2008年3月アーカイブ


  ガソリン税などの暫定税率を維持する租税特別措置法改正案は31日に参院で審議が行われないまま2007年度末の期限切れを迎えた。
  ワイドショーなどでは「どこのガソリンが安い?」なんて特集をしてみたり・・・。 総務省消防庁は、値下げしたガソリンを買いだめして危険な保管をする可能性があるとして、全国の消防署や石油小売業界に監視強化を要請したというほどだ。消費者は煽動されがちなんだ。問われなくてはならない本質が分からず、ただテレビで流れた「値上がりしまーすよ!」と商品の買いだめに走っている人たちも多いのだ。
  ねじれねじれって何がねじれているのか!?もうどれだけの日々が経ってしまったというのか。日切れ法案を問題にして与党をせめたて続ける党もどうかしている。小沢さんに失望だ。何でもそうだが、日銀総裁人事にしてもこの人は対策を言わない。ただ福田自民党と対峙する。政策にしても根っこは同じであるから本来の政権抗争ではなく、小沢さんの答弁は単に揚げ足とりにしか思えてならない。また選挙の傾向と対策か?表面の事象に煽動されがちな国民と何も決まらないまま続く空転国会。どうなるんだ?

ch12.その他 : 人の為に出来ること

CA390057_2.jpg  人の為に何かをと思っても、なかなか出来ないものである。 「仕事が忙しくてとても・とても・・」とか「家庭が」とかいろいろ理由や理屈をこねることや人は多いものだが、最近、分かってきたのは、それを成し遂げるのに必要なこと、要はその人の持っているエネルギイの問題であるのだ。つまり、ある人には「ある」のだ。   


  そんなエネルギイのひとつが形になって生まれた。
「ハート トゥ ハートインターナショナルクラブ」のNPО法人結成記念公演が行われた。
  

  第一部は、30年ほど前から車椅子の人たちが作った詩にメロディをつけて歌う歌、そして環境問題をテーマとして着実にコンサート活動をしてきたniin,s(Vo・野口昌泰さん G、Co井本篤さん)のエッセイライブでスタートした。( 写真) 野口さんは風邪をひいたとかですっごい?声だがパワフルに歌ったてくれた。井本さんは相変わらずの素適なキャラ。
 第二部は既にテレビなどでも紹介されているが、障害者の自転車つくりの名人、堀田健一さんの講演だった。これまでに1600台もの障害者の方々の自転車をつくり、障害者だけでなく高齢者のために行動範囲の拡大に大いに貢献したことが評価され2006年にはシチズン・オブ・ザ・イヤーを受賞している。昨年、第41回吉川英治文化賞を受賞など大いに評価されていめが、これまでの長い長い道のり。特に、奥さまのひたむきな協力は、本当に胸が打たれた。

吉川英治文化賞を受賞した堀田さん
シチズン・オブ・ザ・イヤー

ch05.エンタテイメント : 合唱はいいもんだ♪

  2008年は"合唱プーム"らしい? 所属している神楽坂女声合唱団のコーラス指導をして下さっている辻志朗先生が合唱の指導をされた『歓喜の歌』を観た。落語家・立川志の輔の同名作品の映画化で話題をよび「観なくては!」と封切りから時間も経っていたのだが・・・・

  大晦日にダブルブッキングというミスをしながら頼りなく杓子定規な受け答えばかりの飯塚主任役の小林薫は実に演技がうまいんだなあ。五十嵐純子役の安田成美さんも易しそうで実は難しい指揮を本当に見事。昔、つかこうへいの芝居で活躍していた、塚田真由美役の根岸季衣さんも庶民派のお母さん役が実に似合っていた。
  しかし、原作者の志の輔さんが映画化の話をもらいった時に嘘?だと思って、最後まで信じていなかったらしいが、本当に素晴らしい原作あっての見事な展開はいいものだ。
  映画の中でのアクシデントだったが、ダブルブッキングで本当に「どうしたら解決できるか?」と真剣に考えていた自分もいて可笑しかった。
映画「歓喜の歌」

  
  来月もまた、合唱がテーマ、北海道を舞台にした映画『うた魂♪』が始まる。北海道代表・大人気キャラクターのまりもっこりも銀幕デビューするらしい。


  あらためて、合唱はいいもんだ!♪と思った。頑張って練習しないとね。

映画「うた魂♪」

ch12.その他 : 辛い事件


  ニュースでこうした事件を知ると、何とかならなかったのか・・・と心の底から思う。

  文京区小石川三丁目で深夜に一家が主によって刃物で殺傷され、また重傷をおった。無理心中を図ったらしい。家業の製本業が売上げの減少で経営の見通しが立たなくなったと。「取引先が廃業し、売り上げが30万減ると青ざめていましたよ」とコメントを言っている姿がテレビにうつる。確かに知り合いの印刷・製本関係の経営者から「うちみたいな小規模な会社は本当に経営が苦しいですよ。時代ですかね」ととい事を聞いたことがある。
  経営の事だけでなく、最近ではマンションが多く建設されて、地域住民から機械音に対するクレームもあったらしいというが・・・・しかし、真夜中に修羅場を見て近所に逃げ込んだ12歳の少女。父親の凶行、祖父母と母親を失ったショックを考えたら言葉もない。

  小学校時代、私も文京区小石川の住民だった。当時、私の住んでいたところは「富坂1丁目」という地名だった。あちこち、路地裏を走り回った子ども時代。昔の風景をいろいろ思い出す。印刷や製本所の多くあったところも何とかぼんやり思い出せる。なんとも、心が辛い。



