2010年7月アーカイブ

ch10.生活 : 隅田川の花火

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今宵は隅田川の花火大会。二万発の花火が夜空に舞った。
「あぁぁ~!」と言っているうちにトドーンドーンと。
携帯ではそれこそあぁぁ・・・と言う間に終わってしまい、上手に撮れない。
上空を何機もヘリコプターが飛んでいる。きっと建設途中の東京スカイツリーとパッとした理想の花火の美しい画像が出来ているんだろうと思いながら・・・
まあ、下手くそでもこの夜の記念にひとつ。
それにしても・・・・

ch12.その他 : 死人に口なし


  暑い夏の怖い話ではないが、小説よりも奇怪な話があるものだ・・・。

  東京の足立区の民家で全国長寿の都内最高齢の111歳だった?加藤宗現さんがほぼミイラ化して見つかったという。約30年も前から自室に閉じこもったままたどいうことで、警察は死亡時期の特定を急いでいるとはいうが、何ともいい加減な話にしか思えない。2~3日だって閉じこもったら家族は大騒ぎたろうにね。
  しかし年金が引き出されていたという事実で、なるほどねと少し解読できた。且つ電気毛布が敷かれていた?・・・ははぁ・・・失礼ながらまるでサスペンス小説を読むようだ。
  生きているものはどんなことだって言える。嘘だっていえるかもしれない。嘘でもついているうちにまことの話にも感じてきたのかもしれない。死人に口なしというものだは。幸せな老後についてつくづく考えてしまう。

ch04.カルチャー : 何故?彦根?

かろむ.jpg 「えーっ!吉田さん、知らないんてすか?」と言われてみても知らないものは知らない。以前、群馬県の人にやはり「知らないんですか?」と言われたことのある"上毛カルタ"というのがあった。群馬の人はみんなそらでいえるというほどでビックリした。今回は、カロムというボードゲーム。キャロムとかカルムなどとも呼ばれることもあるらしいが、名前も知らなければ試したこともない。「はぁ?」というままかたまってしまったわけである。12世紀頃にエジプトで始まり世界に広がったらしいのだが・・・。兎に角、このゲームは今や、あのラブリーなキャラクター・ひこにゃんで有名な滋賀県彦根市では、なんと一家に一台所有しており、知らない者はいない!ほど普及しているというケームらしい。由緒ただしき家では黒檀の特注品もあったというから、またまた驚き。しかし東京生まれの東京育ちの自分が誇れるものって?と考えても浮かばない。困ったものだ・・・


写真は頭脳ゲーム・カロムで勝負風景。3時間もあっという間らしい・・・

ch02.健康 : 桑田佳祐さん!


  新聞の株式欄を見ていると、その数字が本当に生き物のように見えてくる。ふうっと甘ったるい夢なのか、悪夢なのか、あのパブル景気の時の数字が浮かんでくる。あれは一体何だったのか?そして現代は?と一瞬、混乱する。やはり、この世は夢幻か・・・と思うのだ。


  ところで、サザンオールスターズの桑田佳祐さんがツアー前の検診で初期の食道癌がんが発見され、手術するとの発表があり驚いた。所属する芸能プロダクションのアミューズの株価が28日、一時、前日比30円安の890円まで下落して年初来安値を下回ったというニュースを見て、衝撃。療養が必要となるしアルバム発売やツアー中止などやはり業績に影響するからだと言う。屋台骨を支える大物ともなると自分の健康状態までが何もかもを左右してしまう世界か・・・。少しきついな。だが、きちんと手術をして、ゆっくり静養して回復して、またパワフルなステージを見せてほしい。

ch12.その他 : メールは難しい!


  プログの検索ワードについて久しぶりにチェックしてみた。「乱筆乱文」がとんでもない数字で飛び上がっているだはないか・・・!ちょっとビックリして、「はて?」と思ったが、つい、ふふふと笑ってしまった。

  先般、いつもいろいろお世話になっているライターのくりちゃんと暑気払いをしていた時の事だ。ついメールの文章の話になった。腹の中で煮えたぎっていたからなのかも知れない。
  「なんだか、読む度にイライラがとまらなくなるメールか゜あるのよね~」と言うと「一体どんなメールなんですか?」とくりちゃんはビールを呑みながらケタケタ笑っている。「不思議なんだけど、毎回、そのメールを読むと腹が立って腹が立って、その後にイライラするのよね~」とまた言うと今度はお腹をかかえて笑っているではないか。
  腹が立つ内容でもないのに、何故そのメールを読むとイライラとしてくるのか?・・・不思議に思い、かなり自分なりに分析をしていみた。文体か?言い回しか?さて他には?と。そしてその結果ねえ~と話すと「吉田さん、それって一冊の本になるくらい面白い!!」と言うではないか。別段、そのメールは乱筆乱文ではない・・・と思う。しかし、何故?何故だ!というメールが時々出現する。人柄はいいのに・・・と。
  そうかと思うと「何と!まあ!」と感動のメールもある。仕事でお世話になったイタリアのドルチーニさん、そして中国の胡興智【コ キョウチ】さん。もうお二方のメールは何度も何度も読み返しても感動しきり、本当に感服するばかりなのだ。日本人より日本語をよく理解して、何よりも美しい。決して美辞麗句などではない。仕事だから実務に徹しビジネス一本でいいのだ。外国の方から本当にすっきりと美しいメールを頂くと、「よーし!頑張るぞ!」という気持ちになる。  文はひとなりとはよくいったものだなあ。何とも不思議なもの。特になれている【と勘違い?】メールで伝達することの難しさよ!

