていたものだが、昨年の3.11を体験してからは、ますます生活の中の必要性を感じた。今後は人々の地震国である日本の、一部り人でなく本当に一般の人々の生活の中で何か役立てる展開が出来ればとせつに思っている。
  しかし、とても嫌な言い方ではあるが「地震」の話を聞かない日はないほど、今、旬のテーマといえそうだ。だが、マスコミも断片的なメッセージが多い。例えば車内の中吊り広告の週刊誌の見出しなど、時としていわば煽情的というものも多い。これはまずいといつも思っている。確固たるものは誰も予想できない地震。なんだかんだ言っても"環境"にどう付き合っていくしかないのだ。
  

ch02.健康 : 弁当文化


   既に日本では馴染みのある保温保冷が出来るランチジャーだが、日本の様に弁当文化のないアメリカでは今クチコミで人気上昇中だという。
  さて、象印の「ミスター・ベントー」。円筒型のステンレス製容器に4つのプラスチック製の小型容器を重ねて納めたランチジャーだ。シンプルな外見でもスープからサラダまでいろいろな料理が時間が経過してもおいしく食べられるらしい。
  象印もアメリカでも一部アジア系住民にしか受け入れられないと考えて日本の商品をそのまま輸出していたものの、アメリカでも弁当に注目が集まり始めた時期に、栄養面でバランスのとれたヘルシーな弁当がまさにアメリカ人のハートを射止めたらしい。
 今ある"カラダ"は全て日々の食生活が作り出しているもの。まあサプリメントを服用するのもいいが、とにかく野菜を多くすること。そして肉と魚などバランスのとれた食事をとることだ。私は日々の料理に、出汁昆布と干し椎茸を欠かしたことがない。

ch01.政治 : 言い訳はいらない


   勉強不足だ云々かんぬんは政治家は言ってはいけないでしょ?米軍普天間飛行場代替基地建設の「年内着工」と言及した田中直紀防衛相。何をもって年内着工などということが言えた?分からない。辺野古崎に移設する計画を変えていないというベースがあるから「年内着工」と言ってしまったのでしょう。政治家は自分の口から出る言葉に一般人と異なることを十分に理解しないと。言い訳の言い訳が続くだけでしょうに。全く相手を無視したデリカシーのなさに言葉も出ない。

今日は第9回「調べる学習コンクールinとしま」の表彰式であった。プレゼンターをする為に朝から会場につめていた。開始の10時半より前に続々と受賞の小中学生とその家族が来場。奨励賞、豊島新聞社賞、としまテレビ賞、審査員特別賞、教育長賞、豊島区長賞と数々の受賞者の子どもたち。免状を受け取る時の少しだけ緊張した表情が何とも!すがすがしい。只管、頑張れ!頑張れ!とエールをおくる。

  そうそう、審査の日を思い出す。ひとつひとつの作品を見る。最終審査ともなれば力作揃い。何と難しいことか!斬新なテーマに真摯に向かうそんな気持ちはいつまでも大人になっても忘れないでほしいと思う。
調べる学習コンクール

ch05.エンタテイメント : テーブルマジック

  友人の経営する青山のバーで現役東大生のテーブルマジックを見る。マジックと言えば随分前に神戸のバーで見たことがある。至近距離でじーっと見ていても本当にタネ?が分からない。だからマジックなのだろうが・・・。一度、某凄腕のマジシャンをインタビュー取材したことがあり、この時も「では吉田さん、しっかりと手の中に入れておいてください」と言われたモノが忽然と姿を消した!そのモノが何であったか忘れているのが恥ずかしい話だが・・・
  しかしスプーンがグルグルに曲がっているのは本当に信じられず「超能力ではないのか?」と聞いてしまう。しかし「いや、マジックです!」とズバリ。トランプマジックでは「半分にちぎってください」と言われたが手元が狂った。その瞬間!マジシャンが「あぁぁぁ」と不気味な声を出した。申し訳ない。やはりちぎり方を間違った。やはり結果は×であった。そんな客もいるものです。「すみません」と謝る。あとは静かにテーブルマジックを堪能。これでいい。