   
  日常生活に 「KY」つまり「空気読めない」という言葉がもう完全に定着してしまったようだ。面白いのは、中高年でさえ、余り嫌がることなく会話の中に「 KY!あはは」なんて言ったりしている。
  しかし、そんなアルファベット略語を400語収めた大修館書店の「KY式日本語」が何と、発売1カ月半で20万部突破したというじゃないか。購買層は30~40歳代が中心だというが、結構中高年もまゆをひそめることなく、購入しているのではないかと思える。日常生活の中の「言葉遊び」はひそかな楽しみにもなりうる。それに、「お前、空気読め!」なんて言いにくい場合、遠まわしに伝達できるのもいい。

「あ~ら、まだ食べられるの?」
「だってぇ、AB(甘いものは別腹)」

「隣の部のDJ(駄目な上司)、また居眠りしてる」
「TM(定年待ち)だからね」

なんか小噺でもできそうだ。


ch10.生活 : 甲子の日に

経王寺そのに.jpg  昨日、広島県から風水師の安藤正龍先生が上京され、「吉田さん、3月25日は、新宿の経王寺で甲子祭がありますよ」ということで、午後から安藤先生と経王寺に行き、ご祈祷をしていただいた。暦の中にある甲子の日に行われる大黒さまのお祭りのことで、大黒さまのご供養である。この日は『開運火伏大黒天』が特別に開帳され法要が営まれる。 願いの中でも、私は社運隆盛、商売繁盛のご祈祷をお願いした。互井観章ご住職のお経はずんと心の奥にも響く素晴らしいものであった。

  2~3日前から蕾がほころび始めたという桜が青空に映えて美しかった。ご祈祷の前、その枝ぶりそして花をゆっくりと見つめていると静止したような時間が過ぎた。

経王寺



  国土交通省が今年1月1日時点の公示地価を発表し、全国平均の伸び率は住宅地が前年比プラス1・3%商業地が3・8%と、2年連続上昇ということが分かった。しかし都心部は昨年後半から上昇率の鈍化現象があり地価急騰にブレーキがかかっている。東京23区の住宅地の上昇率も減速している。勿論、投資採算にあわない異常高値への警戒感に加えて、まだまだサブプライム問題による市場の混乱は深く深く影を与えている。

 


   日曜日の夜・・・・・。


 ひょんなことから、ある女性を「お見合いパーティー」にご案内した。男女ほぼ同数、都内の某会館のレストランに集合した。どこそこ~のご子息、どこそこ~のご令嬢・・・・・という感じである。私がお連れした女性も某お嬢様ではあるが、「先日の誕生日で34歳になってしまったんですぅ。もう切羽詰まってるんですぅ」と言う。「大丈夫、大丈夫」とは言うものの、何がどう大丈夫なのか?って自問自答。


  そうこうしているうちにプロデュースしてくださるお見合いのベテラン先生がそりゃ上手?にカップルを作りお話しの「場」を作っていく。男性の場合は、"学歴"が出できて、どこそこのと、つまり"親の会社"が表面にドバッと出てくる。そして勤務先。まあ医師だ弁護士だの職業は勿論。お連れした女性の場合、服装やメークアップまでいろいろアドバイスを受ける。「もっと柔らかいラインのでるお洋服がいいのよねぇ」とか「口紅はしっかり!」とまあ、次から次へと注意される。いや、アドバイス・・・・・。
  日曜日の夜、レストランで食事をしながらであれば、参加者はそれなりにお洒落をして参加する。今宵は目一杯の自分を演出すればいい。佳き男、佳き女を獲得する為には全力投球だ!
   いざっ!パーティー会場に入る前、私は彼女に耳打ちした。「単にカツコイイとか学歴とかにあまり左右されないでね」なんて言ったものの、ベッカム似の公認会計士さんに女性たちは夢中。この人気集中に慣れきっているベッカム君、いやはや。
   

   「僕はもっとアッカルイ感じの女性が好みなんで~」だの「私、実は絶対にハゲだけはダメなんです・・・」とか「足が太いのがねぇ」とまあ、男女はそれぞれ言いたい放題。ここまで人は身勝手な事をいえるものか?と思うほど言いたい放題。年齢がいけば男も女もとうもたってしまうものだ。「顔じゃないでしょ!」と言ったって「好みじゃないから」「やっぱり顔から入るでしょ?」とぬかす人々。結局、いつまでもいつまでも満足せず、また次回の出会いを夢見るのだろう。
  人は「顔」じゃなくで「顔つき」。これが大切なのだ。「顔つき」は環境の賜物。これは断言できる。(と思うよ)「だってぇ、好みじゃなくてぇ・・・」とか「タイプじゃない」と言うならば、ずーーーっと好みの「顔」を捜し求めればいいのさ。

ch07.味 : 春の宴


   春の気配は何故こんなにうきうき・・・というより何故こんなに浮ついてくるのだろう。自分の中の体内時計がいよいよ!と再び活動開始を告げる。


  東京や名古屋など早い地域の桜の開花予想が今日の日曜日だ。いよいよ春本番か。サクラダイやサクラマスなど「桜」にちなんだ名前の魚たちもいよいよ旬を迎える。


  昨日は夕方から友人たちと隅田川をくだろうという話しになった。暮れなずむ頃に日の出桟橋から皆で船に乗った。それぞれの仕事を終えて、息きらしてやってきた人もいた。
  「まるで日本じゃないみたいだね~」と一人が言った。
  「じゃ、どこなんだ?」
  「マンハッタン?」といいながらやはり、暮れなずむ情緒ある風景に皆はみいてっていた。水の上は意外と風が冷たく感じ、やはり開花はまだ先かな?と思えた。
  