ch12.その他 : 位相の心


 ご専門の数学だけでなく独自の教育論や人生論で有名な京都大名誉教授の森毅さんが24日になくなったということだ。享年82歳だった。ご長命であつたといえばそうなのかも知れないが・・・。こうした訃報で、ああ、人の命には本当に限りがあるのだなあと思うのである。
  森さんの人生論は本当に面白く、時に救われる思いがあった。。「ぼちぼちいこか~」「ええかげんで、いいんや~」という肩に入った力をふぅーっとぬいてくれる言葉の数々。ご専門は位相空間論はなかなか理解は出来ないものの森さんのおっしゃる位相の心はいつまでも。

  森毅さんのご冥福をお祈り致します。

ch12.その他 : 滞在4日という時間

   鎌倉の某寺で。そう、蝉が?ないているのか?暑い夏というのに、山をぬける風はひんやりとしていた。そんな中で私は考えていた・・・。やっぱり何もかもが疑問だということに気付いた。

  20日から来日していたキム・ヒョンヒは慌しく23日の午後に帰国。田口 八重子さんの家族と、飯塚 耕一郎さんが一緒に料理をしているシーンも、横田 めぐみさんの両親との初めての面会の映像も見た。しかし、この4日間という滞在の中で我々国民の多くが知らされていない事ってあるのではないかって。来日にいくらかかったのか?とざっくりした費用も真実かどうか?面会に使われた場所さえも、何故?と疑問だ。拉致被害者に関する新たな情報が得られなかったと野党からは政府への批判が高まってはいたが、果たして?と何もかもが疑問である。
  殆どの国民は、"夏休み"という歓喜の中で、何もかもを忘れてしまうのだろう。そしてまた、「そんな事もあったな」とその時が来て気付くだけなのだろう。今年もまた、猛暑、そして残暑と暫く続くのだろうね。

ch12.その他 : 夏の朝

100724_0533~010001001.jpg 蒸し暑い朝もいいのかも・・・明け方の美しい空を撮りましたと友人から写メが送られてきた。都会の夜明けもいいものだね。「まるで芸術作品だね!」と返すと「綺麗でしょ!いいでしょ!」と大喜びだ。ありがとう♪


  23日金曜日の夜は失われた音を求めてということで「戦前ドイツ真空管アンプと往時の音楽を楽しむ会」であった。この暑さと湿気とで、前の晩まで、真空管アンプの状態をベストにしておくためにいろいろ大変な時間も過ごした。

  しかし、人との出会いとは実に不思議なもので10代の頃から大正・昭和初期の真空管のコレクションを始めたというラジオ大好き少年として育った森田富雄さんと、「真空管っていいね」なんて話したのが切欠で企画したライブであった。私の知識などといったら中学の教科書で学んだくらいのもの。ただ、理科の参考書を入学祝いに頂いて、その中の真空管のページは本当に面白くて読みふけった記憶がある。その「真空管っていいね」という一言で森田さんの目が輝いた。「じゃあ吉田さん、先ず、これを読んでください」と手渡された古い古い真空管の歴史本?。破ったりしては大変と手袋をして読んだ。

   会場には戦前ドイツの業務用真空管アンプ・スピーカーを持ち込み、当時録音された名バイオリニストや名指揮者名演を楽しんだ。そして日本の戦前の歌謡曲が流れた。暖かなオレンジ色を発する真空管の美しさに参加された方々はうっとりされていた。
  ライブ終了後は、懇親会で乾杯とあいなった。からだを包む蒸し暑さも心地よい夜であった。

ch09.超常現象 : 2010年8月は・・・

  敢て、本日のプログのカテゴリーを久しぶり!の「超常現象」にしてみた。このテの話題は本当に事欠かないほどあるのだが、何もかもを書いていたら、「この人って変?」と思われそうなのであまり書かないでいた。しかし、今回はちと毛色がちがうかなぁ?  