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の人気に便乗した不審なダイレクトメールが送付されていたというニュースをテレビで聞いた。差出人はNPO法人「なでしこJAPAN WOW」と名乗る団体で「写真撮影会とTea Party」と題したイベントらしい。1回の定員は60人で、2月21日を締め切り。そして何故か?参加費用は11万円。全く存在しない架空の団体とアジア系外国人とみられる人の住む住所。誰が作成したのか封書の中にはA4サイズの紙3枚が入っていたらしい。チラッとだがその文面を見る限り、不謹慎だが、なかなかよくできているなと思った。慣れているなという感じ。しかし、一体どんな人?人々が作成したのだろうか? 便乗詐欺を考える人はそれなりに構成力のある人間なんだろう。しかし、いつも思うが、そんな能力を人に役立つように使い、そしてそれなりに稼ぐことにも専心?すりゃいいのにと思う。

  氷点下とまではいかないものの、東京も冬将軍おなり~というほどの寒さだ。まあ、一泊二日という短期滞在ということではあるが、外の空気はきんきんと冷えている。こんな時はうっかりすると風邪をひく。本当にあれっという油断した時だ。とにかく大切なことは体温を下げないこと。平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がるそうだ。「そういえば!」と思い当たった。昨年の12月は本当に仕事でもワサワサと忙殺され、且つ忘年会の嵐だった。過度な飲酒がまた免疫力を下げるのだ。分かっちゃいるけどやめられず。
   合間にインフルエンザ予防接種を2回したのだが、その時に検温すると35度台だった。「おかしいな?」と何回はかっても35度台だった。看護師さんは「吉田さん、もう、いいですよ~」と言う。いつもは36度4分というのにね・・・。

  そして24日の夜、そうクリスマスイブの日だ。この日は高速にのっていた。あまりの空気の乾燥に喉の奥が痛みだし、「あれぇぇぇぇ~」という具合になった。だるい。そしてその夜、信じられないほどの高熱を出した。40度に手が届いちゃうくらいだ。その熱は翌日も下がる気配なし。よろよろになってその日のアポの断りをメールで出した。その後の記憶はなし。
  つまり、高熱がでるのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応といわれるがかなり免疫力が落ちていたのだろう。カラダを冷やすのは良くない。体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力は低下。特に免疫力を司る腸内環境の悪化。悪玉菌や有害菌が増殖は病気や感染病の原因にもなる。
 冷えは想像以上に怖い。冷えた部分の代謝活動が落ち、大切な栄養素や老廃物を運ぶ血行も悪化。これから寒い季節に多い心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことにもなる。
 平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化するらしい。つまり体温は免疫力を大きく左右するというわけだ。35度台で暮らしていた12月に高熱でひっくりかえったのはしようもないことだろう。
  皆さん、とにかくカラダを温めて、免疫力アップして乗り切りましょう!


ch02.健康 : 日本型食生活


  健康計測機器といったハードを提供してきた「タニタ」とカジュアルダイニングを展開するきちりと業務提携で丸ノ内国際ビルヂング地下1階にヘルシーレストラン「丸の内タニタ食堂」がオープンした。栄養バランスを考えたメニューでなんでも一食500キロカロリーとか。三食として1500キロカロリーとしたらかなり頑張った!ダイエットも可能。且つ塩分も3グラムだったか、これまたいい。常駐する管理栄養士がアドバイスを行うサービスも提供するらしい。至れり尽くせり。しかし場所は丸ノ内。私も以前の勤務地は暫く大手町であったが、こうしたところでの価格設定も今後の課題だろうなぁ。

  グルメという言葉が社会を揺さぶってから何年経つのだろうか?さんざんいろいろなものを食べつくしてきた現代人。日本人として、本来当たり前であった、理想ともいえる日本型食生活に戻るというのもいい機会なのかも知れない。炊き立ての米の美味さ、出汁をしっかりとった味噌汁。ワカメでもシジミでもいいな。発酵食品の漬物を少し。野菜の煮物。そして酢の物もあるといいな。そしてメーンは焼き魚か煮魚でも。バランスのとれた食事をしてしっかりと仕事をする。これが健康の秘訣だ。そして時々美酒に酔う。長生き出来そうだね。