  春先はゴーグルのような花粉防止の眼鏡をかけたり、顔を覆いつくしたようなマスクをしたりで、花粉に悩む人々の井出達は大変なものだ。くしゃみ、はなづまり・・・いろいろ症状は訴えているもののやはり、「春」の到来は嬉しいの一言だ。
  船は浅草に到着し、旨い肴と酒を飲もうということになった。「浅草情緒あるところがいい!」という条件で、横丁をちょっと入った人気の店に入った。ふきのとう、空豆、ホタルイカ・・・・各人の好物が並ぶ。春の味わいに堪能しながら、宴が始まるころはひもとっぷり暮れていた。

ch10.生活 : お彼岸の中日



   春分の日。お彼岸の中日で太陽が黄軽0度を通る日。つまり、太陽にしてみれば、一年の始まりともいえる。二十四節気の始まり。暑さ寒さの彼岸までとはいうが、今日はまた冬に逆戻りしたように寒い。かなりの睡眠不足だと寒さがより強く感じるのは気のせいか?・・・・・。
  
   しっかりと「彼岸」という言葉を知ったのは多分中学生の時だった。しかし、ふーん・・・という程度。大きな川をはさんで向こう岸、つまり彼岸に仏の世界があって、我々はこちらの岸つまり此岸にいる。迷いの世界から悟りの世界に到ること・・・・そんなことをつらつら、そして深く考えるようになったのは、やはりそんなとしになったのかなあと思う。太陽に向かって、兎に角エネルギッシュに伸びようとしている若い時代は、なんの「迷い」もなかったなぁって。墓参で、先祖の事、そしていろいろ思うこと。そんな「時」は本当に大切だ。

ch12.その他 : 待つ



   プログは「日記だから何を書いてもいい」という人もいるが、やはり書けないことは多い。特に、書きたいのだが相手の事を考えると内容を省略したりする・・・・・となると、またワケ分からなくなってくるものだ。まあ心底にふつふつとあるものだから。さてさて何をどうまとめてみたらよいのかを考えあぐねているのたが・・・・・・。

  年齢も上であったり、仕事のキャリアもずっと先輩であったりすると、その人への「敬意」は必ず忘れずにいるものなのだが、最近、そういう先輩諸氏の「ワケの分からぬ」行動に何度か立ち止まってしまう。自分の理論というかいや理屈をわあわあわあわあと一方的に伝える。また、一度は了承してすすめていることに対していきなり一方的に激高して理屈を並べつけてみる・・・・・。

   「当たり前の事を当たり前にする」「常に相手の立場を冷静に考える」などと、心の中に持って仕事をしているのだが・・・・・何かが変だと暫く考えていた。考えているうちに、眠れずに夜明けを迎え、急にうつらうつらして、慌てて仕事に取り掛かった。

  原因を考えていたら、一部ではあるが、ひとつ解明した。余りにも慣れすぎて、便利さを享受してしまった「今」だから、現われてしまったことに気がついた。私たちが当たり前に使っている携帯や携帯メールという存在。みな「伝達」を目的としているのだが、勿論TPОがあり、且つどんなシーンでどんな言葉遣いで言えばいいのか?というのは非常に大きなポイントだ。
  基本的に日本人独特の曖昧表現や最近は当たり前になっている「絵文字」はリスクを伴うことが多い。私はビジネスシーンでは決して絵文字などは使用しない。微妙な商談・交渉の時は必ず、会って話しをすすめるべきであると思っている。だからこそ、ニュアンスのとりかたが難しいものは「必ず会って話し、確認して進めることが必要」なのだ。
  しかし、便利なツールを享受すれば携帯電話があれば、もしいろいろ感情が高まった時でも相手に対して一方的に言葉や感情をぶつけることが可能だ。今回も携帯がなければ、この方はこんな行動はしなかっただろうと思った。もうひと方も、携帯メールがたとえ覚えたてであったとしても、こうした使い方、慣れない言い回しはしなかったのではないかと思った。
  一方の方には「是非会って話しましょう」と何度何度もも提案し、断られても提案した。実際に会って気持ちを冷却すること、ひとつひとつじゅんをおって解決することで心の底から納得してその方の提案が今回は適応したものでないことを理解していただいた。
  もう一方は、随分と飛んだ行動に唖然としているのだが、多分新しい環境(周囲の事や生活)で、少し忙殺されたのではないか、休息も必要ではないかなどとも心配してしまった。「会って話しましょう」の提案にまだ返事はこない。「待つ」ということも大切な時間だと思って待っている。

 
  あるご住職が教えてくださった言葉だ。

やさしげに咲いている野花なれど、知らぬところで厳しい冬を越えている

「人は皆、人知れぬ苦労があるんだよ」と。

ch07.味 : 美味しいご飯


   美味しいご飯が食べたいと思うたびに、炊飯器の情報に右往左往している。炊飯器に限っては何故か浮気性である。が、最近、私の周囲ではやたら「ご飯は土鍋に限る!」と言い切る人が多い。土鍋派とでもいうのなら、その中でもいろいろな炊き方が披露される。「最初はお湯で」という一言には「えええーっ?」と吃驚もした。が「はーん、なるほど」と納得する人々も多く、本当に「食」の世界とは知れば知るほどに面白いものだと思う。その上、「炊き上がったら混ぜてはダメ」と言われたので「へぇ?」というと「周囲はお米の甘さが違うのっ!」と教えてもらった。疑い深くいろいろ聞いていると、つまり、周囲のご飯は真ん中あたりより柔らかくなる。つまりふわっと甘く感じるということだ。・・・・となると、また今度は好みの土鍋に出会いたくなってきた。


   毎年のことだが、桜の開花予想などを聞くと本当にウキウキした気持ちになる。いよいよお花見か!って。そしていよいよという季節になると紀友則の「久方のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ」を思い出す。本当にいつもいつも。昔から、花をめでながら、思ういろんな気持ちって同じなのだなあと。
  私は「神楽坂女声合唱団」に所属しているのだが、いろいろな歌の中でも『花』という歌が結構、上手?であるのだが。いざ!という時はこの歌を歌うのだ。ちなみにこの『花』の作曲家・滝廉太郎の妹トミの孫がジャーナリストの筑紫哲也さんということも思い出した。