  陰陽五行の伊勢瑞祥先生とは、伊勢先生のまた大先生からのお付き合いであるので、本当に長い間お世話になっている。これまでにも、いろいろな「事」をお聞きして私生活や仕事に活用させていただいた。勿論、その中には背筋がこおるような体験もしたこともある。人生が大きく変化するっていうのはこういうことか・・・と実感するわけだ。
  しかし、本日、ちょっと先生のプログを拝見して、「あれぇぇぇぇ・・・」という状態になった。まさに、フリーズ状態である。以下、伊勢瑞祥先生のプログの一部より抜粋してみた。参考までに・・・・


  『陰陽五行学の考え方で行けば、今年の8月は何かが起こりそうな気配なのだ。陰陽五行学は地上の存在物はすべて呼吸をしているのだ、と考える。呼吸をして空気が体内に入るから、それが肉体内部を刺激し、動かす訳だ。つまり空気は体内においては「霊」「魂」といったものになり、それが内蔵や感情を操作する。呼吸するものはすべて、どんな空気を吸い込んだかであり方が変わる。だから陰陽五行学は人間だけではなく、動物、植物、いや地球上にあるすべてのものに通用するのだ。「すべての物には魂がある」」「すべてのものは呼吸している」どちらも同じことだ。とすると、地球そのものも呼吸をしていることになる。そこで、地球の8月を調べてみたんだよ。そうすると、今年の8月8日、8月14日、8月20日という日はかなりな地球変動が予測されるのだ。何かが起きて、相当大きな出来事になる。それが上記3日なのだ。地震なんだろうか、社会的なことなんだろうか、隕石がくるんだろうか、あるいは人間には気がつかないが、実際は大きな変化が起こるのだろうか、それは判らない。でもこれらの3日は防災器具をすぐそばにおいておいた方がよい。何もなければそれでよいが、何か起きると大きいはずだ。』と・・・。


  去年から「2010年8月は地震かなぁ・・・」と仰っていたので、気にはなっていたが、本当に月日が経つのは早くて、もう来月ではないか!それに「この3日」と指定までしてあるではないか!
  手帳をチェックしたら、家族が帰国する日であったり旅行に出る日であったり・・・嗚呼!何か落ち着かなくなってきたぞ。
  それぞれの人にそれぞれの運命というものがあったなら、もうしようもないなと思っているが。まあ、暑気払いでもと言いながら、先生に少し詳しく聞いてみることにしよう。


  20日の午前4時に政府のチャーター機で羽田空港に到着キム・ヒョンヒ。大勢のマスコミ関係者が追っている。拉致被害者の家族らと面会するためということで、今回は法務大臣の裁量で入国が特別に許可されたわけであるが。拉致被害者の横田めぐみさんと北朝鮮で会っていたという話で新たな証言ということにスポットがあてられ、今、マスコミが騒いでいる。
  しかし、今年3月の韓国哨戒艦沈没事件にしても、多くの犠牲者を出した。ジェームズ・クラッパー国防次官がいうようにいよいよ韓国を直接攻撃する危険な時期が始まる予兆だという見方は真実だろう。韓国に亡命した黄長ヨプ元朝鮮労働党書記の暗殺未遂事件もあった。確か脱北者を装ったものの犯行であったと思うが、こうした北朝鮮の最近の一連の行動は、やはり1987年の大韓航空機爆破事件を連想させるものだ。
 
  21日にめぐみさんについて新たな証言が得られるのか注目されるとマスコミは相変わらずである。冷静にいろいろ鑑みれば、とても変な言い方だがキム・ヒョンヒの行動が一体何であったのかも理解出来なくもない。しかし、勿論、日本以外の国でも犠牲となっている拉致被害者たちとその家族。「子どももいました」というたどたどしいキム・ヒョンヒの言葉が胸に引っかかる。しかし彼女は実行犯である。あのテロにより空中に散った115人の犠牲者たちの事を思うと、暴走するモンスターとしか思えないその国の軍事力の脅威に身震いするばかりである。しかし、一人の人間の人生を滅茶苦茶にされる国に生まれ、そして「今」を生かされている女性。北朝鮮の生の姿を伝えられるのは彼女自身なのかも知れない。

  健康であれば、全てがうまくいくものだと思う。お笑いのナインティナイン・岡村隆史さんが無期限休養中だという。5月頃から体調が悪化して今月の12日から検査入院しているものの、未だ病名など詳しい状況が分らないとも。原因が分らないという事が何ともしんどいものだろう・・・そう思う。岡村さんって、賢い上にとてもとても神経が細かい方なのだと思う。

  今日も東京は気温が35度ほど。昔、こんな気温ってあったかな?と思う。小暑も過ぎ、23日は大暑だ。まだまだ暑い日が続く。久保田万太郎の「眠るよりほかに手のなき暑さかな」とは確かに!まあ、何事も無理は禁物である。まだまだ暑さもそして忙しさも続くだろうから。しかし、どんな世界でも、タフが一番。タフでなければ生き抜いていけないものねぇ・・・・