   「黄金は人間の深い潜在意識の中で本能を満足させシンボルとして用いることを促す何ものかをもっている」とはオーストリアの精神分析の創始者であるフロイトの言葉であるが、現在は本当にこの黄金に纏わるトラブルも多く発生しているので注意が必要だ。
  昔、「押し売り」というものもあったが今は「押し買い」というのか゜横行している。例えば、古着などがあったら買い取るという口実で家を訪れるのだが、ブランド物や宝石などのアクセサリーがないかともちかける。何でも買い取るといわれ、安心して貴金属類をその業者に見せてしまう。とんでもない価格で買い取り貴金属類を持ち去ってしまうらしい。業者側は代金を渡しているので窃盗ではないと主張。全くいろいろな商売が時代時代に出現するものである。"黄金"に関する投資話にもご注意を。

ch12.その他 : とにかく笑おう!

  2012年の始まりは節分あけの2月4日から。まだまだ2011年の中にいるのだが・・・。何とかしないと、が多すぎる。とにかく世界の動きを決定づけるイベントか押し寄せる。

アメリカ、フランス、ロシア、韓國の大統領選挙、そして中国も国家元首選挙も。日本だって復興の事、そして原発問題はまだまだ問題山積。今年の春は政治は生みの苦しみだ。もがき苦しむ脱皮をしないと。

  1999年のことを思いだす。2000年問題で、ノストラダムスだ、地球滅亡だなんだかんだとあった。あれから何年経つのか?マヤ文明の暦が2012年12月21日に終わると騒いでいる人もいる。

  東京大神宮でいただいた「言葉の玉手箱」に"笑う門には福来る。笑って喜んで感謝するために私たちは生まれて来ました"と書いてある。確かに!今年もまた試練の連続だと思うが、とにかく「笑う」ことにしよう。眉間にしわ寄せて、胃痛に苦しんでいても楽しくもなかろう。とにかく、笑おう!

ch10.生活 : 寿ぎ

120108_1142~01.jpg本日は東京大神宮で「伊勢会」の新年会。第21回目となる。いろいろ準備もある為、早めにお参りした。澄み切った朝の神宮は本当に気持ちが良い。ご正殿での年頭のご祈祷のあと、いよいよ新年会へ。金春流シテ方能楽師の山井綱雄さんによるお仕舞「養老」。午後には伊勢瑞祥先生のお仕舞「高砂」と新年の寿ぎ感じる時間が流れる。何故か・・・「伊勢会女声合唱団」として陰陽五行唱歌『五つの愛』の合唱をする。毎年、皆と会える幸せを噛みしめている。写真は山井綱雄さんのお仕舞。今年の12月にはご子息と「隅田川」が予定されている。今から楽しみである。


能楽師・山井綱雄さん

ch03.美容 : 弛み

   女性が集まると必ずというほどでる話題が「太った」「痩せた」の話。正月を過ごした後は雑煮だ、おせち料理だ、スイーツだと、たいがいの人が食べ過ぎている。そして「どうしよう、2キロ太った」という話になる。それでダイエットに励むか?というと「困った」と言いながら新年会でまた飲み食いするわけである。
  そんな中で、温泉に行った話になる。通常、入浴は一人でするものだが、温泉に行くとなると、他人の裸も丸見え。いろいろ観察しては自分と比較しているようだ。面白い話も聞いた。ダイエットで約半分のめかたになった女性の体中も、とくに「腹回りの弛みがすごかった!」という話。女同志というのは実に酷なもので、決して何も言わず観察しているわけである。その異常ともいえる弛みに声も出ないでいたらしい。「顔はきれいなのにねぇ・・・」と。顔は綺麗だから何なんだ?と思って聞いていた。すると一人が「その弛みは切ってしまえばいいんじやないの?」と言う。まあ言いたい放題。人とは勝手なものだね。