  ネットのニュースで江崎グリコの調査についての記事を読んだ。1歳過ぎの子どもの食事について「自信がもてない」と感じている母親が7割にのぼるとい内容だ。1歳以前と比較して食事の事で悩む度合いが増えたと感じる母親が6割に達しているという。、つまり離乳食から幼児食への移行に伴って献立で悩む母親が増えているということは・・・・しようもないことだ。長子であるかどうか詳しくチェックはしなかったのだが、言い方に品はないが所謂「場数」をふむしかないのだ。至れり尽くせりの情報。育児書は山ほど出版されているではないか。「悩め悩め」と言いたい。悩んで悩んで、育児書を読むでもいいし、親がいれば聞いてもいいし、また、友人その他いろいろ、こんなに情報がある世の中は悩んだほうがいいのだ。なんでもかんでも口あけて待っていればふってくると思ったら大間違いだ。
  団塊世代の母親の一部か、「スポック博士の育児書」なるものに夢中になった。そして「ジョーリー博士の育児書」に夢中になる世代もいた。今、子供達が巣立ち、親たちは静かに当時を振り返る。「無駄だった」「間違っていた」など口にするものもいるが、何れにしてもその「時」は一生懸命に悩み、一番良い方法を模索したのだ。
  全ての事に言えること。口あけていれば不っては来ない。「悩み」なくてしは「喜び」も分からない。兎に角、「自信が持てない」などと言う前に、やれる努力は日々全力ですべし。それしかないのだ

ch10.生活 : 馬頭琴



   モンゴル料理のレストランで馬頭琴の演奏を聴いた。 馬頭琴きモンゴルを代表する弦楽器である。楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしている。「スーホの白い馬」の物語の中に出てくる楽器として有名である。しかし、よくもまあ、二本の弦であの素晴らしい演奏ができるものだ!と演奏家の指の動きを見て感心しているうちに演奏が終わってしまった。
 たまには大草原をイメージしながらのびのびとした「音」を愉しんでみるのもいいもんだ。

ichiko : 私の宝物


   2008年になってから不思議なことが結構、続いている。それは「再会」だ。懐かしい人々に1月4日からお目にかかったということもあって自分でもはしゃいでいたのだが、本来2008年は2月4日から。3日にいきなり震えるほどの高熱を出して熱がひいたのが翌日の事だった。まるで悪魔退散と言った感じだった。それから、いろいろなところで「ええーっ」と言った再会をして、気が付くと仕事が始まったり新しい人間関係がスタートして意外な展開になっていたりする。
  昨夜も仕事をしていたら携帯にピロローンとメールが入った。もう何年も会っていない女性からだった。彼女はコーチングを勉強していた仲間だ。「いち子さん、ご無沙汰しています。覚えていますか?メールしてみました」とある。勿論!覚えているよ!ということで、私から携帯電話をいれた。「わーっ!!」と暫し二人でまとまらない会話が続いた。どうも一人でお酒を飲んでいたら、「いちこさん、どうしてるかな?」と思ってメールをしてくれたという。思い出してくれるだけで嬉しいことだ。昔の仲間とみんなで会おうよ!あなたが幹事を!と提案したら妙に彼女は「了解」とイキイキした。
  携帯に登録してあるアドレスは、登録してあるだけという人も多い。仕事を離れたとか、最近付き合いがなくなったとなると途端「過去の人」となっていく。どんな展開が生まれるか分からない人間関係。「別に用事はないんだけど・・・」という電話は掛けにくい。しかし携帯のメールというツールはこんな時、実に便利で嫌味のないコミュニケーションツールだ。機種変しても、大切な人間関係は私の宝物だ。

ch11.経済 : サブプライムの怖さ



  新生銀行の本店が売却される。 あの米サブプライム住宅ローン問題による金融市場の混乱で損失が拡大する見込みとなったためだ。売却後しばらくは千代田区の現在のビルに残るものの、3年以内に東京都内の別の場所に本店を移すという。
  ちょっといろいろ思い出す。1998年に破綻した日本長期信用銀行を立て直すため2000年にこの新生銀行の社長として招聘された八代さん。素晴らしい方だ。しかし、新生の本店、見上げてみると何とも面白い形をしているといつもいつも感じていた・・・・まあ、どうでもいい話だが・・・。
  売却の理由については、資産効率を高めるためということだが。公的資金を投入されているわけであるため、金融庁に提出している経営健全化計画収益目標の達成を危ぶまれているらしい。しかし、つくづく金融は魔物だと思えてしまう。サブプライム関連の損失の拡大は、他の銀行グループにも波及するだろうし、本当に波乱そして波乱が続くのだろう。


ch12.その他 : お別れ


   確定申告だ、決算だとバタバタしている今日この頃。しかし、一年の中でも2月と3月という時期は、私はじーっとしている。活動的な自分であっても何となく、「動けない」時だ。季節の変わり目は体調も狂うことが多い。その上「別れ」が多い。突然の悲しみ。人の死に直面すると、暫し、ふーっと人生についてしみじみ考えてしまうのだ。


   昨年、法人をたちあげて、法人会に加入した。地区の忘年会というものが昨年の暮れにあって、その時に「吉田さんの歓迎会も兼ねて~っ」なんて具合に楽しく、飲み語った。皆さんとは初めての出会いであったわけだ。今後、地域活性の為に法人会のメンバーとしてどんな活動をしていくか、いろいろな話をしながらワイワイと酒を飲み、鍋をつついた。「強いですなあ」と言われながら、日本酒も随分と飲んだ記憶がある。


  
  先般、その時に出席されていた一人の方が亡くなった知らせを聞いた。とてもユーモアのある、場を和ませる楽しい方だった。いろんな活動をして行こうということで、大いに盛り上がり、それぞれの役割を決めることとなった。その夜は酔いしれて、笑い声で満ちた。最後にみんなでワイワイ言いながら記念写真も撮った。