ch07.味 : アップルパイ

アップルパイ.jpg 猛暑続きである。夏生まれであるから夏に強い!と思うのだが、どうも暑さには弱い。日中、戸外で「このままでいると溶け出してしまうのではないか・・・」と思い、そのままぼうっとしてしまう。   ある方からのメールに「暑い夏になると、全く食欲がなくなり、特に穀物が食べられなくなる」と書いてあった。本当にスレンダーな女性なので、食欲がなくなってしまったらどうなってしまうのだろうか・・・とひどく心配にもなる。が、私も体格は彼女とは全くことなるものの、暑いとやはり食欲はなくなる。きんきんに冷えたビールはじつに旨い!と思うのだが・・・。   食べなくでもいいかなぁ~。どうなることかと思っていたら、山梨県北杜市にある「パンの家エム・ワン」というところのアップルパイをいただいた。甘いものはどちらかと言うと苦手だ。でも八ヶ岳高原の大泉の名水を使い、原材料のひとつひとつを吟味しながら手作りしたというアップルパイだというと興味がわいた。多分、紅茶にあうのだろうが、大好きな焙煎のきつい珈琲によくあった。昔、手作りしたアップルパイはこれでもかというほどシナモンをきかせてしまったが、このお店のパイはやさしくバランスのとれた美味しいお菓子だった。猛暑の中の愉しみひとつ。

パンの家エム・ワン

ch10.生活 : あさがお

IMG_2225.JPG  暑い暑いと言いながらも四季のある日本にいることを本当に幸福だと思う。例えば、夏至から数えて11目の7月2日頃から7日までの5日間を半夏生と言う。太陽がじりじりと照りつけ始めるとつい忘れてしまうが、この頃に降る雨を半夏雨といい、これは大雨になる。日本の気象の中でこそ実感できる言葉であり肌感覚である。   梅雨もあけると本格的な夏がやってくる。この暑さの中、ふと懐かしい気持ちにさせてくれるのが朝顔。小学校の時の夏休みの宿題で朝顔の観察日記を書いたことがあった。当時はどうしても赤紫色の朝顔が好きで、青紫色の朝顔が咲くと何か落胆していた。今思うと、何故か不思議でしようがない感覚だが。   さて、朝顔に因んだ話であるが、江戸時代になって「変形朝顔」という日本独特の植物が誕生した。これが作られたのは19世紀初期の事であり、まだメンデルの法則が発表される前の事だ。この変形朝顔は園芸家によって特殊な遺伝子の組み合わせで作られたもので、いろいろな資料を見ると、花や茎などはとても朝顔とは思えない摩訶不思議な植物ではある。しかし、当時、この植物は珍重され、高額で売買されたという。そんな中で園芸家たちは変形朝顔を得るために何千ともいわれるほどの苗を処分をした。大切な命を得て、発芽して、愛らしい双葉をつけた苗を処分する時にどれほど園芸家たちが心を痛めたか・・・    雑司ヶ谷に文政9年建立された法明寺があり、そこにはそんな苗たちを供養したという蕣塚(あさがおづか)がある。酒井抱一の朝顔の絵に添えて「蕣や くりから滝の やさすがた」という句が彫られている。その碑の前にたつと江戸時代の人々の内に流れていた自然と共生していく、そんな優しい気持ちを感じることが出来る。

法明寺

写真 法明寺の蕣塚(あさがおづか)

ch12.その他 : もう手遅れか

  いよいよ梅雨明けで海だ!山だ!であるが、最近は海が嫌いな若者が増えているとか聞いて唖然。「汚いから」という理由にはまたまた唖然だ。しかし、小さい頃から砂場をはじめ何もかも抗菌抗菌で育ち、室内は空気清浄器、洗浄トイレやらで育ったとしたら・・・。海って汚いよね?と思ってしまうのかも知れないな。やはり、山でも山小屋のトイレがどうしても嫌で体調を崩した若者ものもいたなぁ。
  若者といえば、先般、たまたま水天宮に行った時、まだ生まれたての赤ちゃんを炎天下で抱っこしている若い夫婦の多いことといったら。その光景に「どうしちゃったんで?」とまたまた唖然としてしまった。注意でもしたら多分睨まれるかも知れない。出かかった言葉を必死に飲み込んだが・・・
  電車に乗って、前に座っていた若い女性が就職情報の雑誌を読みながらごそごそとバッグから菓子パンを出してもぐもぐ食べ始めた。私の隣りの隣りの女性が化粧バッグを取り出して化粧をし始めた。斜めに立っている若い母親は携帯メールに夢中でベビーバギーにむりむり乗せられた赤ちゃんではない子どもがお菓子を食べ散らかしている。そしてよくよく見ると、音楽でも聴いているのだうか?どの人々も耳はふさがっている・・・。どうしちゃったの?今の若者たち。全てではないが、余りにもみっともない光景が多すぎる。

  

ch10.生活 : いやはや・・・


  普段、ぼんやりと暮らしていると何が常用漢字だったっけ?ということに。特にパソコンが完全に生活に入り込んでしまった今は本当に漢字が書けず「しまった!」が多い。そうなると何が常用漢字だったか?など全く分らなくなる。
  29年ぶりに、常用漢字が見直されて196文字が追加されることになった。何気なくというか意識せず、または好きで書いていた漢字ではあるが、こういう機会に改めて「常用漢字か・・・」と思うのだ。
文化庁