  なんでも腹囲の皮膚は4ヶ月で新陳代謝を繰り返してるらしい。シワは1年に2cmの割合で縮小するとも聞いた。しかし、ダイエットはやはりカラダも綺麗に痩せたいものだ。これには素人判断ではなく、やはりプロによる食事指導、運動指導など生活面、精神面でのアドバイスが必要だなと思った。
  随分前だが、たかの由梨さんの広告コピーで"メリハリボディ"という言葉を使ったことがあるが、ダイエットはまさにメリハリがポイントだろう。ビラビラと弛んだ醜い皮膚をどこに収納しようか?などと悩みたくないものだから。

ch03.美容 : ダイコン様

10112329_T2.jpg人間は加齢する。それには抗うことは出来ない。無理は禁物。サプリメントブームがきてからどのくらいたつのだろう?すっかり日本にも定着した感がある。テレビのコマーシャルや通販番組、ダイレクトメールの数々に知らず知らずのうちにはまり、何となく元気がでるのかな?若返るのかな?とせっせとサプリメントを摂取する。ついこの前までは好奇心もあっていろいろ摂取したこともあったが今はやめて、どうなることかと観察している。周りを見回すと、ダイコンが美味そうだ。今は「ダイコンおろしダイエット」というものもあるらしい。なんでも、生の大根と大根おろしは同じものかではないそうで・・・。ダイコンをすりおろすと、「イソチオシアナート」という辛味成分が生成されるそうだ。これは、あのワサビなどにも含まれているものと同じタイプの辛味成分ということで、免疫力を高めたり殺菌や消化を高めたりするという効果があるとのこと。何でも活性酸素退治にはもってこいだと聞いた。こりゃいい!私自身、ある日、手の甲に少し出始めたシミが気になった。かなりのショックで、何とかならないものかとせっせせっせと日々、野菜を思いっきり食べる生活を続けた。するとシミ消えた!(いや、薄くなって殆ど目立たない)身近なダイコンに素晴らしい薬効があるのなら、毎日せっせとダイコンおろしを利用すればいいね。以前、長野県で「ねずみ大根」という大根をすりおろし、布巾で搾った汁に信州味噌を溶かしてつゆを作り、うどんをつけて食べる郷土料理「おしぼりうどん」を食べたことがあった。これはダイコンおろしではなく、搾り汁を使うものだったが兎に角、ねずみ大根の辛さといったら!海から遠い信州は昆布や鰹節といった海産物は入手しにくい。出汁も出来ない。醤油もまた江戸時代後期に普及したものである。今なお、伝わる郷土の味に感嘆したものだ。身近にある、こんな素晴らしい食材で美しく若々しく元気になろう!

社会問題 : 鵜呑み丸呑み

新年早々だが、やっぱりね!という感じのニュース。採点システムが看板の人気飲食店ランキングサイト「食べログ」で所謂、やらせ業者によってランキングが操作されていることが4日に分かったそうだ。サンケイリビング時代にいや?というほどに「クチコミ」の研究をしてきたが、これほどに信用があり、また信用できない両面性をもっているものはない。今回の「食べログ」の登録されている飲食店は全国でなんと約67万店。月間利用者数が伸びる一方でその響力は大きい。ランク一つでいくらでも繁盛店になるのだ。なんでも"裏ワザ"を駆使するとアプローチしたらしいが、チェックする側も、よくよく読めば「ははーん」と分かるものだ。再取材、追加取材などをしてくるとその嫌な臭いすら分かるようになる。石橋はたたいてもたたいてもそう壊れるものではないから。出来るだけ自分の目と舌で確認をしよう。あくまでも参考にとどめようね。へらへらと情報を鵜呑みしてしまう感覚は良くない。ネットの怖さと現代に生きている消費者の麻痺ぶりよく分かる事件だ。