  訃報とは本当に残酷だ。記憶が新しければ新しいほど、ショックも大きく悲しみが強い。
  何故か、残酷な2月と3月は静かに、早く過ぎていってほしい・・・・そんな気分だ。

 

ch10.生活 : 夢の実現


   子どもの頃の夢は一体なんだっただろう。みんないろんな夢をもっていたはずだ。しかし、時間の経過は時として残酷にも「夢があったなぁ」と思いながらも「叶えられなかった」なんていわせることもままあるものだ。
  でも、あつい「夢」をじっとあたため実現した人がいる。

  日本人宇宙飛行士の土井隆雄さんら7人が搭乗した米航空宇宙局のスペースシャトル「エンデバー」が11日午前2時28分ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。日本人飛行士のシャトル搭乗は今回で9回目で土井さんは2度目。且つ53歳という年齢は日本人搭乗者で最年長だということだ。
  土井さんは14歳の時友人に誘われ太陽の黒点を観測したのがきっかけで宇宙に興味を持つようになった。天体望遠鏡を買って、毎晩のように月や星空を眺めたという。月面着陸したアポロ宇宙船を見て「ロケットを造りたい」と話したという。


  忍耐強く待つ当時50歳の土井さんにお兄さんが「もう飛ばなくでもいいんじゃないか」と言ったときに「飛べる限り飛ぶんだ」という言葉が返ってきたというエピソードも読んだ。「宇宙は子どもの頃からの夢」という「夢」をあたため、そして実現するために諦めることなく努力し続けた土井さんに胸があつくなる。


  飛行期間は約16日間で、日本時間では27日の午前9時35分の帰還の予定だという。


ch02.健康 : 皮下脂肪


  日頃から身体のチェックをすることは大切な事だ。日々の仕事に追われていると健康管理の手抜きもしてしまう。私は自宅では体重の増減、そして病院では定期的に血液検査をしている・・・程度・・・・。

  松下電器産業が、5月1日に体重や体脂肪などを計測する体組成バランス計の新商品3機種を発売するということだ。皮下脂肪の厚みを計測できる機能があるそうで赤外線を利用した皮下脂肪スキャナーでは、腕や腹、太もも部分の皮下脂肪の厚みがなんとミリ単位で測定できるということだ。まあ、なんともワオッ~な機能だ。また、体の重心の位置、ふらつき度合いを測定する機能でバランス能力も点数表示する機能の機種も。1~2万円台であるなら、まあお手頃価格といえる。
  しかし皮下脂肪の厚みを知ったその後が問題だ。「うわっ・・・・本当に?・・・・」と落ち込まないといいのだが・・・・・。女性にとって、皮下脂肪はなくてはならないものだが、ありすぎるのも問題だ。人間としてのあつみと皮下脂肪は正比例するものでなし・・・。

ch07.味 : 器の魅力

   今朝の新聞で読んだ。作家の曽野綾子さんが、陶器で商売をされている方が来て「窯元は壊滅状態」とい言う。その背景にどうも家庭で料理を作らなくなったためかと書かれていた。確かに、スーパーに行って食品売り場など見てみると、なるほどと思うことが多い。例えば刺身なども柄がプリントされたトレイにきれいに盛り付けされている。「これはどうするのだろう?」と思ってはみるが、そのまま食卓に出す家庭も多いときく。
   「もう、最近はコンビニで買ってきたおかずはそのまま食べてしまうの。食器を洗う手間も省けて便利な世の中よ」と、一人暮らしのご夫人が言っていたのを思い出した。昔、「一人で暮らしているとねえ、鍋からそのまま食べてしまってハッとした。いけないいけないって、反省したのよ」なんて昔々、学生時代に一人暮らししていた友人の言葉も思い出した。コンビニでもサラダ、ご飯もの、ソバ類、グラタンやその他いろいろ。そのまま食卓に並べて、食べ終わったら捨てればOKというものばかりだ。1回そうしてしまうと、いちいち皿を出して盛り付けてなんて面倒なのかも知れない。


  文京区の千駄木に、昔に顔なじみの陶器の店がある。大学病院に行った帰りは必ずのぞいてみる。小さな小さな店内に所狭しと陶芸作家のいろいろな作品が並んでいる。先日は大好きな織部の角皿を購入した。あの深い緑色が大好きなのだ。今日も、店をちょっとのぞいてみた。女主人がにこやかに出迎えてくれた。「先日の織部の皿、重宝していますよ」というと「まあ!良かったです」と微笑む。「和食、洋食問わず、どんな料理でもあいますねぇ」というと咄嗟に「どんなお料理を?」と聞かれた。あまりに咄嗟の質問に、一瞬たじろいでしまった。たいした料理なと゜作ってもいないし・・・・。「野菜の煮浸しとか、ちょっとした揚げ物も。そうそう、サンドウィッチものせましたよ」と言うと「まあ!」と妙に喜んでもらえた。不思議なものだ。皿ひとつで私の手間隙かけぬ料理さえ、素適に引き立つものなのだ。こんな生活の中の小さな小さな感動。伝えたいものだと思った。



    ん・・・・無理やりとまではいかなくても。たった2時間ほどであれば、若い世代にもこうした映画を見てもらうチャンスはないものか?とつくづく感じる。こうした映画を観るために映画館を訪れるのは本当に熟年世代ばかり。「見たか?」と話題にのぼるのも熟年世代ばかり。そけがちょっと残念。