 

ch12.その他 : 打ち合わせ時間

  日常生活の中で時間の感覚はそれぞれ違う。昔々の話だが、「じゃあ5時くらいにきてくれる?4時は無理でしょ?」と言われてそれが「午前」の話でまだ20代の駆け出しの私はかなり慌てた事があった。築地市場の取材の話だ。また広告関係というかそういう業界だと「では、10時過ぎからでいいですかね?」とパーテイー開始時間を知らされる。それは勿論、22時の事。「嫌です」とは言えない関係もあった。
  独立してから、卑近な事例では「じゃあ吉田さん、9時過ぎでよろしいかしら?」というのがあるが、この場合は打ち合わせは21時からとなる。私はある時から24時間制で言うようにした・・・のだが、朝一、午後一の言い方が意外と曖昧な部分を含む。ある打ち合わせの時間を決めるのに「じゃあ朝一でいいですか」とメールで訊ねた。その日はランチミーティングもあり、なんとも日程がタイトなものだったから、メールでの問いかけが荒っぽかった。先方はユーモアのある方だったので「朝一というと何時?5時?6時?(笑)」とあり、そのメールの(笑)に大いにうけてしまった私は、地下鉄の階段を転がり落ちそうなほど笑ってしまった。しかし最近は午前7時からの早朝ミーティングも流行しているしね・・・何でも、相手の立場にたって「打ち合わせ時間」を伝えることが何よりも大切です。

ch12.その他 : ハイボール


  「ウイスキイがお好きでしょ♪」と言われれば「ハイ!好きです!好きです!」と言ってしまうが、あの小雪さんが登場するCМに心揺れている男性は多いようだ。「ああ~あんな店があったら毎日でもいっちゃうよなぁ」ということらしい。いろいろ綺麗な女性は多いが、やはりあの小雪さんの起用が良かったのだろう。他の女優さんを頭の中に登場させて妄想しても、やはり「小雪」さんがベスト。「なんでかなあ?」といろいろ男性に聞くと「ん・・・なんかねぇ」「それはねえ」とまあそれぞれの持論がいっぱい。なーるほどね。ある共通点に思わず、私もむふふ・・・と思ってしまう。
  それにしてもサントリーの角瓶はただただ懐かしい。沢山の時間が流れたというのに、それがこんなにヒットするとはねぇ。今年の上半期、昨年の同時期よりも7割ほどよく売れたというからマーケットとはやはり生き物だと思う。10代の頃「ハイボールって?」と訊いて「大人になったら呑めるよ、旨いぞ」と言った父の顔が浮かんでくる。

ch04.カルチャー : 変面


  中国の伝統芸能の「変面」をご存知だろうか。これまでに舞台では何回か観たことがあったが、周洪武さんの変面を間近で拝見して、声も出ないほどの感激。まさに圧倒された・・・という感じだった。時間にしてみれば5~6分の事だが、息をのむほどの変化に引き込まれてそのまま・・・・。その技は門外不出。「決して!・・・」の世界である。

  昔、修学旅行で秋田のなまはげを見て泣きじゃくった (信じられないが )同級生がいたが、その事を思い出した。しかし、客席から見る舞台での技でなく、至近距離で見ると、本当に泣き出してしまいそうな迫力である。「変面」を堪能させていただいた。


ch12.その他 : 天才劇作家の死

最近、先輩たちたけでなく、身の回りでも「残り時間が少ない」という言葉をよく聞く。決して、人生を厭世的に捉えているのではなく、必死に仕事をしている人の口が出る言葉だ。思えば、人生の時間とは本当に短いものなのだろう。
  
  劇作家のつかこうへいさんが10日に肺がんのため、千葉県内の病院で亡くなったというニュースを読み、いろいろ思い出していた。享年62歳。若すぎる。「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」などの名作。何度、芝居をみたことか・・・。本当に残念だ。それに8月12日には新作「新・蒲田行進曲」が開幕予定だった。私生活というのか、やはり波乱に満ちていたように感じる。芝居に生きた方だと思う。それも天才として・・・。

  人は生まれて、平凡でも生きて、そして老いて、病に闘いそして死ぬのだろうが、「残り時間が少ない」と感じる時代になっても、やはり完全燃焼して一日でも人生を生きたいと思う。