ch05.エンタテイメント : チャレンジ

musica_logo.jpg  劇団ムジカフォンテ公演の公演「オズの魔法使い」(豊島区まちづくりバンク活動助成団体<東日本大震災・復興支援部門>参加)は参加者募集中ということだ。劇団主宰の知久晴美さんとは今「としまの記憶をつなぐ会」で一緒に活動をしている。彼女は兎に角「明るい」。一にも二にも「明るい」。酒も強いしよく喋って楽しい。今年は「年女よ~♪」と言っていた。知久さんタイプはどんな団体や組織にも必要なタイプだといつも思っている。それぞれ事務能力、営業能力と様々な能力に恵まれた方々が多い中で、やはり「明るさ」というのはこれからの時代に不可欠な要素だと思っている。いつも眉間にしわ寄せている人って嫌だよねぇ。今年、何か新しいことをやってみたいなと思ったら一度連絡をとってみてはどうだろう?「演技経験ないし」「歌ったのは中学が最後」とかつべこべ言っているうちに何でもダメもとでアタックしてみるのもいいのではないか?もしかしたら「無言」が素敵、つまりそんな能力があるかも知れない。

◆ロゴマークは「劇団ムジカフォンテ」◆

劇団ムジカフォンテはコチラ
 

ch12.その他 : 年賀状

先般、編集プロダクションの社長がこれまで5000枚の年賀状をやめたということについて少し書いたが、千枚単位ではないものの、やはりかなりのエネルギイを使うもの。最近は、殆ど画一化された印字のものが多くて、はっきり味わいがない。その人の味はやはり宛名でも残しておきたいものだと思って見ている。しかし、数百枚の年賀状はやはり不思議な嬉しさがあるものだ。「今度食事でも」といいながらなかなか実現しない。しかし、生きていからこそ嬉しい言葉の数々。昨年の賀状に目を通してみれば、亡くなった友人が2人もいるではないか。一年一年、元気だからこそ!のなせる業である。

ch07.味 : 手作りおせち

120102_1157~01.jpg  それまではお重につめていたおせち料理だが、10年ほど前に、不思議な什器を発見。大正時代に作られたもののようだ。多分いろいろな歴史があるのだろう。パズルのようだ。矩形に戻すのが結構頭を使う。一度写真に撮っておかないとあとあと組み合わせが出来ない。感嘆なようてせ意外と難しい。不思議な什器。今年もまた地味ながら手作りおせち。「一年中まめに働けますように」と黒豆。これは丹波の黒豆を使う。豊作を願う田作り。これはいい酒の肴になる。ぴりりと一味を使うのがミソ。くちなしが何故こんなに鮮やかな黄色に?と思うほど美しいキントン。ホクホクのサツマイモに栗をたっぷりいれる。紅白なますは豪華に五色なますにする。長寿の象徴の海老。そして正月料理は煮物も欠かせない。里芋、蓮根、牛蒡、人参・・・と。蓮根は未来を見通し、牛蒡はしっかりと根を張るようになど願を込めて。地味でも新年に手作りのおせち料理もいいものだ。

ch10.生活 : 1番!大吉!

2012年!あけましておめでとうございます!
今年も何卒よろしくお願い致します。
天気も良くて、何とものんびりとしたお正月です。

朝いちばんにメールをチェック。
毎年5000枚の年賀状を出していたというお世話になっている編集プロダクションの社長の電子メールを見た。今後は「ユネスコやフォスターペアレンツに寄付をするようになりました。ですから、この年賀状を読まれている方は、50円、世界に寄付していると思ってください」そして、(笑)とあった。年末の一週間がその作業iに費やされるのなら、今の時代は電子メールで十分じゃないかな?と思った。でもまだまだ、「パソコンは使わないの~」「ファックスも壊れたの~」という方々もいる時代です。その方々、その会社、その生き方もろもろに柔軟に対応されていいのではないかと思います・・・ね。兎に角、せかせか、こそこそは今年はやめようかと思っています。「潔さ」しかない。最近「政治」関連については書く気持ちもなくなっていたけど日夜はそんな関係ばかりの話題でしたねぇ。
だからこそ!いい日本の国を作っていきたいですね!

初詣。
生まれて初めて「1番」という御神籤をひきました。
わっ!「大吉」でした。
がんばろう!とシンプルに喜んでいます。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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著書紹介

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「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
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「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
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「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
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