   『雨あがる』」や『博士の愛した数式』の小泉堯史監督・新作「明日への遺言」は是非、見るチャンスがあるのなら映画館に足を運んでほしい。「野火」「レイテ戦記」で知られる大岡昇平の「ながい旅」が原作だ。
   「ほとんどの法廷のシーンがねえ・・・」という友人の言葉もあったが、太平洋戦争終戦直前の1945年5月の名古屋で無差別の絨毯爆撃を行った米爆撃機B29の搭乗員捕虜38名を処刑した罪を問われたB級戦犯、岡田資海軍中将の軍事裁判を描いたもので、藤田まことが実に誇り高い生き方を扮演している。クライマックスともいえる、別の独房へ収監され時に田中将が手錠につながれたまま、「南無妙法蓮華経」と唱題を唱えながら刑務所の廊下を歩いていくシーンは本当に胸がつまる。

  ところで、住友商事が、新たに、映画の重要場面である横浜地裁の法廷平面図を点字で記した「触図」を作成し、目の見えない視覚障害者も映画を理解しやすくなるパンフレットとして配布する業界初の試みも始めたという。素晴らしい試みではないか。映画関連事業に参入している住商グループは2004年から映画のバリアフリー化にも積極的に取り組んでいる。視覚・聴覚障害者向け上映会が今後行われる映画館は次の通りだ。
10日=仙台・MOVIX仙台
14日=名古屋・109シネマズ名古屋
15日=大阪・梅田ブルク7
19日=広島・広島松竹東洋座
20日=福岡・ユナイテッドシネマキャナルシティ13
23日=東京・渋谷東急

 


   作家の丸元淑生さんが6日に食道がんのため逝去された。まだ74歳だった。「秋月へ」などで芥川賞候補になった作家だが、料理研究家としても活躍して「よい食事のヒント」など著書も多数ある。「食」関連の本は結構楽しく読んできた。新聞の訃報記事を読み、何か74歳という年齢にショックもけ、まだまだなのに!と溜息が出てしまった。
   最近、とくに人生に与えられた時間は限られていると感じることが多い。その限られた時間と果たして日々、真剣に向かい合っているか?と問われれば、「否」と答えそうである。
   例えば、手帳に何の予定もない休日というものは素晴らしいことなのたが、日々「いつでも出来るさあ~」と思ってること、思っている人は多いだろう。なんとなく日々を生きてしまうものだ。しかし、明日できるという保障は何もないであるが。

   毎朝の習慣。メールをチェックした。あるメッセージが届いていた。
『あなたは毎日を有意義に過ごしていますか?毎日毎日が同じことの繰り返しになっていませんか?人間は毎日同じことをしていると次第に考えなくなり、毎日を惰性で過ごすようになってしまいます。』と。
  このメッセージは最近の私にとって、その言葉がとても痛かった。繰り返すつもりはなくても、仕事とは人間関係が大切。いろんな考え方や行動パターンの人々がいる。そんな中で、自分ひとりが暴走するわけにもいかず、じーっとじーっと獲物の動きを睨むチーターのように動けない日々が続く。たとえ獲物が「惰性」の中にいても・・・だ。
   自分の気持ち次第では日々を「特別な日」にすることが可能だと、そのメッセージは続いている。『何年何月何日という日付に特別な意味なんてありません。重要なのは、あなたがその日にどんな意味を込めどれだけ集中したかという点、それだけです。』とある。そして天台宗の千日回峰行という修行を2度もやり遂げた酒井雄哉氏の「今日がわが人生の全てと思い暮す」という言葉も教えてくれた。

  今日は、昼から友人たちが集まりあるお祝いのパーティーをする。皆で手作りの料理やお酒を用意して。考えてみれば今日のパーティーも「特別な日」であると思わないと・・・・。
  そういえば、今日はテキサス州とオハイオ州の人にとってもは特別な日だね。大統領選の予備選挙の日だからね。

ch07.味 : 関サバの思い出


   「燃料費出ない」「採算あわない」と 原油高は農業や漁業にも影響を及ぼしている。
たとえば、大分市佐賀関で水揚げされる高級魚の関サバの漁獲が激減しているという。地球温暖化の影響も指摘され、「このままでは幻の魚になる」と危ぶむ声も出始めているのだ。
  
   食べ物で思い出すことがあるものだ。美味しかったという思い出もあるだろうが、シーンや言葉などいろいろあるものだ。この、関サバというと何故か、私はあの緊張したある接待の席を思い出す。随分、昔の話だが・・・。
   ある取引先との席だった。クライアントに対しては、生々しい話も切り出さなくてはならないだろう。緊急の会議が入ったということで同席する筈の上司の到着が遅れていた。クライアントとのポイントのなる話しは上司が先ず口火をきる筈。だから、それまでは何を話題に話せば良いのか・・・・・私の緊張を見てか、女将が微笑みながら「今日は美味しい関サバがはいりましたよ、おだし致しましょうか」と言ってくれた。新鮮な関サバが運ばれた。「関サバですか!好物です」とクライアントは「旨い」と大喜びだった。何故か、ほっと私の緊張もとけた。あの日以来、あの店には行っていないのだが・・・・。
   関サバは若い時代の緊張を思い出させてくれる魚だ。「幻の魚」になってしまってはちょっと哀しいのだ。


   病気に関しては何事も早期発見が大切だと言われているが、その「早期」というのを見つけることもなかなか困難なんじゃないかと思える。
   ちょっとショックなことがあった。知人がアルツハイマーだということを聞いた。まだ40代で若い。まだまだすべきことがたくさんたくさんある世代じゃないか。かなりのショックだった。子どもを親御さんに預けてまで夫婦で世界中を旅をしている時は、「あらあら~まあまあ~」と、私は彼女をそんな気持ちで見ていたが、今は病気との闘い。進行を必死に止めることしか出来ない・・・と聞いた。感情の高ぶりで、人格までもが変わるという事を聞いた。
   ふと、ある方の長い介護生活の話を思い出していた。その方の奥様が、御舅さんの病院の付き添いをしていた時の事だ。ある夜、奥さんが「今、何時なのかしら?」と聞いた。時計を見ているのに「何時かしら?」としつこく何度も聞く。おかしいことを言うなあ・・・と思いながらも、多分、舅の看病で疲れているのだと思ったという。その日は、早めに自宅に帰るように促した。しかし、その時から、奥さんは静かに病魔におかされていった。「その日からでしたね。家内が亡くなるまでの十数年の長い介護生活への始まりだったんですよ」とその方は言った。