  つかこうへいさんのご冥福をお祈り致します。

ch01.政治 : 政治温度

  第22回の参院選で民主党が改選前議席を下回り過半数割れとなった。完全な敗北だ。菅首相は消費税の問題が唐突に国民に伝わったことが原因だ云々、のたりのたり言っているが、今更、国民との温度差について言い出すとはねぇ。今後、続投の意思かたく、またスタートラインにたった気持ちだ!と言っていることに唖然としてしまう。
  「連立は結婚と同じ。口先の甘い言葉だけではできない」と言うみんなの党の躍進。めざましい!できたばかりの時は「なんだ、へんな名前だ」とか「何を"みんな"でするんだ?」など揶揄された党だが、やはり一票をとうじる国民は真剣だということだ。しかし、日本人の中の所謂、無党派層は移り気というか冷めるのも早い。常に適温であるということか。
  まあ、どんな世界にでも言えることだと思うが、見た目の組織が大きくても、ぶれて、意思がばらばらになれば崩壊は近い。

ch01.政治 : 期日前投票

  昨日の大雨はどこへやら。気温は上昇、暑い一日であった。いよいよ明日は参院選の選挙であるが、期日前投票を総務省の発表だと最終集計では前回に続いて1000万人を超える見通しだということだ。国政選挙では今回が5回目だが、思い出してみれば、この方法がなかった時は例えば仕事やもろもろのことで「ああ、投票にいけない・・・」という時代もあった。投票の重みを感じれば感じるほど、行けないということは大変な時代があった。期日前にしっかりと投票。本当にほっとする。多分、これからはもっと増大していくだろうなあ。カタチも次第に変化していくだろう。

ch12.その他 : ほおずきの思い出

浅草.jpg 漢字では"鬼灯"や"酸漿"と書くようです。ただ店先に"酸漿"と墨で書かれた案内の紙がちょっと「?」という感じでもありますねぇ。7月9日~10日は下町浅草に夏を告げる風物詩ともいえる「浅草ほおずき市」。毎年、親しい友人たちと集まる機会でもある。浅草寺境内には、色鮮やかなほおずき。吊りしのぶと風鈴の音色が夏を告げている。しかし大雨の中、我々はびしょ濡れ。キャアキャアいいながらお店をのぞく。13日は盆迎え火だ。日本ではガクに包まれたほおずきの果実を、枝付きで盆棚に飾る仏教風俗があり、霊を導く提灯に見立てるほおずきには子どものころから、特別なおもいもあった。毎年、この季節になるとお盆の時の気持ちが甦る。

ch06.音楽 : 失われた音を求めて

   7月後半に、戦前ドイツ真空管アンプと往時の音楽を楽しむ会を企画した。真空管など中学生の時の理科で習った記憶しかなかったがラジオ大好き少年として育った森田富雄さんと話しているうちに「面白そうだね!♪」ということでライブをすることとなった。まさに「失われた音」と出会える夜となるだろう。
  森田さんは10代の頃から大正・昭和初期の真空管の精功なガラス細工のような美しさに魅了され、今では結構なコレクター。彼が遠い昔に造られた真空管に灯りを点して、今回それで往時の音を再生して聴かせてくれるというわけだ。当日会場には戦前ドイツの業務用真空管アンプ・スピーカーを持ち込んで、当時録音された名バイオリニスト「フリッツ・クライスラー」や名指揮者「エーリヒ・クライバー」などの名演を楽しむ。
  
  森田さんから真空管の本を借りて読み、そして秘蔵の写真、それは暖かなオレンジ色を発する真空管だつたが、それを見た時は思わず、ほぉ~と溜息が洩れた。

関心のある方は是非どうぞ♪


【日時】:7月23日(金)午後6時~8時
【会場】:新現役ネット田町会議室
(港区芝5-31-10サンシャインビル9階)
【アクセス】
JR「田町」下車・三田口から徒歩2分
都営三田線「三田」下車
会場地図
【参加費】:一般2000円
【申し込み・問い合わせ】:Tel:03(5730)0161 Fax:03(5730)0162


ch12.その他 : 二度美味しい人生って?

   陰陽五行の伊勢瑞祥さんにいわせると「21世紀は、二度の人生をやれる時代」ということだ。一度目の人生は一生懸命初体験を繰り返し、二度目は人生をある程度判った上で、自分らしい人生を作ろうとすることが出来る時代だと。ずっと気にはなっていたがなーるほどと思うことばかりだ。人生の大半を過ごすであろうと思っていたサラリーマン時代。幸いにもものが弾けて成長していく時代に小生意気に過ごしていた。2004年に独立してからは大海に投げ出された木の葉であると感じた。さて?どうなることかと思っていたら、あるガイドブックの取材・執筆をして、これがまた本当に良く売れた。その後のいろいろ・・・で出版の「運」みたいなものを一人のライターとして感じた頃だった。そして「法人化してよ」と出版社から言われ、ホイホイと会社を設立した。サラリーマン時代には微塵にも思っていなかったことだ。
  毎年、定期的に行なわれる健康診断の結果にしても、会社員の自分はいいかげんに見ていた。異常値のところはないか?と気にしていただけであったようだ。しかし、今は本当に几帳面にチェックをしている。自分がこんなに真面目だったかと思うほど、分らないことを医師に訊ねたりもしている。決算書も細かく、じっくり見る。健康診断書にしても決算書にしてもよく見る事で、これまで見ることをしなかったことが見えてくる。最近は「これっていよいよこれまでの人生が一段落して、いよいよ第二の人生に突入しているんだな」と思い始めている。
  伊勢先生の言う「自分らしい人生」がまだなんであるのか、茫洋としているが、やはりね!と自分の気性や性格も分ってきたのだから媚び諂うことなく進めばまた何かが見えてくるのではないかって・・・・最近の愉しみである。