   最近になって健やかな80代を迎えるなんて、本当に奇跡じゃないかと思うことばかり。親の介護世代と思っていたら、老親に世話になるなんてこともあるとは!いやはや。
  人間ドックのお知らせが届いた。半日、精密検査をしてこようかと思いつつ・・・・。

ch12.その他 : 悪運


    昔から不思議に思っていたことがある。同じ生年月日の人の運命って"似たりよったり??"ということ。陰陽五行研究家の伊勢瑞祥先生によれば、「同じ生年月日の人は世間に大体130人程度いる」そうだ。ふーん、130人か・・・と思う。だが、みんなそれぞれ違う家族のもとで生まれるが故、まさに、違う人生をやっているということも分かった。
  しかし、伊勢先生にいわせると、「時」という視点で人生を診断してみると、同じような生き方をして、同じような時に何かが起こっているらしい。ふむふむ、なーるほど、と何となく納得。
   そこで、話題にのぼったのが今、ニュースで騒がれているロス疑惑のMさん。この人物の四柱推命の命式は、実は抜群の吉運の持ち主であるそうだ。しかし!あまりに吉星ばかりは意外や意外、ダメらしいのだ。つまり「悪運が強すぎということは、試練の度合いが小さすぎて、人間として年齢にふさわしい成長が出来ない。つまり人生の年輪ができない」ということらしい。まあ、死刑の判決がでても良いはずが懲役6年の刑ですんだり、これまで人並み以上の生活が出来るというのも悪運強しという技のようだ。更に伊勢先生のコメントが凄い。「悪運強いMさんは今年はこれまでのことにケジメをつけさせられてしまう運。現在の"大局運"はただならぬ気配。、来年、この世に居なくなることになっている。今年もし、ゴネるようであれば間違いなく、来年はひどい目に遭う」と何とも怖い診断が出た。

   吉運ばかりが良いとは限らないというのは勉強になった。そうか、一にも二にも修行ですなあ~。自分自身といえば、なんだか吉凶甚だしいという「羊刀」という星が多いと聞いたことがある。思い出してみると、なるほど!吉凶甚だしいかも知れない。決して「平凡」ではないかも知れない。生まれ育った家に今尚、親と暮らしている友人などと比べる(比較もおかしいが)と、「何が違うのだろう?」と思うことしばしばである。
  昔、ある時にたまたまある気学の先生に診断していただいたことがある。人気の先生で何ヶ月も診断していただくのに待たねばならないと聞いていた。3ヵ月ほど待ち、やっと!という興奮の中で聞いた言葉が凄かった。「よく生きていましたねえ~」の一言でびっくりしゃっくり。つまり命式が「よく生きていましたね」と言うほどタイヘンなものだったのだろうか?「普通の人は死んでますよ~」と付け加えられたものだ。かえす言葉もないとはこのことか。
   まあ、母親からは仮死状態で生まれたと聞いた。その上、ずっと身体も丈夫でなかったし、ひきつけ起こす赤ん坊で、小学校入学まではいつもいつも扁桃腺を腫らせて高熱出して入院騒ぎ。
   元気になればなったで゜「これなあに?これなあに?」と大人たちを質問攻めし、またまた高熱出して寝込んでしまう子ども。まあ親としては本当に大変だっただろうと思う。今になると心の底から感謝の気持ちで一杯になる。
  まあ、いずれにしても、この年齢までのことは、書ききれないほど一杯だ。Мさんのように、吉星だけの抜群の命式ではなかった自分の生年月日に感謝感謝だ。
  


 
"トリニトロン"・・・初めて聞いた時の音の響き、何か、とても懐かしい。


   ソニーが1967年に独自開発したブラウン管。ピーク時にはこれを搭載したテレビやパソコン用モニターの出荷が2000万台に達し、これまでの全世界の累計販売台数はなんと2億8000万台となったという。 
しかし、昨今の急速な液晶だプラズマといった薄型テレビの普及でこうしたブラウン管テレビが急速に姿を消しつつある。
  しかし、これは日本だけの話ではなく、世界ひっくるめての話。その上、国内のテレビ市場は11年7月にアナログ放送からデジタル放送に完全移行するので、薄型の普及が急速に進み、多くの国内メーカーはブラウン管の製造・販売を終了する。世界の店頭からも急速に姿を消す。
   「えっ?ブラウン管って何の事?」なんてことも聞かれるようにもなるのだろうなあ。人々の生活の中に一生懸命に息づいて、役立ったモノたちがとても愛おしい気持ち。


ジャズピアニストの河野康弘さん。もうピアノがあればどこへでも!全国をめぐって活躍中だ。2008年3月4月のスケジュールが届いた。是非、河野さんの明るい笑いとピアノ演奏を聴いて欲しい。