ch12.その他 : 地球人としての作法

  今は梅雨の季節である。しかし梅雨のイメージとは雨がしとしと・・・そしてジメジメ。だが最近の豪雨。どうしたのだろうか?ただ驚かされる。

  温暖化が言われているが着実に海も変わりつつある。地球上の水の海水は一体、どれくらいあるのか?なんと97.4%も占めていると言われる。そしい莫大な熱がこの海にたまり、海さえも温暖化が進んでいる。海は陸に比較すると熱を蓄える力が大きくまた深海には冷たい海水があるから陸上にくらべて温度の上昇が抑えられている。しかしこうした海の変化は気象にも影響すると言われる。今後エルニーニョもどきがますます発生しやすくなると聞けば、心穏やかではない。

  このところ、豪雨のための浸水などのニュースが流れるたびに、ちょっと前に武蔵野の方でこのゲリラ的豪雨に出会い、あれよあれよと言う間に、道路に水があふれ、まるで川の中に置き去りにされたようなことがあった。クルマの中にいた私は生まれて初めての恐怖を感じたものだ。果たしてこのドアが開くのだろうか?と考えた時の恐怖だった。あの夜の恐怖は忘れられない。

  人は自然には絶対に勝てない。脅威だ。ぬくぬくと便利さに快適さに頼り切った生活が地球の様子をおかしくしていっているのであれば未来を見据えればもっと地球人として自覚をしないとならない。それが作法というものだう。

ch06.音楽 : 一年に一度


  吉岡しげ美さんの「七夕コンサート」に出席。今年の会場は六本木のスイートベイジルSTB139。「昨年の浜離宮ホールでのコンサートから一年が経ちまして・・・」とステージで挨拶をしているしげ美さんを見ながら"あれあれ、そうか!1年か・・・"と思い返した。何とまあ、早いのだろうか、月日の経過は!毎年こうした機会がある度に思うのだが、毎年、予想もしない人々との出会いがあり、人間関係が始まり、思いがけない仕事に出会い、大きな発見がある。毎年毎年のことだ。よくよく冷静に考えると、これってかなり不思議すぎる?のではと思う。

  5年前の乳癌の手術を乗り越え、そしてこの夜のしげ美さんは以前より輝いて見えた。一時は体調を本当に心配したのだが・・・。何か声質というか、勢いが今までとは違うと感じた。

  日本では梅雨真っ最中の七夕の夜。もともとし江戸時代まで使っていた太陰太陽暦の7月7日に行なわれていたのだから現在の暦では8月の上旬から下旬の事。江戸の人々は、夏の夜に天の川両岸に輝く織姫星と彦星を見つけることが出来たのかも知れない。一年に一度の夜空を眺めて・・・。

  毎年、いろいろな事があっても元気にステージに立って、一年に一度かも知れない人々と出会える、そんな一瞬が煌く歌を聴いていた。

ch04.カルチャー : てなわけですよ

   まあ、トシをとったせいか、最近は落語が面白くてしようがない。唯識論の研究家の廣澤隆之先生が「落語の『地獄八景亡者戯』がもうおかしくておかしくてねぇ。電車の中で聞いていると笑いを抑えるのが大変。回りに変な目で見られるんだよ~」と言われたものだから、ついに枝雀さんのDVDまで買ってしまった!勿論、落語は若者のファンだって多いのだが・・・。しかし、嗚呼!ロックコンサートで飛び跳ねる自分は完全に過去の姿となってしまった。

  てなわけで今宵は夏の噺・・・。桂扇生さんの独演会に。最近きいている若手さんには新作落語が多いが、やはり古典はいい。昨年、35周年という扇生さん、「今日は中途半端な会でねぇ・・・」と笑わせる。しかし、さすがの"技"である。声もいい。何百人もいる落語の世界で、"技"を磨いていくっていうのは、そりゃ並大抵のことじゃない。大口開けて笑っていることのなんとまあ、幸せなことよ~です。扇生さん!最高でした。ありがとうございました。中途半端な会をあと何回(失礼!)、そしていよいよ40周年記念会ですねぇ!愉しみにしていますよ。

桂扇生さんのホームページ

ch10.生活 : タラヨウ

たらようのは.jpg先般、北新工業の末国社長とお話ししている時に「吉田さん、ハガキのもとになっている葉はなんだと思う?」といきなり聞かれた。いつものように悪戯っぽい目であった。私が答えられずモゴモゴと迷っていると、目の前に一枚の葉が差し出された。「タラヨウの葉だよ~」と仰る。ちょっとさわってみた。肉厚な葉だ。あまり?葉脈は見えない。文字や絵を書くと、その部分がやがて黒くなって浮き上がるそうで、そのまま乾燥すると、この黒い部分はそのまま残り長い間、保存することができるそうだ。この葉に最初に出会って、文字など書いた人「ホーッ!」とかなり感動したんじゃないかな?とまたいろいろ思う。ちょっと調べてみたら、ヤシ科の常緑高木。原産地はアフリカ。インドなどの乾燥地帯で栽培され、高さが20mにもなるという。葉からはムシロ、扇、わらじ、帽子、傘、そして紙?を作るとあるが・・・。葉書の木とも呼ばれたようだ。まあ、本題はこれからの活動であり、広葉樹林が今後の日本にどれだけ大切な存在になるかということだ。その活動のためにも「樹」について勉強が必要ということか!

ch12.その他 : やはり幸せなんでしょ?