3月
03月04日(火)20:00~北海道倶知安町ニセコ比羅夫スキー場ペンション「フルノート」(問)0136-23-2727(フルノート)
03月06日(木)16:00~北海道蘭越町らぶちゃんホール(問)0136-75-5550(金子)
       19:00~北海道蘭越町らぶちゃんホール(問)0136-75-5550(金子)
03月07日(金)北海道豊浦町豊浦小学校(問)090-2873-3070(吉田)
03月08日(土)10:00~北海道八雲町マリア幼稚園(問)0137-62-2267(マリア幼稚園)
      14:00~北海道八雲町マリア幼稚園(問)090-2055-2090(赤井)
03月09日(日)17:00~北海道小樽市フリーランス
http://www10.plala.or.jp/free-lance/(問)0134-22-6005(高村)
03月10日(月)北海道札幌市
*03月16日(日) 千葉県佐倉市市民音楽ホール(問)090-7638-0170(佐倉子どもステーション・山本)
03月20日(水)10:30~埼玉県川口市すい~つばたけ(問)0489-66-75328(坂上)
         19:00~愛知県小牧市山本さん宅(問)0568-73-7596(山本)
03月21日(木)10:00~愛知県小牧市山本さん宅(問)0568-73-7596(山本)
03月21日(金)~30日(日)九州出前ツアー主催者募(問い合わせ・申し込み)090-4657-0174(河野)
03月22日(土)14:00~鹿児島県鹿児島市中央公民館市民ルーム(問)0992-56-4007(鹿児島子ども劇場)
03月23日(日)14:00~鹿児島県鹿児島市中央公民館市民ルーム(問)0992-56-4007(鹿児島子ども劇場)
03月24日(月)鹿児島県鹿屋市(問)090-3736-2412(こてつ)
03月25日(火)鹿児島県曽於市(問)090-1169-8358(玉利)
03月26日(水)鹿児島県霧島市CAFEmomo(問)0995-43-8126(山口)
03月29日(土)10:00~パーレンス小野屋福岡県朝倉市杷木(問)0946-63-9120(杷木国際子ども芸術フェスティバル実行委員会)13:30~パーレンス小野屋福岡県朝倉市杷木(問)0946-63-9120(杷木国際子ども芸術フェスティバル実行委員会)
03月30日(日)福岡県八女市星野さん宅(問)0943-24-0752(星野)

4月
04月03日(木)仮)広島県広島市
04月18日(金)~30日(水) 中国地方出前ツアー主催者募集(問い合わせ・申し込み)090-1657-0174(河野)
04月18日(金)19:00~広島県庄原市高野町・円正寺(問)090-1183-7805(新宅)
04月19日(土)13:00~広島県庄原市高野町・円正寺(問)090-1183-7805(新宅)
      19:00~広島県安芸太田町「きっちんたまがわ」(問)0826-22-0198(玉川)

河野康弘さんホームページ


ch06.音楽 : 高円寺パワー

CA390048.jpg

『SLEEPY&IINО』のライブが高円寺の「稲生座」であった。
もう、SLEEPYさんも飯野和好さんもパワー全開?!
それほど広くないライブハウスだが、もう店内は満員電車なみ。満員率200%か?
時々、「うわぁ~酸欠~っ」と店外に出て、タバコを吸う人も?(変だ・・・・)
それぐらいの混雑。

「今夜はひな祭り・・・にようこそ」とライブスタート。
新曲も披露された。
「もう、ライブ前になるとムショウに曲を作りたくなる!」というSLEEPYに拍手拍手。
演奏始まりすぐに「飯野さん・・・それ俺のメロディだよ」とSLEEPYさんが言う。
飯野さんが照れ笑い。それもなかなか素適だ。またも拍手喝采。

みんなビール片手にブルース♪ブルース♪
リズムにのって夜もとっぷりと暮れていく・・・・・。

♪あの満員店内。ライブをケータイでカシャ!。しかし、ケータイのチカラは凄いね・・・・

稲生座


   随分、前の事だが、自分の中で「メール事件」と呼んでいることがある。つまり「了解しました」と言えばよいところを、たまたま親しい関係?と思っていたため、私はある別の言い方をした。すると、先方が激怒。「馬鹿にしている!」という一言で人間関係がプツッときれてしまったことがある。それこそ「あっ!」という間に全ての事柄は終わった。
  このメール事件を思い出す度、人間関係ってなんて危いものか・・・・と感じる。それからは、細心の注意でメールをしているのだが・・・・・。人生の中で、いい経験をしたと思っている。
  

  損得なしの人間関係はあると私は信じているのだが。実は損得だけで人間関係を築いている方もいる。何度も何度も反芻に反芻を繰り返して分かったことだ。ニコニコ微笑みながらも際どい時、はて?どっちへ転ぶか、そんなことなのだ。ふむふむ、納得するまでなかなか時間もかかるものだ。

   さて、私の友人に六角弘さんという怪文書の研究家がいる。昔、私はフジサンケイグループにいた時があるのだが、当時、時折、いろんな事がおこると六角さんは私にいろいろたずねてきた。ジャーナリストで且つ敏腕記者だから取材力は物凄い。巨大組織の中のちっぽけな一人で、まるで小さなネジのひとつでしかない時は、私は貝のように押し黙ってたものだ。親しくても、殆どしゃべらないでいた。それが「ネジ」の姿勢だと信じていた。
  しかし、それから暫くして「告発の時代」と言われる時がきた。いろいろな企業であからさまな事柄があれよあれよ~とあふれ出てきたこともあった。しかし、現代のように、携帯メールだ、ネットだとそれほどに発達していなかつた時代だからこそ?流出しないこともあった。
   メールだデータ転送だと本当に今は一瞬で完了してしまう。品位も品格も考えている場合じゃないほど。感情に流されたら本当に怖い。リテラシー能力がちょっと欠けたら・・・・身の毛が弥立つほどに怖くなる。ニュアンスの伝達も非常に難しい。全てはリテラシーと言うけれど、一人ひとりの能力は異なる。
  それに、どんなに伝達ツールが発達しようと人間に我欲がある限り、不都合なものを隠し続ける。名誉のため、プライドの為、地位の為?これも一人ひとり異なる。そんな我欲の中では、決してなにを以っても伝わらないものなのだ。


  冷静にいろいろ考えると、メールもネットへの書き込みなども実に怖ろしい世界であり、その世界なしでは生きられない自分もいろいろ擦り切れ、失い、感じなくなってきている。どんな蜜月を過ごしていても、信頼しているつもりでもプツンとその人間関係が切れるほど、「普通」になっている日常のメールもネットは実は危いのだ。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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