  時折、心の中にふーっと風が吹くときがある。「日本人ってこんなだったかな?」という"風"である。別段、気分憂鬱~な状態でもない。
  株価が落ちようと失業率がどんどん増えようと、国技の世界が賭博に塗れていようと、そして政治が分裂していこうと・・・現在の日本社会に不安はないのだろうか。「垂涎の人気商品をゲットしました!」と喜ぶのもいいのだが、だから?と思って見ている。先般、クイズ問題のように「吉田さん、一日に自殺者が何人いると思いますか?」との質問には驚いた。至ってフツーの表情で聞いてくるのだ。勿論、彼の頭の中の数字、つまり正解は十二分に知っている。敢て間違った回答を言おうかと思ったが、直ぐに正解を言った。彼の表情に、少し"間"があった。しかし、さすが営業マンというか、「そうなんですよ~」と、微笑んだ。それからJR東日本から聞いてきたらしい話をいろいろ私にしてくる。日々、外回りをしいてると交通の遅延情報には必ずと言っていいほどぶつかる。その度に、私はその「駅」の様子を感じ取る。そこは自宅の最寄駅か?通勤途中か?または取引先の駅だろうか?なんていろいろ想像する。

  さてさて・・・いよいよ、7月11日の投票日も迫った。自宅にも日々「是非応援を」のハガキやらが届く。選挙に勝つことばかりが優先している。先ず勝つことが目的か?。イエスであろう。甘いその場限りのマニフェストは何れポロがでる。しかしポロが出ても気付かないというか何とも思わぬ人々。目先の事に一喜一憂せず、自分の事ばかり考えずにもう少し真剣に考えようよ。、自分がこの世を去った後のこととかを。日本という国の未来像を。子ども、孫、ひ孫・・・・と未来はあるだろう?未来像が描ける社会の構築をしていかないとね。真面目な本来の日本人が日本にいなくなるよ。

ch10.生活 : 一日花

    毎日、茹だる様に蒸し暑い。いつまで続くのかな?と思う頃、毎年気付くのだ。暑い暑いと汗だくの自分が恥ずかしくもなる。
  むくげの花が庭にひっそりと咲く。朝に咲いて、夕には散ってしまう、何とも儚い花だ。でも蒸し暑さの中で、そこだけひんやりとした涼感がある。茶花でもあるむくげ。このひっそりとして、陽が沈む頃、ぱたっと散る花は、この蒸し暑い中で凛とした気持ちにさせてくれる。

ch12.その他 : 考え癖?

   小学生の頃、担任の先生がよく「ブンハヒトナリ」と仰っていた。当時11歳くらいであった私は意味もよく理解せぬまま「フセンハヒトナリ~ブンハヒトナリ~」と覚えていた。しかし最近になって、本当に「ブンハヒトナリ」つまり「文はひとなり」だとつくづく思うのだ。
 何も美辞麗句を並べればよいということではなく、分りやすい文章というものがある。例えば身近なもので、メールを「文」ととらえるなら、本当に「人となり」があらわれるものなのかもしれない。

  先般、長文読解のようなメールとの闘いは本当にへとへとになった。何度読んでも意味が分からないのだ。次第に、何かそれが特別な物語を読んでいるような錯覚に陥った。果たして「作意」は一体なんなのだろうか?分けが分らないので翌日に持ち越した。翌日に再度、読んでみて、いきなり変化してきた?最後の数行にその真意があった。すると今度は返信をするのが酷く憂鬱になった。どう相手が捉えるのか?どう理解するのか?その人のなんというか「考え癖」のようなものか゜気にかかってきたのだ。そしてあくまでも淡々と淡々と綴っていった。一切感情はいれずに、まるで他人事のようにとでも言おうか・・・・。
  これからの社会は何でもかんでも相手の目を見て、声を聞いてということが少なくなっていくとすれば、実に怖い世界に突入していくなとつくづく思う。生活の中で、文章を書くことがわりあいに多い自分でも、こんなにもメールに振り回されることがあるかと思うと・・・。もし、文面では意味不明であったら、その人と自分との距離感。その人のこれまでの生活スタイル諸々。そしてプライドのようなものか?そして何よりも「考え癖」を先ず想像してみることがいいのかも知れない。書き手の人となりが次第に分ってくるものだ。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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